パリの風7

February 16, 2015

4.22ナイトライブ

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4月22日水曜日、ピアジュリアンにてナイトライブです。

先週ピアへ行くとチラシを作って置いて下さってました。
色や文字が薄いから画面でご覧になり難いかもですね、ごめんなさい。


ドビュッシー、フォーレ、グラナドスなど・・・
前半がソロ、後半がデュオ・ババールの演奏になります。

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三宮駅から北へ徒歩1分半。
角の近藤ビル9Fです。

お気軽に音楽に親しんで頂けるライブ、
よろしかったらどうぞいらして下さいませ。

  Tel 078-391-8081 ピアジュリアン
  お電話にてお席のご予約を賜わります。

lasalledeconcert at 06:31|Permalink

February 09, 2015

5月3日プログラム

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ノノスの目がくるくるしてます。
私も暗譜でくるくる・・・

5月3日パリの風のプログラムです。

        《第1部》
          ピアノソロ

  ドビュッシー "版画"

パゴッド
グラナダの夕暮れ
       *ラヴェル音源とドビュッシーのフェイント

雨の庭
       *古い童謡と雨の庭

  マクダウェル "ニューイングランドの牧歌"

古い庭園
       *マクダウエル "古い庭園"

秋の喜び
       *マクダウェル "秋の喜び"

  グラナドス "ゴイェスカス"

愛の言葉
       *ゴイェスカス "愛の言葉"

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        《第2部》
          デュオババール

グノー "ジュリエットのワルツ"

フォーレ歌曲Op.1-2 "五月"

  フォーレOp.61 "優しき歌"
       *フォーレと色

本当は怖いくらいに
       *フォーレ "本当は、怖いくらいに" 落合訳
       *フォーレ "本当に恐ろしいほど" ラスト
       *フォーレ '気に入ってもらえることを願う'
       *フォーレOp.61-5 始まり
       *フォーレOp.61-5 第2パラグラフ
       ?僕がイヤんなるコト
       *フォーレOp.61-5 許して下さい
       *フォーレOp.61-5 愛しき者
       *リディアとマリアンヌ
       *フォーレOp.61-5 希望
       *"本当は、怖いくらいに" タイトル他
       *"本当は、怖いくらいに" 挿入箇所

眩耀の夏のひとひ
       *"眩耀の夏のひとひ" 落合訳
       *解説 "眩耀の夏のひとひ" 訳

ね、そうでしょう?
       *フォーレ Op.61-8 落合訳
       *サンルームと暗い森
       *暗い森、優しい森
       *ペーストガラスと歩調
       *詩人と決め事
       ?僕が聞いた後悔とフォーレ
       *フォーレのオアシス

町人貴族のセレナード
       *"町人貴族のセレナード" 落合訳
       *フェーブとモリエール
       *町人貴族 -- languis
       *町人貴族 -- 9/8拍子と瞳
       *町人貴族 -- 反語
       *町人貴族 -- 愛しイリス

ビゼー "カルメン"
       *クチュリエとカルメン原作など

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5月3日午後2時より
三宮ピアジュリアンホール8Fにて。

お時間ゆるされましたらどうぞお出まし下さいませ。


*パリの風 第19回
*第19回 "愛の悦び"
*陰と陽
*密封
*2015年2月のお洗濯物

lasalledeconcert at 06:20|Permalink

February 06, 2015

"愛の悦び" リーフレット

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第19回 "愛の悦び" のリーフレットができました。
スキャンで少し色がとんじゃったかな。

5月3日午後2時〜 ピアジュリアン・ホールにて。
クラシックライブのピアジュリアンの階下、8階が会場です。
此処数年に改装を終えたばかりで進化中の多目的ホールです。

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前半はピアノソロ、後半にババールのデュオ演奏。

幸せな気分になる曲たちがお待ちしております。
ぽかぽか暖かいゴールデンウイークになると良いナ・・・

プログラム詳細は後日にupしますネ!

メアドをご存知の方はお申し込み下さいましたら
お席予約を先んじて承ります。


*パリの風 第19回
*第19回 "愛の悦び"
*陰と陽

lasalledeconcert at 06:33|Permalink

February 05, 2015

2015年2月のお洗濯物

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5月3日パリの風第19回のリーフレットができ上がり
桐朋会など機関紙の挟込み期限があるところへだけ急ぎ発送した。

個人様郵送用封筒は宛名ラベルを貼ったところまで。
時間の隙間隙間に少しずつ発送してゆかなきゃ・・・

既にお席をお申し込みのかたにはチケットと一緒の発送になるのでチケットが刷り上がってからのお報せになります。今しばらくお待ち下さいませ。

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夫に付合って修道院でお勉強から帰るとクタクタで、お夕食のお片付けのあとは別の譜面印刷だけで手一杯だった。

伴奏譜作り替えは翌朝にと持ち越したら、朝は朝で生徒ちゃんから質問のお電話がかかる。お電話を切るとレッスン時間になってた。

毎日あっぷあぷしてるけれど
忙殺されちゃう時こそ行動を丁寧にと心掛けると気分がいい。

忙しいからって雑にならないよう努めてゆっくり深呼吸。
雑な事をすると頭の中まで散らかるようで返ってくたびれるものだ。

  其うしてお稽古休憩に手に取った夫のお洗濯物。
  畳んでると、忙しさで追い詰められた気分がほぐれてく。

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縫い目をピッタリ合わせて皺を伸ばしながら、仕切りに添っておんなじ大きさにピッチリ畳むいつもの作業。靴下や下着は浅い引出し内の小分け小箱で色別グラデーション。

クローゼット扉を開けた夫が朝、わ〜綺麗♪ って気分がupすると嬉しい。引出しの中もお店のディスプレー棚の如く角が綺麗に揃ってるのを見ると、畳んだほうも癒されるのです。乱れがない陳列って好きだワ〜。

バタバタを何とか楽しく考えようと思う日々。
日々の事とコンサート事務とお稽古が上手くつながって
気持ちを上げてゆけるように1つ1つ頑張ろ。


今日は音の粒を靴下の縫い目のように揃えるお稽古をしよう。
ただし靴下畳みの幾十倍か時間がかかる・・・


*2015年1月の合わせ
*2014年12月の休養
*2014年11月の休日
*2014年10月の使い回し料理
*2014年8月のはじっこ
*2014年7月の紫陽花とガムテープ
*2014年6月のサニタリー
*2014年春の食卓
*2014年5月リサイタルの日に
*2014年3月と1年間
*2014年2月のベリー
*2014年1月の楽しみ
*2013年年末間近
*2013年12月のお菓子と悩み
*2013年11月夫の好きな秋物
*2013年10月のキャネット
*2013年9月のガラス掃除
*2013年8月の音楽生活
*2013年7月の家事
*2013年6月はじめ
*2013年5月初旬の1日
*2013年4月のカーテン
*2013年3月のシーツ
*春、副業、代り映えナシ
*2013年2月のデスク
*2013年1月とお針ごと
*年頭2013
*2012年12月の反省
*2012年12月のクローゼット
*冬の予定など・・・
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*2012年10月のベッドルーム
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年9月のペンキ塗り
*PJバーベキュー2012と8月末
*Macへ行こう(12)8月とLion
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*2012年8月の本番翌日
*2012年7月のリビングルーム
*2012年7月冒頭
*2012年6月
*2012年5月末
*異常食欲、2012年5月
*ちょこっと凝集
*2012年4月
*2012年3月
*2012年2月
*2012年1月
*年頭の記録2012
*2011年12月
*2011年11月

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February 01, 2015

2015年1月の合わせ

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夕方までおうちに居られた夫とババール合わせの朝昼でした。

伴奏用楽譜に頭を抱える。

1曲は譜捲りがなるべくスムーズになるよう2度作り直してた。
3作目になった譜を試すと、横に長くなり過ぎて譜面台から落ちそうで危険だった(涙) 3度目の作り直しを余儀なくされてる。

山のような雑務の常なる1つは譜面作り&作り直しなんだワ・・・

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Spirit of Spring -- Primavera のカードは最近に貼りました。

近頃おしゃべりしてる町人貴族のセレナードと重なる時代の作品中、ピアノ側のコーナーに合うのを選んだ。

1894年に描かれたそう。サラベルナールの最初のポスター製作の年でもあり、ミュシャにとって大切な年だったでしょうね。

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簡単にペッタンしたり外したりして小さい模様替えを楽しめるカード類はピアノ室にもたくさん。

色々貼ってまた子供っぽいですね。'こちゃっと' させたいモードに要役を務めてくれるアールヌーヴォー・ラインが嬉しくってつい見えるところへ置きたくなる。

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昨日は後半1曲ずつのタイムを計って愕然。

総計して、譜面並べの時間やトークを足したら完全にオーバーしてた。フォーレ曲を1曲省くことになってしまった。

  一緒にお昼を食べてまたお稽古。
    プログラム曲を合わせて
      春のお庭計画をおしゃべりして
    2月頭の内輪コンサートのリクエスト曲をさらって
  お茶を飲んで音域相談をして

ピアノ室で過ごした日でした。
今日はソロのほうを頑張ろ・・・

lasalledeconcert at 06:28|Permalink

January 30, 2015

町人貴族 -- languis

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フォーレの "町人貴族" の舞台は完成に至ってない。
依頼側の事情らしい。
1893年作曲のセレナードが遺作として遺った。

劇中挿入歌の存在はとっても面白い。
モリエール劇では、貴族的趣味や教養に格好だけ憧れる町人ジュールダン氏が、"暗過ぎる" "眠気をさそう" "もっと明るい歌にしてほしい" と言った曲。

無風流者でエレガンスを解さないジュールダン氏の批判に合った曲とあって、とびきり文雅に奏でたいところだ。

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セレナードが瀟洒であればあるほど、ジュールダン氏が "此方のほうがより面白い" と述べる大衆的な歌とのギャップが浮かび上がり、其れはジュールダン氏を蔑視する人々の考えとのギャップの形にもなる。

なんともフランス的な、辛辣でアイロニカルなテアトル。
猛烈に好きです。

其してチューインガムを噛むみたいにプログラム曲のことをクチャクチャ楽しんでみる時間が幸せ。

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訳のこと・・・

今朝は1行目 Je languis nuit et jour, et mon mal est extreme, のところをちょこっと。

languis は面白い単語で、文学内では主に恋の悩ましさに特化して使われたりもするみたい。

お仕事で打ち拉がれるのとも金銭問題の力落としとも違う、恋を失った人特有の落胆と失望と溜息の languis。萎れた心を持て余し、其処へとっぷりと浸っておくしか途がない嘆息の長い時。

失った恋が朝も夕も頭から離れずに mon mal -- 責苦の痛みは extreme --- 極限に達してる。

  《昼となく夜となく 憂苦果てなき物思い》

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此の詩も勿論もっともっと良い訳が出されています。
楽曲訳としてとても迷った。

流れるような8分の9拍子の、セレナードというよりシシリエンヌのような作りが醸す透明感を踏まえる訳にするか、17世紀戯曲としてセレナータ風を取るか、はたまた調性に深く取組んだフォーレが選んだ fmoll の調に見られるざらつく感触を考えるべきか、など。

悩む時間の幸せを味わった。

  此うしたチューインガムを楽しむような悩みの場合
  languis とは表現しないかな。


*"町人貴族のセレナード" 落合訳

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January 25, 2015

密封

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日本の女優さんで一等好きなかたなら、迷わず田中裕子さん。

役柄へ没入なさる具合は敬畏するし、柔らかい雰囲気から漏れ出る凄みにも心奪われる。放映がわかったら必ず録画しちゃうくらい好き。

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俳優業のかたは役どころが私生活に影響するって時々耳にする。

殺伐とした脚本を演じてる最中には誰とも関わりたくなくなって、幸せな役柄だと私生活でも笑顔が多くなる等。

其うした業種にも個人差は大きいでしょう。一定の音楽人にも少し似たところがあるナ、って振り返る。


  プログラムに入り込むほどに
  楽曲たちの世界観に影響を受ける。
  自身が作った筈のプログラムに
  次には自分が支配されてゆく。

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ちょっと違うかな・・・

支配される事を望んで、されるがままになってるような、
楽曲に1日が封じ込められるのを歓迎するような気持ち。

さもない生活を宿した時間のほうが長くありながら
音楽に向かう時だけ楽曲世界に入れる器用さはないのだ。

だから楽曲の空気を身体に密封するみたいにして
プライベートタイムも持ち歩く。

24jan15c
















今度は光彩豊かなプログラムだから
暮らしの空間にも明るい色が増えてます。

今日はレッスンもなくてお稽古だけの日。


*陰と陽

lasalledeconcert at 06:40|Permalink

January 22, 2015

陰と陽

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ちょっと暗い人が好き。
なりたいなあって思う。

パリの風は1回ずつテーマを設けてきた。
テーマによって自然に陰の回と陽の回ができてた。

つくづく思うのは闊達なところがある陽モノが精神的に楽だなってコト。同時に湧き上がる気持ちは、陰モノをもっともっと弾きたいワって思い。

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人間が陽性だから正反対の暗っぽいお人に憧れたり影を秘めた音楽に惹かれたりする。

うるさくってご機嫌な感じの自分って厭だわっていう自己嫌悪が、時々陰性のフリをしてみる取り繕いに至ったりする。けれどもあんまり上手くゆかない。

たくさんの人々にお目にかかる日なんか、今日こそは静かにしてましょう! って決心する。トーンを落とした口紅なんか塗ってオトナシめの気分を盛り上げて (?) みる。

其うしてお出掛けした先でハッと気づいてみたら、賑やかにしゃべり倒してる。うんざり。

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陰が良いのよ、弾きたいのは陰なのよ〜って頑張る。

お稽古中には、曲途中でハッとする。気鬱な曲は進むにつれて希望に満ちていったり、絶望の波はテクニカルな音型をさらうのが楽しくなって派手目に響いてたりする。陰を繕っていても途中で忘れてうっかり明朗になってゆく。あ〜あ・・・最初っからやり直し。

陰の世界に自分を捩じ込めてゆくのが途方もない難事業になる。
今度のような陽モノの回は素に近く居られるみたい。
素が良いと限らないけれど・・・第19回楽曲はハッピーに参りましょう。

lasalledeconcert at 06:22|Permalink

January 19, 2015

第19回 "愛の悦び"

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ピアノ室にずっと飾ってる夫からの手書き楽譜のお年賀状。
薄〜いカフェオレを飲みながら。

コンサート・リーフレットが校了した。
週末に印刷屋さんへ入稿。ほっとしました。

慌ただしい予定が詰まった後ダウンして、夫と参加してる教会のグループお勉強会を欠席した日。
静かに出来る事を・・・って筆を動かした。


毎年恥を晒してる神戸の百人色紙展の封筒が送られてきたから描きはじめた。

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絵は拙なすぎるから見切って字展示に決めた。

ヴェルレーヌ詩 "ね、そうでしょう? " が題材です。
書付けたのは詩の最後、"手を取り合って歩いてゆこうね" のトコロです。幸せな気分になる色紙ができるカナ・・・?

此れから明るいブルーと深いグリーンを加えてゆきますヨ。

**

パリの風 第19回のテーマは愛の悦びになりました。
本年の展示物とも共通して、ときめきとか、踊るハートとか、動いてる気持ちとか・・・今いちばん顕したい事。

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ハッピーなプログラムになりました。

張りのある形やポップな色に惹かれてる年に選んだ曲達は
カラフルでメリー。気持ちを高揚させてくれます。

曲とともに成長できるよう今日もお稽古。

lasalledeconcert at 06:33|Permalink

January 16, 2015

パリの風 第19回

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ラ・ダンケルコワーズの薄焼きワッフルシリーズ。

パッケージがあんまり可愛くて集めたくなってしまう。
此れはチョコ味。トースターで少し炙ったほうが好きです。

**

11月頃から手をつけてた毎年のチラシ。12月から後援を取ったり確認したり。やっとプリント見本まで漕ぎ着けた。

例年の地道な作業はお年賀状時期に重なるから、お年賀のほうをアドベントの最初の頃に刷ってしまう。それでも日々の些末な事務は重なりうんざりモードで時間を縫ってちょっぴりずつチラシに向かうのも恒例行事になった。

  今年第19回を迎えるパリの風です。

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お稽古と執務を代わる代わるの期間に嫌気がさすごとお部屋をお掃除してた。すると気分の埃も取れるように安らいだ。

棚の上のルイーズ草、壁のゾラの実、暖かかった季節の植物をドライにして冬を越したらまた春が巡ってくる。リサイタルの季節。

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19回のシリーズのうち、2度のゲスト回があった。過去ゲストはソプラノとフルートでした。

ソロとデュオの両面を1つのコンサートでしてみたかったモンマルトル・シャノワールの第3回など。

その頃はまだ若くて2面を切替える心理的なコントロールがとても難しかった。心的な訓練にすごく消耗して、終わってホッとすると数日間ぐったりしてたナって思い出した。

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第19回はゲストをババールにした。
ゲスト有バージョンの3度目になります。

前半をソロで後半をデュオで、フォーレ・ドビュッシー・グラナドス・ビゼーなどを演奏致します。

2015年5月3日パリの風
チラシの上がりとお報せは少しあとになりますが
メアドをご存知の方はお申し込み下さいましたら
お席予約を先んじて承りますネ。


コンサート詳細はまた今度に・・・

lasalledeconcert at 06:42|Permalink

April 26, 2014

ボロボロです

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ライブ疲れが2日間拭えなかったのは身体のほう。
今日くらいは復活するんだろう。

心の傷はコンサートのたびにただ重なって回復はなし。
1度でいいから満足ゆく演奏を本番でしてみたい。

自分で刻み込んでしまう心の傷を直すただ1つの方法は上手くなることって思い続けて、叶わないままどれだけ年月が経っただろう。

  先日ライブで泣いて下さったお綺麗な女性がいらした。
  どうしてこんなに涙が出るのかしらって仰りながら
  ずっと涙を流してらっしゃって後でお言葉を頂いた。

  此ういった事はとっても嬉しい。
  演奏を通して作曲者が楽曲の中に生きて
  音楽を誰かに届けられたことに心から感謝。

でも音楽がどなたかの心に響いた幸運は、私の出来が良かったなどが理由じゃない。私自身は毎回の通りに不出来なのだ。

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今年のコンサートでは思い立ってお稽古記録を書き残してみてる。駄目ぶりを公表してる。お初に書いてみたから、ひょっとしたらお読みになられた方の中には例年よりうんと悪いかとご心配の向きがあられるかもしれないワ・・・って思い至った。

其んなわけでもないのです。第17回までと何ら変わらない不出来ぶりなだけ。悩むばかりで成長しないのも少しも珍しくなくて・・・。弾いても弾いても不満足で世界一の馬鹿だと自己嫌悪から抜け出せないのも例年通り。

  演奏前に辺り構わず愚痴りまくる。
  "自分が弾いて良いのかわからない。
  此の演奏で生きてていいかどうかもわからない。"

  演奏後にまた辺り構わず縋って泣きまくる。
  "あんな演奏で死んでしまわないで許されるとは思えない。"

  20年来変わらない光景です。

25avril14j














  今の自分の精一杯なんて言い訳を
  亡くなった作曲家たちは許すかしら。

    作曲の筆を汚すかもしれない演奏者に
    作曲家はどんな眼差しを向けてるだろう。

  おうちで弾いておけばマシに終わるものを
  ホールに持ち込んで何しようっていうんだろう。

    何やってるんだろう。
    何やってるんだろう。

お庭にお水撒きしながら泣き、
ホースをリールに巻き取りながらまた泣いて、

さあ、お水撒きが終わったらお稽古しよう、って思った。
ボロボロでもいいからお稽古しよう。

*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
チケットのお申し込みは、神戸コンサート協会
Tel.078-805-6351 までどうぞ


■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ラヴェル -- アリスブームです
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014
             *ラヴェルの囲み力


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
             *チャイコフスキー舟歌の無力
         収穫の歌
         ノクターン
             *チャイコフスキー・ノクターン19-4

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件
             *女の居室とグラナドス
             *小夜啼鳥
             *春の日常

■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット
*5月3日の楽しみ
*女のインテンシティ

*4.23 ピアジュリアン
*ババールカードVol.17とライブの思い出
*ライブのあとに

■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして
*2014年3月と1年間
*人のバッテリー

*お稽古記録マノンの嘆き1
*お稽古記録マノンの嘆き2
*お稽古記録マノンの嘆き3
*お稽古記録マノンの嘆き4
*お稽古記録マノンの嘆き5
*お稽古記録マノンの嘆き6
*お稽古記録マノンの嘆き7

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April 24, 2014

ライブのあとに

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             (撮影者:蝶番君)

リハーサル中の写真です。
昨日はたくさんの方にお集り頂いて本当にありがとうございました。

思いがけず久しぶりのお友達も来て下さって嬉しかった〜。

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本番の日は1日中ついつい弾き過ぎてしまうせいかまだクタクタが残ってるのに、お腹が空き過ぎて5時前に目が覚めた。

ライブの後ボルシチ&ピロシキを頂いて、帰宅後夫とバームロールのおやつ時間を持ってから就寝したのにお腹は朝を待ちきれず・・・起きるなり作り置き冷凍してたフライをパクついてやっと人心地です。

コンサートあとはいつも補給に忙しい。
使った分を全部補って! って身体が要求するのかな。

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今日は小さな修正を重ねながら
ゆっくりの部分練習に戻してみて
変更箇所を確認してゆく作業です。

本番翌日、静かな気分でお稽古するのは楽しいです。

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April 22, 2014

ババールカードVol.17とライブの思い出

**明日23日水曜日ピアジュリアン・ソロライブです

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ババールカードVol.17。

明日のピアジュリアン・ライブでリーフレットなど挟んでお渡しするプログラムカードです。

スノーフレークを飾りながら昨年4月のソロライブの日を思い出してました。ひと月も経たないで突然プロポーズされるなんて知る由もなかった夜・・・

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ライブ終わりに恋人だった夫とピアジュリアンでお食事。
神戸住まいの私は三宮からの電車がまだまだあったけれど
大阪まで帰る恋人の電車時刻を失さないよう早めにお店を出た。

三宮駅で毎回毎回の如くに2人は別れを惜しんで改札前でおしゃべりしてた。ドレスの大きなバッグを駅床へ直置きして、疲れで自分も床に座り込んだまま、それでも離れ難かった。

手を握り合って電光板を恨めしく眺めてた。
幾本か電車を過ごした。
どれ程一緒に居ても足りなかった。
次が最終だ・・・って恋人が言った。

聞きたくない言葉。私たちは最終電車が大嫌いだった。
決まって最終電車が2人を引き裂いた。

  いや。離れたくない。
  おうちに行きたい・・・駄目?

呟くや否や、恋人は私のバッグを持った。
そんなに疲れてるのにいいの? って口では言いながら
足先は大阪行き改札へ向いていた。

泥のような疲労と、遅い夜に恋人宅へ行く楽しさと。
永遠の別れのように改札前でうなだれてた私たちは
急に元気になってはしゃぎ始めた。

缶コーヒーを分け合って、ガランとした車内で寄り添って
まだまだ後何時間も一緒に居られる、と嬉しくて仕方なかった。

  明日のライブ後は
    去年のような寂しい気持ちにならなくていい。
      2人で同じおうちへ帰るのです・・・♪

**

23日水曜日はピアジュリアンにてソロライブです。

  *4.23 ピアジュリアン

  夜7時半よりお待ちしております。
  ご予約は 078-391-8081までどうぞ!

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April 21, 2014

お稽古記録マノンの嘆き7

**明後日23日水曜日ピアジュリアン・ソロライブです

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4月18日第7回プレ・コンサートは大人の生徒ちゃんに聞いてもらいました。ミヤコワスレが咲いた暖かい朝でした。

  "ねぇどうして人前で演奏なんかできるの?
   演奏中って何考えて弾いてるの?
  どうやって耐えてるの? "

変な質問を生徒ちゃんに投げては弱み見せまくりのヨレヨレで始まった。

何仰ってるんですか・・・ってビックリ目でケラケラ笑う生徒ちゃん。

ピアノを弾くのは好きで仕方ないけれど、どうしてお人前なんかで弾くことになったか判らないのだ。生徒ちゃんの場合は何故演奏活動をしたいって思ったか問うてみた。

彼女の演奏生活の理由は、舞台でピアノを弾く人をすごくかっこいいと感じて自分もやってみたいって思ったからだそう。憧れから演奏者になることを選んだって言った。

そうなんだ・・・すごいね〜、ってびっくりして
またわかんない応答をしてしまった。

スケート選手がクルリクルリ回って凄いなぁって憧れても
おんなじ事を自分がしようなんて到底思いつきもしないのに?
ってぐずぐず愚痴った。

20avril14b


  











お人前どころかお人の中へ出るのも苦手なほうで、演奏より其の部分への躊躇が大きいところを改善しなきゃいけないなあって反省。生徒ちゃんのほうが積極的です。

予行の出来はそんなに悪くはなかったようです。
プロの演奏者に聴かれるのは気が楽で、上がり症も比較的マシな状態に。此れもいつもの事・・・

本番はぜんぜん違うんだろうナ・・・
プレ・コンサートは此れで最後です。

  次は本番。23日ピアジュリアンにてソロライブです。

  *4.23 ピアジュリアン

  水曜夜7時半よりお待ちしております。
  ご予約は 078-391-8081までどうぞ!


*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
チケットのお申し込みは、神戸コンサート協会
Tel.078-805-6351 までどうぞ


■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ラヴェル -- アリスブームです
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014
             *ラヴェルの囲み力


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
             *チャイコフスキー舟歌の無力
         収穫の歌
         ノクターン
             *チャイコフスキー・ノクターン19-4

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件
             *女の居室とグラナドス
             *小夜啼鳥
             *春の日常

■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット
*5月3日の楽しみ
*女のインテンシティ


■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして
*2014年3月と1年間

*お稽古記録マノンの嘆き1
*お稽古記録マノンの嘆き2
*お稽古記録マノンの嘆き3
*お稽古記録マノンの嘆き4
*お稽古記録マノンの嘆き5
*お稽古記録マノンの嘆き6

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April 18, 2014

お稽古記録マノンの嘆き6

17avril14a















タピオカちゃんが送ってくれたジャン・ジャック・エンネルの一連を気に入ってしまってる。

  *シネマ記録(9)カミーユ・クローデル

ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングルが大好きな夫にとっても好きな質感みたいで、エンネルグッズの1枚はファゴットルームへ行くことになりました。譜面台越しにパチリ。

私たち夫婦は物に対してどちらの所有物って感覚があまりなくって、何処に似合うかな? って感じで一緒に考えるからお気に入りの行き先は思いつきだけで決まっちゃいます。

17avril14b















昨日4月17日は第6回プレ・コンサート。
お客様は千鳥ちゃんグループ4名様でした。

いい加減あがらずに弾けるようにならないのかしらって落胆。

演奏中のメンタルは独特で私はコントロールできた試しがない。
学生を終えた頃、酷いあがり症の自分が演奏して良いかどうか迷ってたらば、多くの演奏家さんが口々に幾年かすれば慣れるものよって仰って下さった。

  ぜんぜん慣れないじゃない。嘘つき〜!
  って思ったのは其処から10年後。
  20年すれば慣れる? って望みを託し
  年月だけは過ぎてもちっとも慣れない。

慣れるも何も、暗譜の恐怖なんて曲が変われば1から恐がり直さなければならないんだから、同じ曲をずっと弾いてるんじゃあない限り慣れようがないでしょうってやさぐれてしまう。

今日はまだしつこく第7回プレコンサートをするのです。
諦めが悪いのだけが取り柄の演奏家なのかも。


*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
チケットのお申し込みは、神戸コンサート協会
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■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ラヴェル -- アリスブームです
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014
             *ラヴェルの囲み力


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
             *チャイコフスキー舟歌の無力
         収穫の歌
         ノクターン
             *チャイコフスキー・ノクターン19-4

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件
             *女の居室とグラナドス
             *小夜啼鳥
             *春の日常

■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット
*5月3日の楽しみ
*女のインテンシティ


■お稽古関連リンク
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*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして
*2014年3月と1年間

*お稽古記録マノンの嘆き1
*お稽古記録マノンの嘆き2
*お稽古記録マノンの嘆き3
*お稽古記録マノンの嘆き4
*お稽古記録マノンの嘆き5

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April 12, 2014

女のインテンシティ

11avril14b




















写真整理の一環でupです。
お目汚しごめんなさい。

写真って1度upしたらばあまりMac内に残さずに棄てちゃうのです。コンサート記念写真も数枚をwebに上げたら全廃棄。

加速度的に年をとるからプロフィール写真にも使い回せないし・・・ってわけでHPにだけ置くための整理です。

11avril14c




















女性にしか出せない音があるよねってお友達がおしゃべりをしてた。私はなんとなく聞いてたんだった。喩えはとっても面白かった。マッサージでね、って其の男友達は始めたのでした。

肩を揉んでもらうのは力のある男が気楽で良いけれど
足ツボマッサージだけは女性に限るって。
細い指のせいか、ツーンってツボに嵌る感じがいいって。

其うして "うまく言えないけど女性が出す音には其ういうものがある。" って。

11avril14d











             (3枚目はズワイガニ姫と)

ツボのお話は物理的な事としても言わんとするところは判る気がする。音に限らず女性独特の表現ってあるかも。

intenseアンタンスって表現すれば良いのでしょうか。
点を以てして集約したような、尖鋭な・・・
英語だとインテンスですネ。

女の嘆きのプログラムによってずっと女というものを考えてた。

はじめに求めてた '嘆く女' の像は

  もっと儚く、もっと受動型で
  もっと寂し気で、もっと果敢なく
  謂わば無益な哀切を抱いて時に委ね
  非力を受入れ、後悔の末の諦念を持つ、
  どこか不健全な心奥をもつからこそ佳麗な
  マノン像だった。

でも違うナ、それだけじゃあないナって気づかされていった。

今回のプログラムで特に悩んで改良を重ねてた音質を
別なものにしようって3月末に結論し、苦労して全改造した。

喩えばカミーユ・クローデルの天機も女ならではのもので・・・

  *シネマ記録(9)カミーユ・クローデル


  今のマノン像は
    崩れ易い心であるけれど儚くはない
      女の嘆きのintensity かな


**

今日はクラシックから離れて編曲&伴奏づけしたポップスの録音です。行ってきま〜す。


*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
チケットのお申し込みは、神戸コンサート協会
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■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ラヴェル -- アリスブームです
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014
             *ラヴェルの囲み力


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
             *チャイコフスキー舟歌の無力
         収穫の歌
         ノクターン
             *チャイコフスキー・ノクターン19-4

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件
             *女の居室とグラナドス
             *小夜啼鳥
             *春の日常

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*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット
*5月3日の楽しみ

■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして
*2014年3月と1年間

*お稽古記録マノンの嘆き1
*お稽古記録マノンの嘆き2
*お稽古記録マノンの嘆き3
*お稽古記録マノンの嘆き4
*お稽古記録マノンの嘆き5

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April 09, 2014

5月3日の楽しみ

8avril14a














ポンポンが可愛いチロリアンデイジーが次々に咲きます。
カジュアルなプレスガラスに入れてテーブルのはじっこへ。

空気にもお花の香りが溶けてるようなポカポカ陽気の1日に
お稽古しながら5月3日リサイタルの日の事を考えた。

8avril14b














お水をたくさん吸い上げたヒヤシンスの茎を切詰めながら
新しい蔦をお庭で収穫しながらぼんやりと・・・

  毎年5月3日の夕刻がとても楽しみなんです。

厭ってくらい緊張してる気分から開放される夕、
自分だけの小さな行事をするんです。

お風呂で汗を流したらば楽しいことが待っています。
終わった楽譜を1冊ずつ譜面棚へお片付けして
汗に濡れたドレスを乾かしてクリーニングに出して・・・

終わっておさめる事1つ1つが感慨深く、ドレスだってまだ曲の響きを纏ってるように感じるんです。

それからリーフレットを取出して裏面 "これまでのパリの風" のほうを上にテーブルへ。其の日弾いた曲を レパートリー欄に書入れてみる。

ずっと弾いてきた楽曲が過去のものになる瞬間。
自分のためだけのつまんない小さな行事です。

8avril14c














恒例の '裏面書入れ' が済んだらば新しい楽譜を取出す。

新しいテーマ、新しいプログラム、新しい曲を
ああでもない、こうでもないって考えながら
お寝間のままでダラダラ夜更かししていつまでも。

時々曲のさわりだけ弾いてみたりCDに当たったり、
コンサートの差し入れのお菓子を頂いたりしながら
新しいプログラムのことだけ考えて過ごせる夜。

8avril14d














今はまたまた譜面を汚しながら

  *楽譜が綺麗じゃない人は

5月3日のお気楽な夜を夢みてお稽古がんばります。

lasalledeconcert at 06:25|Permalink

April 08, 2014

4.23 ピアジュリアン

7avril14a


























4月23日 水曜日の夜7時半から
神戸三宮ピアジュリアンにてソロライブです。

5月3日のゴールデンウイーク中にお時間取れないかた、
ピアノメーカーが異なることにもご興味おありのかた、
どうぞいらして下さいませ。

お食事がてら、お酒を楽しまれがてらの気の張らない場所です。

7時30分〜と9時からの2ステージございます。
1ステージをちょこっとでも両ステージをお楽しみになってもご料金はかわりませんから、お気軽に覗いてみてくださいネ。

ご予約はピアジュリアン
078-391-8081までどうぞ!
お越しをお待ちしております。

lasalledeconcert at 06:50|Permalink

April 06, 2014

お稽古記録マノンの嘆き5

5avril14b

















昨日の寒さにも関わらず、厚い葉に守られたヒヤシンスたちがむくむく育ってた。

お水を張った硝子に花留を入れ込んで、切っては挿した。
見目はヘナチョコだけど香りがお部屋全体に広がって嬉しい。

5avril14a
















4月5日は第5回のプレ・コンサートでした。お友達の前での予行5度目はプレーリードッグちゃんが来てくれました。

たった1人で聞くのも居心地が悪いでしょうに、彼女はいつも3人分くらい拍手して、5人分くらいトークにウンウン頷いてくれるのです。申し訳なく有難いです。

毎回のコンサートでもトークってお客様と目が合うと恥ずかしいから、微妙に視線を逸らして話すけれど自宅予行も同じ・・・
緊張して俯き気味にモソモソしゃべってる私と、乗り出してガン見してくるプレーリードッグちゃんの1対1。はじめっから負けてます。

横向きに座っちゃうピアノでまだマシだった、お客様席正面を向く楽器や歌ならとてもやってゆけないワって思いながら開始。

5avril14c















出来はお稽古のおよそ50%くらい。お師匠様もよくコンサートで60%なら御の字って仰ってた。それには60%がコンサートレベルになる設定が必要で私の50はまだまだ。でも5回目にしてやっと最低限の '片耳を閉じれば一応まとも' な出来であらわれた。

駄目なところ、地団駄を踏みたいところは山のようにある。
でも此処からは曲のミスの傷じゃあなくってメンタルの傷を修復する段階。

できうる限りの厳しい目を自分の演奏に向け続けて傷を負ったあと、そのままではコンサート中のメンタルがもたないから、僅かばかりの良いところを見つめて拡げてゆくお稽古の数日を過ごします。

*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
チケットのお申し込みは、神戸コンサート協会
Tel.078-805-6351 までどうぞ


■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ラヴェル -- アリスブームです
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014
             *ラヴェルの囲み力


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
             *チャイコフスキー舟歌の無力
         収穫の歌
         ノクターン
             *チャイコフスキー・ノクターン19-4

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件
             *女の居室とグラナドス
             *小夜啼鳥


■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット


■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして
*2014年3月と1年間

*お稽古記録マノンの嘆き1
*お稽古記録マノンの嘆き2
*お稽古記録マノンの嘆き3
*お稽古記録マノンの嘆き4

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March 30, 2014

お稽古記録マノンの嘆き4

29mars14c
















"素晴らしかった。すごいクオリティーだったよ。久しぶりに感動というものを思い出させてもらった。"

チャイコフスキー先生がお帰りの時、ガレージへ一緒にお見送りに出た夫に言った。続く会話を他所様への賛辞のような気持ちで聞いてた。過分なお言葉だし、そもそも此うしたお言葉は自分の感想と関わりないのだ。

不満足どころか頭を壁にぶつけたいこと、思い通りの表現ができてないこと、厭になって演奏途中で弾くのを止してしまいたいって幾度も思ったこと、終わってから後悔と不甲斐なさに頭を抱えて座り込んだこと等が変わるわけじゃない。

  できてない!

  先日3度目の予行から何をしてたんだろう。
  練習してるつもりになってたならお笑いだと思った。

29mars14a















3月28日第4回目のプレ・コンサートはチャイコフスキー先生にお願いした。おうちの予行でさえ常時アガる。もうあまり後がない4度目は尚更だった。

緊張で音は抜ける。ミスは出る。本番でもっと緊張したらばどうなるのかしら? って無意味な想像をして一層絶望する。絶望して集中力を欠く。最低。

パニックでまた暗譜の頓痴気をやった。書きたくないけれど2度までも! 見直しても見直しても毎回違った何処かで暗譜の綻びが出る。綻びなんて言い方は詭弁だ。綻びる布はそもそも総ての縫合が甘いのだ。着る度に何処かしら綻びるお洋服をその都度繕っても埒があかない。全部解いて縫い直しだ。

そんな時間があるだろうか? ってよそ事を考えて音ミス。
どうにかして・・・と泣きたくなった。

忙しい人たちを馬鹿みたいに座らせておいて迷惑をかけ通し。
そうして頂く甲斐もなく、毎回毎回成長なくアガる。

  先生が帰られてからまた少し泣いた。
  弱い頭で暗譜は飛び、弱い心で緊張して
  馬鹿馬鹿しい音楽を繰り広げた後悔に沈んだ。  

29mars14d











  



1つだけ気づきがあった。

此んなに弾けたら本当に幸せだろう? って先生が仰った。
出来の悪い演奏の後で羞恥のあまりふてくされてた私は
人前で弾く度にどん底の不幸だ、と心の中で反論した。

夜、泣き終えて思い直した。
つまらない音楽にしかならなくても、演奏がどんなに不満でも
ピアノに向えることだけは幸せと心に留めていよう。


*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
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■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ラヴェル -- アリスブームです
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014
             *ラヴェルの囲み力


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
             *チャイコフスキー舟歌の無力
         収穫の歌
         ノクターン
             *チャイコフスキー・ノクターン19-4

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件
             *女の居室とグラナドス
             *小夜啼鳥


■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット


■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして
*2014年3月と1年間

*お稽古記録マノンの嘆き1
*お稽古記録マノンの嘆き2
*お稽古記録マノンの嘆き3

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March 25, 2014

お稽古記録マノンの嘆き3

24mars14a














3月23日、お友達の前のプレ・コンサート第3回でした。
窓からのオーシャン・ビューが素敵なゆりかもめ君宅へ。

出来映えは、駄目さ加減に嫌気がさした。
自分に失望して、落胆して、厭になって、
其うしながら続ければ、死ぬ日までに1度くらいは満足ゆく演奏ができるだろうかって期待する。

今までの人生でほんの1、2回だけ持てる力はほぼ出し切った気がする本番はあったけれど、あくまで持てる力の範疇だから満足からはほど遠い。持ってるものを出し尽くしてさえ泣きたくなる出来なのに出せもしなければ石ころほどの価値もない。

慣れない楽器であえて音出しなしで始めた。
ピアノの癖を把握しないで開始して、弾きながらバランスをとってゆく練習をしてみたかった。案の定音を作る配分に気を取られて楽曲の成り立ちが悪いものが出てきた。

24mars14b














挫折喪心して終わったらば美味しいご飯が待っていました。

結婚祝いを頂いて開きながら、海が見渡せるベランダでコートデュローヌの白とイベリコ豚の薫製やチーズをアントレに。

バーベキュー炉で炭を起こしてメインは炭火焼きイチボの特大ステーキ。お肉好きが知られてるので炭火ステーキのあとに同じ炉で焼肉。パエリアにアイスクリームにリラックスしてお腹いっぱい頂いてるうちに、次の段階のお稽古が楽しみになっていった。

本当にありがとうございました。今日も頑張ろう。

*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
チケットのお申し込みは、神戸コンサート協会
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■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ラヴェル -- アリスブームです
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014
             *ラヴェルの囲み力


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
             *チャイコフスキー舟歌の無力
         収穫の歌
         ノクターン
             *チャイコフスキー・ノクターン19-4

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件
             *女の居室とグラナドス
             *小夜啼鳥


■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット


■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして

*お稽古記録マノンの嘆き1
*お稽古記録マノンの嘆き2

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March 23, 2014

お稽古記録マノンの嘆き2

22mars14c
















曲に悩んでは修正し、元に戻したり壊してやり直したり・・・
1人の練習のドタバタなんて読んでもつまんないから形になりかけた部分のおしゃべりだけにしてきた。

お友達の前の予行の度に打ち拉がれ、
課題の多さに鬱々たる気分になるけれど
嘆く時間があればお稽古しようと
無理にピアノに向ううちに出口が見えたり・・・

下らなくて恥ずかしい段階を記録として晒しても面白いかなって急に思い立った。

  *お稽古記録マノンの嘆き1

3月21日は2回目のプレ・コンサートでした。
夫の前で行ないました。

22mars14b

















思い出すナァ・・・
昨年、一昨年、一昨々年も、予行に付合ってもらって
そのたびに朝から大変だった。
お客様役の椅子位置の修正ばっかりしてたんだった。

目が合うと演奏の緊張以上にドキドキして曲を忘れちゃいそうで・・・視線を感じない位置へ動かしたり、逃げずに緊張の練習をしなきゃ!って思い直して置き換えたり。

結婚してもやっぱり真剣に見てる眼差しに逢うとドキっとしてトークはヨレがちに。

**

ショパン・ノクターンは停留するような戸惑いの表現と、小さな川のような楽曲の流れが二律背反になって互いを邪魔し合ってたところが少し解消された。

ショパン・バラードは夫は此の回では1等気に入ったようだけれど自分の中には摩擦があった。ピアノ譜でおよそ2ページごとに現れる新しい部分を分けて練習していたところ、パーツを貼り合わせたようになって前後関係に説得力が足りないところが多々あった。

精神性を保持しないで部分練習を行なってた証拠です。

ラヴェルは2日前の第1回に曲の空気づくりがまるで悪かった反省から、ショパンからの頭の切り替えに努めてお稽古してた。ショパン後半からラヴェル前半を何度も繰り返した練習の代償は、ラヴェル後半まで集中力が続かなかったこと。1楽曲としてのフォームが悪かった。

回毎に弱い部分は変わるから其の都度お稽古の方法も変えないとね・・・よくまあこれだけ悪い箇所が次から次へと出てくるものだわ。

チャイコフスキー白夜・ノクターン共に音の少ない繊細な部分での音ミスがあった。

灯火のファンダンゴは先回のように薄ら馬鹿が空回りしてるだけの演奏とは違ったけれども、随所気をつけたあまり実につまらない演奏になった。利口ぶった空者のチキン演奏だった。もはやどちらがマシかも言えない感じ。どちらも最低だわ。

マハはよく集中して作り上げたものとほぼ変わらず進められ、あと一息と意識した瞬間に肝心な和音の暗譜が飛んだ。邪念で撃沈。未熟すぎる。

**

どんなに駄目でも凝りもせず・・・
本日第3回のプレ・コンサートです。

遠出してお友達のおうちで弾くから夫がお留守番をしててくれます。昨日一緒に植えつけた種のお水遣りをお願いして出かけよ〜

*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
チケットのお申し込みは、神戸コンサート協会
Tel.078-805-6351 までどうぞ


■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ラヴェル -- アリスブームです
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014
             *ラヴェルの囲み力


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
             *チャイコフスキー舟歌の無力
         収穫の歌
         ノクターン
             *チャイコフスキー・ノクターン19-4

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件
             *女の居室とグラナドス
             *小夜啼鳥


■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット


■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして
*お稽古記録マノンの嘆き1

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March 21, 2014

お稽古記録マノンの嘆き1

20mars14b















エリカが咲きました。
粒のような小さな花をよく見ると1つ1つが可愛い形。

コンサートまで1月と少し前になったらば、お友達の前でお試しプレ・コンサートの時期になります。緊張したときに出てくる弱い部分を見つけるには、恥を忍んでお試し会をしておかないと。

第1回は戦々恐々としてしまう。何が起きるか想像がつかない。どんなお稽古が足りてないか自分でも見えてない段階の音出しです。

19日にお呼びしたのは例年のようにレモンカナリアちゃん&ポニーテールちゃんでした。

**

1人のピアノ室で修正を重ねてたトークはいざ出してみるとヨレヨレ。トークを入れることで次の曲の集中を欠いて、各曲の出だしは腐った音だった。

ポロネーズを思わぬところでトチった。
'思わぬところ' イコール鑑識に欠けた箇所が露になって初めて自覚する意識の低さに死にたくなった。

動揺したままのバラードは表情の変わり目に統一感なし。

ラヴェルは世界観を作りきれず、やっと修正できたのは8ピース目。曲終わっちゃうじゃない。タワケ者!

細かに流れを構築してた舟歌は緊張凌ぎにロマンティックにしてしまう愚鈍を繰り広げて流麗さを欠いた。

灯火のファンダンゴはテンポも曲想も前に向き過ぎ、音質は散りがちで醜悪この上なかった。

荒唐ぶりを露呈した前曲の惨劇を取り返そうと愚かしく歌いこんだマハは、薄ボンヤリの頓馬な出来。

**

お茶を飲んでもらいながら2人にカスのような演奏を聞かせたあとは、恒例レモンカナリアちゃん宅でランチでした。

20mars14a














翌20日。
通しのお稽古をやめて全曲ペダルを取っての部分練習・細部の暗譜確認・音量を落としてタッチの確認に費やした。

今日は再び通し稽古をしてからお稽古ポイントを決めよう。

lasalledeconcert at 06:39|Permalink

March 08, 2014

補助輪をはずして

7mars14f














自転車の補助輪を外す。

プログラム全曲通しのお稽古を試み始めるのは、補助輪を外してはじめてちょっとだけ遠出をする時に似てる。

補助輪つきで伸び伸び走り回った道が不安に歪む。
補助輪なしでも短い距離なら転ばなくなってた少しの自信は
脆く崩れる。

いつでもおうちに戻れるほんの側の道で
乗れるから見ててネ! って自転車を漕いだ数メートルは
なんと甘かったんだろうって早くも後悔し始める。
おうちが見えなくなる角を曲がるともう脚をつきたくなる。

2曲目で終わりますか? って自問する。
坂を登ったらば下りなきゃならない・・・
帰れなくなるんじゃあない?

頑張って登ったあとウロがくる3曲目。
どっちへ行けばいいの?
よく見知った途がやけに広く見える。
此んな木があったかしら?

よそ見して転ぶ。
擦りむく。
おうちからは離れてしまった。
行く先のほうがずっと長い。
絶望的な気分になる。

苦労したあの練習は何だったの?
乗れたと思ってたのに漕ぎ方もわからなくなってくる。
どうしよう、補助輪なんて初めから外さなければ良かったの?

余計な事ばかり考える4曲目。
すっかり道がわからなくなる。

3mars14i














5曲目、迷子。

不安に泣く。
登下校で使うよく知った途のはず。
それなのにお友達と一緒に親しんだ通りじゃなく見える。
怖くてペダルを踏込めなくなる。
スピードが落ちる。
ひょろひょろしてバランスを崩しまた転ぶ。

起き上がる気分が失せる。
自転車を放っぽって帰りたくなる。
人通りがない。誰も助けてくれない。

今日の遠出の失敗を克服するには
いったい何度此れを繰り返せばいいの?
泣きそうになる6曲目。

明日、明後日、その次も、同じ怖い思いをしなければ
乗れるようにはならないの?
考えると力も入らない。
転ぶ頻度が高くなる7曲目。

そもそも自転車って乗れなきゃいけないの?

**

  乗れなきゃいけない。

乗れるようになりたいんでしょう?
だったら乗れなきゃいけない。
乗れるようになりたいと願った人は、乗れなきゃいけない。

  心の声はプレッシャーでも重圧でもなく
  漕ぎ出す勇気をくれる大きな助けだ。


今日も遠出に行ってきます。

どうせまた途中で漕げなくなって
自転車押しながらすごすご戻ってくるのだけど・・・

だから明日も明後日も行ってきます。


*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
チケットのお申し込みは、神戸コンサート協会
Tel.078-805-6351 までどうぞ


■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
             *チャイコフスキー舟歌の無力
         収穫の歌
         ノクターン

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件


■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット


■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に

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March 03, 2014

風とリーフレット

1mars14m


























5月3日のリサイタル・リーフレットをupします。

そよそよと、やさしくそよぐものは何でしょう。
  よろこびの音信(たより)を
    東風が持ってきてくれるのでしょうか。
      日ぐれの微風が
        わたしの胸のいたみを涼しく撫でます。

             (大山定一様訳)


ゲーテ "西東詩集" よりズライカの巻。
'そよそよと、やさしくそよぐ' と題された詩です。

マリアンネ・フォン・ヴィレマーの詩にゲーテが加筆したもの。
1814年、ライン地方を旅行中のゲーテと出会った日の詩だそう。
マリアンネは、ハイデルベルクへの途上にこの詩を書いたんですって。

東風とは行く手のハイデルベルクの方面から吹く風になる。
訳者様の此の註釈に大きな興味を唆られたのです。

(彼女がハイデルベルクでゲーテと別れてフランクフルトへ帰る馬車の中で作られたとの説もあるそうですが手持ちの大山定一様のご著書では前者でした。ハイデルベルク -- フランクフルトだと南北関係ですから其の場合は意味が変わってきますね。)

1mars14n


























女の嘆きをテーマにとった曲目の、特にグラナドスの '語り' を文字に顕す術に迷ってたところ、此の註釈に出会ったのでした。

詩中 "夕ばえにそまった古い城" が有名なハイデルベルク城だとの解説のあと筆者は
《いかにも女らしい、素直な、うつくしい詩である。》
と才能豊かにゲーテの愛に応えたマリアンネを讃えられ、
《風のモティーフを巧妙に生かしている》と続く。


《風はそよぐもの、遠くへ吹いてゆくもの、すなわち心のあこがれを象徴する》って。

1mars14i















明朗快活なマリアンネとは違う、リサイタルテーマの不遇の女性の輪郭を追う中でしばしば感じたのは彼女たちを取り巻くものの風通しの悪さだった。

ある人は家庭に閉じ篭められ、
ある人は王宮に閉じ篭められる。
娼婦小屋に、人間たちとのしがらみに、あるいは負債に、時間の過酷な制約に・・・絶ち難い事柄に閉じ篭められる。


風が吹かない。
心に影を落とす外囲が牢(ひとや)にもなってゆく。

此んな心情をもう少し追ってみたいな。
  ピアノ室に閉じ篭められながら。


        (ぜんぜん宣伝になってませんね・・・
        月曜から失敗ブログでした)

*-*-*-*-*-*-*-*-*


■5月3日パリの風プログラム

     《第1部》

ショパン     ノクターンNo.21
             *ショパン・ノクターンNo.21
         別れのポロネーズ
             *別れのポロネーズ
         バラードNo.4

ラヴェル     高雅にして感傷的なワルツ
             *ピアフとラヴェル
             *お鍋の穴
             *ラヴェルとオタクな日々
             *ラヴェル--バレンタイン2014


     《第2部》

ピアソラ     さらばパリ
         ミケランジェロ'70

チャイコフスキー 白夜
             *白夜 -- 一緒に食べよ?
         舟歌
         収穫の歌
         ノクターン

グラナドス    灯火のファンダンゴ
             *ゴイェスカス
             *思いつくまま飾る枝

         嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
             *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
             *夜鳴きうぐいす
             *女の嘆き
             *フロレットという女性
             *結婚の条件


■パリの風関連リンク
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■お稽古関連リンク
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*雪の日に
*お稽古期間に

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March 02, 2014

お稽古期間に

1mars14a














使い心地が良かったフランスのユイル・エ・ボーム。

インテンス・クリームです。エアレス容器でプッシュすると濃厚なのに軽いクリームがプチッって出てくる感じも好き。バームのほうはフレッシュ系ハーブの香りでローズヒップオイル配合。寒い季節の強い味方でした。

**

お稽古が能率よく運ぶとすごく気持ちがいい。
希望が見えて気持ちが落ち着く。

其して・・・うまくいった翌日は決まって音楽的な不調に見舞われる。持てる音楽の味わいを出し尽くした翌日にカラカラになったようで音が身体に入ってこない。気持ちを作ろう集中しようと無駄に藻掻く。1日置きに調子が変わるのが怖くなる。

1mars14b















弾き込んでゆくにつれ、2日続けて何かに近づける感じになる。

3日目の不調をうまくやり過ごしてテクニック練習に務めることだけに集中する精神的余裕がもてる。1日を越せば明日また成長が見込めるんだわって思えるようになる。明日も明後日も音楽的成長を遂げられないのじゃあないかって不安は遠ざけられるようになる。

次の段階では3日続き、4日続きと成長ペースが伸びてくる。すると弾く度に違っていた演奏が定まってゆく。まるで毎回が試弾のようにコロコロ表情を変えてしまってた演奏から一等イメージに近いものを選抜して築けるようになる。

今はまだまだ遠いところに居る。

1mars14c















築いたら固める段階が待ってる。

固めて、眺めて、傷を埋めて
汚れを取り去り、磨いてから・・・
時に壊さなければならなくなる。

1からやり直し。
それって苦しいと思ってたけれど
壊すところにも行き着かないのはもっと苦しい。

長いお稽古期間です。

lasalledeconcert at 06:36|Permalink

February 22, 2014

女というもの

21fev14b














蘭とカシスの華やかな香りが楽しい。
フィレンツェのボディソープを頂いた。
イラストもなんて可愛い。たおやかな女性の肖像。

今朝しようとしてる風に私が女性についてなんておしゃべりをするのは本当はおかしいのだ。

なんともお粗末だけれど女の自覚ってあんまりなかった。
女についてを真面目に考えるのもほぼ初めて。
もし多少の女子力でも備わってたらばもう30年は早く考える問だった。

ピアノを長らく弾いてると余程女の人らしいかたの場合でも男の部分は出てくるものって気がする。
幾年も心を添わせてゆく作曲家は男性が多いし、若い修行時は特に演奏の上で体力的に男性に劣るまいと苦心もする。骨格や筋力など身体的に有利とされる男子学生と肩を並べようと必死になりもする。

スポーツなら男女別だのにねぇ・・・って思ったことも学生時分には幾度かあった。其うしながら心の何処かが男であろうと望む部分って少なからず出てくるのかも。

21fev14g















気がつけばいつの間にか女じゃなくなってたような・・・
そこに自身の性質が加わっちゃうんだもの、どんどん女から遠くなって駄目だわ〜

結婚しようとも特に考えず、お人に寄り添って生きることを思いつかずに幾十年を平気で過ごしたような者で

  *未婚だった女

其の中でも不安や心細さを感じてなかった。
年老いて1人で生きる不安も、1人で死ぬ不安も。
どちらもマイナスの事柄って風に考えたこともなかった。

唯一最大の不安は、コンサートで暗譜を忘れるかもしれない不安くらいだった。暗譜以外は何でもかでも何とかなるわって済ませて先の事を考えないんだった。

其うした面でも他の面でも女性的性質を持ち逃がしてた。

21fev14c















近頃マノンの嘆きのプログラムのお陰で
女であるって何? って考えるようになった。
遅すぎるったら・・・

持ち逃がした女の性質を簡単に手にできるわけじゃあないけれど
女だからこそできる演奏にトライするのもありかも? ナンテ
遅ればせながら思いついちゃったのだ。

  とっても変なお話かもしれないけれど
  生まれて初めて今、演奏の中で女であってもいいって
  赦されてる風に実感しはじめた。

21fev14d














マノンのプログラムの中に居るのは女として生まれ生きる女性たち・・・

幼女も女児も既に女の面を持ってるけれど
そこからもっと多くの時間をかけて女は、より、女になる。

彼女たちは女であることを選んで生きてる。
マノン・レスコーのように女だからこその幸福と不幸も背負う。

今日は女の物語をまた少し読み返してみよう。

  *本箱


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*崩れ落ちる音

[ラヴェル]
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[グラナドス]
*ゴイェスカス
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*夜鳴きうぐいす
*女の嘆き
*フロレットという女性
*結婚の条件

[ショパン]
*ショパン・ノクターンNo.21

[お稽古]
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に

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February 20, 2014

崩れ落ちる音

16fev14d















零れ落ちる、滴り落ちる、剥がれ落ちる

  落ちるものは哀しい。
  昇るものに備わった活力が減衰してしまった後の
  どこか運命的な姿だ。

陥落、落涙、転落、

  心の何かが低下する。
  ある時は一瞬で踏み外し
  ある時は降下してゆくのを感じながら
  輝きを損ない、色褪せるのを止められない。

19fev14i















5月3日 "マノンの嘆き" は下降する音にスポットを当てた。

崩れ落ちるような嘆きの下降に大きな興味が湧いたのは、お客様から "嘆きのマハ" の曲がお好きってメールを頂いたときだった。曲の好みを通したほんの時々のおしゃべりが心楽しくなるお客様だ。

着信時、その頃恋人だった夫と一緒に居た。
夫はグラナドスのマハの曲を口ずさんで "この落ちる感じ、桜ちゃんの演奏が目に見えるみたいだね。" って優しく笑ったんだった。

夫が歌ったマハの1フレーズは今まで聴いたどのピアノ演奏でのマハよりも女性的だった。今この人が歌った風に弾きたい・・・って思った。

気に留めなかった特徴が夫のひと言で様変わりして見えることはしばしばあった。

17fev14n














恋のなせる術をきっかけにして、美しい下降が連続して現れる曲に惹かれはじめた。
マハをテーマにしたプログラムを組みたくなった。

グラナドスと同じくショパンバラードNo.4も留まろうとするリピート音から下ってゆく形を持っている。

チャイコフスキー・ノクターンOp.19-4は降り落ちる星灯りの心象風景だ。

ピアソラ "さらばパリ" は軋むような失意の下落で開始される。

**

テーマ "女の嘆き" は崩れ落ちる音たちが中心になった。


■5月3日パリの風 第18回関連リンク
*パリの風 第18回プログラム

[ラヴェル]
*ピアフとラヴェル
*お鍋の穴
*ラヴェルとオタクな日々
*ラヴェル--バレンタイン2014

[グラナドス]
*ゴイェスカス
*思いつくまま飾る枝
*シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
*夜鳴きうぐいす
*女の嘆き
*フロレットという女性
*結婚の条件

[ショパン]
*ショパン・ノクターンNo.21

[お稽古]
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に

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January 30, 2014

沈黙とフランス音楽

29jan14b














好きなカフェオレのボウル。
豊かなレリーフをまじまじ眺めてしまうボウルの1つです。

"よく見れば何か描かれてる、よく見なきゃわかんない"
先日曖昧な文を載せた。

  *ラヴェルとオタクな日々

今日は続きのおしゃべりです。

29jan14c
















文学史の古書の表紙は型押しで作られた模様が取られてる。
簡易なプリントでも構わなそうだのに此うした手の込み具合は何でしょうって思う。

フランス音楽に通じる表情だと思う。

**

ジャンケレヴィッチ著フォーレとドビュッシーのところを読んだ。

《沈黙もさまざまな色合いを含んでいる。というのも沈黙のニュアンスや多様性、そして特性は、ドビュッシーに劣らずフォーレにおいても実に豊かであるからだ。

"秘密"、そして "ひそやかに"・・・音楽はフォーレによってピアニッシモの効力を改めて学んだといえる。そしてたとえフォルテにまで拡大するにしても、夜想曲や舟歌の音楽のなかには、そのフォルテの突発を和らげるような、この上なく性能のいい弱音器のようなものが働いている。たとえば "夜想曲第6番" の最も激した部分では、弱音ペダルが音たちを包みこむようにガーゼの薄布を拡げてはいないだろうか?

'声低く'・・・これこそが "5つのヴェネチアの歌" の最終曲 "やるせない夢ごこち" の、その最後に置かれた言葉であった。
フォーレの音楽は声低く語りかける。人に注意深く耳傾けて欲しいからであり、集中力を持つ魂に向けられたものだからである。

 ドビュッシーもフォーレに似て声半ばに語っているが、彼は彼一流の仕方で全く異なる沈黙の性格を捉えている。つまりその沈黙は無限に多様で、細分され、目に見えない存在感と耳には聴こえない音で満ちみちており、ドビュッシーは自らの豊かな想像力と鋭敏な耳とをもって、その沈黙から隠されたものを感じとり、衣擦れの音や含み笑い、かさこそとした葉ずれのささやきを聞き分けたのだ。》

             (小林緑様・遠山菜穂美様訳)

29jan14a















沈黙は無音じゃあない。
沈黙は多様で多弁って教えてくれるフランス音楽が大好きで
だからこそ fugitif の取り扱いでふんわり繊細って括りには抗ってきた。

お茶をいれてボウルを眺め思ってた。
模様は自由さと統一の狭間で描かれ一見すれば確かにふんわり映るかもしれない。けれども其れは見る側の印象に過ぎずボウルそのものの性質じゃあない。
沈黙の細やかな細工は繊細じゃなくて微細なのだ。

此の抵抗の仔細内容を音楽は固より文字で著せるようになる日がいつか来るんだろうか。ジャンケレヴィッチ氏への敬服止まない毎日。


■ジャンケレヴィッチ関連リンク
*フランスと4.20PJ写真(2)演奏中
*グッゲンハイム道順とババールカードVol.12
*お席数限定ラ・クロワ
*音とお庭
*間際の悩み
*七夕はPJへ
*裏口のカードル
*延期
*ダサいお菓子
*西宮ミュージックパーティー
*七夕ライブ
*七夕PJ、星灯りのプログラム
*優しき歌とリディア
*ババールカードVol.14と優しき歌
*ゆりかご
*夜鳴きうぐいす


■フランス的テーマ関連リンク
*フランス的とは

*ゾラの実
*ゾラ19世紀の記念碑
*フランス19世紀の繊細
*自尊と言語と音楽

*フランスと動物臭

*音楽のひとこま
*曲決めは楽しい (2009年のお答えを兼ねて)

*フランスとヴォルテール
*オーレリア或いは夢と人生
*仏文学を好きなのはネ・・・

*ランボーと抑圧
*ランボーの田舎

*パリの不合理
*ミスタンゲットのパリ
       ?僕が見た素面の事件
*街角が香る
*街の色
*パリの歩き方
*フランスのご馳走様
*フランス菓子をおいしく味わう
*バカンス風お食事時間

*愛すべきフランス
*怪談の日仏
*トイッチュ
*フランスの特権

*重なりの量感
       *チェックするブログと おしゃべりな家
*フランス気質と音さがし
*ドイツ民族・フランス音楽
*フランス民族・フランス気質

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*自由
*紫陽花の部屋で
*フランスとルイーズ
*神のないルイーズとフランス
*フランス音楽とゲラン
*"パリ空の下"

**

■フランス音楽関連リンク
*フランス音楽(1)霧の具象
*フランス音楽(2)感情と心象
*フランス音楽(3)失意
*フランス音楽(4)エクリチュール
*フランス音楽(5)さかしま
*フランス音楽(6)トーン変動
*フランス音楽(7)崩壊と慈しみと
       *プーランク "花" 音源up
*フランス音楽(8)感性の求め

*尻切れ草履

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■イマージュテーマ関連リンク
*美しい白のイマージュ
*イマージュに血が通う
*本質なきイマージュ
*本質とイマージュ
*イマージュと技巧
*切られたイマージュ
*女の子はファンシー好き(6)ルイ・アラゴン
*イマージュのシルエット
*イマージュ
*フランス音楽とイマージュ考
       ?僕が思うパリの風
*審美とイマージュ
*イマージュと食
       *夫の食とバルザック
*キッチンのイマージュ
*夫のコタツ嫌いとイマージュ

**

■象徴関連リンク
*象徴(1)月とピエロ
*象徴(2)オコゼ
*象徴(3)花色
*象徴(4)気狂いピエロ
*象徴(5)シニフィエ
*象徴(6) "蝶と花" 落合訳

**

■シュレアリスム関連リンク
*フランス、恋の結末、オートマティスム

*海原の娘(1)虚構現実
*海原の娘(2)幻想の意味
*海原の娘(3)普遍性への問い
*謎 -- ラヴェル "永遠の謎"
       ?僕が思うシューレア・クリーム
       ?僕が思う靴下と階段

*パリのプーランク
*フロランタンと詩と音楽
*プーランクとシュレアリスム

lasalledeconcert at 06:39|Permalink

January 22, 2014

フロレットという女性

21jan14a















昨12月にDVDで観た映画のおしゃべりの続きです。
ネタバレしちゃうから "愛と宿命の泉" をまだご覧じゃないお方はどうか記事を飛ばして下さいね。

  *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2

主人公セザール (イヴ・モンタン) の過去の愛の対象と愛の喪失の要因はフロレットという女性。映画の根柢のテーマの愛には様々な形があって、肉親の愛・自己愛・そして他者への愛のトライアングルが結ばれる中心になるのがフロレットのように思う。ただ彼女は過去のお話の中にしか登場しません。

キャストがつかない重要な女性。
形見の飾り櫛でしか彼女を表すものは出てこない。

フロレットとセザールの恋は戦争によって不幸な行き違いがあった。どうして私を裏切ったのか・・・2人ともが同じ疑問と哀しみを抱いたままで映画は終盤を迎える。

21jan14b
















最愛の人の裏切りに遭ったとき沢山の心の動きがあるだろう。

辛さを憎しみに替え、信じた自分を嘆き、愛した自分を呪い、
恋する気持ちを一瞬で失ってさえ恨み切れない日々に、できるのは心を葬り去ることとなんだろうか。

2度と会うこともないままに老いたフロレットが亡くなった報せにも涙を見せなかったセザールは、本当は彼女の櫛を仕舞ってた。

戦場に届かなかった手紙を知り愛されていたと知ったあと、フロレットの形見を手に帰天する彼は、切ないけれどまだ幸運だったかもしれない。哀しみと不信と強い疑問を抱えたまま問うことなく亡くなったフロレットに比べれば。

愛の喪失のヒストリーが絡み合う中
フロレットという女性の人生が最も印象に残った。
お顔も1度も映らない愛の犠牲者。

**

女の哀しみをテーマに据えた次のプログラムはサブタイトルにフロレットの名を冠したくなったほどに、時代に翻弄された彼女は幾多の女の不幸を象徴してる気がした。嘆きの像にふさわしいシンボリックな名を探してた時だった。マドレーヌやボヴァリーの候補がしっくりこずに悩んでたのだ。

フロレットは彼女のような人生がフランス文学内他で象徴的な名として使われてる例が思い当たらなかったから・・・ 彼女の引き裂かれた恋の不幸が、フロレットの血を引くが故にもう1つの肉親劇に至ってしまった被害者であるマノンのほうを取った。映画内マノンの名はマノンレスコーに由来するところでもテーマと符合した。

  5月3日(祝) 午後2時より
  パリの風 第18回《マノンの嘆き》
  神戸芸術センターにて

  どうぞよろしくお願い致します。


■パリの風 第18回関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*女の嘆き

*2014年1月の泣きそうな日々
*ピアフとラヴェル
*ゴイェスカス
*思いつくまま飾る枝
*シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
*夜鳴きうぐいす


■シネマ記録リンク
*シネマ記録(1)モンパルナスの灯・他
*     (2)宮廷画家ゴヤは見た
*     (3)エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々・他
*     (4)カラヴァッジョ 天才画家の光と影・他
*     (5)たそがれの女心
*     (6) 愛と宿命の泉Part.1
*     (7) 愛と宿命の泉Part.2

lasalledeconcert at 06:47|Permalink
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Nouvelle
=====================


**3月5日(日)**
11h〜13h 

《クラブ・プーランク》

にしむら珈琲 御影店
3Fフレンドサロン


=====================


**4月15日(土)
13h〜14h45

《パリの風 bis》
公開ライブリハーサル

にしむら珈琲 御影店
3Fフレンドサロン


=====================


**5月3日(祝)
14h〜15h45

《パリの風 コンサート》

神戸芸術センター
シューマンホール
Caractere
***ブログに登場したお友達***

女の子ちゃんのお友達

=タピオカちゃん=
水色の瞳の親友
離れてる今はメル友

=フラミンゴちゃん=
東洋が大好きな
フォトグラファーちゃん

=ママン手袋=
フランスでのママン

=マルシェ籠ちゃん=
昔ホームステイをした
大家族のお家の主婦様。
今はメル友

=マダム・ビスコッティ=
教会のお友達
明るくしっかりした
お年上の主婦様

=ナイチンゲールちゃん=
うんと近くに住む
綺麗な声の親友

=レモンカナリアちゃん=
お花が大好きな
ご近所のお友達。
ほっそりした姿もお声も
カナリアのよう

=タマゴカナリアちゃん=
レモンカナリアちゃんの卵。
つるつるピンクのホッペの
カナリアお嬢様

=ポニーテールちゃん=
中学校の同級生
登校の友

=マダム・ノベルティー=
美人でおもてなし上手な
ノベルティー夫人

=雀ちゃん=
ウズラちゃんとコンビの
音楽鑑賞のお仲間

=ウズラちゃん=
雀ちゃんとコンビの
音楽鑑賞のお仲間

=青い空ちゃん=
フルートが大好きな
おとなしやかな美人さん

=ぱんだの里ちゃん=
ほわんと優しい空気の
色白パンダちゃん

=赤嘴クイナちゃん=
フルート大好きな
クリスチャン友ちゃん

=シジュウカラちゃん=
お菓子が大好きな
フルートのお仲間

=ホンドフクロウちゃん=
夫の同級生。
ふんわり笑顔の声楽家ちゃん

=オカメインコちゃん=
アカンパニストちゃん

=カケスちゃん=
クリエーターさん

=十姉妹ちゃん=
クールに見えて実は優しい
大好きなお姉様

=アマリリスちゃん=
グラマラス美人の
キーボーディストちゃん

=黒アゲハちゃん=
クラブママ風美人の
歌のお姉様

=キタイタダキちゃん=
音楽マネジメントの卵ちゃん
ピアノも弾いて歌も歌います

=プレーリードッグちゃん=
優しくて可愛い
ご近所のお友達

=シロツメ草ちゃん=
ファゴット奏者の
タマゴちゃん

=河原鳩ちゃん=
生活密着型で
現実的な中型の鳩ちゃん
実は照れ屋さん

=テッセルモルモットちゃん=
昔はお下げ、今はママになった
声楽家ちゃん

=コゲラちゃん=
母と共通の古くからのお友達

=千鳥ちゃん=
コンサート予行の鑑賞者

=グレーうさぎちゃん=
美人の布作家さん

=大春車菊ちゃん=
大きな声で笑う
大らかで楽しいお友達

=カモノハシちゃん=
絵が上手で茶色い目をした
中学のクラスメイト

=ペトルーシュカちゃん=
沢山の時間を過ごした
同窓のお仲間
桐朋ガムランクラブでも一緒

=シオマネキちゃん=
片方の鋏が大きいシオマネキ
のように、長い髪を
片側で結んでるお姉様

=水くらげちゃん=
ひっそり薄茶色のオーラ
シンプル仕様の
元クラスメイト

=パルファンちゃん=
化学系キャリアウーマンちゃん

=ぽっぽちゃん=
小中学校の同級生
下校の友

*****

男の子くんのお友達

=おじいちゃま=
仲良しのドクター
86歳の長老様

=アサリ君=
おっとりふわふわした
秀才君

=カピバラ君=
たくさん一緒に遊んだ
幼馴染君

=カピバラ・パパ=
カピバラ君のパパ

=ダチョウ君=
サロン主の翻訳家君

=ネコヤナギ君=
粗暴で偏屈な外側
植物にも優しい内側
26年間のお友達

=ジンライム君=
自然派の学芸員君

=ヤマシギ君=
切れ者の研究員君

=ノベルティー君=
教養深い趣味人の
企業代表君

=ゆりかもめ君=
ピアノ好きの陽気なお友達

=サメビタキ先輩=
ぱんだの里ちゃんの先輩

=ハクセキレイ君=
ぱんだの里ちゃんの同級生

=ツバメ君=
姿勢の良い立ち姿が
ツバメ風のお友達

=カタツムリ君=
何どきもテンションが
変わらないお友達

=シロハラインコ君=
おおらかな余裕で
ムードメーカーになれる
バランスの取れたお友達

=ブルターニュ君=
京都の愛らしい学者君

=イクラ先生=
小学校時代の担任
今も仲良し

=ゲンゴロウ先生=
小学校時代の主任
イクラ先生の元同僚

=カカシ君=
謎の譜めくりすと君

=ぴょんきち君=
大きな身体のプログラマー君

=ヴィブラート君=
哲学好きのお友達
最近彼女ができたばかり

=チャイコフスキー先生=
音楽評論のお友達

=矢車草君=
コンサートマネージ君

=チャボ君=
ピアノ技師君

=Mr.B=
お世話になってる
Steinwayの調律師さん

=テントウムシ君=
沢山学ばせてもらってる
信頼する友人

=ピラルクー君=
大水槽で古代魚を飼う
スタジオ経営者君

=藍綬君=
藍綬褒章を持つ
最長老84歳のお友達

=ぶち犬君=
昔の恋人で学者君


***実名登場のお友達***

=フランス鴨君=
ダチョウ君のお兄様
哲学者ミシェル・ジャメ氏

=岡村哲伸氏=
モデルをつとめた
彫刻家さん

=LICAちゃま=
桐朋時代のお仲間
カリフォルニアのピアニスト
LICA HANDAちゃん

=セニョール・ウナミゴ=
ギタリスト
増井一友さん

=故黒木義典教授=
仏語学者
大阪外大名誉教授


***室内楽演奏のお友達***

=蝶番君=
大阪チェンバー
片寄伸也さん
  *ファゴット

=ロップイヤーうさぎちゃん=
浅野毬莉ちゃん
  *フルート

=シジミちゃん=
神戸フィル
麻生多恵子ちゃん
  *クラリネット

=ミスターメジロ=
大阪チェンバー
滝本博之さん
  *ファゴット

=ズワイガニ姫=
アンサンブルカプリス主催
国塚貴美さん
  *マリンバ

=カワウソちゃん=
崎元蘭奈ちゃん
  *チェロ

=牛君=
宝塚歌劇オーケストラ
渡邊悦郎さん
  *ファゴット


***ブルゴーニュ君のお友達***

=パーシモンちゃん=
ナイチンゲールちゃんのワンコ

=ムーちゃん=
お散歩で会う白いワンコ
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