美味しいテーブル5

December 10, 2012

日曜日の花鳥園ランチ

9dec12i














             (撮影者:神戸花鳥園様)

寒い寒い日曜日、花鳥園にて花園コンサートがありました。

昨日の相方さんはお誕生日が数日違いの同い年アルマジロ君。
寒さに震える私と汗ダラダラのアルマジロ君でした。うふふ。

アルマジロ君とのデュオのドレスは此れと決めてたの。
何故って蝶番君との時には着られなかったんですもの。

ハイウエストで足長さんに見えるカナ? ってあらぬ妄想を抱いて求めたドレス。現実は妄想に反して、胸の下から寸胴に広がりクッキーモンスター状態だったら(涙)

蝶番君はあまりにも細く骨格も小柄で、アルマジロ君の半分ほどの体重しかないものだから、クッキーモンスターじゃ目立ってしまう。

アルマジロ君のお隣ならボリュームたっぷりドレスで良いわネ。

9dec12j














"どうして僕はアルマジロなのでしょ〜か。" って質問に答えながら、2公演合間のバイキングでランチでした。

-- 背格好が丸くてゴツくて
   甲羅か皮膚か微妙だし
     脂肪か筋肉か不明だし
       まぁ何か然ういった理由ヨ。

ガッカリなお顔でアルマジロ君はアルマジロの生態をiPhoneで調べつつ、お料理を重ねに重ねた山盛りの3皿を平らげたの。回転寿しみたいにバイキングのお皿を積み上げる。衝撃的・・・。

その上カレーも食べたいと4皿目に手を伸ばした。
食の細い相方さんに慣れてたからビックリしちゃった。
カレーに突進するアルマジロ君を置いて控え室へ戻りながら蝶番君にお電話した。

9dec12h














朝は予定がないから午前の部だけでも聴きにゆくって楽しみにしてくれてた蝶番君を、前日に私が止めたのでした。

前の週の私の体調を気遣ってくれてた蝶番君。

  *ダブル合わせとマメマメ

人にかまけてる内に自分が重い風邪ひきさんになっていた。
酷い声のお電話で・・・気の毒でならなかったワ。
コンサートに来ないで寝てて頂戴ねってお願いしたの。

だからコンサートの合間でリンリンしました。
"アルマジロ君は今4皿目を食べてるワ " って。

アルマジロ君の食べっぷりを笑ってたのは甘かったみたい。
4皿目のカレーの後、杏仁豆腐とチョコレートフォンデュも
完食したと報告されました〜

コンサート記録っていうよりアルマジロ君のランチ記録でした。
其うして午後の部も、あの寒い中を汗ダラダラで吹いてました。
うふふ。

アルマジロ君お疲れ様でした。

**

次回からはファゴットの通常ババールですヨ!

12月21日クリスマスコンサートにご招待ご希望のお客様は下リンク内の方法でご応募下さいませ。12月12日消印有効です。

  *クリスマスコンサートご応募方法

lasalledeconcert at 06:22|Permalink

December 06, 2012

ダブル合わせとマメマメ

5dec12d














午前から12月9日花鳥園コンサートの合わせをアルマジロ君と。
午後1番から夜までが12月21日風見鶏の館クリスマスコンサートの合わせを蝶番君と行なう日。

体調がまだまだ良くなくて相方さんには随分心配をかけてしまった。せめてビタミンを補おうと果物を色んな風に食べた。

立ち歩かなければ今朝は割合に平気みたい♪

  アンサンブルで体調が悪い人が居る時って
  つくづく人間性が出るなあって思った。

私は、緊急入院するほどの病じゃあない限り決めた合わせはつべこべ言わずに最良のペースでやりましょうよって考えるほう。自分にも他人様にも同じ風に。

身体が多少辛くても死んじゃうわけじゃあるまいし、合同の練習が滞るより余程マシに感じる。

何だって皆までベストな条件でできる事なんてないのだから
体調不良だ激務だと言ってると音楽なんて永久にできないものネ!

また元に戻る病状程度なら騒ぐことじゃあないし、
戻らないならば早く慣れれば良いんだもの。

今度だって別にどうってことじゃないと思ってるのに蝶番君は、アルマジロ君へ合わせを譲ると言い出したのだった。

大岡政談で子供の手を離した本当の母親を思い出しちゃった。

5dec12e














奏者は誰だって自分が出番の合わせを先に進めたい。

それなのに、私に1日中弾かせるのは身体に負担過ぎるから、
自分との曲は後日でいいと言って曲げなかったのだ。

  合わせは午前のアルマジロ君とだけにして、って。
  僕は食べられそうな物を買ってお見舞いにだけ行くって。

まぁ〜♪ なんてカッコイイ提案でしょう。

合わせをお人に譲る上にマメマメを言い出したの。
本当に素敵な真心を見せてくれる相方さん。

でもね、押し問答ならきっと私の方が得意だワ♪
しっかりダブル合わせを致します。

さあ頑張ろ〜


*カタツムリ石鹸とマメマメ
*音楽解説書とマメマメ
*10.13写真とマメマメ
*黄色いハンカチーフとマメマメ

lasalledeconcert at 06:38|Permalink

November 15, 2012

料理が下手なやつは

  *明日夜 7h30、デュオババールライブです。
   ご予約はピアジュリアン 078-391-8081へどうぞ。

12nov12a













"料理が下手なやつは許せないよ。"

  恋人はいつから酷い言葉を
  平気で口にするようになったんだろう。

  夏ごろの事だった。

**

味覚は各人異なるワ。
多くは食べ慣れたお料理を美味しいと感じる。
時には珍しいお皿に新鮮な美味しさを感じる。

そして各家庭のお料理に共通した組成は少ない。

ある人は不似合いに思える素材にマヨネーズをかけて美味しいと感じ、またある人はお塩加減がまるで異なる。

和食が苦手な私はどんなに良い煮魚も食欲をそそられず、
羊のあばらの脂っこ過ぎる肉片を恋しく思う。

家庭料理は味覚に合うか否かだけじゃあない?
調理の優劣とは別個の基準に思えるナ・・・

  其う思いながら恋人を見た。
  
彼はまだ、好きじゃないお料理について愚痴を言い続けてた。

**

  口に合わなかったお皿の記憶を話す時、
    恋人はとても得意そうなお顔をするのだ。

**

骨つき豚のマスタード風味オーブン焼きを平らげながら、
恋人はせんに一緒に行ったレストランを挙げた。

あすこのお店よりずっとずっと美味しいと得意顔で、
オーブン皿いっぱいの中身を残らず終えた。

自分の周囲の何一つ自慢なんてしたことがない恋人が
口に合うらしい手料理を自慢気にするのが居た堪れず
私はあまりお返事をせぬまま曖昧に相槌を打っていた。

  此れだって食の好みの合わないお人が上がれば
  少しも美味しくないんでしょうに・・・

"美味しい! 美味しいね。料理が下手なやつは許せないよ。"

  恋人はいつからか酷い言葉を
  平気で口にするようになっていた。

**

実話をときどき此んな文にしてみる。

近代フランス歌曲は時々、タイトルやお初の文から受けるイメージを裏切るようなものがある。曲の終わりに同じ言葉が全くちがった印象になることも・・・

フランス近代ものの不思議なからくりが好きだナ。
続きはまた今度ネ。


*不思議な駅(1)想い出
*     (2)階段の恋
       *バロックと階段
       *一目惚れの理:ケクラン
       ?僕が思う靴下と階段
       ?僕が知ってるシューレア・クリーム
*     (3)見送り
       ?僕が見た変身
*     (4)車窓
       *ドビュッシー "バラード"
       ?僕が見たお別れとリスク
*     (5)プラットホーム
       *音楽のひとこま
*     (6)初めての待ち合わせ
*     (7)ミンティアの味
       ?僕が知ってるアサリ君と恋
       ?僕が見たアサリ君の沈黙
*     (8)チェコの袋
*     (9)人身事故--スケルツォ
*     (10)別れの時刻
       ?僕が見たウザい女
*     (11)2度目の出逢い
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*     (12)不在
*     (13)ジーンズと携帯

*古い携帯の音
*別れの月光
*揺らめきのドビュッシーバラード
*過去の女性からの手紙
*恋した匂い
       *繋いだ手のしらべ:転調
*ご不浄のやり取り
*白く光る花
*春のおでかけ
*海 -- アストレ
       *楽譜表示:アストレ
       *謎 -- ラヴェル "永遠の謎"
*恋路の花
       ?僕が思うコイビート
       ?僕が聞いたシマシマヒストリー
*デートのキャンセル
       ?僕が見た恥ずかしい旅行
*お土産のエピソード
       ?僕が見た小箱の中身
*ありがとうのお誕生カード
*バレンタインの思い出
*前髪パッツンのわけ
*ポップコーン
*もう一度だけ
*水のほとりの恋
*夜とマカロン
       ?僕が見た素面の事件
       ?ぴょんきち君と僕が知ってる秘密
       ?僕が見た喧嘩
*シフォンのお返し
       ?僕が知ってるオーブン・ヒストリー
*行きます!
*夏の思い出
*相合い傘
*ロールキャベツの夜
*エルミタージュ展in京都
*ピアノ試弾会、他
       ?僕が思う恥ずかしい写真
*女子力がない女
       ?僕が見た倦怠期検索
*恋人とカフェオレ

*恋の問いごと
*頬杖の恋
*タピオカちゃんの呟き
*タピオカちゃんのお手紙

*白木蓮が降った朝
*恋の花びら

*食の開放
       ?僕が見た餃子
*オーブン壊れちゃった
*渡り鮭のパスタ
*泣く女とバジル
*半片の

lasalledeconcert at 06:13|Permalink

November 03, 2012

チェックするブログと おしゃべりな家

2nov12a














気温が下がり、熱々で辛〜い中華が食べたくなった。

麻婆豆腐を製作中にパチリ。
あと少し火を入れてとろみをつける前。

今日はピアノ試弾会ほか、長時間お出掛けをしなきゃならないのよ。外出の前によく見てるブログページのおしゃべりなど致しましょうか・・・

**

  読むことが好き。
    大きなテーマを扱ってらして
      文章力で主題を肉付けしてゆくような
        構築力ある読み物が大好き!

だからブログを読むのはちょっと少なく本にばかり依存する。

でもねブログの形だからこそ日を追って主題形成の具合が浮き上がるようなサイト様は好きです♪ 2日に1度は開くページもある。

自分じゃとても調べたり考えたりし切れない事柄をページを開くだけで教わることができるサイト様を感謝しながら読んでる。
真似できない究めたお人が作られる実りあるお書き物が大好き。

カテキズムを詳しく解説されたり、ラテン語のお祈りを訳されたりの素晴らしいカトリック・ブログには嵌ってる。

其れからフランス国立図書館書庫の100年前の資料を順に挙げられているサイト様は随分以前から大好きで通ってる。

  時間がないから殆どの日は自然此れだけになる。

**

生活日記文をスルーしてしまうのは、同じ事を万年話し続ける日記に巡り会ってないからかも。誰だって日々おなじじゃない。新しい事が起きて、好きなものは変わり、テイストが変わる。環境が変わり、気分が変わり、主張を変える。1つの事柄を好いと言ったり悪いと言ったり、買ったり捨てたりする。

私は一生変わらないテーマに興味があって・・・
ブログも書物選びと同様に、思想主題の有無が選択基準になってる中、日記形なのに唯一足しげく通う先は "おしゃべりな家" のページ・・・

  *おしゃべりな家

心待ちにしてる彼女のおうちヒストリーは、可愛らしい独白の形でありながら読み合わせれば強大なテーマを呈してるのだった。

ある時おしゃべりな家は、小さな硝子のペンダントライトを1つ、彼女の言によると《お迎え》した。

お迎えまでのショート・ストーリーがあり、思い入れを語り、迎えた幸せを語り、《此処へ来るために待っていてくれた》ライトが映る。

まるでルイ・アラゴン風だわ。

  *フランス気質と音さがし

次には既におしゃべりな家の住人だったお名前つきのドアーとペンダントライトが共に居る風景に彼女は1人感じ入ってみせる。

其れからライトが壁に映した光の波紋を思い入れたっぷりに見せてくれる。もぉなんて可愛いの? 壁にできた波紋にうっとりする彼女こそ、私には小さな光そのものに見える。

最後には "来てくれて、本当にありがとう・・・" とペンダントライトにお礼を述べるのよ。

延々と続く此れ等の描写はフランス文学大作そこのけの様相で、楽しい事この上ないの。

家具やお道具や電気製品にお名前をつけていた彼女は、とうとうお家その人にもお名前をつけてしまった。それを彼女はごく小さな囁きで、恥ずかしがりながら告白してる。

**

  終わりない彼女の呟きに幸せな気持ちになる。

愛情をかけた品々から彼女が愛されてるのが何より素敵で・・・
愛に満ちたおうちと2人の男女のカップルに心がほわわ〜んって温まる。

彼女はいつもお菓子を焼いてて、彼女のハズ君は焼きたてお菓子を会社にまで持ってゆくの。ハズ君は彼女をどんなに可愛く思ってることでしょう、ってまたほわわ〜んとなる。

  幸せな関係、幸せな生活を作れる人って、
    きっと人を幸せにできる女性なのネ。

**

彼女は写真も凄いワ・・・

好きなカップがお名前つきテーブルにある写真を撮り、暖かい飲み物が入った同じカップを撮り、洗って乾かしてる最中の同じカップを撮り、また別の方向から同じカップを撮りつつ、乾かす風景を見てるだけで嬉しい、ずーーっと好き、って悦に入る。

小さな小さなお花をお名前つきテーブルに飾って遠景を撮り、コンフィチュール瓶に挿した同じお花を撮り、グラスに挿した同じお花を撮り、ジュレ型に挿した同じお花を撮り、鉢植えになってる同じお花を撮り、とびきり嬉しそうにする。

其れから彼女は気がついて、また同じような写真ばかりと少しだけ凹む。読んでるほうは可愛さのあまり仰け反ってしまう。

私は同じものを果てなく並べて語ってくれるおしゃべりな家が好き。内気で大人しい彼女が絶対にブレない "大好き" を抱いてる強さが好き。

  大テーマを細部から綴り重ねる形は
  実にフランス的なんだもの・・・


■フランス的テーマ関連リンク
*フランス的とは

*ゾラの実
*ゾラ19世紀の記念碑
*フランス19世紀の繊細

*音楽のひとこま
*曲決めは楽しい (2009年のお答えを兼ねて)

*フランスとヴォルテール
*オーレリア或いは夢と人生
*仏文学を好きなのはネ・・・

*パリの不合理
*ミスタンゲットのパリ
       ?僕が見た素面の事件
*街角が香る
*街の色

*愛すべきフランス
*怪談の日仏
*トイッチュ

*重なりの量感
*フランス気質と音さがし
*ドイツ民族・フランス音楽
*フランス民族・フランス気質

*自由
*紫陽花の部屋で
*フランスとルイーズ
*神のないルイーズとフランス
*フランス音楽とゲラン

lasalledeconcert at 05:54|Permalink

October 03, 2012

ルイーズの赤

1oct12b













1年ぶりにクラムチャウダーをこしらえた。

1ヶ年の間、なるべく皆まで変化させたメニューを作れるようになりたいナって思い立って10年ほども経つナ。だからお夕食に同じメニューが巡ってくるのは大抵1年後なのデス。

ウズラにホタテに小さなエビと、ブロッコリー、ニンジン、ヤングコーンと少しのキノコ。

肌寒くなると頂きたくなる一皿ですネ。

**

昨日の続きのお話ネ。

  *ルイーズのチーズ

■嘴の意味について

テーブルに映る、力を失った太陽を我が身とするなら
それを咥える嘴は愛を壊した男のものじゃあないかしら。

《Mais ou est le corbeau? Il vole.》
でもカラスはどこ?飛んでる.

愛を損なった男の心がカラスのように飛び去ったか
いたずらに飛び遊んでいる意かはわからない。

心離れをした男、カラスの行動は何であろうか?

  寓話のカラスは、キツネにそそのかされて
  思わず鳴いた途端フロマージュを取落とすのだ。

    賛辞に煽てられ浅薄に迷って
    クロアクロアと鳴いた。

  女性であるフロマージュは嘴から落下する。

**

■嘴の色について

鋏の形の嘴はフロマージュを傷つける凶器になった。
昨記事の風に金物の質感を表すなら、メッキ色も見合ってる。

  ただ私は、此の女性は傷つけられたと
  男の残酷さだけを語りたいだろうかと考えるのだ。

今メッキの色をした尖って冷たい鋏は、
彼女が愛された頃、確かに紅色の肉ではなかったか。

鋏と顕されるものは、
過去には血と愛の通った
男の赤い唇であったこと。
熱い唇が自分を愛した記憶に
現在冷え尖った鋏を重ね、

残る愛心と恨みが渾然となった情念を
寓話に積層しているように感じた。


フロマージュが太陽の反映の形で現実の目に見える物であるのに反し、嘴は視覚に映っていない。フロマージュからの連想 --- 女性の想念による嘴なのだろう。

  だとしたら記憶の中の嘴は、
  フロマージュを大切に咥えた嘴は、
  取落とす瞬間までは赤くあるのではないか。

**

赤と設定するのは訳詩上は多分間違ってるワ。

それでも鮮紅を採用してみたのは以上の理由だったが、もっと単純な部分で頭に浮かんだ紅の嘴をしたカラスのイリュージョンが絵的に酷く気に入ってしまったのだ。

非現実的で、研がれ、刺すようなインパクトを備えた奇妙なカラスは、ラフォンテーヌ寓話に挿絵されるイラストとは全く異なって実にヴィルモラン風に思えたの。

  *女の子はファンシー好き(7)ラフォンテーヌ1
  *           (8)ラフォンテーヌ2

もしも映像を作るとするなら、カラスの嘴が女性のものだった時は紅く、フロマージュを放ってからは鉛色にしたいワ・・・


1単語に拘り抜く馬鹿馬鹿しいおしゃべりを聞いてくれてた相方さんは、ルイーズを指し女性独特の感性と言っていた。

そう、ルイーズは良くも悪しくも何処から何処まで女だったと思うのだ。

だから女として訳してみたかった。


■プーランク関連リンク
*爛熟、プーランクと爛れ
*フランスとルイーズ
*カフェは難しい・・・
*プーランク x ルイーズ
*神のないルイーズとフランス
*ルイーズのチーズ

■"ヴァントゥイユを巡って" 関連リンク
*10.13プログラムとコンセプト
*読書記録とヴァントゥイユ

■訳すということ関連リンク
*訳すということ(1)野鳩
*       (2)椿姫の白
*       (3)マノン・レスコー
*       (4)カフェオレのボウル
*       (5)マカロン
*       (6)マリア様のお顔
*       (7)クロモスとお友達
*       (8)伴奏
*       (9)エコルセ
*       (10)メープルクッキー
*       (11)スタンダール
*       (12)演奏通訳

lasalledeconcert at 06:36|Permalink

October 02, 2012

ルイーズのチーズ

29sep12e














お魚のムニエールをこしらえた。
毎食お肉を頂くから、おうちでお魚料理って1年以上なかったナ。

白ワインを振り置いて調理前にお水気を拭き取り、スパイスはうんと多種。強力粉でカリッとね♪

お魚はどうも物足りないのでチーズのデセールを食べ込んだ。
チーズを眺めて再びにヴィルモラン詩を考えた。

29sep12d














先週末遠方への車内で相方さんと話し合ってたのは
ルイーズ・ド・ヴィルモラン詩中の1単語でした。

  *パナソニックな日・・・♪

10月13日 "ヴァントゥイユを巡って" で演奏する "飛んでる." についてだった。

**

■詩のイマージュについて

《C’est le fromage rond de la fable
Au bec de mes ciseaux de vermeil.》


ルイーズの詩集は持っていなくって譜面内で音の下に書かれた歌詞を、音符とともに追ってたの。そしてね、vermeil って単語がとても気になった。

"トスカーナのセレナード" 訳に際しても拘った言葉だった。

  *"トスカーナのセレナード" 落合訳
  *トスカーナの目覚めと眠り

vermeil は面白い単語で、鮮赤の色を表す形容詞である他方でメッキ金属の名詞にもなる。

私ね音楽と詩の中の色の象徴を追うのが大好きなの。

  *訳すということ(2)椿姫の白

"飛んでる." は、いびつで非日常性に富んだ話法を用いて錯乱した心理を写し取っている。

混乱の果てに思考は飛躍し、心破れて漂流し、自らを狂気に誘い込む。

狂気に迷わずに居られない傷は、詩中では恋の足跡のようだ。

vermeil が使われるのは以下の部分・・・

《寓話詩のまぁるいチーズ.
鮮紅色のはさみが咥えてる.
でもカラスはどこ?飛んでる.》


私は鮮紅色と訳したところでした。

  *読書記録とヴァントゥイユ

**

■鋏の形容について

ラフォンテーヌ寓話で咥えられるフロマージュ (チーズ)。
咥えているのは "キツネとカラス" のカラスですネ!
その鋏のような嘴の形容が vermeil になっている。

常識的に多くの鋏は金属性だから、金メッキの または 渋銀色の 等と置くのが妥当なのでしょう。実際に鋏の色ですものネ。

ただ嘴の形容は2種類が考えられはしないかしら・・・?

色の形容と状態の形容。
そしてどちらも詩の主人公の主観です。

状態の形容として嘴を鋏に喩えるのは、刃物のような恋の傷を負った心の目なのでしょうし、その場合に金属の無機的な色と質感は恋を失った手負いの心により無情に迫る様を表顕もする。

  それで充分にも思える。
  でもねフロマージュは鏡像なんだワ・・・

**

■詩内容前半について

円いフロマージュは何処に見えているか。
テーブルのワニス(ニス) に反射しているのです。
沈む太陽がテーブル表面に映って
それを円いフロマージュだと言ってるの。

夕刻の1人のアペリティフかお食事か・・・
テーブルを前にしても頭から離れない喪失感。

  詩は彼女の瞳の奥の喪亡を
    絵画的に私たちに見せている。

燃えて揺れ滲む太陽は、テーブルに映れば命を失った平面的な円い形に見えたかもしれない。

普段の食卓にのぼる変哲ないチーズは、常食に扱われ太陽の主張の輝きは失っている。

  詩中の女性は、息吹を喪失し物体と化したフロマージュを
  男にとっての自分に重ねて見はしなかったかしら?

**

楽譜を前に詩の前半に思いを巡らせ、綴じた本の手持ちがないからとインターネットを検索した。ヴィルモラン・ポエジーのページに当たった。

  目の錯覚かと思った。
   今拘っているvermeil が太字になっていた。

詩のお話の続きはまた明日ネ!


■プーランク関連リンク
*爛熟、プーランクと爛れ
*フランスとルイーズ
*カフェは難しい・・・
*プーランク x ルイーズ
*神のないルイーズとフランス

■"ヴァントゥイユを巡って" 関連リンク
*10.13プログラムとコンセプト
*読書記録とヴァントゥイユ

lasalledeconcert at 06:24|Permalink

September 23, 2012

ロールキャベツの夜

21sep12c














こちら舞台裏・・・
キャベツの綴じ目がくしゃってなってるけれど大丈夫!
爪楊枝の留めを外して反対返せばツルリ面が出ますからネ。

浅いお鍋に沈めコンソメでコトコト長く煮た。

恋人はロールキャベツが好きらしい。
涼しくなった9月の夜に振舞ってみた。

**

大きいのを取ってネ。勧めてふと見れば、
あっという間にぱくぱく4つ食べてしまってた。

嬉しい光景だった。
外食では、男性にしては少な目な食欲が時々心配だけれど
拙宅の招きになるとしっかりした量を美味しそうに平らげる。

ロールキャベツは母の得意料理で、食べつけたお味はノスタルジックなものだった。私のはフランスで得た味覚が加わりスパイスが複雑に入るのだ。透明なスープにはキノコとニンニク。

スープをパンにつけながらおしゃべりする様子に
何となく落ち着かないものを感じ、念のため問うてみた。
もう1つ食べる・・・?

まさかウンって言ってくれると思わなかった。
5つ目もぱくぱく完食。

**

  細かく物を言わず、ただ美味しいとしか表さない。
  たくさんの言葉を持たず、想いを不調法にしか示せず、
  黙って優しく支えてくれる人。


今日23日は大阪でファゴットやホルンと合わせをしてるから、
偶然同じ時刻になるお仕事終わりに会いたいナって願った。

梅田で待ち合わせようと言われた。
梅田よりもお互いのお仕事場所付近のJR沿線が近かった。
帰りを阪急電車に乗る私が楽なようにとの提案らしかった。
代わりに恋人は遠回りで帰るのだ。

そして其んな考えの順の1つも説明しようとしない。
気づかず過ぎた心遣いが如何ほどあることだろう。

私がわかってないコト、きっとたくさんあるネ・・・
いつもそうっと見守ってくれてありがとう・・・

会うたびに其う思う。
ロールキャベツの夜も同じだった。

ほかほか熱いお皿を空にした頃身体がだいぶ楽になってた。
貧血が続いて幾日も気持ちが悪く、目眩の酷い日だった。
温かくて消化の良いものが優しく染みて元気になってた。

楽になった分一層明るい気分でフォークを置き
言い尽くせぬ感謝を込めてお顔を覗いた。

目が合うと恋人は嬉しそうに言った。
良かった、食べる前より顔色が良くなったね、って。

穏やかな暖かい夜だった。

**

さあさリクエスト最多の恋のお話でお応えを終えたらば
合わせにお出掛けデス。

今日はねミスター・メジロ以外皆お初にお手合わせ叶う方々。
どんな音楽になるか楽しみです・・・♪


*不思議な駅(1)想い出
*     (2)階段の恋
       *バロックと階段
       *一目惚れの理:ケクラン
       ?僕が思う靴下と階段
       ?僕が知ってるシューレア・クリーム
*     (3)見送り
       ?僕が見た変身
*     (4)車窓
       *ドビュッシー "バラード"
       ?僕が見たお別れとリスク
*     (5)プラットホーム
       *音楽のひとこま
*     (6)初めての待ち合わせ
*     (7)ミンティアの味
       ?僕が知ってるアサリ君と恋
       ?僕が見たアサリ君の沈黙
*     (8)チェコの袋
*     (9)人身事故--スケルツォ
*     (10)別れの時刻
       ?僕が見たウザい女
*     (11)2度目の出逢い
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*     (12)不在
*     (13)ジーンズと携帯

*古い携帯の音
*別れの月光
*揺らめきのドビュッシーバラード
*過去の女性からの手紙
*恋した匂い
       *繋いだ手のしらべ:転調
*ご不浄のやり取り
*白く光る花
*春のおでかけ
*海 -- アストレ
       *楽譜表示:アストレ
       *謎 -- ラヴェル "永遠の謎"
*恋路の花
       ?僕が思うコイビート
       ?僕が聞いたシマシマヒストリー
*デートのキャンセル
       ?僕が見た恥ずかしい旅行
*お土産のエピソード
       ?僕が見た小箱の中身
*ありがとうのお誕生カード
*バレンタインの思い出
*前髪パッツンのわけ
*ポップコーン
*もう一度だけ
*水のほとりの恋
*夜とマカロン
       ?僕が見た素面の事件
*シフォンのお返し
       ?僕が知ってるオーブン・ヒストリー
*行きます!
*夏の思い出
*相合い傘

*恋の問いごと
*頬杖の恋
*タピオカちゃんの呟き
*タピオカちゃんのお手紙

*白木蓮が降った朝
*恋の花びら

*食の開放
       ?僕が見た餃子
*オーブン壊れちゃった
*渡り鮭のパスタ
*泣く女とバジル
*半片の

lasalledeconcert at 06:12|Permalink

September 10, 2012

ピアノ選び

9sep12b














ネコヤナギ君が育てた坊ちゃんカボチャで
朝ご飯用ケーク・サレを焼いた。ほくほく〜♪

焼きたてを冷ましながらキッチンを片付けてると
生徒ちゃんからお電話。ピアノ選びの相談だった。

**

生徒ちゃんはね音楽大学を卒業後、迷いながらもピアノを続けてた。迷いの最中にレッスンに来るようになって・・・もう随分と経ちます。

お稽古をしながらピアノを教えて働いて、ようやっと中古のグランドピアノを迎えられることになったの!

どんなにか嬉しい気持ちでしょうと私までウキウキした。
でも受けたお電話はね・・・

  "先生〜試弾したんですが、此れがいいのか悪いのか
   全然判らなくって、どうしたらいいですか (泣) "

あらら・・・

**

ピアノ選びの際、好み以前にチェックする構造的なポイントは幾つも指示したのだけれど、実際に音を出す段になるとわからないものなのね・・・

彼女の中でもっと難しくなった原因は、色んなかたの言葉に影響されたためのよう。此ういった点に注意を与えなかった私の失敗でもあった。

中古の場合は特に、ごく一部の業者さんに限って申せば売り手にも売約商品のメンテを任される調律師さんにも非常にこの世的なご事情があるワ。

ご商売だから当然とはいえギリギリ感も露出してくる。

このスイカは甘いですヨ! って売るのは多くある。他のスイカ "より" 甘いかと言えばそうじゃあない。他のスイカ "と同じくらい" 甘いのでもない。他のスイカに比べればずっと水っぽくても糖度が存在する限り "このスイカは甘い" は嘘にならない。

スイカは食べればすぐにわかる。ピアノは、自分で選べない生徒ちゃんの段階では "甘い筈です。ちゃんと味わって! " って言われてしまえばオシマイで・・・

  一緒に行ってあげようか?
  試弾してアドヴァイスすればいいんでしょう?

生徒ちゃん、間髪入れずに食いついた後で一応形だけ遠慮深そうな言葉を重ねてみてるのが可笑しい。

馬鹿忙しい週にまた予定が増えて大丈夫かしらと思いつつも、
生徒ちゃんの一生のお買い物を失敗させるわけにゆかないワ。

**

彼女のように音楽大学を出ていてさえピアノ選びは難しいのね。

大きなお買い物に決定を下す怖さに加えて、生徒ちゃんの良い性格もあるのでしょう。

私のピアノは私が決めるから外野は黙らっしゃい! って一喝する自信や、其うと言い切って困らない知識と感覚がないと自認し、つい色んな方のご感想を聞いてしまう。

選べなければ情報収集するより他ないのですもの。
ところが次は尋ね聞いた事が正しいかどうか判断つかなくなる。

ソクラテスとクリトーンのやり取りの中で、ソクラテスは此のケースに陥らせてしまう助言を害悪と呼んだのだった。

**

うちの生徒ちゃんのピアノには私が幾らでも協力できる。
でもお一人でピアノを選ばなければならない方々も多いんだわ。

誰もが本当に気に入られたピアノを手にできるといいなって心から願います。楽器は音楽を育ててくれるから、一番の仲良しになれる子を連れて帰れたらいいなぁ・・・

選んで下さる方が側に居られない時、自信がない時、
一等好きな曲を今のピアノでたくさんお稽古してみてほしい。

綺麗ねぇってちょこっと自賛できるまでお稽古してほしい。

それからね、もっと綺麗な演奏ってどんなでしょう? って空想してみてほしい。たった1曲で良いから隅々を取り上げながら。

うんとお稽古してもっと好きになった曲で新しいピアノの試弾をしてほしい。

おうちのピアノよりも空想してた音に一番近い風に弾けたピアノを迎える。其んな方法はダメかしら・・・?

いざピアノが並ぶ場では混乱しちゃうなら、おうちで夢のピアノを考えてみる。此んな音と此んなタッチがほしいナって、自分の耳と指との兼ね合いの中ではっきり持ってみる。空想に思える感覚は、目指したい音楽のヴィジョンの1部なのだと思う。

  今の範囲の好きな音と少し違って
    新しい "綺麗" を授けてくれるかもしれない子。
      知らなかった "綺麗" を教えてくれる子。

周囲のご助言を得られた後には、それよりもっとたくさんピアノの助言の声を聞くのを忘れないで・・・末永く一緒に歌ってくれる子の一等大事な声だから。

もちろんお財布も夢に負けじと色んな意見を述べてきますよネッ!

**

身体が目覚めないくらいガタガタながら
本日ババール合わせ頑張ります・・・♪

lasalledeconcert at 06:18|Permalink

September 02, 2012

頑張って! と言われることは

31aout12c














ホタテのマリナードをこしらえた。
スライス・オニオンはシャッキリ晒し、トマトもぬめらぬよう種を外してから和えてみた。

黒胡椒は粒を粗く砕き、ハーブはすり鉢でごりごり潰してジュレにした。晩夏の味。

**

食卓のおしゃべりは、子供時分から聞くのが嫌で仕方なくって避けた言葉についてだった。お人に寄っては "頑張って! " って声掛けを辛がる方々もいらっしゃったと話題になった。

此のテーブルには "頑張って! " を嫌がる人は居なかった。
面白いのは避けたい言葉は違っても、誰もが年齢を経ても感じ方が変わらないことだった。

お人の言葉に気持ちを左右されないほうなのか、聞きたくない言葉は多くなかった。我慢ならないのは僅かに1つ2つだけだった。

数少ない代わりに一定の科白を激しく厭忌した。

其の科白の矛先を向けられたが最後早々に退散し、以降、生命ある言葉を交わし感応するのは無理と決め込むほどに忌み嫌った。

  厭わしく感じるのは "頑張らないで" の配慮温情だった。
  一見、情けある慰労でも不実に思えてならなかった。

煩わしさに逸走する私は良い。もしも少し気長な出来た人物になれていたらば、耳を傾ける心映えを持ち合わせた善い人になっていたらば・・・と考える程に恐ろしく思われた。

人間の至誠や貞実に対して "頑張らないで" とたわめる科白を吐く責任は大き過ぎて取り切れるものじゃあない。他人の真情を、他人の生涯のかけがえのない時の刻みを軽々しく疎かに扱うものじゃあないと、幾十年辟易してきた一言だった。

実際もしも私などが今より頑張らなくなればお話にならないもの。まだ最低限のこともできていない。生れでて、生かされて、与えられた一生命に対して何も返還できないでいるのだから。

激励はどんなに一杯一杯の時でも大歓迎だ。
小さな小さな自分をひと匙分でも大きくしてもらえる。

プレッシャーも、退路を断たれることも歓迎だ。
プレッシャーはそれ自体が悪じゃない。それに私なんかが受けるのは、決して大きなプレッシャーと言えない水準だもの。

頑張って! ってお人のお声を聞くのも
頑張って! って自分に向って言うのも嬉しい。
1歩余分に頑張れたら、1つ自分の周囲が広がってくれそうで

    人は伸びることができるけれど
    人生の時間は延ばせないから

    人の可能性には限りがなく
    人の命には限りがあるから

**

読み終わったジャン・クリストフ10巻に素敵な文があった。

《アラビアの格言を思い出そうじゃないか。

"実のならぬ木は苦しめられない。
金色の実を冠といただいている木だけが
石を投げつけられる・・・"

ひとからいたわられる芸術家たちは気の毒だ。
彼らは途中で立ちどまって、
のんびりすわりこんでしまうだろう。

わがためになってくれた敵よ、万歳!

彼らは、ぼくの生涯で、有害な友人たちよりも、
ずっと多くのことをしてくれたのだ》

             (新庄嘉章様訳)


■ロマン・ロラン関連リンク
*ショパンとロマン・ロラン
*本日PJソロライブです
*満員御礼Merci beaucoup!
*大人から始めるピアノ
*ちょこっと凝集
*おしゃべりな家
*ドイツ民族・フランス音楽
*フランス民族・フランス気質
*MP行って良かった
*実を結ぶこと
*自由
*紫陽花の部屋で
*古希のお祝い
*"思うように弾けない" について
*PJライブ動画1:2012

lasalledeconcert at 06:34|Permalink

August 20, 2012

半片の

19aout12a















ネコヤナギ君が畑の玉葱を届けてくれた。
大きいの30個も!

すぐ使う数個をよけて、残りを順に刻んだ。
色紙切りとみじん切り。用途ごとに使えるように。
炒めて小分けで冷凍保存。眠る前のひと働きが楽しい。

Joseph Joseph の塵取り型のまな板、切った物をそのままお鍋や容器に移せて便利ネ。

**

夏が近づいた頃だった。食材準備の時間がないまま恋人に急いで作ったお夕食は、少し量が足りなかった。

3片の骨付きの肉塊は2人で分けるには少なかった。
私は足りないと言わぬまま、当たり前に恋人のお皿へ2片を取分け、自分のお皿へ1片を入れた。

美味しそう! と声を上げて恋人は、当たり前に自分のお皿の肉片の真ん中へナイフを入れた。

大きく切り分けた半分はお口へ運ばれず、当たり前に私のお皿に乗せてくれた。

  1片半ずつ?
  何でも半分コなのね。
  美味しかったね。

  食材は足りなかったのに
  満たされたお食事だった。

いつもいつも、毎日のように
嬉しいコトを分けてくれて
いやだったコトは半分コ。

ありがとう、ってしみじみと
接した数のぶん
話した数のぶん
感謝が積もる。

ありがとうを半片、
あの人のお皿へ返せるといいな。


*不思議な駅(1)想い出
*     (2)階段の恋
       *バロックと階段
       *一目惚れの理:ケクラン
       ?僕が思う靴下と階段
*     (3)見送り
*     (4)車窓
       *ドビュッシー "バラード"
       ?僕が見たお別れとリスク
*     (5)プラットホーム
       *音楽のひとこま
*     (6)初めての待ち合わせ
*     (7)ミンティアの味
*     (8)チェコの袋
*     (9)人身事故--スケルツォ
*     (10)別れの時刻
       ?僕が見たウザい女
*     (11)2度目の出逢い


*古い携帯の音
*別れの月光
*揺らめきのドビュッシーバラード
*過去の女性からの手紙
*恋した匂い
       *繋いだ手のしらべ:転調
*ご不浄のやり取り
*白く光る花
*春のおでかけ
*海 -- アストレ
       *楽譜表示:アストレ
*恋路の花
       ?僕が思うコイビート
       ?僕が聞いたシマシマヒストリー
*デートのキャンセル
       ?僕が見た恥ずかしい旅行
*お土産のエピソード
       ?僕が見た小箱の中身
*ありがとうのお誕生カード
*バレンタインの思い出
*前髪パッツンのわけ
*ポップコーン
*もう一度だけ
*水のほとりの恋

*恋の問いごと
*頬杖の恋
*タピオカちゃんの呟き
*タピオカちゃんのお手紙

*白木蓮が降った朝
*恋の花びら

*食の開放
       ?僕が見た餃子
*渡り鮭のパスタ
*泣く女とバジル

lasalledeconcert at 06:41|Permalink

August 10, 2012

マンドリンと中也

9aout12b














相方さんと一緒に中原中也の詩を読んだ。

小学校を卒業する頃だったカナ、
中也を大好きになって詩集や中也アルバムを揃えた。

日曜に演奏するヴェルレーヌ詩 "マンドリン" は、中也が愛し影響を受けた詩なんです・・・♪

自身の詩 "月の光" の中で、"チルシスとアマント" って登場人物を模している。無論 "月の光" の詩自体がフェットゥ・ギャラントの色を映して・・・

中也はお部屋にヴェルレーヌ彫像を飾るほどのヴェルレーヌ・フアンだったそうだから、中也世界も覗き見ておきたくなった。

  此んな遊びも込みのババール合わせ。

楽曲周りの事項はできる限り多く知っていたいな。

9aout12a














会場を見に同行した日は、帰りの外食時にもテーブルに譜面。

2楽器の絡みが複雑で取り難いリズムを、手の拍子を打ち合って歌い合わせるご迷惑な来店客でした。

  1日中音楽。
  お食事も遊びも全部音楽に占められるって
  ほんとうに幸せだなあ・・・

このパスタの量はなぁに? ってお思いですよね。
相方さんは食が細いですが、私が量をほしがるので2人で3人前弱の大盛り。

**

明後日は、2週間ぶりのデュオババールコンサートです!
1h30開場、2h開演です。


■デュオババール関連リンク
*デュオ相性
*分かち合いと本
*伴奏者の勘違い
*アンタ、サイコー!

*ピアノ室の時計
*自由
*ドビュッシー絵画と過ごしました
  ?僕ができなかった球拾い
*2012年7月のリビングルーム
*紫陽花の部屋で


■"エリュシオンの園" 関連リンク
*ババールちらしデザイン
*8月12日プログラム
*爛熟、プーランクと爛れ
*8.12レアなプログラム

lasalledeconcert at 06:14|Permalink

August 07, 2012

隣人

6aout12a














お隣さんと拙宅の間は低いフェンス。
お水遣り時刻、フェンス越しにお隣さんから日々お声がかかる。

フェンスを挟んでおしゃべりしながらお庭作業の日があったり
お庭の収穫物を物々交換する日があったり。

    花壇の桔梗と植え込みの百合
      キュウリとブラックベリー。
        パセリとオレガノ。

色んな植物が行き来する。

  挿し芽用にとフルーツトマトの枝を頂いて
  受け取りながら、四季採り苺を摘んで渡した。

お隣同士になって40年以上経つなぁ・・・ってふと思った。

心地良く住まえるかどうかって、家庭内はもちろん、
選ぶことができない近隣住人の存在は影響大ですよね。

パリや東京いろいろに住まったけれど
幸運にもいつも隣人に恵まれてたナ。感謝です。

6aout12b














お隣さんのトマトで夏野菜グラタン。
今日も暑くなるカナ・・・

昨日のババール合わせの復習から始動デス。

lasalledeconcert at 06:11|Permalink

August 05, 2012

絶望はひとつの状態

4aout12c














上手に書けないけれど、今朝偶然読んで下さった人がお1人慰められるといいな・・・って心を込めて。

お隣さんの家庭菜園のお豆を殻からポコポコ出しながら考えた。

**

生徒ちゃんがウザいって言葉を投げられたの。そしてね、まるで人格問題のように悲しんでた。見ててとっても辛かった。

それでね、少しだけおしゃべりがしたくなって、先日から続けて自分のウザい行動を挙げてみてたの。

  ?僕が見たウザい女
  *もう一度だけ

ウザい人間が居るのじゃない。
ウザい人間じゃなくても場面に寄って、またお相手に寄って特大のウザい行為をする。逆の場合だって同じだけある。

お人の多面性がシーンに応じて出たり引っこんだりするだけネ。

其れでも自己肯定しづらくて悲しいんでいる人には、
私なんかが下手な慰めを申すよりキルケゴールの言葉を。

《絶望はひとつの事実ではなく、ひとつの状態である》

今の辛さはいつまでもは続かない。
指摘をされたり、避けられたり、ひょっとしたら自分自身も後悔してるような、ウザいとされてしまった行為は、貴女を愛してる人にとってはどんなに嬉しく、どんなに可愛く映るでしょう。

**

ブルゴーニュ君が上リンクを書いたあと、私もっとウザい行動に出たのよ。お部屋を覗いた恋人に小箱の中身を嬉しげに見せびらかしたの。

  ?僕が見た小箱の中身

小箱への屑収集は、親しくない相手なら犯罪的気味の悪さで、
優しい恋人のように "此んなのあったっけ? " "此れは何? " って相手が一緒の思い出を辿り問うなら、犯罪でもウザい行為でもなくなる。

  ウザい人間が居ないのと同じように、
  ウザい行動もないんじゃあないカナ・・・

でもネ、私自身はウザいような事って必要だと思ってる。
ショパンはウザくない? シューマンはウザくない?
ウザいって、人の体温や情緒存在を大きく示すことができる状態でもあるのじゃあないかしら・・・

お人を指してウザいなんて言ってしまえる人は
纏綿なく生きるのが良いと思ってるのかな?

カミュが此んなステキな言葉を書いているのよ。

《自明性と抒情的態度との均衡によつてのみ、
ぼくらは感動と明晰とに同時に到ることができる。》

          (清水徹様訳)

**

レッスン詰まりで忙しい週末になってしまいました。
明日は再びババール合わせ。
お豆でカスレをこしらえたら、おさらいしなくっちゃ。

lasalledeconcert at 06:40|Permalink

July 18, 2012

さだまさしさんも弾きます

16juillet12b














骨付き豚のシードル煮でお夕飯。

真ん中の付け合わせはね、おじゃがをマッシュしてプロヴァンスハーブを混ぜ込んで、まぁるくまとめて揚げ焼きにした。

お客様リクエストが多い恋のおはなしをもっと書かなきゃなのにコンサートネタに消されがちね。
恋バナは明日に回して再びオフィシャル宣伝。ご容赦を。

7月29日大阪ペガサスデザイン・ギャラリーさんのショップコンサート・・・

  *次、井上陽水さん

さだまさしさんの精霊流しも弾くことになっているのだけれど、ネットでも適切な譜が見つからなかった。

出回っているのはどなたでも簡単に弾けちゃうように単純にアレンジされてて、伴奏譜としては美しくないんダ〜。市販譜は誰もが苦労なくできちゃうことが大事ですもの、どうしたって曲想第一とはゆかないのね。

  もう耳コピで弾くことにした。
  譜面探しが面倒になっちゃって。

耳コピ基本に、曲調に沿って即興アレンジかな〜
たまには此んなのも良いわネ!

**

今日も楽しみなババール合わせです・・・♪
(えっ。また?)

lasalledeconcert at 06:15|Permalink

July 14, 2012

泣く女とバジル

13juillet12a














彼は私を、なんてよく泣く女だろうと思い、
私は彼を、なんて物のわからない男だろうと思うのだ。

  会うたびに泣く私に恋人は
    ああ今日も泣かせてしまった、と
      途方に暮れて呟いた。

**

タッパーウエアを返せていないと恋人が言った。
美味しいと言ってもらえたお料理をオミヤに包んだものだった。

私のタッパーウエアが恋人のお家の冷蔵庫で使われているのは目に留まってた。何が入っているかは知らなかった。質問するほどじゃあない。私のタッパーだってことも忘れていそうな無造作な風だった。

うん、空いたら返してね、と答えた。

  恋人は、大好きな優しい仕草で背中を少し屈め、
  あれにはバジルが入ってるんだと言った。

  ほら一緒に買った・・・

私は黙り込んだ。
急に喉が詰まった。

  ハーブ園で・・・。
  憶えてる?

黙ったまま涙だけ盛り上がって零れた。

**

昨年だった。ハーブ園でリサイタルをすると話すと、
ハーブ園のお土産のバジルが美味しかった憶えがあると言った。
コンサートだと言っているのに最初の返答がバジルだったのだ。

終演するとハーブのお店を訪ねた。希望の生の瓶詰めはなくなっていたけれど、代わりに乾燥バジルパックをお揃いで求めて園内をお散歩した。

  *指にタコ・・・

一緒に歩くのが楽しくて、風が気持ち良くて、
お友達に目撃されて照れながら手を振って、
チューリップをたくさん見て、お店を探索して、
足湯に浸かっておしゃべりして、恋人の知人に偶然会って。

  幸せで ありがたくて 夢みたいで
    信じられなくて 怖がりながら感謝してて
      お揃いでお買い物したバジルを忘れる筈なくて
        嬉しくて大切でまだ1袋しか使えてなくて、

  今はあの頃よりもっともっと感謝してて
    それなのに感謝を口にする度さっぱりわからない風で
      ベタ惚れされてることも知ろうとせず
        自分を嫌わないかと問うてくるピント外れで

  挙げ句 "憶えてる? " なんて間の抜けた質問をする。

どうして此んなにわかんない人なんだろうと可笑しくて泣いた。
どうして泣いてるの? といよいよ的外れな心配顔で問われた。

覗き込む格好は、幾度見ても大好きな
優しく背中を少し屈める姿勢で、
ハーブ園の日も今日も
ずっと同じ優しさで覗き込んでくれるのが
嬉しくて嬉しくて、もっと涙が出た。
 

*不思議な駅(1)想い出
*     (2)階段の恋
       *バロックと階段
       *一目惚れの理:ケクラン
       ?僕が思う靴下と階段
*     (3)見送り
*     (4)車窓
       *ドビュッシー "バラード"
       ?僕が見たお別れとリスク
*     (5)プラットホーム
       *音楽のひとこま
*     (6)初めての待ち合わせ
*     (7)ミンティアの味
*     (8)チェコの袋
*     (9)人身事故--スケルツォ
*     (10)別れの時刻
       ?僕が見たウザい女
*     (11)2度目の出逢い

*古い携帯の音
*別れの月光
*揺らめきのドビュッシーバラード
*過去の女性からの手紙
*恋した匂い
       *繋いだ手のしらべ:転調
*ご不浄のやり取り
*白く光る花
*春のおでかけ
*海 -- アストレ
       *楽譜表示:アストレ
*恋路の花
       ?僕が思うコイビート
       ?僕が聞いたシマシマヒストリー
*デートのキャンセル
       ?僕が見た恥ずかしい旅行
*お土産のエピソード
       ?僕が見た小箱の中身
*ありがとうのお誕生カード


*恋の問いごと
*頬杖の恋
*タピオカちゃんの呟き
*タピオカちゃんのお手紙

*白木蓮が降った朝
*恋の花びら

*食の開放
       ?僕が見た餃子
*渡り鮭のパスタ

lasalledeconcert at 06:29|Permalink

July 11, 2012

分かち合いと本

10juillet12a














カラリと爽やかな風が吹いていたから、お庭のデッキテーブルでボンゴレ・ビヤンコを食べた。

ネコヤナギ君が育てたタマネギ、お庭のイタリアン・パセリ、ちょっぴり酸味がある白ワインで作ったソースが好評だった。

  今朝もデュオのお話をもう少ししてみたくなってる。

**

一昨年、私は見も知らぬデュオ相手に期待してなかった。
何もかもに期待してなかった。

学生時代に周囲に居てくれた音楽人たちが素晴らしく、
恵まれ過ぎていた反動が長く続いてた。

心の大きな割合を占めていたのは "まぁどうせ" だった。

侘しい考え方だと思う。
侘しい考えに至る数の失望がそうさせていた。

まぁどうせ
   "プロ" と大義名分を掲げたご都合主義で
  楽曲の根本理解はする気もないまま、
  あるいは愚かにも理解したと思い込んだまま
  如何にも其れらしく譜面の音をなぞり
  わかった顔を作る芝居人を続けるうちに
  自身もお芝居の役どころに騙されてゆき
  結局、音楽家のドラマを演じる
  アクターでしかない音楽家に会うんでしょう。

まぁどうせ
  私はキレて爆発するか失望して投げるか
  最低な2択しかなくなり、
  挙げ句に本番だけ音楽家の顔を繕うような
  音楽を舐めた痴れた行為の片棒を
  伴奏者として担がなきゃならないんだ。
  其してドブに棄てたいような音楽を
  お客様が褒めて下さることが申し訳なく
  居たたまれない思いをして
  死んでしまいたくなるのを繰り返すんだ。

    同じ音楽の結果に
    1人は本気で死にたいと思い
    1人は褒められたと喜ぶ

まぁどうせ、其んな構図は目に見えてるじゃないか!

**

一昨年の冬の日に無茶苦茶な顔合わせを強要された相手は、
私が選んだ演奏家じゃなかったため尚更だった。

そのときはシジミちゃんとデュオをしてた。
彼女の性質がとても好きで幾度かお願いしてた。

彼女は音楽に一生懸命取り組む人。
生真面目な性格がそうさせるのかもしれない。
手を抜かずに学ぼうとする姿勢をもっていて
好ましく思え、気持ち良いデュオが進んでた。
相性も良く、彼女と接するのが楽しかった。

  けれどもそもそもババールは、
  いろんな楽器と、いろんな奏者で
  フランス音楽を紹介する目的で始めた。
  決まったパートナーは持たない形だった。

シジミちゃんとのコンサートの後は
ズワイガニ姫とのライブ練習が始まっていた。
フレキシブルな形でやっていくつもりだった。

見も知らぬお人とお顔合わせをする理由もなかった。
演奏家に新しく会いたくないとさえ思った。

**

意に反してすべてが強引に運ばれた。

  *出会い系の裏幕
  *出会い系の裏幕そのまた裏

ジャン・クリストフの心境で蝶番君に会った。
私は音楽を熱愛し、音楽家に幻滅していた。

**

  音楽家とは、演奏行為を笠に着て
  音楽の美学を埋もれさせて
  平然としている生き物なのか!

  考え続け、求め、幻滅し、虚脱していた。
    
《音楽的な心にとっては、すべてが音楽である。ふるえ、ざわめき、鼓動するすべてのもの、陽の照り輝く夏の日、風のそよぐ夜、流れる光、星のまたたき、嵐、小鳥の囀り、虫の羽音、木のふるえ、なつかしい、あるいはいやな声、家庭の聞き慣れた物音、扉のきしみ、夜の沈黙の中に聞える血管をふくらます血液の音 ----- およそ存在するものはすべて音楽である。》

  *ショパンとロマン・ロランより


《音楽家にとっては、音楽だけで事足りるものではない。それだけでは、時代を支配し、虚無をのり越えることはできないであろう・・・人生だ! 全人生だ! すべてを見、すべてを知らねばならぬ。真実を愛し、求め、抱きしめねばならぬ。真実 --- それは、接吻する者にかみつくアマゾン族の女王、美しいペンテジレアだ! 》

  *MP行って良かったより

             (新庄嘉章様訳)


ジャン・クリストフのような考えだった。
強熱的に音楽を愛してた。
音楽の中の思想も美学も歴史も哲学も全てを熱愛してた。

そして愛している分ジャン・クリストフの絶望よろしく、偏執的な音楽意識を受け止めてくれるプロの存在など自ら望むまいと決めていた。

**

望んでも分かち合いの貧弱さに失望するだけだった。

貧弱。まさに貧弱だった。最も豊かでなければならない筈の、
音楽づくりの背景があまりにも貧弱だった。

演奏に際して、演奏家にしか守ることができない故人作曲家の美意識を少しでも理解し代弁しようとするとき、同時代の書物や資料は大きく助けてくれる。作曲家と同じ時を過ごしていない私たちに彼らの感覚を教えてくれるものをこの上なく大切に思う。

  当時の書物、絵画、政治、文化、風潮、宗教、慣習。
  音楽づくりのベースと背景を分かち合いたかった。

  贅沢な希望であろう筈がない。
  異時代・異文化の人間が西洋クラシックを扱う際の
  最低限の、最下限の心がけだろう。
  極小の限界ラインだろう。
  
ハウツー本のような解説を
必要箇所だけ読み齧り、
ときには直前にwikiをコピーして
本番だけハリボテを作る空虚なやり方に、
アマチュアの私は辟易する。

当たり前に音楽がしたかった。
当たり前に真摯に。

  音楽に不可欠なことさえ全くしないなら
  アンサンブルの意味は見つけられない。
  そこに意味を取り付けるとすれば
  演奏家のためだけに存在する
  利己的な音楽を掲げるということか。

  演奏家がそんなに偉いつもりか。
  作曲家を踏みにじってでも
  拍手を受けなければならないか。

演奏家の損得で故人作曲家の言葉がすげ替えられるのを、
真側で見過ごせるほど私は人間ができてない。

**

だからゲンナリしてお顔合わせへ出向いた。
まぁどうせ、と思いながら。

直感はおよそ間違いがないのだと思う。
その通りに結果はまるで違った。
何故だか瞬く間に仲間意識を感じた。
不信を募らせてた私が不思議なほど心を開いた。

移動のために普段の通り本を持っていた。
ふと本が好きですかと問われた。
どんな本を読んでいるか無駄話をした。

次に私が蝶番君に最近読んだ本を問うた。
シャルル3世の辺りの歴史と答えてくれた。
"くれた" と表現したくなる有難い回答だった。

  フランスが西フランク王国の頃。
  それは初めての小さな情報に過ぎず
  共有ベースのほんの一端だった。

  フランス音楽を演奏する共演者の
  共有事の一端がカロリング家ならば
  言うことはない。充分だった。

    一端は万端である。 

**
 
私はただ音楽を分かち合える人を求めてた。
長大で強固なフランス文化をまるごと共有できる
キャパシティを持ったお友達がただ欲しかった。

    別れ際に自分から握手を求めた。
      もぉグイグイ。

**

あれから随分コンサートを重ねました。
続きはまた今度ネ。

  明日もババール合わせ。
    これからお稽古お稽古・・・♪

8月12日(日) 14h開演
デュオ・ババール《エリュシオンの園》

チケット発売しています。
ご注文はブログ左欄、お教室アドレスまでどうぞ。

lasalledeconcert at 06:22|Permalink

July 05, 2012

回復と大切なお客様

2juillet12b














             (撮影者:アサリ君)

久々にブログ日記をお休みしちゃった。
細切れに眠ってた。

睡眠は体力を要するのねって実感するほどに切れ切れの眠りになった。深い睡眠が続かないくらい疲労して体力が落ちてた。
丸1日をよく休んで今日から元気になっています。

**

眠りから覚めた隙間で県立美術館 "エリュシオンの園" コンサートの連絡をとっていた。

  んっとね、瑣末な用ばかりいろいろヨ。

神戸新聞関連団体のHP用にデュオ写真が要りようだってご連絡受けた。神戸市コンサートの時のが明るくて良いワって考えて、神戸市の実行委員会さんに、HP上の私たちの写真をDLして県美用の広告にして良いかを問い合わせたり。

快諾してくださって良かった♪ こういうのって難しいんだワ。各々権利が違っているから、たとえ肖像権を持っている者でも勝手をできないコトが多いんダ・・・

  ほか、横になってできるコトをせっせと片した。

私たちがチケットのご注文を賜わるババールのお客様の他、いちげんのお客様向きに美術館ミュージアムショップ発売分のチケット郵送の準備をしたり。

  のんびり作業をした午前から午後は
    あっという間に過ぎ去った。

4juillet12a














前日は遅い時刻に大切なお客様からご丁寧なメールを受取った。
奥ゆかしく思いやり深い美しい文章を書かれるお方。

その時私は蝶番君とまだ飽かずに音楽のおしゃべりをしてたのだった。メールはババールコンサートのご感想が主だったので2人で一緒に読んだ。

控えめに、グラナドスも聞いてみたいと曲名が挙がってた。大好きなグラナドスは昨年12月のクリスマスコンサートでデュオ演奏をしただけだった。私たちはよく知らなかった其の曲をYouTubeで聴いてみた。

私の演奏を隅々知ってくれてる蝶番君は曲が始まるや否や、此のお客様すごいねぇ! よく此処までピッタリの曲を提案してくれるね、って感心しきり。私も同感だった。暗みも、ロマンチシズムも、和音配置も、シンプルで心を打つ装飾も、音遣い全部を大好きだと思った。

嵌り過ぎる曲提案に蝶番君は、桜ちゃんが弾く姿が目に見えるようだと嬉しそうに笑ってた。

  新しい曲も熟れた曲も熱心に聞いて下さるお客様に恵まれて
  私たちは本当に幸せだと思う。

3juillet12b














夜はブフ・ブルギニヨンをたっぷり作ってたっぷり食べた。
とろとろ玉葱とエシャロット。タイムにオレガノちょっぴり。
胡椒多めでニンニク沢山。赤ワインでくつくつ煮込んだ。

  グラナドスをかけながら。

**

明日はババール合わせなの。
もう? って笑っちゃうわネ。
此れから譜読み頑張ります!

lasalledeconcert at 06:31|Permalink

June 13, 2012

渡り鮭のパスタ

12juin12a















ラベンダーの正面がお庭の食卓。

お外で一緒に食べたお料理を真似ておうちで試すのが好き。

1度のお出掛けを幾度でも楽しみたいんダ・・・
何日も前から指折り数えて待ち、お出掛けを満喫して、
其れから一緒に食べたものを再現すれば楽しい時間が増えるようで。

外食でとっても美味しかった渡り蟹ソースのパスタ。
作ってみたいけど蟹はお高いじゃあない?

お味は真似ながらも模造品。
甘塩鮭を使ったのヨ。
色だけでも似せなくっちゃネ!
似せるっていうより贋だけど・・・

蟹のコクは貝で出してみる。貝の身は前夜のお食事。
出たスープだけを取り置いて使うせせこましい仕様。

湯向きしたトマト・生クリーム・ミルク・小麦粉で
トマトクリーム・ソースベースを作る。

別のフライパンでニンニク・玉葱のみじん切りをバターで炒めて、香ばしさを出すため予め直火焼きした鮭をたっぷりほぐし入れる。

馴染んだら貝の煮汁を投入。強火にして白ワインを回しがけ。
水分がちょっと少なくなったらクリームソースを合わせる。
ハーブスパイスと粒胡椒を少々。

  しごく適当に思いつくままのレシピでした。

盛りつけは4人前でも楽に入る大きな大きなパスタボウル。
ガーデンテーブルによく合う素朴さ。

12juin12b















適当だったけれどとっても美味しかった・・・♪

確かに先日のパスタにとてもよく似てるって好評でした。
玉葱の甘みと貝や鮭の風味とバターのクリーミーな感じが合わさって、丁度上手く蟹風味っぽくなったみたい。

模造渡り蟹だから、渡り鮭ソースって呼ぶことにした。

**

今日は午前からトリオ・ババール合わせです。
何時間かかるでしょうね。
頑張りましょ〜

lasalledeconcert at 06:00|Permalink

May 19, 2012

ハーブチキン

17mai12b














春夏の設えにテーブルを壁に沿わせた。
ダイニングルームの小さな模様替え。
窓からの風が丁度椅子の位置を通り抜けてく。

お庭に薔薇が次々に咲き始めた。
ハンギングポールから蔦がゆったり伸びる。
5月の緑が大好き。

オレガノ、バジル、ヒソップ。食用ハーブも元気。
ハーブチキンを作りたくなった。

18mai12b














香草に漬け込んで半日寝かせ、お粉をまぶして香ばしく炒めたら
オーブンへ・・・♪

仕上げに熱々のニンニクバターを乗せましょうか。

**

熱が出たり引っ込んだり、すっきりしなかった風邪も治りかけ。
コンサート雑務とリハーサルにちょっぴりバタバタな週末を
頑張って乗り切りましょ。


大好きな5月に決まって思い出すロンサール詩の一節。

その歌のしらべもて、
この里に 草ふみわけて
あまたのミューズを
つどわしむ。

その竪琴(リラ)は
かくもひびき、
われらをも われらが野をも
高めたり。

甘き蜜 つねにその
墓にしたたり、
五月の夜の
つゆしげく、

草と水 つねに、
青々(せいせい)と、
淙々(そうそう)と、
四囲にめぐれよ。

            (井上究一郎様訳)


lasalledeconcert at 06:13|Permalink

April 20, 2012

本日PJソロライブです

19avril12a














ラングル・ジェルマンのチーズを頂いてる朝。

幾度ライブを重ねれば、病的な上がり症は薄れるんだろう。
暗澹としながら書物から好きな言葉を探して自分を慰める。

今朝読み起こしてるのはロマン・ロラン "ジャン・クリストフ"。
ノーベル文学賞を受けた大作♪ 大好きなの。

ゴットフリートはね全ての音楽は揃ってるって優しく語るのよ。

《もう、どんなのだってあるんだ。おまえが悲しいときのもあれば、楽しいときのもある。おまえが疲れて、遠い家のことを思うときのもある。自分が賤しい罪人だった、蚯蚓(みみず)みたいな人間だったといって、おまえが自分を軽蔑するときのもある。他人が親切にしてくれなかったからといって、おまえが泣きたくなるときのもある。それからまた、お天気がよくて、いつもご親切で、おまえに笑いかけてくださるような神さまの御空(みそら)が見えて、おまえの心が喜ばしくなるときのもある・・・どんなのだってあるのだ。どんなのだってね。》

耳を傾ける人々に寄り添う音楽の形。
奏者として音楽に苦しんだり精神を緊迫させたりは当たり前であっても、本来的にはつまらない格好なんだわって思わせられる。

続く文はね、ゴットフリートが《歌を作るには、あんなふうでなくちゃならないんだよ。お聞き・・・・・・》と示した自然。

"楽曲を演奏するには、あんなふうでなくちゃならないんだよ。" って読み替えてみる。

《月が、野原のかなたに、円く輝いて上っていた。銀色の靄が地面すれすれに、またきらきら光る水の面に漂っていた。蛙がおしゃべりをしていた。牧場では、蟇(がま)の声が旋律的なフルートの音のように聞こえていた。蟋蟀(こおろぎ)の鋭い顫音(トレモロ)は、星のまたたきに応えているようだった。風は榛(はんのき)の枝を静かにそよがせていた。河の上の丘からは、鶯の弱々しい歌がおりてきた。》

           (カッコ内全文 新庄嘉章様訳)

全10巻の大長編。登場人物は100人以上。
その1ページずつに大切な心の持ち様が描かれて。

開演前にもう一度このページを読もう。

  今夜7時半、ピアジュリアンでお目にかかれますように。
  皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。


*ショパンとロマン・ロラン

lasalledeconcert at 06:10|Permalink

April 14, 2012

イカスミと駄目出し

13avril12c














2人分が1パックになった可愛いイカスミ見つけました。

小さな小分けで便利ネ! イカスミペーストって瓶やチューブに残っても次に使うまで間があったりして保存しづらかったの。

イカスミ・リゾットを作りましょうか。

13avril12e













タマネギ、パプリカ、トマト、白ワイン、ニンニクの芽、マッシュルーム、パセリ、烏賊、ベーコンe.t.c.

此処でもお米じゃなくて麦のリゾットね。

**

いつもは美味しいって言ってもらえるお食事に
はじめて駄目出しがありました。

言われるとわかるワ。おろしニンニクにすれば良かったのに芽を使ったのが失敗だったみたい。香りが立ち過ぎてイカスミと風味を消し合うって。イカスミを味で食べるか風味で食べるかに寄るって注釈付きでしたが、いけなかったナ。

  お食事に注文出してもらうのって好きよ。
    言われないと気づかない事はたくさんあって
      教えられると良いきっかけになるもの。
        それに味わってくれる人が嬉しい♪

其う話してると、折角作ったご飯に駄目出しされるのは
嫌でたまらないって言ったお人が居たの。

  え〜? そう?? 不思議に思って考えた。

注意が嫌と仰った方は、褒められて暮らしてきた人カナ?
私は叱られて育ったせいか彼女の気持ち、わかり辛かった。

お話を聞けば聞くほど、お料理に限らず否定される事そのものを
拒否する風に見えて、どうしてかしらと不思議に思った。

  考え方が違ってるナ・・・

私たちは物心ついた時から先生にずぅっと注意をされるのが
当たり前になってるから?

私の場合は否定すべき要素ばかりなのだし、
注意されて当たり前って感覚はとても必要。

  いつも駄目で何でも駄目で
  ライブまで1週間を切ってさえ
  まだ七転八倒して修正を続ける。

否定要素を取り出し、日に晒す。
でなければ成長はないから。

  メンデルスゾーン "失われた幸福" の
  半ば4小節が未だ決まらず
  4小節を弾き続け悩み倒してる。

それって当たり前じゃないのカナ。
誰だってそうそう上等な素質は持ってない。
ペルルミューテルは自分の名演奏に肩を落とし
ドビュッシーは名作に自虐的なコメントを出す。

誰も満足に成すことはできず、
誰もに修正の余地がある。

彼らのような大家じゃない私たち凡人なら尚のこと
修正点を見付けてもらい突きつけられるのは
大変得難く、有り難い事じゃあないのかな。

ナンテちょこっと考え事をした。

**

問題のイカスミのほうは再チャレンジを頑張りましょ〜。

lasalledeconcert at 06:13|Permalink

March 29, 2012

食の開放

28mars12e














天然もののお刺身、大粒の生ウニ、毛蟹、アワビ、幻の牡蠣。
他にもたくさん数え切れないお品をご馳走になった。

3ヶ月に1度ほどなら美味しく頂ける日本食。
私にはもったいないお食事だった。

**

およばれが和食に当たる時にだけ
お米やお醤油を口にする習慣は昔からだった。

  単に父が、和食や煮物類を苦手なせいだった。
  母が父の好みに合わせて用意する食卓に、
  子供の頃に慣れてしまった。
  
パンとパスタとスムールの主食が
乳歯が生えて以来の食生活だった。

お集りで年4回ほどは和食を頂くことになる。
其ういった頻度なら、美味しく味わえる。

**

誰もがそうであるように長年の食習慣は変えられず
長い間少しだけ無理してた。

和食が苦手って言いたくなくて・・・
言わずに済ませるための無理。

たまにお食事をご一緒する他所様ならば、
今日は洋食がイイナって申せば済んだ。

和食も作るほうなら大好きだから
お客様のリクエストにはお応えした。

困ったなあって思うのは、
自分用を別に作るのが憚られる場合だった。
恋人に合わせた和食を前に
お箸が進まないことも多かった。

取るに足らない小さな悩みだけれど
毎回のお食事ごとは、重なれば無理がきた。

**

不思議な駅で出会った人がお食事の質問をする毎、嘘をついた。
日本人にしては変わった食習慣をマイナスと取られたくなくて。

  日本で暮らしているのに日本に馴染んでいない自覚と
  コンプレックスが一層嘘を重ねさせた。

和食を食べなさそうだねって言葉に、嘘の返答をした。
お醤油を使わなさそうだと笑われ、よく使うと嘘ついた。
本当に? お醤油の大きな瓶はないでしょうと問われ、
お醤油瓶を置いていると懸命に言った。

  お醤油がある! って必死に言い募るのは変テコと気づかずに。
  お客様にしか使わない瓶で戸棚の奥に入れてるくせに。

お醤油とお米の事をよく問うてくる人で戦々恐々とした。
どうしてこの方は始終お醤油のお話をされるのかしら・・・

  きっと和食が大好きだから。
    煮物を好む男性はとても多いし
      フリッチュールやシチューさえも
        白米を主食にする習慣もある。
      
    今ここで和の食卓が苦手だなんて
    知られちゃいけないんだわ。
    どの道どなたにも理解されないのですもの。

良からぬ工作をした。嘘ばかり言った。
一目惚れした人に嫌われたくなかった。

けれども正直なところ滅入ってた。
今はたまたま洋食ばかりを分かち合っているけれど、
ご一緒がもっと重なれば和食を前にしなければならないと。

例えば2週に1度の和食などはキツ過ぎるナって気が塞いだ。
せめて月に1度、できれば2月に1度の和食が限界なのに。
次はどんな嘘をつけば良いんだろう。

    日本人のフリしてる外国人の心境だった。

**

  お醤油の質問ばかり重ねて散々私を怯えさせた後日
  自分はお醤油をちっとも使わないのだと言った。

ミニミニサイズの瓶でも何ヶ月も残ったままだと。
お米をまるで焚かずに黒ずんでしまうばかりだと。
和食に興味がなく、煮物類を好まないと。

変テコな日本人が他にも居たのね・・・
      
  和食があまり頂けなくても咎められもせず
    一緒のお食事を無理せず普段の生活のまま
      食べたいものを躊躇なく食べたいと言えて

      おうちにお味噌がないことも
    代わりにスパイスが20以上並んでるのも
  問責の対象にならず受け入れられて

  当たり前にお食事時間が過ごせることに
  日本人として奇異な食生活を隠さず済むことに
  どれほどの開放感を覚えただろう。

長い年月お付き合いの毎抱えた負担が一度に消えた。

同じ変テコな食習慣の日本人に
偶然一目惚れをしたらしい。

不思議な駅は やっぱり不思議。


*不思議な駅(1)想い出
*     (2)階段の恋
       *バロックと階段
       *一目惚れの理:ケクラン
*     (3)見送り
*     (4)車窓
        *ドビュッシー "バラード"
*     (5)プラットホーム
        *音楽のひとこま

*古い携帯の音
*別れの月光
*揺らめきのドビュッシーバラード
*過去の女性からの手紙
*恋した匂い
        *繋いだ手のしらべ:転調

*恋の問いごと
*頬杖の恋
*タピオカちゃんの呟き
*タピオカちゃんのお手紙

*白木蓮が降った朝
*恋の花びら

lasalledeconcert at 06:37|Permalink

March 28, 2012

2012年3月

24mars12c













自家製ブイヨンを使ったバジルソースを作り置く。
松の実などローストして馴染ませる。

小分け冷凍してパスタにもマッシュポテトにも使う。
玉葱を加えお肉料理にしたり、梅ジュレに和えてサラダにも。

**

オーブンが復活した。

  *オーブン壊れちゃった

毎日のように使うオーブン。
家電のお買い物に日中の時間を割く余裕がないから
一時でも持ち直してくれて助かった。

**

年明けからグンと体調が改善した。
骨の痛みはごく少なく化膿も減った。
加減が悪かったときも気分的には変わらなかったと思う。
激烈な痛みだけはどうにかしてほしいと思っていたけれど
骨髄の病気なんかになっても精神疲労は感じてなかった。
それでも足掛け3年目にして快方に向かったのは嬉しい。

一等嬉しいのはお医者様に取られる時間が少なくなって
お稽古とお勉強の時間を少し増やせること。
それでもまだまだ全く足りない。

より美しい音楽に一歩でも近づきたいと毎日思う。

**

ファゴットのレッスン聴講に行った。
自分の音楽に補いたい事柄がたくさんあった。

帰り道ノートを1冊求めた。
レッスン聴講や合わせの音楽ノートにしたくって。

おちびさん封筒もセットで購入した。
使い古しのファゴットリードコレクションに混ぜずに
へたる前には特別に素敵だったリードを分けて収納するため。

先週まで素晴らしく深い音を聴かせてくれたリードがあった。
もうカスカスに摩耗してしまったので回収ですよ。
封筒の表に性質・特徴を書いておいて、
貯まったらば良いリードばかり集めて研究しよう。

相変わらずのファゴット祭り。

**

聴講の往復はニーチェを読んでいた。
カントの芸術論をショーペンハウアーが問題にし、
ニーチェがそれを元にショーペンハウアーの落度含めて
カント批判を展開するところまで読んだ。

芸術は素晴らしく楽しい。芸術論はいつでも興味深い。

**

駅までの道でプレーリードッグちゃんに会った。
忙しく会話を交わした。頂いた "季節限定さくらロールケーキ"
が美味しかったと報告するのを忘れた。

帰り道ではナイチンゲールちゃんに会った。
夜の道端でたくさんおしゃべりした。

少しだけ大きめで着ないブラウスをカワウソちゃんに上げたくて
何着もピックアップした。

カモノハシちゃんが希望してるアンティークバッグを
プレゼントしようと取り置いた。

アサリ君がマレーシアに居るとメールをくれた。
帰国したらピアノを聞きに来てくれそう。
その時はアサリ君が欲しがってるジャンルの本を沢山上げよう。

レモンカナリアちゃんのおうちご飯に呼ばれた。
歩いて30秒。

ポニーテールちゃんがピアノを聞きにくるために
お仕事のシフトを調整してくれた。

残業の多い河原鳩ちゃんとご飯を食べる日は
なかなか調整が付かない。

**

曲解説の下原稿を書いた。今回のプログラムにのせ、
お話と演奏を交互にするペースはまだ掴めない。

ソロのお稽古に必死で時間が取れず、
アルマジロ君たちと楽器店で録音する曲に触れていない。

トリオは復習もできないうちに次の合わせになる。

明日はチャイコフスキー先生が来てコンサート予行。
なので取りあえず今日はソロ練習がメイン。

**

3月も残り僅か。
どうして時は過ぎてしまうんだろう。

日々が愛しい。
今日も2度とない今日。


*2011年11月
*2011年12月
*年頭の記録2012
*2012年1月
*2012年2月

lasalledeconcert at 06:21|Permalink

March 14, 2012

オーブン壊れちゃった

13mars12b














昨夜のこと。
大好きな人に手早く作ったお夕食が酷いことになっちゃった。

ニンニクの芽とアサリの白ワイン蒸し、成功。
イタリアから到来のお葱スパイスが効いていた。

グラタンソース、成功。
自家製ドゥミグラソースをフレッシュトマトでのばした。

固めに茹で上げたペンネにグラタンソースをかけてオーブンへ。
しばらく経って熱々のグラタン皿を取り出した
    ・・・つもりだった。

  どうしてペンネが冷たいの?

確かめるとオーブンはピプ〜って泣くばかりで動こうとしない。
焦って色んなスイッチを試してもピプ〜。
取り消しボタンを押してもピプ〜。

  もしかして壊れちゃった?

お待ちのお客様に謝って、急遽手鍋に移したペンネとソース。
グラタンをお鍋でごった煮にするなんて悲惨だわ。
お味は良くても、何とも美しくない一皿になってしまった。
ガッカリして、また謝った。

チェコの家庭料理に出てきそうだ、って優しいフォロー。
そうよネ! チェコやハンガリーに、パスタと煮込むグヤーシュがあるわネ。単純だからすぐ気を良くした。美味しいネ♪

  オーブンは大急ぎで買い替えなきゃ・・・
  ピプ〜

**

クセノフォーン著 "ソクラテスの思い出" を読んでいるとね、
アテナイでは "よい食事で暮す" って単語がただ "食べる" って意味に使われるのですって。

よい食事とは佐々木理様訳に寄れば "精神も身體もくるしめることがなく、かつ手に入れることのむずかしくないところの食べ物" を指しているんですって。

身体や心が健やかになるお食事が "食べる" ということ。
とっても納得できますネ。
特別な品がなくても愛情を交わす食卓が一番ですネ。

  *ソクラテスと肉体

lasalledeconcert at 06:36|Permalink

February 28, 2012

カロリー消費

27fev12c











朝にサブレを焼いてからトリオババール合わせをした昨日。
楽しかった〜♪

お昼前から蝶番君とFg.&Pf.デュオを少しだけ弾いて、お昼過ぎにカワウソちゃん合流。3人でトリオ曲音出し。Fg.&Vc.のデュオも聴かせてもらう。弾くのも聴くのもとっても楽しい。蝶番君が別のお仕事へ向かったあとは、カワウソちゃんが残ってVc.&Pf.デュオを練習。

合わせ仕舞いの夕暮れ。後にはカワウソちゃんとプチ女子会に・・・♪ うふふ〜此方も楽しいこと! カワウソちゃんのお年まで若返る気分でした。サブレの残りはカワウソ家へオミヤね。

夜は朦朧としつつソロを少しお稽古。

**

此うしたおうち合わせ含め自宅ではジーンズが多い。
先日までのジーンズは穴が空いて、とうとう履き潰した。

履き心地良い前のジーンズと同じ品を求めたかった。けれども洗い晒してタグが取れ、どこのメーカーだかわかんなくなった。

諦めて新しいジーンズの試着へ行った。
近頃のは全体に少しサイズが大きい風で、Sサイズじゃずるずる大きい。SSサイズのスキニーを選んだ。

  ちょっとマズイなあ。
  SSがガバガバしてベルトが要る。
  う〜ん・・・

ピアノを弾くには重さが要るから、失った目方をリサイタルまでに増やすべく努める。お肉料理にチーズに小麦。ミルクやバターもたっぷりで。栄養価高い食品に頼るものの、消費量が多くなかなか上手くゆかない。

ある日に38.5kg を指して上向きなるかと安堵しても
昨日の風に丸一日弾いて過ごすと翌日は38も切ってしまう。

  何にカロリーを消費してるんダロ。
    一番の原因はやはりお稽古?
      40kgにしたいなあ。
        しばらく焼き肉三昧しますか。

今日はお出掛け。
久方ぶりにお稽古お休みの日。

lasalledeconcert at 06:10|Permalink

February 13, 2012

ピアノを弾く絵(2)音楽

12fev12a














ネコヤナギ君の根菜がたくさん届いた・・・♪
懐かしのリーダープライス (フランスの低価格スーパーマーケットね) のティッシュもチラリ。

先日の続きのお話ネ。

  現実にピアノの音は鳴ってた。
  ショパンポロネーズを弾いたのよ。
  ペダルで延ばした音も残響もあった。

弾けない楽器の前で、ピアノってこんな感じ? って弾くフリをしたのじゃあないの。

もしも仮に音が無い箇所だとしても
"指が鍵盤から離れているピアノの絵はあり得ない"
って科白は信じ難かった。

**

ババールのお教室の最年少 9歳も知っている当たり前な事柄。

《ピアノを弾くとは鍵盤を押さえるだけじゃない》

  休符は音のお休みじゃなくて、
    音のない時間を演奏する記号。
      休符の音を聴いて。

って。音と音の間に何が語られ、休符それぞれがどんな意味を持つかをレッスンでたくさんお話してきた。

生徒ちゃんへ繰り返してる。

  音が無い時にも音楽を続け、
    音がある処も無い処も
      同じだけ音楽的であること。

**

鍵盤云々のご注意として成立可能なのは、"鍵盤から手が離れているために、音楽が伝わらない絵になっている" ではないカナ。鍵盤から手が離れていても演奏が伝わる絵ならば善し、って寸法だと理解できるけれど・・・

  上の風な意味であることを望む。
  単なる言葉足らずなら良いのにって思う。
  でなければ、あまりにもお粗末に過ぎる。

バレエ "瀕死の白鳥" ラストシーンで動きを止め床に伏す白鳥を演じるバレエリーナは踊っていないの? ニジンスキー振付け "牧神の午後" 冒頭で仰向けに留まる牧神は踊っていないの?
馬鹿馬鹿しい問を投げたくなるほど馬鹿馬鹿しい科白に思えた。

**

先回の写実に戻れば件の絵描きさんは、お見受けするところピアノという静物や私という肖像じゃあなくって、音楽や音楽に乗せる気持ちや、音の出所としてのピアノや音楽の出所としてのピアニストを描かれてるのじゃあないカナ。

素朴写実主義より再現的リアリズムを考えてらっしゃるように思えた。伺ったわけじゃない。描かれながらぼんやり感じただけ。

だから私と同じく彼にとっても、鍵盤上の指がどうあれ問題はなかったんじゃあないかな。ただリアリズムとして、ピアニストの指がピアノから離れてたから其の通りを描かれた・・・

描いて下さるお人の肩を持つわけじゃあないし、
モデルに過ぎない自分がそうする理由もない。でも、
"鍵盤から指が離れてるからあり得ない絵" とは、
私が素人の絵画感覚っきり持ち合わせないせいか
本当にあり得ない科白と感じた。

**

今ね、キッチンはチョコレートの香りでいっぱいヨ。
頑張って作ってマス・・・♪


*ピアノを弾く絵(1)写実

lasalledeconcert at 06:37|Permalink

February 11, 2012

ピアノを弾く絵(1)写実

10fev12a














奥に見えるのは祖父の画材棚を転用したスパイスとトレイの棚。
ネコヤナギ君の無農薬野菜が沢山のハーブとスパイスでほこほこシチューになる。

モデルをしてる絵描きさんからお電話があった。
お師匠様に当たるお方からご注意を受けたのですって。

指が鍵盤から離れている絵は写実画としてあり得ないと。

  はあ?

瞬間的に怒気を含んだお行儀悪い声になった。
もちろん絵描きさんに対してじゃない。
ご注意内容に関してだった。

ご注意を受けた側のご当人は何も悪くない上に優しくナイーヴな方だから、気の立った音楽家がよくやる風な口調で怯えさせてしまうのは極力控え、なるべく穏やかにお話を伺った。
  
**

私自身はあくまでも絵画モデルに過ぎないので、その完成形には日頃からタッチしない。着想から先は、絵は画家さんのもの。どなたのモデルをする時も其う思ってる。

モデルの何にどういったイマジネーションを得るかも描き手次第なので、例えば20分何本かのポーズの末に1色楕円の抽象画になっても 其れがモデルというものだと思う。

だから無論ピアノ鍵盤を押さえてる絵でも宙に浮いた手が描かれても、私にとっては問題ない。

  問題は、写実画の意味だった。

**

写実画の概念は多岐に渡るけれど、科学的な観察描写って括りはどのタイプの写実にも当て嵌まるのでしょう。

其れに関してはアドバイスを求められた際、鍵盤両脇の木枠幅・黒鍵のカッティング・ペダルの間隔と長さ他幾つか描写を指摘した。

ただし科学的な観察の後に具現化する形に関しては、写実画と細密画は異なるもの。具現化の際に "忠実である事柄" が描き手に寄って違ってくるという部分ネ。

平たい申し方に過ぎるけれど解り良い例にブルゴーニュ君のお昼寝を挙げてみる。日の光とカーテン影の間に寝そべるブルゴーニュ君は全身真っ黒い毛をしてるから、影だか身体だかどちら向きだか目で見ても一瞬判別つかない事がある。

光で所々白く浮いてしまって見える被毛や、お顔かお尻かどっちだかわからない風なペタンと伸びたお昼寝姿勢をそのままに写すのが細密の感覚とすれば、写実は少し異なる。

ブルゴーニュ君という存在を存在感として描く要素がある。

暖かい場所で幸せ気分でうとうとし、寝入ってしまったブルゴーニュ君が惰眠を貪る幸福感は、白浮きする被毛より陽光を強調して描けば暖かさの表現なのでしょうし、ワンコの存在を観察して夢見るブルゴーニュ君にとっての優しい太陽を描くことを、ブルゴーニュ君の "眠り" の表現とすることが可能になる。

この場合の "忠実" とは被毛の色に向くものじゃなくて、ワンコの眠りそのものに "忠実" って意味合いが生まれてくる。

またワンコの肢体に注ぐ光にコントラストを強めて描くことは、例えば生命の動と眠りの静のコントラストであるかもしれない。その場合は生命力に "忠実" な描写かもしれない。

いずれも技術的な観点じゃなく、描き手にどう見え、何がそのように見せ、つまりは描きたいものが何であるから其う見えるのかって部分で、写実という科学は画家さんの脳科学としての写実性も持つものじゃあないのかしら。

多くの写実の特徴は理論化されたものとも言えるかもしれない。理論化とは、細密化じゃあなくって再現理論ということ。
違うかしら・・・?

**

もう1つの要点。
仮にスーパーリアリズムだとすれば。

  克明に弾いた通りに描く事が重要ですね。
  弾いた通りに描かなきゃネ。
  私の手は絵の通り鍵盤から離れてたのでしょう。

クラシックのお客様ならばどなたでも頻繁に目になさる、演奏者が楽器から手を放す瞬間。例としてコンサート中の写真ネ。

6juin11l























**

写実画についての拙いご説明は、絵に触れてない私なんかが申すべき事じゃあないから、音楽家の視点へ移行しておしゃべりしましょうね。

"鍵盤を押していないのはピアノを弾いてない絵"
って考えは何なのかです。
絵画に留まることじゃなくって他芸術にも広く置き換えられる事じゃないかしら。

例えば果たして此の写真ならば
"ピアノを弾いてない写真" でしょうかしらっておしゃべりネ。

続きはまた今度ね。

lasalledeconcert at 06:29|Permalink

February 08, 2012

反省

6fev12e














ふわふわ柔らかいキッシュが食べたくなって、
卵白をたっぷり泡立てた。

キノコとベーコンと・・・
お大根の葉を入れるのもアリじゃあない?

コトコトお料理しながら ふと反省。

  今年の抱負は引き篭らずに
  少しは社交をすることなの。

    できてないナァ。
    社交的じゃないナア。

お遊びで出歩くことってとても少なくて、
不特定多数とお話するのも得意じゃなくて、
う〜ん、ダメねえ。

休息には本ばかり読むのが好きで
街に出るよりお掃除が楽しくて
一緒に過ごすのは限られた人。

  どうしてかしら・・・
  振返ればどの年代も同じ風だったナ。
  生活の仕方の癖になっちゃってる?

ちょっと溜息。

おさらいして、お料理して、編み物して
お片づけして、お菓子焼いて、草花育てて
ワンコのお散歩に公園で読書してたいなんて

    ぜんぜん演奏家向いてないったら。

**

お稽古には縛られるものの体調は大分良くなったから
今年こそ引き篭り脱出しなくちゃって気がする。

      できるかしら。

          無理かなぁ。

    努力します。

        ちょっぴりずつネ。

明日はブルゴーニュ君かな。

lasalledeconcert at 06:36|Permalink

January 14, 2012

今朝のウキウキ

13jan12a














ラベイユの蜂蜜でフレンチトーストを作る朝。

今朝はね、楽しく元気な気分なんだ♪
遊びに出かけるようなワクワク感は何でしょう・・・

午前中からトリオ・ババールの打ち合わせ。
カワウソちゃんと蝶番君とトリオ談義なの。

今考えてるのはネ・・・
行くことになってるカフェで、ショコラートを飲むかカフェオレにするかの悩みばかり。う〜ん。

**

映画やテレビドラマで仲良し役の俳優さんたちが不仲だったり、カメラの外の世界で上手くいっていなかったりしたら何となくわかっちゃうものですね。現場が和気藹々としているとスクリーンも暖かいもの。

カメラを通さないコンサートは、もっとストレートにお客様に伝わるナ。

トリオババールの和やかな雰囲気も、お客様にお楽しみ頂ける要素になると良いナ。

**

打ち合わせ後は拙宅で音出しです。

フランス後期バロック・ボワモルティエは通奏低音にチェロを入れるか。フォーレ二重唱譜のファゴットとチェロの割振りは。決めるべき事はたくさん。

ん〜、今日のお出掛けは白いニット帽か、杏のニット帽にするかも大問題ヨ。

lasalledeconcert at 06:08|Permalink

January 10, 2012

イタリアのハンバーグ

9jan12cスヴィッツェラを

オリーヴオイルで色良く焼く。





挽肉に玉葱は加えない。練り込むのは大き目にカットしたニンニク、シブレット、少量のパン粉、お塩、好みのハーブ。拙宅のレシピです。おちびさんのは お代わり用ネ。

いわゆるハンバーグのちょっと子供っぽいお味が苦手で偏食してしまうのよ。代わりにこしらえるのがイタリア風スヴィッツェラ。

後で煮込むので表面にこんがり焼き色が付けば一旦火から下ろします。その間に作るソースは、刻み玉葱、トマト、人参、ハーブ類、たっぷりの赤ワイン、アクセントの唐辛子などをブイヨンで煮てゆきます。

9jan12d時間差でスヴィッツェラと

きのこ類を投入。





水分がとび、ソースに肉汁が溶け出し、スヴィッツェラにソースが絡んで濃縮されてゆくのを待つだけです。全体が濃いトマト色に染まり、煮詰めたソースがもったりとして流れなくなったらば出来上がりネ・・・♪

**

ババールの音出しの日、選曲が進んだ。
1日に3回公演を予定しているの・・・♪

プログラムはもちろん総替え。
第1公演がクラシック+シャンソン
第2公演はロマンで、フォーレをトリオでも演奏します。
第3公演にモダン+ピアソラ

楽譜が大量に詰み上がっていますヨ。

ところが連休中、腰の激痛で急に歩行困難になって医院へ飛び込んだ。筋硬結が重度なのですって。腕の使い過ぎが背中から腰までを傷めてるんだとか。すぐ此んな風で、やぁね。

クッションを重ねて背中に負担をかけない姿勢で、チラシ校正と譜面貼りをしてた昨夜でした。

今日は弛めのソロ曲、ドビュッシー小品からお稽古しよう。

lasalledeconcert at 06:34|Permalink
Cours
ピアノレッスンのご希望
聴音、音楽史など
ご相談に応じます

ご紹介者様が
いらっしゃらない場合は
お教室専用アドレス

le_cours88@yahoo.co.jp

までお問い合わせくださいネ ♪
Album
メインサイトパリの風
ページです

ブログ写真のアルバムや
バックナンバーなども
どうぞご覧になって下さいね
Nouvelle
=====================


**3月5日(日)**
11h〜13h 

《クラブ・プーランク》

にしむら珈琲 御影店
3Fフレンドサロン


=====================


**4月15日(土)
13h〜14h45

《パリの風 bis》
公開ライブリハーサル

にしむら珈琲 御影店
3Fフレンドサロン


=====================


**5月3日(祝)
14h〜15h45

《パリの風 コンサート》

神戸芸術センター
シューマンホール
Caractere
***ブログに登場したお友達***

女の子ちゃんのお友達

=タピオカちゃん=
水色の瞳の親友
離れてる今はメル友

=フラミンゴちゃん=
東洋が大好きな
フォトグラファーちゃん

=ママン手袋=
フランスでのママン

=マルシェ籠ちゃん=
昔ホームステイをした
大家族のお家の主婦様。
今はメル友

=マダム・ビスコッティ=
教会のお友達
明るくしっかりした
お年上の主婦様

=ナイチンゲールちゃん=
うんと近くに住む
綺麗な声の親友

=レモンカナリアちゃん=
お花が大好きな
ご近所のお友達。
ほっそりした姿もお声も
カナリアのよう

=タマゴカナリアちゃん=
レモンカナリアちゃんの卵。
つるつるピンクのホッペの
カナリアお嬢様

=ポニーテールちゃん=
中学校の同級生
登校の友

=マダム・ノベルティー=
美人でおもてなし上手な
ノベルティー夫人

=雀ちゃん=
ウズラちゃんとコンビの
音楽鑑賞のお仲間

=ウズラちゃん=
雀ちゃんとコンビの
音楽鑑賞のお仲間

=青い空ちゃん=
フルートが大好きな
おとなしやかな美人さん

=ぱんだの里ちゃん=
ほわんと優しい空気の
色白パンダちゃん

=赤嘴クイナちゃん=
フルート大好きな
クリスチャン友ちゃん

=シジュウカラちゃん=
お菓子が大好きな
フルートのお仲間

=ホンドフクロウちゃん=
夫の同級生。
ふんわり笑顔の声楽家ちゃん

=オカメインコちゃん=
アカンパニストちゃん

=カケスちゃん=
クリエーターさん

=十姉妹ちゃん=
クールに見えて実は優しい
大好きなお姉様

=アマリリスちゃん=
グラマラス美人の
キーボーディストちゃん

=黒アゲハちゃん=
クラブママ風美人の
歌のお姉様

=キタイタダキちゃん=
音楽マネジメントの卵ちゃん
ピアノも弾いて歌も歌います

=プレーリードッグちゃん=
優しくて可愛い
ご近所のお友達

=シロツメ草ちゃん=
ファゴット奏者の
タマゴちゃん

=河原鳩ちゃん=
生活密着型で
現実的な中型の鳩ちゃん
実は照れ屋さん

=テッセルモルモットちゃん=
昔はお下げ、今はママになった
声楽家ちゃん

=コゲラちゃん=
母と共通の古くからのお友達

=千鳥ちゃん=
コンサート予行の鑑賞者

=グレーうさぎちゃん=
美人の布作家さん

=大春車菊ちゃん=
大きな声で笑う
大らかで楽しいお友達

=カモノハシちゃん=
絵が上手で茶色い目をした
中学のクラスメイト

=ペトルーシュカちゃん=
沢山の時間を過ごした
同窓のお仲間
桐朋ガムランクラブでも一緒

=シオマネキちゃん=
片方の鋏が大きいシオマネキ
のように、長い髪を
片側で結んでるお姉様

=水くらげちゃん=
ひっそり薄茶色のオーラ
シンプル仕様の
元クラスメイト

=パルファンちゃん=
化学系キャリアウーマンちゃん

=ぽっぽちゃん=
小中学校の同級生
下校の友

*****

男の子くんのお友達

=おじいちゃま=
仲良しのドクター
86歳の長老様

=アサリ君=
おっとりふわふわした
秀才君

=カピバラ君=
たくさん一緒に遊んだ
幼馴染君

=カピバラ・パパ=
カピバラ君のパパ

=ダチョウ君=
サロン主の翻訳家君

=ネコヤナギ君=
粗暴で偏屈な外側
植物にも優しい内側
26年間のお友達

=ジンライム君=
自然派の学芸員君

=ヤマシギ君=
切れ者の研究員君

=ノベルティー君=
教養深い趣味人の
企業代表君

=ゆりかもめ君=
ピアノ好きの陽気なお友達

=サメビタキ先輩=
ぱんだの里ちゃんの先輩

=ハクセキレイ君=
ぱんだの里ちゃんの同級生

=ツバメ君=
姿勢の良い立ち姿が
ツバメ風のお友達

=カタツムリ君=
何どきもテンションが
変わらないお友達

=シロハラインコ君=
おおらかな余裕で
ムードメーカーになれる
バランスの取れたお友達

=ブルターニュ君=
京都の愛らしい学者君

=イクラ先生=
小学校時代の担任
今も仲良し

=ゲンゴロウ先生=
小学校時代の主任
イクラ先生の元同僚

=カカシ君=
謎の譜めくりすと君

=ぴょんきち君=
大きな身体のプログラマー君

=ヴィブラート君=
哲学好きのお友達
最近彼女ができたばかり

=チャイコフスキー先生=
音楽評論のお友達

=矢車草君=
コンサートマネージ君

=チャボ君=
ピアノ技師君

=Mr.B=
お世話になってる
Steinwayの調律師さん

=テントウムシ君=
沢山学ばせてもらってる
信頼する友人

=ピラルクー君=
大水槽で古代魚を飼う
スタジオ経営者君

=藍綬君=
藍綬褒章を持つ
最長老84歳のお友達

=ぶち犬君=
昔の恋人で学者君


***実名登場のお友達***

=フランス鴨君=
ダチョウ君のお兄様
哲学者ミシェル・ジャメ氏

=岡村哲伸氏=
モデルをつとめた
彫刻家さん

=LICAちゃま=
桐朋時代のお仲間
カリフォルニアのピアニスト
LICA HANDAちゃん

=セニョール・ウナミゴ=
ギタリスト
増井一友さん

=故黒木義典教授=
仏語学者
大阪外大名誉教授


***室内楽演奏のお友達***

=蝶番君=
大阪チェンバー
片寄伸也さん
  *ファゴット

=ロップイヤーうさぎちゃん=
浅野毬莉ちゃん
  *フルート

=シジミちゃん=
神戸フィル
麻生多恵子ちゃん
  *クラリネット

=ミスターメジロ=
大阪チェンバー
滝本博之さん
  *ファゴット

=ズワイガニ姫=
アンサンブルカプリス主催
国塚貴美さん
  *マリンバ

=カワウソちゃん=
崎元蘭奈ちゃん
  *チェロ

=牛君=
宝塚歌劇オーケストラ
渡邊悦郎さん
  *ファゴット


***ブルゴーニュ君のお友達***

=パーシモンちゃん=
ナイチンゲールちゃんのワンコ

=ムーちゃん=
お散歩で会う白いワンコ
Categorie