訪問記9
November 07, 2016
甲陽園へ

夕暮れ近い時刻、夙川駅のホームからパチリ。
豊かな川のお陰でしょうか、此の辺りはグリーンが一層しっとりしている感じがします。
夙川から2駅だけを結ぶ甲陽線に乗りました。
ゆったり走る電車にゴトゴト揺られて甲陽園へ。

駅前のビゴさんで甘いおやつと朝のパンを買ったら
なんだか遊びに来たみたいな気分になっちゃったけど
リハーサルへ向かうのです。
第2部のお芝居を歌曲・ピアノ挿入曲含めて通す日。
頭の切り替えを頑張らなきゃ〜
演出家さんの変更に応えつつ、弾いたりメモしたり慌ただしいながらも楽しかった。照明・音響の可愛い女子たちともお会いできて和やかに進みました。

出ずっぱりだったから、写真は1枚しか撮る暇がなかったワ。
真剣な表情で台本を読むゴシキノジコちゃんこと主役の田中敦子ちゃんをパチリ。
これで最終合わせも終わってしまった。本当に楽しくお稽古させてもらった数ヶ月にありがとうの気持ちでいっぱいです。
11月12日18h30〜 西宮甲東ホールにて
"黄金の輝き"
全席自由席 4000円
FBメッセージにてチケットをお受けしております。
ゴシキノジコちゃんのこの日のブログは此方からどうぞ♪
*11.12 ソプラノコンサート
*久々の歌
*合わせ、楽しかった
*合わせとミニ会議
*エス小山さんのコンフィチュールで
*プライベートリハーサル
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October 28, 2016
抜歯しました

暗くって見え難いかな?
ダイニングのシーリングライト。温度が上がらないところギリギリに絡めたシュガーバインに、6個セットのプチプラ蝶々の最後の1個が居場所を決めた。
*思い出の中の今日
*2016年9月の蝶々
抜歯して、長い時間を経てようやく血が止まった夕刻に大急ぎのお掃除でした。

義歯が急に取れちゃって歯医者さんへ行った。
そもそも義歯になったのは、骨髄炎患者はインプラントをしちゃいけないからだった。
取れた原因も骨髄炎絡みで、義歯を嵌めた骨が弛くなってしまったからみたい。付け直しはできない状態で、十数万の義歯は早々と破棄になってしまった。お財布きびし〜・・・
其うして抜歯。
夏の終わりからひっきりなしに熱が続いた原因の白血球減少で
できるだけ傷を避けたい時期の抜歯に、先生不安そう・・・
でもとってもお上手でした。

麻酔のあとは血圧が不安定になって毎回ふらふらで
夕までぐずぐずしてるしかなかった。
暗くなる頃やっとおさまって慌ててお水撒きに出た。
ファサードの壁にフェンスの影が伸びてた。
好きだな。影って楽しい。
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October 20, 2016
街を歩くと

変なことを言っちゃうと、古びた物を買い替えて新しくするって概念が私にはものすごく欠けてる。
シミができたら脱色して、それでも落ちなきゃワインや紅茶で染め変えたり。
穴が空いたら好きな布でパッチ当てする。パッチが増えてくのは好きな布の継ぎが増えることって感じる。
小物の染めやパッチのチクチクはお買い物へ行くより短い時間でできちゃうから、何の疑問も持たないで修繕を楽しんでしまう。
*くたっとした布たち
でもハッと気づきましたヨ。
真新しい物が運んでくる新鮮な空気に触れてないなって。

新しい物にあまり興味がないと気持ちがお外に向かないもので
オタクの興味の対象は普段19世紀とお掃除ばかり。
たまには21世紀の街の風を入れなきゃって外出してみた。
レースのパッチで繕って使ってるコスメポーチを取りあえず買い替えた。
売り場で1等軽量のが此れでした。
持ち物はできる限り軽くがモットー。
ファスナーのストラップも結構可愛い。
幾度も手を加えた世界にひとつのポーチのほうが本当はしっくりくるんだけどナ・・・。此のポーチが駄目になったら古い子がまたこっそり外出についてくるでしょう。
ビスケットを買いに入ったお店で

え〜・・・?
彰タンと正面でバッタリ。
私は滅多に行かない場所で、彰タンは用もないのに入ったとか。
運命の人っぷり(?)にゲラゲラ笑った。
*プーランクと運命の人?
たまに出ると面白いコトもありますね。
とっても体調が良かったから無駄な外出をしてみたら
翌日また発熱。あ〜あ。
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October 10, 2016
September 21, 2016
エレーヌ・フランク

ア・ラ・カンパーニュさんのタルト・オ・ノワをお初にお味見。
こっくりした秋のお味でした。
FOUJITA展では絵画と別の観点で大好きな1点も観ることができて嬉しかった。'エレーヌ・フランクの肖像' が好きで見たかったのでした。
*FOUJITA展とエネルギー
お父様のお誕生日に自らの肖像画を贈ろうとFOUJITAの元を訪ねたエレーヌ嬢。
父親が1等喜ぶプレゼントが自分の肖像画だって信じてるご令嬢なんですね。そして其れは間違いのない事実だったのでしょう。
彼女の背景には、両親の愛に満たされたお嬢様の像があるようで、観る者を幸福な気分にさせてくれる。

題材もアンティミスム好きにはこたえられないものでした。
1924年当時先端だったドレス、綺麗な絵つけの壁の絵皿とカードルのエスタンプ、カナッペに掛かった豪奢な布地。
此んなバックの肖像を注文したエレーヌ嬢は年若く手持ちのお金が少なかったのでした。
既に名をあげていたFOUJITAでしたが、父親に贈り物をしたい彼女の気持ちを考えて破格で肖像を描きました。

絵を受け取って、娘のお財布に優しい料金で描いてくれたことを知ったパパ・フランクはFOUJITAに倍額を支払い、後にパトロンにもなります。
おとぎばなしみたいな此の素敵な逸話を昔夢中で聞きました。
実際に観賞できたのは初めてでした。
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September 19, 2016
FOUJITA展とエネルギー

FOUJITA展へ行ってきました。
22日までのタイムリミットが迫っても時間の余裕がなくて、ぎりぎりで日を確保した。
製作年に沿って見てゆくとレオノール・フジタとしての認識だけでは語れないエネルギーを目の当たりにした。
画風の変化は時代・年代どころか、年毎または月単位で現れる。
彼がフランスサロンの寵児となったのに初期は母国で良い評価を受けなかった原因は様々あるが、一因にはパリの地こそが此れを 'エネルギー' と認定する性質だからではないか?
そんな感想をもった。
例えばだが・・・

ジオラマミニチュアを作るエネルギーは途方もない。
ピンセットで多量の小さな小さなパーツを作って、並外れた根気でもって気の遠くなる作業をする。材料を研究し探し続けて、折る・曲げる・千切るなどの細工が完成後どう反映されるか飽かず試行錯誤してゆく甚大なエネルギー。
しかし此処にエネルギーを見出して讃えるのはフランスにはよくあるが、意外なことに現代日本では別の賞讃の仕方になるのをしばしば目にする。
乱暴な仕分けかもしれないが、どちらかと言うとオブジェに 'エネルギー' という言葉が使われるのは大きな作に偏っていると感じることもある。

良い例は思いつかないけれどジオラマより身近にも多くある。
精密で美しい懐石の、器にも室内の設えにも垣間見える窓からの景色にまでエネルギーを込めたものに対して 'エネルギッシュ' とは違った賞讃をするが、
粉ものが乗る鉄板にソースとマヨネーズをワッと勢いよく掛けるテンションを、エネルギーと同義の言葉で評価することは見られる。
フランスとは異なる見方に感じられる部分だ。
弛まず探究すること、自分に欠けたものを恐れず知ろうとすること、過去の考えが不要になれば捨てるのを恐れないこと・・・それらを何十年一環して同じ '絵を描く' ことを通して形にしたところに大きなエネルギーを見た日だった。
■フランス的テーマ関連リンク
*フランス的とは
*村落の花
*ゾラの実
*ゾラ19世紀の記念碑
*フランス19世紀の繊細
*自尊と言語と音楽
*フランスと動物臭
*音楽のひとこま
*曲決めは楽しい (2009年のお答えを兼ねて)
*フランスとヴォルテール
*オーレリア或いは夢と人生
*仏文学を好きなのはネ・・・
*ランボーと抑圧
*ランボーの田舎
*パリの不合理
*ミスタンゲットのパリ
?僕が見た素面の事件
*街角が香る
*街の色
*サ・セ・パリ
*パリの歩き方
*フランスのご馳走様
*フランス菓子をおいしく味わう
*バカンス風お食事時間
*愛すべきフランス
*怪談の日仏
*トイッチュ
*フランスの特権
*重なりの量感
*チェックするブログと おしゃべりな家
*フランス気質と音さがし
*ドイツ民族・フランス音楽
*フランス民族・フランス気質
*フランスのからくり
*自由
*紫陽花の部屋で
*フランスとルイーズ
*神のないルイーズとフランス
*フランス音楽とゲラン
*"パリ空の下"
**
■フランス音楽関連リンク
*フランス音楽(1)霧の具象
*フランス音楽(2)感情と心象
*フランス音楽(3)失意
*フランス音楽(4)エクリチュール
*フランス音楽(5)さかしま
*フランス音楽(6)トーン変動
*フランス音楽(7)崩壊と慈しみと
*プーランク "花" 音源up
*フランス音楽(8)感性の求め
*目眩まし
*尻切れ草履
*沈黙とフランス音楽
*パリとアズナヴール
**
■イマージュテーマ関連リンク
*美しい白のイマージュ
*イマージュに血が通う
*本質なきイマージュ
*本質とイマージュ
*イマージュと技巧
*切られたイマージュ
*女の子はファンシー好き(6)ルイ・アラゴン
*イマージュのシルエット
*イマージュ
*フランス音楽とイマージュ考
?僕が思うパリの風
*審美とイマージュ
*イマージュと食
*夫の食とバルザック
*キッチンのイマージュ
*夫のコタツ嫌いとイマージュ
*イマージュと朝顔
*人工の庭
*明るい朝
*人工と自然
*お庭と作業台
**
■象徴関連リンク
*象徴(1)月とピエロ
*象徴(2)オコゼ
*象徴(3)花色
*象徴(4)気狂いピエロ
*象徴(5)シニフィエ
*象徴(6) "蝶と花" 落合訳
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■シュレアリスム関連リンク
*フランス、恋の結末、オートマティスム
*海原の娘(1)虚構現実
*海原の娘(2)幻想の意味
*海原の娘(3)普遍性への問い
*謎 -- ラヴェル "永遠の謎"
?僕が思うシューレア・クリーム
?僕が思う靴下と階段
*ブルトンと散形花
*パリのプーランク
*フロランタンと詩と音楽
*プーランクとシュレアリスム
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September 18, 2016
この仔のように

ぬいぐるみ君を順にシャンプーしてる週。
昨日はこの仔がお風呂に入る番だった。
お背中がまだ少し湿ってる姿と、よく乾いてふっくらした毛並みが戻ったあと。
動物の形をした子たちのお手入れをしてる時は決まって胸が痛くなる。捨てられた動物のことを祈る気持ちで思うからだ。

住処のない仔がこの歳とったぬいぐるみ君と同じように気持ち良く洗ってもらってお腹いっぱいになって、安全な場所に一生暮らせると約束されますようにと願いながらドライヤーで乾かした。
夫は、先日洗った小熊と2匹並べてまた創作劇を聞かせてきた。
"お風呂どうだった?/いいよねえ。石鹸って物は気持ちいいね。/君、白くなったね。/君こそ見ちがえたよ。/次のお風呂いつかなあ?/順番待ち何匹だっけ? "
お気楽なぬいぐるみ君劇に、本物のワンニャンたち皆がのほほんと暮らしていられたら・・・とまた祈る気持ちになった。

夕刻は夫と神父様の個人授業を受けに行った。
毎年8月はお休みだから久々の修道院だった。
メインは創世記24,25章。主の祝福・僕(しもべ)であること・主への讃美の形を、舞台となる時代の(書き記されたのは他の聖書個所よりずっと後)風習に沿って読み解いた。
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September 16, 2016
ぽろろん

ぽろろん♪ って音がしそうな玉が好き。
お庭でぽろろん♪ と実ってるスズメウリが収穫時期になった。
夜、夫とお散歩がてらマダム・クロワッサン宅のポストに入れに行こうって出掛けた。
*小さい花火
ワンコとお散歩中のプレーリードッグちゃんに出会って、好きな坂を上がって、ナイチンゲールちゃんを見かけて・・・
今日はみんな徘徊してる日なの? って笑った。
僅かな雨のあとのしっとりした空気が気持ちいい夜だった。

目的地は広い区域全体に沢山の住居棟が建っていて、
棟番号はランダムに並んでるから暗闇で迷う迷う。
彼方此方迷って、夫が道行く人に経路を2度尋ねた。
2組とも "私たちも探してる棟が見つからないんです" ってお答に笑い合った。
ふとコゲラちゃんがマダム・クロワッサンと同じ区域に住んでるのを思い出して、助けて〜ってお電話して無事解決。
帰り道、初秋の風がゆるやかに吹きはじめた。
楽しいお散歩になりました。
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September 05, 2016
夜道

楽しかったクラブプーランクの帰り道。
暗い通りで粗い画像になっちゃいました。
ちょっぴりアグレッシヴなジュヌヴィエーヴ・タルカのワンピースの袖周りに蟻が這ってるのを発見して、追い出してるトコロ。

クラブの写真は今朝まだ整っていないから
明日記録を書きますネ。
久々の病院の日でバタバタの朝です。
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August 20, 2016
打合せ

小径を抜けて入店するグリーンハウス・シルバさん。
駅から僅かな道中で、ピアノ屋さんの社長と奥様のお2人づれに正面からバッタリ出会う。神戸って狭いです。
お〜! どこ行くの?
フルートと打合せ。バイバ〜イ。
軽〜い会話を数秒交わして、シルバでロップイヤーうさぎちゃんとデートでした。

看板犬の虎吉君とロップイヤーちゃんをパチリ。
コンサートのお話と、9月4日クラブ・プーランクで一緒にひとくち講座をするソナタの打合せで会ったのでした。
軽めに外枠をおしゃべりする予定が楽譜を開くとつい暑苦し〜いテンションになって、ガッツリ話し込んじゃった。
終わり時刻にまた夫と待ち合わせて一緒に帰りました。
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August 13, 2016
走る

サンタマンのアイビーガーランドが涼しげなお皿でおやつ。
大学通学で神戸を離れた昔の生徒ちゃんが夏休みだけ戻ってて、2コマ続きのレッスンをした。
レッスン後は出掛ける前に保存用のお料理をささっと。

ネコヤナギ君のトマトとお隣さんのトマトを10個ずつ使って
トマトソースをたくさん作った。
品種が違うトマトがいい具合にブレンドされたからか上出来でした。冷凍保存してパスタにお肉料理に色々使い回します。

日が傾きかけてもまだまだ暑い三宮へ。
お仕事終わりの夫と待ち合わせてコーヒーフロートで涼んで、早々にさあって立ち上がった。
日が落ちる前におうちに帰ってお庭作業をするの楽しみにしてたんです。

暮れてしまう前に帰れるかな? って電車の窓から空を見て、
この日にしたかったお庭計画を話しながら過ごした車両がホームに入ると走り出した。
夫が手を引っ張ってくれて、おうちまで走る走る。
真夏に走って帰ってまでお庭計画を実行しようとしてる自分たちが可笑しくて、暑さと疲労とが相俟ってケラケラ笑いながら引っ張られて走った。
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August 05, 2016
百合の蕾

三宮SOL前。
大通りで信号待ちをしてた。

すぐ脇の花壇のガーデンピックが神戸らしい形をしてる。
お花を見てたら蝉の抜殻に気がついた。

百合にしがみついて、揺れながら羽化したんでしょうか。
百合はまだ蕾。開くと蝉が落っこちてしまうから、
咲くのを待っててあげたようです。
ナンテ空想に耽ってたら
また信号が赤になってた。
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June 16, 2016
凄いコンサートでした

思い入れが過ぎるあまり入り口で泣き出して、
アイメイクしてなくて良かったってほっとした。
どうせ落ちちゃいそうだからファンデとアイブロウと口紅だけで出掛けたのでした。
*最後の来日コンサートへ
*パリとアズナヴール
入り口から涙涙じゃあ、マスカラなんかしてた日には黒いのが流れて大変なことになるったら。

悦びと緊張で脚から震えがあがってくる。気持ちを鎮めようと飲み物カウンターへ。
とっても迷いました。普段ならお勉強のために聴くから、客席に座る前にアルコールなんて絶対飲まないんだけどな・・・
そうと考えてから、生まれて初めてお勉強抜きに純粋な楽しみでコンサートを聴くんだって気がついた。
楽しむためだけにコンサートに来る!
それってなんて愉快なんでしょう。

1杯飲んでもガクガクしたまんま。結局2杯目を流し込んだ。
落ち着きましょうって努力も無駄に客席へ・・・
泣きながらチケットを差し出して案内を請う観客に、係員さんは若干引きつった笑顔を見せてくる。
泣きながら席について、泣きながら待つ。
開演5分前のベルに感極まって馬鹿のように大泣き。
もう何が何だかわかりません。

ご高齢だからと案じたのを平謝りしたいようなエネルギッシュなコンサートは、無休憩で1時間30分以上ノンストップで進んだ。
夢を見てるような想いのまま終演したときには、丸々2ケース持ってたティッシュは全部なくなってた。
**
楽器を持ち替えて少人数でこなすバックバンドもそれぞれが生きた音楽を奏でてらして素敵だった。
特筆すべきはピアニストでした。音色の弾き分けが極めて巧みで、無茶に上手くて驚いてしまった。
特にSa jeunesseの曲では音の多彩な表情が際立って素晴らしかった。

Erik BERCHOT氏ってどういう方かしらって感激して耳を傾けてたらば、コンサート後半でアズナヴール氏がバンド紹介をしなさった。
普段からアズナヴール氏はコンサートでは長く話されないのだそうだけど、通訳無しのコンサートということもあってかごく短いトークだった。
"彼はクラシックのコンクールで入賞したんだよ。
ほらなんだっけな・・・(お芝居だと思いますが後ろのスキャットの方に教えられ) そうショパン。そうフレデリックだったな、彼はワルシャワのそのショパンコンクールで入賞したんだ。"
一言一句は憶えてないけれど此んな感じ。
なるほど〜。大いに納得です。
ベルショ氏のフアンにもなりました。
行けて本当に良かった。
一生の思い出に残る凄いコンサートでした。
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June 11, 2016
病院、個展、授業

昨日は朝から病院予約がある日でした。
3時間ばかりで一旦帰宅して、午後の外出予定前にバタバタと家事。
学校公演を午前で終えた夫が帰ってくるのと入れ違うように出掛けました。

宝塚線のギャラリーで開催されてる個展へお寄りしたんです。
母校、桐朋出身の新鋭ピアニスト君のお父様でもあり
フランスものを歌われる声楽家さんのご主人様でもある
楽しい繋がりのクレヨン画家さんでした。

お写真を写して良いってお言葉に甘えて記念にパチリ。
絵と音楽のおしゃべりを交わして、再び宝塚線に乗って十三経由で六甲へ。
次は夫と待ち合わせて神父様の授業です。
イシュマエルとハガルによって何が顕されているか、そして紀元前の遊牧民の風習などが課題でした。
**
本日は練習練習。
昨日お稽古が足りなかった分も頑張らないと〜
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May 22, 2016
ロンサールが咲きました

ピエール・ドゥ・ロンサールが咲きました。
マシュマロ色に染まってクラシカルな魅力たっぷりです。
大輪の量感に対して花首があんまり細くって可哀想になる。

ほころびかけた蕾のなんて無垢な表情でしょう。
青い香りを楽しんで、短い編曲の清書をした。
ペンを置いたあとは

陽を浴びて初夏の空気いっぱいのサンルームをお掃除して
配置を初夏らしく替えてみた。
夕方は夫と一緒に神父様の個人授業へ出向いた日でした。

課題は引き続き創世記。大いなる祝福と義の成就の18章と、罪の形の衝撃的な描写の19章でした。
本日はお外で雑用と、打合わせと、お友達とのご飯が待ってるタイトな朝。
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May 21, 2016
術後の癌検診へ

子宮癌の手術から数年が経った。
病理の所見では幸い前癌状態だったから、病巣を手術で取り除いたあとはあまり憂慮なく過ごしてきた。というより直後に骨髄炎を発症したから、それどころじゃあなくなったのだ。
定期検診だけは通ってて、今では年に1度になった。
昨日は久しぶりの検査に行った。
結果が出るのは少し先。

通知を待つのは毎回厭なもの。でも、
出てもいない結果に心が翻弄されるのはつまらないから
待つことをせずに淡々と目の前の事項に取組むよう努めてみる。
その一方で30歳でも60歳でも90歳でも、生命が終わる日が近かろうと遠かろうと、私たちの '今' はいつか来る '死の前' なのだと心しておきたいと思う。

今が死の30年前か、死の1年前か、死の1日前かはわからないけれど、ちゃんと死を意識して同じだけ生を感じて暮らしたいな。
人間以外の生き物の多くは、私たちよりずっと自然に其れができてるような気がするな。

お医者様の待合いでモーパッサン短編集2を読み終わった。
尊敬する青柳瑞穂様の解説に共鳴。
《彼の師、フローベールは、読書と思索に、己れの資源を求めていたのに反し、モーパッサンは生活そのもののなかに求め、生活の沼から手づかみに泥をすくいあげて、それをそのまま原稿用紙の上にぶちまけたという感じだ。》
好みを言えば本当は断然フローベール派だけれど、モーパッサンの生々しさ、穢れや愚かさの描出には人間存在への憐れみの情が感じられた。
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May 14, 2016
2016年5月のある週

コンサートで生徒ちゃんからもらったお花がまだ元気。
普段は引き篭もりなのに外出の用に偏った週だった。
楽譜を買いに行ったり、夫と一緒に大阪で雑用を済ませたり、
慌ただしさの間を縫ってばたばた出掛ける事が多かった。
買い足しの用でお店へ入ると赤嘴クイナちゃんにバッタリ出くわした。僅かの時間でもお友達のお顔を見るのは嬉しい。
いつもは拙宅に寄ってくれてお話するコゲラちゃんと、久々にお外で待ち合わせした。お気に入りのお店でご飯を食べた。
ホンドフクロウちゃんに教えてもらったフォトスタジオへプロフィール写真を写してもらいに行った。

ダウン寸前を騙し騙し過ごし、飛ぶように日が過ぎるのを痛みとともに受けとめている。
カワウソちゃんに早く楽譜送らなきゃ! ちょっとだけ待ってね。
一方で11月のコンサートの楽譜を送りますメールが入る。
譜読みをしなきゃ。
歯医者さんへ行かなきゃ。
で、とうとう発熱。
発熱を騙し騙し次の用。
*2016年4月の薔薇
*2016年3月の色々
*2016年1月の呟き
*2015年12月の編み物
*2015年11月の友人たち
*2015年10月の顔面
*2015年8月の家
*2015年7月の溝掃除
*2015年6月の生活お茶会
*2015年5月のグリーン
*2015年4月のおうち風景
*2015年3月の朝
*2015年2月のお洗濯物
*2015年1月の合わせ
*2014年12月の休養
*2014年11月の休日
*2014年10月の使い回し料理
*2014年8月のはじっこ
*2014年7月の紫陽花とガムテープ
*2014年6月のサニタリー
*2014年春の食卓
*2014年5月リサイタルの日に
*2014年3月と1年間
*2014年2月のベリー
*2014年1月の楽しみ
*2013年年末間近
*2013年12月のお菓子と悩み
*2013年11月夫の好きな秋物
*2013年10月のキャネット
*2013年9月のガラス掃除
*2013年8月の音楽生活
*2013年7月の家事
*2013年6月はじめ
*2013年5月初旬の1日
*2013年4月のカーテン
*2013年3月のシーツ
*春、副業、代り映えナシ
*2013年2月のデスク
*2013年1月とお針ごと
*年頭2013
*2012年12月の反省
*2012年12月のクローゼット
*冬の予定など・・・
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*2012年10月のベッドルーム
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年9月のペンキ塗り
*PJバーベキュー2012と8月末
*Macへ行こう(12)8月とLion
?僕が知ってる8月の嘘っこ
*2012年8月の本番翌日
*2012年7月のリビングルーム
*2012年7月冒頭
*2012年6月
*2012年5月末
*異常食欲、2012年5月
*ちょこっと凝集
*2012年4月
*2012年3月
*2012年2月
*2012年1月
*年頭の記録2012
*2011年12月
*2011年11月
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May 01, 2016
April 20, 2016
サロペットで創世記

す、すごい格好・・・(汗)
ぶっかぶかのLeeのサロペットで家事をして、
着替え時間がないまま飛び出したんです。
神父様の個人授業におうち着のまま来ちゃって・・・ごめんなさい!
夫とお部屋に入るなり、14日がライブだったね? どうだったかな? って仰ってくださった。いつもコンサートの日を憶えててくださるお心が有難いです。
課題は創世記12〜15章に絡めてカトリック以前の、更にユダヤ教となる前のユダヤ民族多神教時代の慣習についてでした。
はじめに書かれたのではない創世記が、あのような描き方を通して何を伝えようとしたかを紐解いてゆきました。
自分なりに解り良い例に置き替えると楽曲の冒頭を必ずしも1等はじめに作曲するとは限らない事。
また前時代の作曲パターンが世襲的に使用される一方で、新しい切り口の語りが折り込まれる事。
其のテーマを後世の描き手が借用テーマとして用いた箇所の事等でした。
5月にも創世記モチーフの "イヴの歌" を演奏してきます、ってお話して帰りました。
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March 29, 2016
オルガンと石のロザリオ

空気は少し冷たかったけれど、いいお天気の昨日でした。
早起きしてがっちりお稽古をしてから、普段より数時間早めの外出。夫のお供のいつもの修道院授業前にゴッドマザーのお家へ・・・♪
パリの教会巡りの旅の前にレクチャーしてってご希望でお邪魔したのでした。オタク心に火がついてお勧めをいっぱいお話した。
教会や修道会ごとの雰囲気、好きな聖像、所蔵の聖遺物。
各教会の歴史、建堂の経緯、混在する建築と装飾様式。
ご自身もオルガンを弾かれるゴッドマザーが興味を持たれる
パイプオルガンの色々。
パリ最古のオルガンやパリ最大のオルガン。
規模とパイプの数。教会音楽と教会の特色。
ミサで高雅な趣向の古いオルガン音楽が使われる教会。
クープラン一族が弾いたオルガンや
サンサーンスが弾いたオルガンのこと。
普仏戦争と教会、パリコミューンの影響、ナポレオンの意向
其れから女子修道会が作り売ってるクッキーのこと。
熱くなり過ぎて、数時間メモを執られる横で話通しだったのに1日目のプラン・レクチャーがやっと終わったばかり。
旅計画のための説明が無計画過ぎ・・・なんだこりゃ。

夫にアイルランドのお土産の珍しい石のロザリオをいただいて、タイムアップで授業へ向かいました。
アメリカご出身だけど祖先はアイルランドの神父様にロザリオをお見せすると、特徴的なアイルランドクロスの事を教えてくださった。
パリと教会のおしゃべりをし放題のご機嫌な1日。
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March 28, 2016
光の祭儀2016とモーツアルト

3月26日は今年の聖土曜日でした。
カトリックではキリストの御受難と死をしのび、1年で最も盛大にキリストの過越を記念する大安息日。夫と一緒に復活徹夜祭の夜のミサに出席しました。
教会の敷地に入ると小さな蝋燭が配られていました。光の祭儀で聖堂の外から行列をつくる会衆が手に持つ蝋燭です。
火がおこされ、司祭様が火を祝福なさいます。
クロスが描かれた大きな '復活の蝋燭' に、時の始まりであるアルファの文字と時の終わりであるオメガの文字を刻んで神の永遠性を記します。

其れから司祭様は祈りながら5つの鋲のような印をつけられます。
イエズス様が御体の5箇所に受けられた聖なる傷の数です。
復活の蝋燭に祝福された火が移されて、会衆も各自の小さな蝋燭に順に火を移し合い、灯火を手に聖堂へ行列が進みます。
1年で一等長いミサ。この日の御聖体拝領で聖歌隊が歌ったのはモーツルトの "御聖体拝領" (アヴェ・ヴェルム・コルプス) でした。
Ave verum corpus natum de Maria Virgine
めでたし乙女マリアより生まれ給いしまことの御体よ
前奏2音くらいでお隣の夫が僅かに身動きした。言葉を交わさなくても "モーツアルトだね" って気配がした。私もほんの微か頷いた。頻度としてはモーツアルトはそう多くは用いられていないから珍しかったのだ。
外気は冷たかった夜、夫と立寄ったお店で白ワインを1杯だけいただいて帰りました。
lasalledeconcert at 06:56|Permalink│
March 18, 2016
バタつく日々

Lineがピコン♪ って音を立てた。
"おうちの前にお花置いたヨ! " ってグループトークに書いてくれたのはポニーテールちゃんでした。
"わぁありがとう! " ってレモンカナリアちゃんが応答してる。
ご近所のカナリア家と拙宅に1鉢ずつパープルのサイネリアが置かれてた。
中学校の仲間が今も仲良くしてくれてハッピーをくれる。

ばたつく1日だった。
パープルの新入りさんを急いで植替えてお花たちにお水をあげて、クマのお水替えをしたらお稽古。午後は音楽史レッスンをしたり雑用に走ったり・・・
夕刻は集まりがあった。
パーティーは苦手で3年間くらい全欠席を決め込んでしまってるけれど、此の日は興味ある事項の話合いだった。お人が集まるところへ久々の出席。
お仕事終わりの夫が途中駆けつけで合流して一緒に仲良く帰宅。
忙しい1日の最後に、デートにお出掛けしてたみたいな気分になって矢鱈に甘えながら帰った。
同じ帰路を同じ歩調で歩く。何でもないけど幸せな時。
lasalledeconcert at 06:45|Permalink│
February 29, 2016
想像は味わい

夫と一緒に定例の修道院授業にお出かけしてきました。
メインの出エジプト記3章はとても興味深かったのですが
雑談も同じくらい印象に残りました。
バイブルクラスでも個人授業でもお世話になる、私たちの大好きなアメリカ人神父様は日常の中でたくさんの想像をするって仰った。
個人的なお話だけれど差し支えなさそうだから記録しましょう。

神父様はカルヴァリの丘をマリア様とご一緒に歩いていたらと想像するんだよって話された。
当時のペテロが知らない事を現在の自分は知っている。
磔から眼を逸らして座り込みたくてもマリア様が立って見てらっしゃるから自分も見なければならない。マリア様に腕をお貸しするだろう・・・など色々に想像するんだよ、って。
其処にカルヴァリがあるかのように語られたあと
"あなたがたも想像してみなさい。
想像はただの空想じゃない。想像は味わいなんだ。
味わいなさい。味わうんだ。"
と熱心に仰ったのが心に刻まれた。

私の場合は馬鹿な妄想ばかりだけれど・・・
*マクダウエル "牧歌" オタク話
*揺れて香るミッドサマー
それでも確かに自分の中で味わう助けになっている。
**
冷たい風を受ける坂で夫がジャケットを貸してくれて
ドイツパンを買って、他愛ないことをずうっとおしゃべりしながら帰った。
■カトリック関連リンク
*寛容というもの
*疎外感を越えて
*不思議な駅(15)好きなもの
*サン・ニコラの日
*2011新年
*サンタクロース
*クリスマスツリーと恩寵の聖母
*禁欲のクリスマス・イヴ L'abstinence
*お年賀状プリント
*年頭2013
*ギャレット・デ・ロワ
*ロザリオの祈り
*ミサ前に
*チョコレートに悩む
*キャスピアと教皇聖下
*ミサのオルガン
*お祈りとお姑さん
*結婚式のブーケ
*結婚式のベール
*2013年年末間近
*潔斎のクリスマスイヴ
*クリスマスミサへ
*大掃除は5月
*ギャレットと待ち合わせ
*カルナヴァルでした
*灰の水曜日2014
*ブロッケス受難曲
*充実デート
*読後のひとりごと
?僕が見た舞台裏
*キヨ子様
*シネマ記録(11)大いなる沈黙へ
*マフィンとデート
*天井と訪問
*またまた修道院デート
*プロポーズとゴッドファーザー
*イザヤとシラー
*うさぎ型
*神様が呼んでらっしゃる
*入門式を終えました
*親戚とクリスマスイブと
*ノエルオーナメントの収納
*頭蓋骨・・・
*ただの1日
*混じりっ気
*明日何の日?
*謝肉祭
*灰とデート
*カーニバルの後に
*志願式を終えました
*マニフィカト
*アンティークおメダイ色々
*怖かった
*初聖体前
*初聖体でした
*洗礼式
*洗礼とキャンドル
*ミサとルリタマアザミ
*パリの大聖堂と
*夙川へ
*歌とエヴァンジェル
*人生の秋
*両親のお年賀状
*後でね
*好きな写真
*ラナンキュラスと英語ミサデート
*夫のお供で
*聖年
*クリスマス前夜2015
*クリスマスとクロス
*ミサ曲とクリスマス・オラトリオ
*新年2016
*初デート
lasalledeconcert at 06:38|Permalink│
January 18, 2016
初デート

フランスの作家さんのブローチですって。年明けにお友達からいただいた。ぬくぬくコートに早速つけて、先週は夫と今年お初のデートでした。
揃って外出先に居たのは2016年になった瞬間で・・・
*新年2016
31日深夜の感謝ミサ出席以来2週間近くも一緒にお出かけできなかったから初デートをすごく楽しみにしてた。

夫と歩くのはやっぱり楽しい。
たくさんおしゃべりして、ふざけて、あとから考えたら何が面白いかわからないようなことで笑った。
お花屋さんへ寄れたしお腹も満たされてた。
其うしていつもの坂を上った。
同じルートを通ってミサへお出かけする前は、聖寵を受けるため何も食べてはいけないんです。だけれど修道院授業の日はお腹いっぱいでぽかぽか。

神父様の個人授業は毎回の通りとっても興味深かった。御公現を中心にレクチャーが受けられた充足の時間だった。そして
共に耳を傾けて共に共感した事が2人の生活の中に生きてくる喜びは、何にも代え難い幸福感をくれるのだって実感した。
帰って差入れの美味しい苺を2人でいただきました。
■カトリック関連リンク
*寛容というもの
*疎外感を越えて
*不思議な駅(15)好きなもの
*サン・ニコラの日
*2011新年
*サンタクロース
*クリスマスツリーと恩寵の聖母
*禁欲のクリスマス・イヴ L'abstinence
*お年賀状プリント
*年頭2013
*ギャレット・デ・ロワ
*ロザリオの祈り
*ミサ前に
*チョコレートに悩む
*キャスピアと教皇聖下
*ミサのオルガン
*お祈りとお姑さん
*結婚式のブーケ
*結婚式のベール
*2013年年末間近
*潔斎のクリスマスイヴ
*クリスマスミサへ
*大掃除は5月
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*カルナヴァルでした
*灰の水曜日2014
*ブロッケス受難曲
*充実デート
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?僕が見た舞台裏
*キヨ子様
*シネマ記録(11)大いなる沈黙へ
*マフィンとデート
*天井と訪問
*またまた修道院デート
*プロポーズとゴッドファーザー
*イザヤとシラー
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*神様が呼んでらっしゃる
*入門式を終えました
*親戚とクリスマスイブと
*ノエルオーナメントの収納
*頭蓋骨・・・
*ただの1日
*混じりっ気
*明日何の日?
*謝肉祭
*灰とデート
*カーニバルの後に
*志願式を終えました
*マニフィカト
*アンティークおメダイ色々
*怖かった
*初聖体前
*初聖体でした
*洗礼式
*洗礼とキャンドル
*ミサとルリタマアザミ
*パリの大聖堂と
*夙川へ
*歌とエヴァンジェル
*人生の秋
*両親のお年賀状
*後でね
*好きな写真
*ラナンキュラスと英語ミサデート
*夫のお供で
*聖年
*クリスマス前夜2015
*クリスマスとクロス
*ミサ曲とクリスマス・オラトリオ
*新年2016
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December 16, 2015
聖年

神父様の授業を受けに夫と一緒に出向いたザビエルハウスの帰り道。坂途中にあるカトリック六甲教会のクリスマスツリーです。
小雨の夜に1つの傘の中で撮りました。ブレた画像は見づらいけれど、笑い声が写ってるから思い出にupです。
12月8日無原罪のマリア様の祭日から教皇庁が定めた特別聖年に入り、12月13日は司教座聖堂でポルタ・サンタの式が行なわれました。
来年11月20日までですね。聖年に勧められる巡礼に私たちも行きたいのです♪
lasalledeconcert at 12:04|Permalink│
December 12, 2015
暴風雨の後

一昨夜は暴風雨の酷さで夜中に目覚めた。
眠ることもできない恐ろしい音を立てて吹き荒れてた。
夜が明けるとやはり彼方此方で影響が出てた。
出掛けた三宮駅は、JR線が不通になってた。
駅建設中の足場が強風で崩れたって聞いた。
その影響で阪急電車は大混乱になり入場規制がされてた。

夫はホームで待ってる筈だった。
20メートル程の距離なのに、混乱したホーム下は動けない。
人の波に圧されながらお電話した。
規制がかかってまだ登らせてもらえないから上で待っててねって伝えることができた時、夫は下りエスカレーターに乗ってしまった後だった。
"下に居るだろうと思って下りに乗ってしまった。"
"7,8秒で昇り口だから、下った足でそのまま昇りに乗り替えて。"
携帯を落とさないようにするのが精一杯の格好で
なんにも見えないままお電話で伝え合った。
昇り口で押し潰されるのを助けてくれた人は、
まだ携帯を耳に当てたままの夫。
夫とはいつだってピッタリのタイミングですんなり会える。
混沌としてたけれど幸い怪我人も出なかったそう。
混雑して蒸した車両。遅れに遅れた発着。だけど
どんな風でもいいから一緒に居られるのをただ幸せに思ってた車内だった。
lasalledeconcert at 07:32|Permalink│
December 05, 2015
寛ぎ時間とリサイタル訪問

西宮芸文センター前はアドベントのイリュミネーションで飾られていました。彰タンのリサイタルに夫と2人で出掛けた日。
待ち合わせは西宮北口駅。
2人とも出先から向かいました。
空席に腰をおろしてすぐ、電車はとっても混み合ってきた。座席で埋もれるように座っていると真ん前にスッと夫が立った三宮駅・・・
びっくりして、えっどうして? って問うた。
駅も電車も混雑して外から座席なんて見えないでしょう?
夫は物凄く得意そうに笑った。
なんとなく見えたような気がしたんだよ。

駅を出て歩きながら夫がパチリ。
上方から撮って角度が変・・・
街の通りだろうとホームセンターだろうと夫と一緒に歩くだけで楽しい。ちょっとはしゃぎ中の写真です。

コンサート後は夫とゆりかもめ君とそのお友達と4人でビストロへ♪
先日のお宅訪問では肝心のゆりかもめ君とじっくり話せず残念だったなあと思ってたところへお誘いが来たのでした。
*お友達宅で

アラカルトと白ワインをお供に4人で静かにゆったりお話できて
心から寛いだ時間を過ごしました。
lasalledeconcert at 06:58|Permalink│
November 23, 2015
夫のお供で

我が家のカーポートも少しずつ秋の風景になってきました。
帰ってくるたび夫が楽しい気分になるとイイナって試行錯誤してるお出迎え小径です。
キッチン窓が近いから時々お夕食準備の匂いも漂います。
"いい匂い〜! " ってカーポートで夫が声を上げるのは、お花の香りのことじゃないみたい。

今私たちが1等気に入ってる、ほわほわ柔らかい産毛つきの葉っぱを持ったパールアカシアにお水遣りをして待ち合わせに急ぎました。
風邪もだいぶ治ってきて、夫にお供して修道院を訪ねた日。
本屋さんを覗いておしゃべりしながら一緒に坂を上がる。
幾度となく通ってきた坂道はいつも楽しい。
終わったら何食べる? ってご飯の相談をして
風が吹くと夫は風上へ位置を変えて歩いてくれて
手を繋いでゆっくり登った。

此の日、心に残った老齢の神父様のお言葉。
《私の終わり、私の死は、私の滅びではないんだ。
(イエズス様の死が滅びではなかったように) 死は完成だ。》
死に向かって完成に向かって積み重ねられている方の仰り様が気持ちを揺さぶった。
私たちがもし無事に高齢まで生きられた時、怖れず怠らずに此んな言葉が言えるだろうか。
lasalledeconcert at 06:46|Permalink│
November 16, 2015
ラナンキュラスと英語ミサデート

カーポート入口でラナンキュラスが開きました。
雨があがって暖かく晴れた日曜日の朝、夫とミサへお出かけでした。
夫と一緒に見たものを記念に写したいのに、楽しくてシャッターを押すのを毎回忘れちゃうのです。

今日こそは撮りましょう! って写した1枚目は信号待ちの歩道。
これ何? って写真は・・・
陽当たりぽかぽかの横断歩道前。赤信号になってiPhoneのカメラを出した時でした。
強い日射しは疲れるからって影へそっと寄せてくれた瞬間。夫の優しさを撮りたくなった。

教会のお庭でもう1枚。
この日は英語ミサにあずかりました。
慣れなくて答唱にまごつく体験をすると、カトリックの共通言語のラテン語ミサは重要だなって改めて実感したり。
だけれど久方ぶりの英語ミサはとっても興味深かったのでした。
各国言語の内でもダイレクトに訴えかけるシンプルな表現の英語ミサでの顕しは、解ったつもりになっている事柄を新しい気持ちで受け止める善い手立てになりました。

ミサ後は夫とランチして、沢山おしゃべりして・・・
あっという間に夫のお仕事時刻になってしまいました。
離れるのはいつだって寂しくて、駅へ下りると尚離れ難くなる。
早く帰るよって言葉を残し、何度も何度も振り返ってくれた背中でした。
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*疎外感を越えて
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*2011新年
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*ギャレット・デ・ロワ
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*ミサ前に
*チョコレートに悩む
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*ミサのオルガン
*お祈りとお姑さん
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*2013年年末間近
*潔斎のクリスマスイヴ
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*カルナヴァルでした
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*ブロッケス受難曲
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*キヨ子様
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*マフィンとデート
*天井と訪問
*またまた修道院デート
*プロポーズとゴッドファーザー
*イザヤとシラー
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*神様が呼んでらっしゃる
*入門式を終えました
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*混じりっ気
*明日何の日?
*謝肉祭
*灰とデート
*カーニバルの後に
*志願式を終えました
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*怖かった
*初聖体前
*初聖体でした
*洗礼式
*洗礼とキャンドル
*ミサとルリタマアザミ
*パリの大聖堂と
*夙川へ
*歌とエヴァンジェル
*人生の秋
*両親のお年賀状
*後でね
*好きな写真
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November 12, 2015
朝のお散歩

枯葉を踏む2人の右足。
明るく陽が射した朝、午後出勤の夫とちょこっとお散歩へ行きました♪
街路樹の根元に溜まった葉はすっかり色づいて、
秋色に光ってた。
沢山笑って、笑いながら坂道を上って息が切れた。

今秋はじめてのビオラの苗を幾つか求めて
新しく建ったマンションの植栽を眺め、好きな木の形をおしゃべりし合ってゆっくり歩いた。
幸せな午前でした。
lasalledeconcert at 06:39|Permalink│