2009年02月03日
初日
「帰ってきた浅草パラダイス」が初日を迎えました。
初日の朝も1時間前に客席に集合して挨拶、気合い入れをやり、チームの雰囲気は最高!
昔の商業演劇では考えられない、小劇場の劇団みたいな結束です。
再演とは言え8年ぶり、脇役陣はほぼ一新さているし、何より私にとっては初めての作品。
お客様のウケや評判はやっぱり心配です。
なにより久世さんから引き継いで同じようにやっていても、短くしたこともあり、「あっさりしすぎ」「なぞっているだけ」なんていう感想も出てくるのではと不安でした。
しかしとてもいいお客さんで、幕開きの群集シーンから拍手がきて、待ってましたという感じ。
最後まで笑って泣いて、一度緞帳がおりて客席の明かりがついてもまだ拍手がなりやまず、ダブルのカーテンコール。
勘三郎さんが呼んでくれたので、慌てて客席の一番後ろから走って舞台に駆け上がりました。
勘三郎さんが、「久世さんの事話してよ」と言われ、挨拶しましたが、突然の事に感極まり、なんだか涙声になってしまって
最後に直美さんがほっぺにチューしてくれました
とにかくいい初日でした。そして日に日に芝居はよくなっていきます。