2007年11月

2007年11月28日

初日終了

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そうかあ。リアルに起こったことや裏事情を書くと、言い訳に聞こえる事もあるんですな。反省します。

昨日のブログは開幕前に書いたのです。でもって初日が開きました。
まあ、色々御意見あるでしょう。
ただまあ昨日はとくにテクニカルな問題もなく出来は悪くなかったと思うので、印象がよくなかったとしたらそれは我々全体が力不足だったということになるでしょう。

自分の出来としては今までで一番マシでした。
初日に致命的なミスなどやっちまったら、もう立ち直れませんから。
なんとか戦力になりたいと思うのですが。足を引っ張らないようにするのが今のところ精一杯。
なんとかもっと余裕を持って立っていられるように毎日精進するしかない。

私のまわりにもいろんな意見はあります。
「この作品には劇場が大きすぎるのでは」
「エピソードが並列的でやや単調」
「人間味が出てこない」

しかし今回の私は役者。自分の役に関しては言いたいことは言うが、それ以外の事に関してあれこれ言うは越権行為。
戦いに例えれば俺達は兵士。作戦命令が下されたらひたすらそれを遂行し戦うのみ。 
だいたいひとつの芝居に参加したらその全員は家族。血肉を分けた兄弟みたいなもの。運命共同体として前進するしかない。

まあ評判に一番ナーバスなのは亜門さんでしょう。そこはまあ亜門さんに頑張って頂くとして。
我々は役者としてやれる事はないかよく考えて、よりよい作品に成長させて行くしかない。
とくに私の役は「人間味」「愛情」「深味」などを出さなければいけない。
それはまだまだできること。精進いたします。

今日は休演日。溶岩浴行ったりして癒され、そして原稿も書かなければ。

昼は来年5月の芝居打ち合わせをやったし、2月の演舞場の脚本作りも佳境だ。

そんな中、またしても忙しくなる事をやります。

それはカウントダウンライブ!
そうです。大晦日の夜に年越しライブをやっちゃいます!
題して
「俺たちのウラ紅白!〜フォークソングと昭和歌謡でカウントダウン」

子供の頃見たまだ面白かった頃の紅白。そして青春時代に聴いたフォークソング。それをみんなで聴いたり唄ったりしながら年越ししましょうってライブです。

12月31日 20時より25時ぐらいまで
場所は赤坂レッドシアター料金は5000円
出演は

千葉一臣、斎藤哲夫、麻丘めぐみ、平浩二、キャプテン、佐藤B作、角野卓造、小倉久寛、山口良一、春風亭昇太、清水宏、井之上隆志、六角精児、他

27日からチケット発売始まりました。
100枚しかないのでぴあでは扱ってません。

チケットは03‐3352‐1616ジェイ・クリップまで


私は小倉さんと山口さんとベンチャーズをやります!
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2007年11月26日

テイクフライト初日

かなりバタバタなプレビューを2回終え、今日が初日です。


バタバタというのは私だけじゃなくて、もうみんな。とくにスタッフは仕込みからずっと寝てないみたいで、段取りも多く。
なんか裏で見てたらみんな引越し屋みたいです。
常になんかもって走ってます。


キャストもみんな何役もやっていて、もう人間技じゃないくらい着替えてます。
しかも私がここに書いたら問題になるので、書けないような諸問題が数々発生して。
トラブル満載!
お払いした意味ないやん!みたいな。
ま、今のところ大事にはいたってませんけどね。


私にはいいこともありました。衣裳担当の女性が「毎日どんどん良くなってますね」と言ってくれたこと。励みになります。


朝から記者会見やら、場当たりで大きな変更があったりとバタバタですが。なんか少しウキウキしてきました。
へんな気持ちですが、緊張がつきぬけて、なんかタカが外れたのか。自分でもよくわかりません。


ただ自分の芝居の長さみたいなものか゛把握出来てきました。
劇場も小さく感じて来ました。
これはよいことかも。


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2007年11月24日

プレビュー初日

徹夜明けで二日間の舞台稽古。場あたりを終えました。 沢山の励ましご声援ありがとうございました。なんとか原稿は書き直し分である全体の四分の三が終わり、残りの原稿用紙45枚分は〆切りを少し延ばしてもらいました。 そしてかなりバタバタの場当たりがなんとか終わり、テクニカルな問題は山積みですが今日がプレビュー初日。さっきゲネプロ終わりました。 何箇所か間違えた! 歌詞やセリフを少し。 ブレスや音程は大分よくなってきたけどまだまだ。でもほんの少しずつだが、気持ちは楽になってきています。 100%を目指すと硬くなっちゃうので、前よりもよくなる事を目指して頑張ります!


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2007年11月21日

泥沼!

やばい。まじやばい。
昨日でオケリハも終わり。稽古場での最後の最後の通し。
オレだけが置いてかれてる。みんなの足を引っ張ってる。
自分が舞台の中心にいない。役者として求心力がない。
孤独。孤独。稽古場での会話の輪の中にすら入っていけない。
他の役者さんがいとも簡単そうに涼しげな顔でこなしていることが、自分にはできない。
オレが芝居しているときにはなにかしら空気が淀む。
何故だ。全体の空気にとけ込めない。


わかっている。こんな負のマイナスイオンを出していてはもっと悪いことを呼び込んでしまうことも。
知っている。
しかし、明るく振る舞えない。明るくなれる要素がない。
それでも立ち向かう。わかっている。みんなだって苦労している。努力している。
いちばんしんどいのは主役の天海だ。強い。強すぎる。
城田くんはオレのソロが終わった後、一人拍手してくれた。もう死ぬほど優しい顔をプラスして。
なんていい奴だ。ありがとう!
他のみんなも口には出さないが、励ましの目線を送ってくれる。


微笑んでくれないのはミュージカルの女神様だけだ。
いまのところ完全な一目惚れ。大学時代から恋焦がれてきたのに。いざデートしたらあっさりと振られた。
彼女の心を射止めるには。開き直り?パフォーマンス?いや。努力。それしかない。


明日からの舞台稽古を控え今日は稽古は休み。オレにとっても丸一日空いているのは一ヶ月ぶり。
昨日のブログにも書いたが、ここにきて大きな問題を抱え、実は3日前からホテルにこもっている。


十年前に書いたお笑いの分析本「笑うとは何事だ!」を角川書店の方が再発見していただき、新しく新書版で出すことになっているのだ。
お話をいただいたのは9月。「狐狸狐狸ばなし」をやっている頃だ。リライトと加筆が少しなのでできると思ったのが甘かった。その段階で締め切りは10月。
しかし「きっと長い手紙』は予想外に大変で時間が取れない。
初日と締め切りが重なり。まったく書けず。締め切りも発売日も延長してもらって、「テイクフライト」に突入。余裕があると思いきやまったくなく。
そしてついに今日が締め切りとなった。


昨日の夜から夜を徹して書いているが、遅々として進まない。
今日の一日でどこまで書けるか。ブログなど書いている場合ではないが、煮詰まった頭のリフレッシュ代わりに書いている。
睡魔に教われるとダウンコートを着て床に寝る。ベッドに眠ると起きれなくなってしまうので、身体の痛みですぐ起きれるようこうするのだ。


何事も早めにしかも毎日のやるべきことをコツコツ積み重ねる。これができれば何も問題はない。
そうしないと必ず、今日の私のような日がやってくる。

ホテルの窓から「はなやしき」と浅草寺の五重塔と金色のウンコビルが見える。
シュールだ。
この浅草は笑いの聖地。ここに笑いの神様は眠っているのか。


笑いの神とミュージカルの女神。
お願いです。僕に微笑んでください。









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2007年11月20日

で、テイクフライト

稽古は昨日からオーケストラとの合わせに入りました。
場所はなんと府中からぐんと離れて埼玉は彩の国の大稽古場に移りました。
なんか格調高い建物。蜷川さんとシェークスピアのオーラで満ち満ちてますな。

いや、なんか大編成のオーケストラは凄い。ど迫力です。ミュージカルに慣れている俳優の皆さんもこんな贅沢な編成はなかなかないと言ってました。
私なんてだいたい生バンドで唄うのが初めてなのに、いきなり大編成のオーケストラなんて!そりゃもう緊張しましまたよ。
いや自分もミュージカルを演出してるからね。稽古ピアノとオケじゃあ違うのは知ってましたけど。なんか雰囲気に飲まれました。


しかもね。私の曲のイントロはピアノとパーカッションぐらいしかなく。コードもなければ、ガイドの音もない。もう目茶苦茶入りにくい。
仲間のみんなからは「石井さんの歌が一番難しいね」と言われ、音響さんからは「石井さんの歌は音痴に聞こえるけど楽譜見るとその通りなんだよね」って笑顔で言われて。
えー!駄目じゃん!
ちゃんと唄ったら音痴に聞こえるってどんな歌なんだよ!


亜門さんは「すっごく良くなったよ。稽古初日からこんなによくなった人は初めて見た!」って、励ましのコメントをいただいて嬉しかったけど、その後スタッフの女性に
「僕は大丈夫ですかね?」と聞いたら。
「(しばしの沈黙あって)大丈夫…ですよ。」
「ああ…。やっぱり駄目ですか?」
「…まだ一週間ありますから…。」
だって。
凹むなあ。正直すぎるんじゃない!


橋本じゅんくんが自分のブログで、
「ぼっこぼこです」
って書いてたけど。とんでもない!池田成志くんとのライト兄弟はもう最高です。じゅんちゃんがぼっこぼこなら私はもうとっくに腐乱死体です。


いやもちろん凹んでばかりはいられない。やりますよ。たしかにあと一週間あります。
歌の千本ノックです。昔はコントだってひとネタ百回稽古したもんです。


クイズなんていきなり知らない問題が出るんですよ。それに較べたら。毎日同じ音を出せばいいんでしょ。出来るよ出来ます。
最初から答えのわかった試験を受けるようなもんだもんね。丸暗記すればいいんですよ!


毎日の岡田くんの特訓もほんとに助かる。副鼻腔を開き声を響かせるそのシステムをいろんな表現で教えてくれます。
「鼻から割り箸を入れて、中で左右に開く感じ」
「自分の頭の上にもう一人自分がいる感じ]
「声が前に飛ぶが向こうからも飛んでくる感じ」
これらを試しているうちに「あーそれ!」
って言われる発声を覚え、今度はそれをオートマチックに出せるようにする。


おかげで声を出す事が楽しくなってきました。
いやあ岡田くん様々です。あ、岡田様々でいいのか。

とにかくレッスン料にしたら20万円を軽く越えるほどです。しかも向こうから「やりましょうか?」と言ってくれて。
物事に対する姿勢が本当に真摯でピュアなんですよね。ご両親にすごく大事に明るくちゃんと育てられたなあって感じ。
ありがとう!


実はもうミュージカル以外にひとつやらなきゃいかん事を抱えながらやっとるんですが。
なんとか集中してあと一週間(実はもうないけど)頑張ります!
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2007年11月19日

通う

740302d1.jpg若い頃から習い事に通うとか、医者に通うとか。そういうことが続かない性格なんですね。
ソロバン塾とかピアノとか。ダンスや日舞やトレーニングジム、英会話もやったなあ。
だいたい一ヶ月もちませんね。サボるとかそういうんじゃないんです。知ってて行かないんじゃない。行くの忘れちゃうんですね。そのうちそれをやってたことも忘れちゃう。

最近になってそういうのが少し変わってきました。五十過ぎて何言ってんだよって話なんですけど。
やっぱ人間て少しずつ変わって行くんですね。なんか十年周期みたいのはあるかも。
三十代、四十代、五十代と食べ物の嗜好から生活パターンまで激変してますからね。

辛いものが苦手だったのに全然平気になった。大嫌いだったパクチーが大好きになった。
髪を染めるようになった。アクセサリーをつけるようになった。
若い頃より持っているジーンズの数が増えた。

そんな中最近こまめに通ってるのがストレッチマッサージです。
恵比寿にある健康塾QOLというところで、まあマッサージというよりはベテラン女性トレーナーがマンツーマンでストレッチを指導してくれるんです。

私身体が異常に固いんですな。堅くて硬くて難いんです。
仰向けに寝てバンザイした状態で腕が全然床につきません。20僂阿蕕ど發い討泙后
首の下背中の上のほうにはもう全然手が届きませんから。

これからの人生大事なのは柔軟性でしょう。柔らかくなれば芝居も一皮剥けるかもしれないしね。
なんせ五十代にして初めてミュージカルやってんですから。

股割りできる日まで頑張るぞー!


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2007年11月10日

稽古場から

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テイクフライト稽古してます。
稽古場は映画の撮影スタジオに仮のセットを組んでやっています。


顔合わせからもう早いもので3週間たちまして、初日までもあと20日を切りました。
まあ稽古日数的には長いですかね。僕の今までの芝居に較べてですけど。
ま、こっちが短いすぎるのかな。20日前に顔合わせしたりしてますからな。


でもなんか稽古何日あっても足りないって感じで毎日やってます。
歌が唄えねえ唄えねえ。いや大変すわ。
もう音程とか鬼のように難しい。
それにそもそも発声法や歌唱法の基本がわかっていない。だからブレスしても息が入ってこずに、長い音が全然続かない。声も響かない。


でも共演している岡田くんというオペラ畑の方がもう凄いいい人で。毎朝稽古前に早く来てくれて特別に個別レッスンをしていただいてます。
おかげでほんの微かにつかめてきたような気もします。


そんな事への感謝の気持ちで家からカレーを作って持って行きました。
いつもの牛すじカレーですが、なんせ30人分作ったので鍋は大きなのを2つも使い、御飯は社長の家の炊飯器も借りて5合炊き3台をフル活用。
ポテトサラダも作ってバッチリ大成功でありました。

稽古場ってこんなことでテンション上がるんですよね。これが普通のケータリングのカレーだったらさほどは盛り上がりません。
こうやって座組みの雰囲気はよくなり、仲良くなって芝居がよくなるんじゃないかなあ。
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2007年11月06日

末廣亭3

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たった一日の出来事書くのに何日かかっているのやら。
これもひとえに私の、何をしていても集中して何時間も同じ事ができない性格のせいなんです。
なにせあのドラマ「24」でさえ、どんなに面白くても3話ぐらいで中断したくなってしまうんだよね。なんか「ちょっと休憩!」って気持ちになっちゃうんだよなあ。


で、中入り後。
ここで志の輔さんの登場、遅れた理由をその日の時事ネタで「友人がアルカイダで」と笑わせる。
そこからほとんどマクラは振らず、自作の「バールのようなもの」。
うーん。上手い!語り口がもうきれい!
新作なのに古典のような。これぞ落語という世界感。きっと志の輔さんの新作は今後古典として残っていくだろう。


そして元ニュースペーパーのヒロ松元さん。
安倍元首相の真似から、高貴な方々を題材にしたネタ。
根性すえてよくやってるなあ。パントマイムやってる頃から知ってるけど、紆余曲折よくここまで来たもんだ。


そして最後に小遊三さん。なんと7分で切り上げ談志師匠につなぐ。時間調整やらその場の空気を読んでのプロの技。


そしていよいよ家元登場。みんな本当に談志師匠が好きなんだなあ。一気に客席が盛り上がる。
橘右近さんの一番弟子である橘左近さんとの座談。


随所に談志師匠が左近さんが大好きなのが伺えて、なにやら暖かい時間であった。話を聞けば追善の主役である師匠の右近さんより、家元が左近さんをより認めているのがわかる。


実は中入りの時に表へ出たら、楽屋入りする談志師匠にばったり。思わず挨拶したが、師匠は私がわからなかった。「誰?俺この人知ってる?」と言われてしまった。
まあ少し凹んだが馴染みが薄いので仕方が無い。
もう一度楽屋でまで渡辺と二人で「赤信号です」と挨拶したら、やっとわかってもらった。


すると家元、「ああ。悪いことした。最近テレビみないから。なんか変わっちゃってわからなかったよ」とわざわざ言ってくれた。
なんだか凄いやさしさを感じた。
テレビや高座では憎まれ口や歯に衣きせない発言で誤解されやすいが、談志師匠は本当は優しさに溢れた人なのだ。


打ち上げでも師匠の方から近くに座れと誘ってもらって、それはそれは貴重な芸談やジョークの数々を聞かせてもらった。
申し訳ないが内容はここには書きません。
それはもう宝物のような大事な時間でしたからね。


最後に舞台で披露された家元が大好きなジョーク。


ある芸能事務所に売り込みに来た芸人がいた。
「何ができるの?」
「鳥の真似が出来ます」
「ふーん。他には?」
「いえ。鳥の真似が」
「歌まねとか」
「できません」
「鳥の真似しかできないの?」
「はい」
「それじゃ、駄目だな。帰ってもらおうか」
そしたらその男。窓から空を飛んで帰ってった。


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2007年11月04日

末廣亭2

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前回はなんか文章が中途半端で御免なさいでした。
書きながら寝ちゃいまして。なんか年寄りみたいですな。

末廣亭は新宿の3丁目裏にある由緒ある寄席です。
楽屋も小さく舞台もほんとに狭い。
でも昭和の名人と謳われた円生、文楽、小さん、そして三平、志ん朝といった人気者、いやもっと昔の伝説的な数々の噺家さんたちがみな立った(というか座った。立ってたのは三平さんぐらいか)もう由緒ある寄席なわけです。
その舞台で、私が同じように真ん中に座って落語をやれるなんて、これはもう感動を通り越してただもう畏れ多いこと甚だしい興奮でありまして。

楽屋は恐ろしく狭いです。ほんとに居場所がない。
行ったらもうキッチュくんが来てました。小宮もやってきて三人で小さく正座してましたが、今から正座してたら高座で持つわけないと、早々と降参して胡座に。でもそこに高田文夫さんが。また結局正座。そしたら小宮が着替え始めたりとなかなか落ち着きません。
東京かわら版の木村万理さんも顔を出し、さすがに談志師匠が来られるとあって落語界を取り巻くお歴々が勢揃い。

トップは前座さん。なんの話なのか確認する前にきっちり5分で終ってしまった。さすが。役割が解ってる。
前にらさある亭でやったときは私がトップでした。そのときに昇太さんが「トップは誰でも難しいんです。どんなに新米でもいいから前座さんに一席やってもらわないと、お客様に落語の世界観や見方が伝わらないから」と言われましたが、まさにその通りだなあ。

次が小宮で「粗忽の釘」。
どうもらさある亭のときより緊張したらしい。まくらでウケると思ったとこがすべって少し焦ってた。
しかしさすがに落研出身。随所に笑いを取って、なによりもいきいき演じてました。こんないきいきしてる小宮を見るのは久し振りなぐらい。(笑)

そして次は私。上方落語の「無いもん買い」。
私はらさある亭より落ち着いてできた。
まずやはりトップじゃないやりやすさ。それに一度本多でやったという経験。
前の反省を生かし時間も短くしたしね。

マクラの東京と大阪の違いはは前よりもウケましたね。大事なのは話に入るタイミング。本多のときはここを入りそこね最後まで尾を引いたからね。飛行機で言えば離陸。
マクラの最後がウケている間にさっと入る。今回は上手くいった。

いつもそうだがどんなに水を飲んでいても高座に上がった瞬間にノドがカラカラになってしまう。それだけ緊張しているのだ。
かなり声がガラって来たがなんとか最後まで。まあまあ終ってよかった。

次は渡辺正行の「時そば」。最近よくやっているだけによくこなれている。
随所で表情や落とし方が三宅裕司さんに似ている。さすがに明治の伝統か。

そして松尾貴史ことキッチュの「ハテナの茶碗」。さすがに上手い。
途中物真似も入りたっぷりと語った。物腰からもう噺家然としている。

続いてなぎら健壱さん。今回は悩んだ末に落語をやめ漫談。昔の見世物小屋の口上を真似て笑わせる。
さすがのなぎらワールド。

その後やっとプロの落語家登場。明治落研の渡辺や小宮の同級生、立川談幸さん。
さすがにやりにくかったのか、まあ素人と敢えて同じ土俵でもあるまいということか、マクラだけで笑わせて軽く高座を下りる。押していたので時間調整も考えての事であろう。

続いて瀧川鯉生さん。志の輔さんが遅れていたので香盤が上がっての出番。
初めて見たが面白い方だ。マクラのギャグで大笑いした。
「ちりとてちん」をきっちりと演じて中入り。

疲れた。俺も中入り。
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2007年11月01日

末廣亭

31日は稽古場が移動のため休み。
せっかく秋晴れが気持ちいいのに連日稽古場にこもって歌ってばかりではストレス溜まるので、この日は共演者たちとゴルフに行った。

ゴルフ場は僕のゴルフの先生ジェフ山口さんにいつも教わっている石岡ゴルフ倶楽部。
といってもジェフさんは今年の夏からレッドソックスの岡島に通訳を頼まれて渡米してしまい、今は先生がいない状態。
しかし岡島もあれだけ一躍ヒーローになるとは驚いた。優勝パレードの映像にジェフさんを発見したので嬉しくなった。

そのジェフ氏の教えの成果か自己ベストの88を更新して87というスコアであった。やったあ!
とくに7番ショートでベタビンにワンオン。バーディーを取れたのはかなり嬉しく、思わず記念撮影。
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終わって挨拶もそこそこにゴルフ場を後に。


今日は17時過ぎからなんとあの落語のメッカ末廣亭の高座に上がる事ができるのだ。

31日は末廣亭の余一会の日。余一会というのは今月のように31日まであると十日興行では一日あまる。その余った一日を利用してするイベント。

この日は寄席文字の大家、橘右近13回忌追善興行で、橘流寄席文字今昔と銘打って、ゆかりの芸人さんが昼席も夜席も超豪華メンバーで並んだ。
昼には小朝、正蔵、楽太郎、夜には志の輔、小遊三、それにあの家元立川談志師匠が花を添えると言うんだから凄い。

しかも夜には噺家さんだけではなく、松尾貴史、なぎら健壱、松元ヒロ、それにコント赤信号の渡辺、小宮と私。それぞれが落語をやるという趣向になっている。
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何故我々コント赤信号が三人とも出ているのか。
これは右近さんの弟子の右門さんが明治大学の落研の出身で、うちの渡辺と小宮と同級生だったからだ。
そして先日の蕎麦屋での落語デビューの高座を聞いてくれて、今回のオファーを頂いた。


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