長根広和さんのGANREFワークショップのアテンドで和歌山へ。一泊二日。
久しぶりの和歌山、鉄道写真の撮影ワークショップで二日で600km以上走行するという、撮影地を走り回るツアーだが、旅行好きの僕には、懇意にしていただいている長根さんのサポートはとても楽しかった。参加されているのは鉄道ファンの方達ばかりなので、鉄道の話で盛り上がる。その辺は、全くの素人の僕は離されている内容を聞きながら、そうなんだそういう風に見るんだと、興味津々。
長根さんは単に鉄道を撮るのではなく、鉄道風景写真というジャンルになると思うけど、風景の一部に鉄道を取り入れる。そんな、旅情をかきたてる写真が得意な方だ。したがって、連れて行っていただくところも、風景として魅力的なところ、旅をしていて立ち寄りたいところがメイン。その辺が、素人の僕がいっても楽しいところだ。
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ここなどは、石油コンビナートの工場バックだと思うけど、工場夜景と鉄道が同時に楽しめる。今回一番僕が気に入ったところ。
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こちらの方はあえてモノクロにしたけど、走っているのは引退が決まっているオーシャンアロー。本当は、和歌山の海のグリーンがかった色とおなじ車体の色が引き立つところなのだが、この日はあいにくの雨模様。参加された方々は、もう一度くると話されていた。
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面白かったのは紀州鉄道。そう聞くと不動産会社のようなイメージだが、この会社なんと本ものの鉄道を持っていて、これが、まあローカル線といっていいのかどうか。以前、鎌倉の七里ガ浜にいた僕は江ノ電は親しみ深かったが、あそこの印象とはかなり違う。あそこは、明らかに地元の足になっている。ここは、地元の人も、あんまり利用している様子がない。
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昭和6年の創業。駅は全部で4つかな。1日44本。一人の運転手さんで運行しているようだ。
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線路も、なんとなく凸凹な感じだ。乗られた方の印象は結構揺れるとか。そう言われると、一度は乗ってみた気もする。
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帰りに、風光明媚な橋杭岩のところでトイレ休憩したのだが、ここは風景写真の名所。ただ、長根先生と参加者の方は、「ここに鉄道さえ通っていれば撮影するのに」と話されていた。
まあ、確かに。