ワンコと一緒17

May 08, 2019

僕と2世と歯磨き

6mai19f























僕、ブルゴーニュ。
大あくびだね。

チビっこい2世のやつにだってまぁまぁ立派な牙くらいある。

6mai19c






















2世のやつ、牙はワンコガムを噛むためにあるって思ってるの。

本当にものを知らないんだなぁ。
だから僕は教え込んでやったのさ。

6mai19g






















ワンコガムのためってのも間違っちゃいない。
けど肝心なことを忘れちゃならないよってね。

抱っこされて歯磨きしてもらうために決まってるじゃあないか。何故って牙が無きゃあ牙を磨いてもらえないもの。

2世はひどく素直に聞いて、尊敬を込めて僕を見たよ。

6mai19e
















初夏のお洋服を買ってもらってお花柄に包まれ、
僕の弟分はなかなか可愛いじゃあないか。

おリボンとお洋服をコーディネートしてもらい、腕の中でクタッと身を任せて微笑んでる。

6mai19d
























お洋服は、抱っこされてお着替えさせてもらうためにある。
お背中は、優しく撫でてもらうためにある。

それでもって君は、愛されるために居るんだ。僕と同じさ。


*和は360°

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April 23, 2019

僕が聞いたインド人

22avril19f






















僕、ブルゴーニュ。
眩しいお天気の日が増えたね。

お姉ちゃまの加減が良い日が続き、僕らは夕に川辺へ行くことにしたよ。

途中インド料理屋さんみたいな電飾の側を通ったことで古い記憶を呼び覚まされたみたいなのさ。唐突に 'となりのインド人〜♪ 'って歌い出した。

22avril19a























高校生ごろに好きだった戸川純さんの "隣の印度人" だ。
年月が経ってもメロディがつけば意外に憶えてるものだね。
昔っから歌に関してはクラシック好みよりは非常に雑食なんだ。

蝶番君はクスッと笑い、何も言わずハンドルを握ってた。
急に始まる奇妙な歌には慣れっこだからね。

蝶番君はどんなに変てこでもファミリーを丸ごと受け入れる。

22avril19b






















見れば2世はワンコシートで寛いで足をパッカンと開いて上向いて寝てた。お隣で飼い主はインド〜インド〜♪ と、間違った歌詞を歌ってた。

ナビもしてるお姉ちゃまは、ナビと歌とのスムーズなフレージングを試み始めた。

'あと信号3つ越えたら右へ曲がるみたい隣のインド人♪ '
'この角を右へ曲がったら次にすぐ左角が来るからネいまさらインドへは♪ '

頭がこんぐらかりそうなメロディー付きナビにも蝶番君は
わかった、ありがとうって静かにご返事した。

22avril19d




















次はプーランクで不可思議な音遣いがお気に入りになってる1節と、音階の共通点がある "隣の印度人" とを2小節ずつ代わる代わる切り貼りした歌をやりだした。

僕はそろそろ頭の痺れが限界になって蝶番君を見たよ。
でも蝶番君は平気なお顔で時々クスリと微笑むばかりだ。

お姉ちゃまは曲をパッチワークする思いつきに益々嵌ってった。

22avril19c
























そもそもが戸川純さんを好きだったのも「エンドレスにしなくては納まらないもの」・「エンドレスになってしまう不可抗力性」が所以のひとつだったそうだからね。

ま、聞いたまんまだから僕にはよくわかんないけどね。

音を出すためにエネルギーを投じるのなら誰だってできて
その中では投じる力の大小を価値基準に置いたりするけれど
そんなもの自分にはどうだっていい基準だって言った。

元々大きなエネルギーを蔵して、堰き止められた血路として音が出せる人は意外と少なく、希少な其の例では解放のための音楽になるのがとっても好きって演説をぶった。

22avril19e
























インド人の歌に満足すると、

スマホで何故か特に好きという "昆虫軍" を鳴らし、間違った歌詞で唱和した。僕らチームを乗せたロバは夕暮れ道を川に向かって静かに走った。

帰り道は暗かった。
'もぅ何も見ぇなぃ〜♪ ' と "玉姫様" を歌い出した。

帰りもまたか、と僕は消沈した。

lasalledeconcert at 16:08|Permalink

February 23, 2019

僕が見てる2世の暮らし

22fev19a
























僕、ブルゴーニュ。
2世の奴、はりきってるなぁ。

レッスンに連れて来てもらうお友達に、いろいろと教えてんだ。
ヨロヨロだった2世が、今じゃ小さい子の先輩だなんてネ。

22fev19b






















素直にお姉ちゃまの合図を守り、まだわけが分かっていない子に伝えてやるんだの。

お姉ちゃまが言ってる事を優しく教える2世は本当にいい奴だよ。
なにしろ僕の弟分だからね!

22fev19c























飼い主が大好きで、お友達が大好きなのさ。
2世は大好きに囲まれて暮らしてる。

そうして僕と2世に、大好きな事をお山ほどもくれるのが蝶番君とお姉ちゃまの喜びなんだ。

22fev19e
























2世が好きな玩具だってこの通りだよ。

今日も親鳥みたく玩具を温めて育ててる。

僕が摂理を教えてやったのさ。玩具を増やしたきゃ卵のように温めるがいいよってね。

lasalledeconcert at 11:02|Permalink

January 07, 2019

僕が見たニャンコと2世

7jan19d

























僕、ブルゴーニュ。
寒っ! 冷えるねえ。

お正月に僕らは2世を連れて、丘のような自然公園をお散歩した。

7jan19b
























ニャンコたちが居たよ。

2世はやさしい雰囲気だから、ニャンコも逃げやしないの。
みんなで仲良しするのが2世スタイルさ。

7jan19c
























ま、どの道2世の奴は気がついてないけどね。

おっとりだなぁ・・・

7jan19a
























お洋服がもこもこしてるのは太ったんじゃあないんだの。

冬コートがもふもふになったせいだよ。多分だけどね。

7jan19e





















ニャンコにうんとこさ近づいて、やっとわかったようだよ。

ちょっとトボケた、平和な午後だったよ。

lasalledeconcert at 14:56|Permalink

December 16, 2018

僕が見た2世の心

15dec18e























僕、ブルゴーニュ。
あはは! パンツに見えっちまうなあ。

これはね、2世のハーネスだよ。

2世の奴、ピアノレッスンについてくるワンコの面倒だってみるようになってね、時々行なう無料のワンコレッスンも楽しみにしてるんだ。

15dec18d
























先日は2世がピアノ室に置いてたワンコガムを奪われっちまった。

買ってもらったばかりの美味しいガムを2世は大切にしてたんだ。

それでも2世はちっとも怒ったりしないのさ。

15dec18f
























自分のガムを爆喰いしてる子を

"僕遊ぼうと思ってたのにナ、君はオヤツ食べるの? " って
びっくりして眺めた。

15dec18c















それっからお姉ちゃまと僕に、ちょっとガッカリした視線を送ってきたよ・・・

”あのガム僕のかと思ってた。勘違いだったんだネ” ってね。

2世は考え方も優しいなあ。
お山ほども代わりのオヤツを買ってもらえるに違いないから大丈夫だよって僕は慰めてやった。

15dec18a















でも2世はすぐにガムは自分のじゃなかったんだって風に記憶を塗り替えて

ガムを奪って楽しんでる子犬っこを応援するように
頬っぺをくっつけて可愛がり始めた。

ガムよりこっちのほうが楽しいっていうようにね。

15dec18b















子犬っこはガムに夢中で2世を振り返りもしないのに
2世は子犬っこの温もりを楽しみながらお昼寝を始めた。

ガムの所有権なんかより、子犬っこがガム噛んでる幸せな空気に2世自身が満たされて、それを大切にしてた。


2世はいつも此うして自分で幸せになってる。
2世は自分自身を幸せにできるんだ。

lasalledeconcert at 15:20|Permalink

December 07, 2018

僕が見た映画DVD

6dec18a















僕、ブルゴーニュ。
レッスンの仲良しさんが来たよ。

お友達が避妊手術後に透明なエリザベスカラーをつけててさ、
見えるのにさわれないのが不思議でグルグル回ってた。

可愛いなあ。2世はものを知らないからね、仕方ないんだ。

6dec18b















お姉ちゃまも書いてる通り僕らはよく映画を観る。
観る時はそりゃぁもう酷い騒ぎさ。

蝶番君が "今のはどうしてだと思う? " など静かに問う分には良いんだよ。2人で意見を出し合いながらフィルムを戻す。

観る毎に新しく何かを発見するのは楽しいからね。

  *映画DVD

問題はお姉ちゃまのほうさ。
まず歌うね・・・

映画音楽を聴き聴き '此処でアコーディオンで対旋律入れたい! ' とか言ってさ、いい加減な調子でツィラッラ〜とか歌って五月蝿いんだの。

6dec18c














先日観たアデルの生涯には授業シーンがあってね、

哲学クラスで使われたのが誰の言葉か知らなかったもので画面前まで近づいてった。

テキストの表紙に光が当たって見えづらかったのは僕んちのライトがテレビに反射してんのか、映画の効果かはわかんないけどさ、[....ONGE] って文字っきり見えなかった。

'読んでないけど、これきっとFrancis Pongeよ' って推理して、今手元にあるベンヤミンが終わったらば読みたいものメモに書き込まれた。

MacやiPhoneじゃあなくメモをカサカサさせてね。
好きなものや希望は紙の質量の上に記録し、書かれたメモを質量として手に取るのが趣味に敵うそうだ。


なにせ映画内の授業に参加して先生の質問に2人で答えてた。
クラスメイトになりきったお次はデモ参加者になったね。

6dec18e
















せんだってブログに書いてたデモ行進シーンは、僕らのソファの上でワッフゥ〜とか奇声を発して歌ってたの。パーティーシーンじゃ座ったまま手だけで踊った。元気になればまた立ち上がって踊るに違いないさ。

画面に出てくるものに順になってゆくんだ。
役柄だけじゃなく、女優さん自身がこの役をどう考えてるでしょうと相談したり、監督にもなってみてここで1等描きたいのは何だったのか考えたりね。


幼稚園場面のアラン・ボスキ(飼い主註:BOSQUETは通常片仮名だとボスケと表記しますが発音はボスキのほうが近い気がします)の詩には、手を叩いて喜んだ。

  象のお鼻はピスタチオを拾うためのもの
  躰を屈めなくてもいい

  キリンのお首はお星を喰むためのもの
  飛ばなくてもいい

なんて具合に可愛らしい詩なんだの。けどね我が家はそれで済むわけない。登場人物の次は引用の詩人にもなるのさ。

ウーパールーパーのヒレは、とか独自の詩を思いつくまま繋げるうちに夜中になって、映画の続きは翌日に持ち越した。

6dec18d














独特過ぎやしないかな? って僕は心配になって進言したの。

蝶番君が不都合に思ってないか一度尋ねるがいいよってね。
だって踊ったり歌ったり詩を作ったり普通じゃあないもの。


翌日また一緒に続きを観ながら、僕の忠告通りこんな様子でいいか問うていた。つまりその、映画音楽に作曲されてない対旋律を歌いたがったり、どんどんリズムを入れたりして五月蝿くない? ってところも含めてさ。

蝶番君は、笑顔が見られてスッゴク楽しいよと大いに肯定した。
ガクッ

それっから何故其んな事を問うの? って尋ねたよ。
だってあまり普通じゃないかもだから・・・って応答すると
蝶番君は "そうかな? " とお首を捻って考えてた。

"僕もう何が普通かわからなくなってきてるのかな?
でも多分普通だと思うよ" と再び大いに肯定した。
ガクッ


*僕が聞いたステキだね

lasalledeconcert at 12:22|Permalink

November 21, 2018

僕が聞いたステキだね

20nov18f























僕、ブルゴーニュ。
芋虫みたいな格好だなあ。

2世の奴ってば、おやつも例の食べ方なのさ。転がって食べんのが家庭犬らしいやり方だって未だに信じてるんだの。

  *僕が見たフードの食べ方

20nov18g


















あ〜あ〜、ボーンおやつのお粉だらけにしちまってさ。

でもお姉ちゃまは2世の好きにさせ、美味しくて良かったわネ〜と見守って、あとで鯨でお掃除すんのさ。

だから2世は笑ってるみたいな安心顔で、お粉を散らしておやつを食べるんだよ。

20nov18c






















お姉ちゃまも今週は総じて加減がいい。先週は絶不調だったね。
絶不調んときの格好は酷いもんさ。

四季変わらず朝晩2度のシャワーはするよ。問題はシャワー後に着る物さ。

一応ルームウエアってお名前はついてるけれど、そのまんま寝ちまうんだからお寝間と変わりゃしない。

何かモクモクフカフカした素材の大きめの上下だ。
色は少しずつ違ってるけど毎日大体似たようなものさ。

20nov18h




















お寝間で横になり、お寝間で起きてピアノを弾く。
お寝間でお洗濯物を畳み、また横になる。

仕方なかったさ、なにしろ絶不調だあもの。
それっからお寝間でぼちぼちお料理をして蝶番君を迎える。

帰ってきた蝶番君は早速に、重たいお品など買い足しに行ってくれるって親切な提案をした。蝶番君は帰宅するなりいつもお家ごとを気にかけてくれるのさ。

お姉ちゃまは今夜は体調も良さそうだから一緒に行きたいって、2世にリードをつけた。

20nov18i


















3人で歩き出した。お寝間でね。
僕はチョイと蝶番君を見たよ。

ご病気なんだから1週間もお寝間で過ごすのは仕方ないとして
常にお寝間のまんまお外を歩いてるお嫁を蝶番君はどう思ってんのかな? って考えたのさ。

20nov18d





















僕は蝶番君を見てたけど、蝶番君はお姉ちゃまを眺めながら手を取ってた。

それでもって "ステキだよね" って言った。

  うん? 何が? って問うたお姉ちゃまは
  左手に2世のリードを持ち、右手を蝶番君に引かれてた。
  正直みっとも良い風采じゃあなかった。

"寝間着、ステキだね"

  僕、はあ? って思った。

"何にも縛られなくてさ。自由な感じがいいね。
寝間着で道歩いてお店入る人って格好いいよね"

  スゲエなぁ・・・

  流石僕のお姉ちゃまなんかをお嫁にしようってお人は
  ツボが常人じゃないなあって感心した。

lasalledeconcert at 12:17|Permalink

November 14, 2018

僕が見たセールストーク

13nov18f

























僕、ブルゴーニュ。
午前は冷えるようになったね。

手がカジカになったお姉ちゃまがスマホを落として画面が割れっちまった。

あ〜あ〜
使い始めて2年が経ってないから痛手だね。

本体価格を月の使用量に乗せて2年分割する一般的なプランに入ってた。2年間でお支払いすんのは元々割引がされた料金になってるからね、僕らの契約タイプじゃあ2年内に機種変すると割引も外れっちまうのさ。

割引き無しの料金 x 2年に満たない月数分を弁済さ。

13nov18c

















道で2世の写真を撮ろうとしてiPhoneツルリンコは残念だったが
悪い事ばかりじゃあない。

先月26日に発売になったばかりのiPhone XRを手に入れたね。

各キャリアカウンターってのはプランやサービスも様々に見えて
およそ似たようなものだって僕ぁ思う。

その日もプランと手続きを説明くださるお姉さんとは別の制服のお人が、クリップボードを抱えて前に座った。

13nov18g


























手続きの者がお時間いただいてる間に、幾つかお答えいただいてよろしいですか? って仰りながら、座る体勢で椅子の背に手を掛けたね。

  はい...
  なんて答える飼い主なら僕らは苦労しないんだ。

"答えるかどうかは質問次第です" ってお姉ちゃまは笑った。
正当だけれど、日本ではあまり初っ端に其うは言わないものだ。

椅子を引く手が一瞬止まった。
逡巡の末、何故か椅子に座らず其の場に跼みなさった。
向かい合って椅子に座るより、した手で丁寧な印象になる方法で低くなりなさった。

僕はね、辞めとくがいいよって思った。
どなたかお偉いお人には効果的な場面もあるかもだけど
僕のお姉ちゃまなんかは、そういうの非効率な媚びとしか見ないよって僕は申し訳なさで苦しくなって目を逸らせた。

13nov18d
























お客様、ご自宅のお電話はどんな回線をご利用ですか? って聞きなさった。

  僕は目を逸らせたまま聞こえないフリをした。

"何が目的の質問ですか?
家の回線と携帯を纏めたらどうのこうのの話が目的なら結構だから、お互い会話の手間を省きましょう"

  そう提案して先程貰った契約内容の紙に目を落とした。

お客様、あの、えっとそれは・・・

  ちょっと迷った店員さんを僕が気の毒に思う前に
  お姉ちゃまも気の毒そうに笑いかけた。

"うん。あなたもお仕事なのよね。その質問1人ずつしなきゃいけないことになってるのはわかりますよ。でも私には無駄だから次の人のほうへ回って? ごめんね" とニッコリした。

  再び契約内容チェックをして2度と目を上げなかった。

13nov18e















店員さんは去って、待機してたお姉さんと手続きに入った。

けどさ気の毒に上司の人に何か言われたんだろうね。
戻ってきて、あのうお話を聞いていただけない理由だけでも・・・とカニの鳴くようなお声で尋ねなさった。


"うちね主人が厳しくて私には何にも権限がないの"

  僕ぁ逸らせてた目を見開いて二度見した。

"お話聞いても私には決められないから、ごめんなさいね"

  僕は脱力した。

  お姉ちゃまはこのブッ飛んだ冗談が大好きなんだ。
  我が家を見てりゃ随分とブッ飛んだ冗談ってわかる。

結婚直前に語ってた唯一の夢だったよ。
結婚したらセールストークに '主人に聞かないと分からない' って答えてみるのが夢だって言ってた。最近は少々脚色するのがブームみたい。

lasalledeconcert at 19:47|Permalink

October 15, 2018

僕らと2世と牡蠣

14oct18d
























僕、ブルゴーニュ。
上機嫌な2世の顔だよ。

もっとも2世が不機嫌だったことなんてないけどさ。

イングリッシュガーデン風のテネシーのランに着いたばっかの時刻には、こんなにも余裕だったの。

14oct18e
















けど雨が降っちまうとお終いさ。

ママ友さんとのおしゃべりでお背中向けてるお姉ちゃまのショールをつんつんして、お口にも泥が付いたと必死に訴えてんだ。

14oct18a
























2世はとても綺麗好きだからね。

しーやプンプンをした後だって、踏まないように気をつけてさ
注意深くそうっと迂回して戻ってくるのさ。

14oct18b
























野良っ子だったときも其うだったかは
僕は知らない。

2世も憶えちゃいないのさ。
2世は辛い事は忘れ、嬉しい事だけ憶えてるんだ。

それが2世の偉大な智恵なんだ。
ものは知らなくても偉い奴だよ。

14oct18c

























ともかく汚れにはカラっきし弱くて
ピスピスってお鼻を鳴らして訴えてた。

目なんて涙目になっちまったね。

14oct18f






















目と言えばお姉ちゃまの老眼はますます酷い。

今日だってさ、郵送されてきたオケのリーフレットに
そこそこ大きな字で「壮麗な響き」って書いてあった。

お姉ちゃまは「牡蠣」と読んで、ん? カキ?! って2度見したよ。
どうかと思うね。

lasalledeconcert at 15:20|Permalink

October 13, 2018

僕らが動かなかったテネシー

13oct18h
























僕、ブルゴーニュ。
またテネシー州に行ってきたヨ。

如何にもテネシーの田舎町にある小屋みたいでしょ。
ここで入場料をお支払いしたりお昼を食べたりできるのさ。

13oct18g

















何しろお姉ちゃまがあまり動いちゃあならないからね。

座ったまんまピュッと到着して、あとはベンチに腰掛けてね、
ワンコたちが勝手に走れる場所へ行くのが良いって寸法さ。

ワン友さんのワンコ6匹で貸切にして、しばらく駆けっこした。

13oct18a




















したら中途で雨に降られっちまったよ。

2世はね、雨に濡れた地面が苦手なの。

13oct18b





















足先に泥がついたのを

ひどく気にしてた。

13oct18c



















お姉ちゃまはとても寒かったようさ。

膝掛けだから何でもいいカナって持ってった、色の合ってないやつを被る羽目になったよ。ま、いいんだ。此の通り気のおけない場所だからね。

13oct18d

























2世は足に泥がついっちまったと落ち込んで

お姉ちゃまは体力が低い自分だけ寒がって震えてるなんてと、身体の不調に落ち込んだ。

13oct18e
























毎日綺麗に綺麗にしてもらって嬉しがってる2世は、
汚れて野良っ子時代を思い出しっちまったのかな。

みんなが気にかけて慰めに来てくれてるのに、凹んだ気分のまんまベンチから動かなくなったよ。

13oct18f























お姉ちゃまは座ってて2世だけ走るって作戦は
2人でベンチでウダウダするって格好で幕を閉じた。

帰ると2世はお風呂で泥を落としてもらうやいなや元気になり、
お姉ちゃまもお湯で身体をよく温めて血の気を取り戻した。

動かなかったけど楽しかったよ。
また行きたいよ。

lasalledeconcert at 13:36|Permalink

October 05, 2018

僕が見てるこの頃の2世

4oct18d


























僕、ブルゴーニュ。
2世の奴、幸せそうな笑顔だなぁ!

そりゃまぁそうだろうさ。お姉ちゃまたちは2世を笑顔にする事ばっか毎日考えてんだからね。

体調は不安定で1日の中に何回か波があるみたいだけど
その日その日の加減がいい時間帯をうまいこと見っけてさ、
2世はよく連れ出してもらってる。

2世のほうは、いつだって準備万端だあもの。

4oct18c

























お昼間にお姉ちゃまと2人で訪れる公園も、
朝に蝶番君の運転で立ち寄る川縁も2世は大好きなんだ。

景色なんか見ちゃぁいないけどね。
2世は家族の一員って喜びを全身で味わってるのさ。

夜に3人でドラッグストアに 'しーシート' を買いに行くのもご機嫌なお散歩だよ。

お姉ちゃまがお買い物中はお店のお外で蝶番君に抱っこされてんだ。それでもって腕の中でお姉ちゃまが出てくる出入口1点を凝視して待ってるのさ。

待った後に 'しーシート' の大きなパックを抱えたお姉ちゃまが出て来た瞬間に笑顔が飛び出すんだ。

4oct18a

















2世は何だって嬉しくてたまんないんだね。僕とおんなじだ。

夜中に3人でフランス映画のDVDを物色しにレンタルショップへ行くのも、蝶番君とお姉ちゃまがDVDを観てるおうちのカウチに一緒に乗っかってワンコガムを食べるのも、

みんなみんな好きなんだ。

雨の日にオモチャで遊んでもらって、ピアノを聞いて、
なにしろ一緒に過ごすことが1等嬉しいんだの。

4oct18b





















僕らワンコは人の何分の1かの時間しか生きられない。
人の1日はワンコの1週間ってよく言われるようにね。

それったから、お姉ちゃまがドラッグストアから出てくるのを蝶番君の抱っこで待ってる時間だって、蝶番君には5分っぱかりでも僕らにはうんとこさ長いんだ。

2世は2歳半で僕んちに保護された。
でも2年半ってのは人間の計算さ。

ワンコは生まれてから若犬までは時が速く経つ。
だからはじめの2年半は本当に長くて、人で言えば25年以上もの年月だったんだよ。

4oct18e























2世は辛かった年月の分も笑わなきゃならないんだ。
これからの一生もう何も辛いことに遭っちゃいけないんだ。

保護団体さんの所や保護施設で、2世と同じ境遇の仲間たちが何匹も待ってる。悲しそうな顔した子たちに目を向けてほしいって、僕らはいっつも願ってる。


*2018年6月のワンコの選択
*2年目のブルゴーニュ君
*

*花とワンコ(1)
*花とワンコ(2)

lasalledeconcert at 13:54|Permalink

August 23, 2018

僕のホームセンター記録

22aout18g

























僕、ブルゴーニュ。
真夏に戻ったような昨日だったね。

一時は秋になりかけ再び夏に戻るとさ、地球が回る方向を変えたのかと思っちまうよ。

  *地球と散歩

僕は理科学ってのをお習いしてないの。ワンコ学校じゃあ教えてくんないからね。だから空想するっきりないのさ。

地球が反対っ向いて回ると、6月,7月,8月って進んでた月がまた7月,6月と戻るのかな? とかさ。

22aout18f

























似たような写真をくどく連ねて見苦しいのを先に謝っておかなきゃあなんないね。

この一連はね、2世の奴が僕んちに来て1年目の記念の日なんだ。日付が変わった真夜中に蝶番君が写したんだよ。確かこの日の2世と飼い主のツーショットは、先に1枚だけupしたかな。

人間のおうちに入ったこともなかった2世が、1年経って当たり前のお顔で寛いでる。お姉ちゃまはそれが嬉しくて、蝶番君はお姉ちゃまがうんとこさ元気になってきたのが嬉しくて、何枚も撮ったんだ。

よく見ると2世は、お姉ちゃまに甘える1枚目と、呼ばれたから仕方なく蝶番君を振り向いた2枚目で表情が違い過ぎるけどね。
ま、蝶番君はちぃとも気にしないさ。

22aout18b


























蝶番君がお休みだった昨日は、午前のうちにホームセンターへお出かけした。

この暑さでお庭のお花たちがやられっちまってね。
揃って夏バテをして、揃って寝込んじまったものだからお庭が寂しくなったんだ。

これから残暑も来るからお花は止してカラーリーフを揃えに行ったってわけ。


僕らのロバの前をプジョが走ってた。
綺麗な青色の子だったよ。
蝶番君はお姉ちゃまを喜ばせようと、道でフランス車を見つけるたび話しかけるの。

お姉ちゃまは208かしら、可愛いわねって褒めた。

それっから、19世紀半ばのプジョ兄弟に思う事だの、片や20世紀初頭のシトロエン副社長への想いの丈だのをしゃべり出した。

あ〜あ〜、出たよ。

22aout18e





















オタクのお人ってぇのは相手が理解していようがいまいが関係なく、愛の対象について話していたいものだからね。

でもね、フランス車史は好きだのにルノーのお話はしないのさ。

パリが占領された大戦下で、シトロエン社の抗戦態勢と反対にナチス協力をしたと未だに恨みごとを言う。

生き抜くためにやむを得なかったろうし、その罪は獄中で償われもしたし、第一現ルノー社に何の罪もないのになって僕は思う。仕方なく黙ってるけどね。飼い犬の立場ってものがあるからさ。


ホームセンターに着くと、かなり大型化したガステリアやサンスベリアや、茶色味で大きくくねった名も知らぬ葉の前で立ち止まり、撫でさすった。

欲しいの? って蝶番君が問うた。
お姉ちゃまはお首を横に振り、'ボードレールがね、こういう葉っぱを好きなのよ〜' と答えた。先週一緒に飲んだかのような口調でね。

あ〜あ〜、また出たよ。

22aout18q























せんだって読んだのさ。

《ボードレールの気に入りの花は、マーガレットでも、カーネーションでも、薔薇でもなかった。
獲物に飛びかかる蛇とかうずくまったはりねずみのように見える葉の厚い植物の前で彼は大喜びで立ち止まるのだった。
不規則な形、目立つ形、これが詩人の理想だったのである。》

        シャンフルーリ "青年時代の思い出と人物像"

   ベンヤミン著 "パサージュ論2ボードレールのパリ" より

             (今村仁司様/大貫敦子様/高橋順一様
             塚原史様/吉村和明様/三島憲一様
             村岡晋一様/山本尤様/横張誠様/
             与謝野文子様/細見和之様訳)


これが昨日僕がホームセンターへ行った記録さ。
変わらない僕の日常だ。


■ロバ関連リンク
*1919
*僕のお馬のお話
*僕のロバのお話
*ピンクとかセネガル戦とか
*僕が見たロバの鞍
*ステップ
*いいですね

*海で朝ごはん
*ロバへ点滴

lasalledeconcert at 12:26|Permalink
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Nouvelle
=====================


**3月5日(日)**
11h〜13h 

《クラブ・プーランク》

にしむら珈琲 御影店
3Fフレンドサロン


=====================


**4月15日(土)
13h〜14h45

《パリの風 bis》
公開ライブリハーサル

にしむら珈琲 御影店
3Fフレンドサロン


=====================


**5月3日(祝)
14h〜15h45

《パリの風 コンサート》

神戸芸術センター
シューマンホール
Caractere
***ブログに登場したお友達***

女の子ちゃんのお友達

=タピオカちゃん=
水色の瞳の親友
離れてる今はメル友

=フラミンゴちゃん=
東洋が大好きな
フォトグラファーちゃん

=ママン手袋=
フランスでのママン

=マルシェ籠ちゃん=
昔ホームステイをした
大家族のお家の主婦様。
今はメル友

=マダム・ビスコッティ=
教会のお友達
明るくしっかりした
お年上の主婦様

=ナイチンゲールちゃん=
うんと近くに住む
綺麗な声の親友

=レモンカナリアちゃん=
お花が大好きな
ご近所のお友達。
ほっそりした姿もお声も
カナリアのよう

=タマゴカナリアちゃん=
レモンカナリアちゃんの卵。
つるつるピンクのホッペの
カナリアお嬢様

=ポニーテールちゃん=
中学校の同級生
登校の友

=マダム・ノベルティー=
美人でおもてなし上手な
ノベルティー夫人

=雀ちゃん=
ウズラちゃんとコンビの
音楽鑑賞のお仲間

=ウズラちゃん=
雀ちゃんとコンビの
音楽鑑賞のお仲間

=青い空ちゃん=
フルートが大好きな
おとなしやかな美人さん

=ぱんだの里ちゃん=
ほわんと優しい空気の
色白パンダちゃん

=赤嘴クイナちゃん=
フルート大好きな
クリスチャン友ちゃん

=シジュウカラちゃん=
お菓子が大好きな
フルートのお仲間

=ホンドフクロウちゃん=
夫の同級生。
ふんわり笑顔の声楽家ちゃん

=オカメインコちゃん=
アカンパニストちゃん

=カケスちゃん=
クリエーターさん

=十姉妹ちゃん=
クールに見えて実は優しい
大好きなお姉様

=アマリリスちゃん=
グラマラス美人の
キーボーディストちゃん

=黒アゲハちゃん=
クラブママ風美人の
歌のお姉様

=キタイタダキちゃん=
音楽マネジメントの卵ちゃん
ピアノも弾いて歌も歌います

=プレーリードッグちゃん=
優しくて可愛い
ご近所のお友達

=シロツメ草ちゃん=
ファゴット奏者の
タマゴちゃん

=河原鳩ちゃん=
生活密着型で
現実的な中型の鳩ちゃん
実は照れ屋さん

=テッセルモルモットちゃん=
昔はお下げ、今はママになった
声楽家ちゃん

=コゲラちゃん=
母と共通の古くからのお友達

=千鳥ちゃん=
コンサート予行の鑑賞者

=グレーうさぎちゃん=
美人の布作家さん

=大春車菊ちゃん=
大きな声で笑う
大らかで楽しいお友達

=カモノハシちゃん=
絵が上手で茶色い目をした
中学のクラスメイト

=ペトルーシュカちゃん=
沢山の時間を過ごした
同窓のお仲間
桐朋ガムランクラブでも一緒

=シオマネキちゃん=
片方の鋏が大きいシオマネキ
のように、長い髪を
片側で結んでるお姉様

=水くらげちゃん=
ひっそり薄茶色のオーラ
シンプル仕様の
元クラスメイト

=パルファンちゃん=
化学系キャリアウーマンちゃん

=ぽっぽちゃん=
小中学校の同級生
下校の友

*****

男の子くんのお友達

=おじいちゃま=
仲良しのドクター
86歳の長老様

=アサリ君=
おっとりふわふわした
秀才君

=カピバラ君=
たくさん一緒に遊んだ
幼馴染君

=カピバラ・パパ=
カピバラ君のパパ

=ダチョウ君=
サロン主の翻訳家君

=ネコヤナギ君=
粗暴で偏屈な外側
植物にも優しい内側
26年間のお友達

=ジンライム君=
自然派の学芸員君

=ヤマシギ君=
切れ者の研究員君

=ノベルティー君=
教養深い趣味人の
企業代表君

=ゆりかもめ君=
ピアノ好きの陽気なお友達

=サメビタキ先輩=
ぱんだの里ちゃんの先輩

=ハクセキレイ君=
ぱんだの里ちゃんの同級生

=ツバメ君=
姿勢の良い立ち姿が
ツバメ風のお友達

=カタツムリ君=
何どきもテンションが
変わらないお友達

=シロハラインコ君=
おおらかな余裕で
ムードメーカーになれる
バランスの取れたお友達

=ブルターニュ君=
京都の愛らしい学者君

=イクラ先生=
小学校時代の担任
今も仲良し

=ゲンゴロウ先生=
小学校時代の主任
イクラ先生の元同僚

=カカシ君=
謎の譜めくりすと君

=ぴょんきち君=
大きな身体のプログラマー君

=ヴィブラート君=
哲学好きのお友達
最近彼女ができたばかり

=チャイコフスキー先生=
音楽評論のお友達

=矢車草君=
コンサートマネージ君

=チャボ君=
ピアノ技師君

=Mr.B=
お世話になってる
Steinwayの調律師さん

=テントウムシ君=
沢山学ばせてもらってる
信頼する友人

=ピラルクー君=
大水槽で古代魚を飼う
スタジオ経営者君

=藍綬君=
藍綬褒章を持つ
最長老84歳のお友達

=ぶち犬君=
昔の恋人で学者君


***実名登場のお友達***

=フランス鴨君=
ダチョウ君のお兄様
哲学者ミシェル・ジャメ氏

=岡村哲伸氏=
モデルをつとめた
彫刻家さん

=LICAちゃま=
桐朋時代のお仲間
カリフォルニアのピアニスト
LICA HANDAちゃん

=セニョール・ウナミゴ=
ギタリスト
増井一友さん

=故黒木義典教授=
仏語学者
大阪外大名誉教授


***室内楽演奏のお友達***

=蝶番君=
大阪チェンバー
片寄伸也さん
  *ファゴット

=ロップイヤーうさぎちゃん=
浅野毬莉ちゃん
  *フルート

=シジミちゃん=
神戸フィル
麻生多恵子ちゃん
  *クラリネット

=ミスターメジロ=
大阪チェンバー
滝本博之さん
  *ファゴット

=ズワイガニ姫=
アンサンブルカプリス主催
国塚貴美さん
  *マリンバ

=カワウソちゃん=
崎元蘭奈ちゃん
  *チェロ

=牛君=
宝塚歌劇オーケストラ
渡邊悦郎さん
  *ファゴット


***ブルゴーニュ君のお友達***

=パーシモンちゃん=
ナイチンゲールちゃんのワンコ

=ムーちゃん=
お散歩で会う白いワンコ
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