October 15, 2019
ムービー。生生流転
台風が関西を通った12日は窓ガラスの割れ防止にストールをしめてました。
翌朝重たいストールを押し開くと鮮やかな色が目に飛び込んできた。
暑過ぎた夏に一輪も咲かなかった南の朝顔が花開いてた。
台風のあとに涼しくなったからか、根が水浸しになって命の危機を感じた株が種を残そうとしたか、なのでしょう。
でも、嵐に遭って復活した生命の色みたいで心を動かされた。
時々撮ってるブルゴーニュ君のムービーを
今日はラヴェルに合わせて作ってみた。
2ページ分ずつくらい編集してるから6編目です。
この曲の中で最もラヴェルらしい強弱がつけられてる場所に思えて、好きなところです。
左手和音の上側re -- la や mi -- la の、長い音 (4分音符で書かれる、後の音) へ向けてクレシェンドする演奏を時々聴くけれど
【小さなところから、長い方・大きな方へ向かって滔々と流れる】という[とても自然]かつ[淀みない]動きかたは、どちらかといえばゲルマン的に思える。
ラヴェルが描いた強弱指示 (書きつけたというよりは壊れやすく空疎なものを描いた、と考える) は、その反対。彼のペンに従えば、朗々と歌うことのできない、封じ込められたような、海の中の生生流転を美しい絵としたくなるのです。
ムービーを作ったらティールームをお掃除した。
ラヴェル曲のクリアな色合いを頭に描き、CDケースを拭いた。
弾いてる曲の透明度に影響されてると感じながら。
モンテヴェルディのケースを手に取り、 えっ何故縁がこんなにも汚れてるの? って驚いた。
コーヒーでも零したような茶色いラインが入る縁をよくよく眺めて模様と気づいた。中のCDブックレットにも同じ模様あり。ホッ
周囲がすごく汚いように見えるでしょう? びっくりした〜
明日もう1日、ブログ更新できるカナ?
多分夜になるかな。
■ラヴェル関連リンク
*ラヴェルの俯瞰
*亡き王女のためのパヴァーヌ動画
*森感? のパヴァーヌ動画
*小舟のムービー (+ラヴェル)
*水浴とムービー
*水と、緑の水滴のムービー
*一滴とムービー
*ムービー。音楽と遊びの時間
lasalledeconcert at 18:47││ 曲のお話12