探訪後半戦の4日目。前回までの記事はこちらですよー。

 宮守探訪記1日目(1/2)
 宮守探訪記1日目(2/2)
 宮守探訪記2日目(1/2)
 宮守探訪記2日目(2/2)
 宮守探訪記3日目

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5/5 8:00
 旅館でたっぷりの朝食。相変わらずのボリューム。

今日は荷物を置きっぽなしに出来るので、かなり身軽に動き回れます。
車ならともかく、スクーターで荷積みはいろいろと面倒なんですよね・・・。

さてさて、今回の岩手滞在期間も残すところ後2日。
今日は初日以降巡っていなかった宮守で一日たっぷりと過ごしてみようと思います!

っと、その前にちょっと寄り道・・・


5/5 10:00
 上鱒沢・長泉寺に到着。

長泉寺
荒谷前駅のほど近く

旧・宮守村の東端にあたる場所にあるこちらのお寺。
遠野市のなかでも特に数多くの供養絵額を所有していることで有名なお寺です。

詳しいことは別記事で書こうと思っているので省略いたしますが、昨年に訪れた際に私は非常に大きな感銘を受けました。昔の風習が今もなお綺麗な形で残っており、そしてそれが身近に感じられる距離で見られるという事に。
・・・これって簡単なようでとても難しい事だと思うんですよ。
管理をする側はもちろん、それを観る側の良心が無いと成り立たないわけですからね。

是非ともあの感銘をもう一度・・・ってことで今回も訪れたのですが、残念ながら今回は中に入る事が出来ませんでした。無念です・・・。

長泉02
なんか壊れているんですけど・・・大丈夫でしょうか?

個人的には咲-Saki-を抜きにしても非常にお勧めしたいスポットなのですが、訪れる際は念のため事前にアポイントを取っておいた方が良いかと思います。
是非とも、遠野に住む人々の信仰の奥深さを肌で感じて来てください。


5/5 10:30
 宮守市街、着。

一日まるまる宮守・・・といっても、作中の舞台を巡るだけなら半日もかかりません。
まだ明日もあるし今日はゆったりと時間を使ってみよう・・・と思いまして、前々から気になっていた宮守の図書館に行ってみることにいたしました。

図書館
遠野市立図書館の分室

こちらには旧・宮守村時代の広報誌が保管されている・・・という某氏からの情報どおり、持ち出し不可のキャビネットに「報 みやもり」の縮刷版が保管されておりました。
残念ながら貸し出しは行っておりませんが、1枚10円でコピーが可能との事。ならば、気になった箇所を片っ端からコピーして持ち帰るというパワープレイを仕掛けるとしましょう。
幸いなことに時間はたっぷりあります!

そうそう、「なんで広報誌なんかチェックするのか?」って疑問に思われるでしょうが、こちらの広報誌には宮守地区の「超」が付くほどローカルなニュースが網羅されているんですよ。
そして、その中には情ビ(遠野高校情報ビジネス校)についての記事も。
・・・まぁ、立先生がそこまで綿密に設定を作りこんでいる可能性が低いですが、ひょっとしたら宮守女子の設定に繋がるような見つかるかなぁ~と思いまして。特にニュージーランドとの交換留学についてはネットでも殆ど情報が入らなかったので、藁にもすがる思いでこちらを訪れた次第であります。

・・・話を戻しまして。
係員の方に許可を得て手元に広報誌を持って来たのですが・・・、その圧倒的な質量にびっくりいたしました。そのページ数はおおよそ2000ページ。しかも縮刷版なので1ページあたりの情報量は実質倍・・・、つまり4000ページ分もの情報量が1冊に収まっているのです!!
ちなみに、冊子の最後は宮守村が遠野市と合併する年(2006年)で終わっているのですが、冊子の先頭の年号は昭和。実に20年以上の宮守の歴史がこの一冊に凝縮されているのですね・・・。

想定外のボリュームに戦きつつもページをめくり始めたのですが、いやこれはなかなか面白い。
情ビ関連の記事は勿論のこと、ほんの些細な記事(どこそこに何々が出来た、とか誰々が何々した、とか)でもそれが積み重なると当時の雰囲気を感じることが出来るのです。ほんの僅かではありますが、宮守に活気があった頃の空気が嗅ぎ取れたような気がしました。
時間が許せば隅々まで目を通したい気分だったのですが、このページ数ではまる一日でも足りない・・・。泣く泣くスピードアップ、スーパー流し読みモードです。

・・・半分ほど読み終わったあたりで、窓の外から甲高い汽笛の音が。
そういえば、今日はSL列車の運行日でした。休憩がてら窓からめがね橋を通過するSL列車をぼーっと眺めて、少しだけ頭の休憩。広報を読み始めてから既に1時間以上も時間が経過していました。

・・・結局、20年分の広報全てを読み終わったのは2時間後。そこからコピーを取るのに30分。
図書館を出た時、時刻は13時近くになっておりました・・・(笑)

なお、記事の内容については著作権などもあり残念ながらここでは触れられませんが、なんとか別の形で生かせないかな・・・と画策しております。


5/5 13:00
 宮守市街を散策。

宮守小学校周辺の商店街(?)を散策。
シャッターが下りている建物が多く、何となく物悲しさを感じます。先ほどの広報で宮守に活気があった時代を垣間見てしまっただけに、尚更寂しいですね・・・。
カメラのシャッターを切りつつ、30分ほど辺りを散策。

松涼寺
松涼寺。扉絵に使えそうな階段ですね。


5/5 13:30
 銀河の森総合運動公園へ。

そろそろお昼・・・とも思ったのですが、余りお腹がすいていなかったので人ごみを避けるかのように銀河の森総合運動公園のベンチにて休憩。道の駅は混んでいましたので・・・。

公園_昼
ベンチからの景色

う~ん・・・、正面に見えるあの遊具は割と最近(一昨年くらい?)に出来たものなのですが、な~んか浮いてるような気がするんですよねぇ・・・。

情ビ0505
ついでに情ビにも立ち寄り


5/5 14:00過ぎ
 遠野麦酒苑にて昼食

お腹が丁度いい頃合になったところで、柏木平駅前にある遠野麦酒苑さんへ移動。

遠野麦酒苑

こちらでは名前の通りビールの販売も行っているのですが、今回はこちらで遠野名物・ジンギスカンを食べようかと思いまして立ち寄りました。
数あるジンギスカン店のなかでも、ここは一人でも割と入りやすい雰囲気なので重宝しております。

じんぎすかん
ジンギスカン定食、肉追加

こちらのジンギスカンは、遠野では一般的な専用バケツの上に鉄板を乗せて焼くスタイル。
テラス席なのも開放感があっていいですね。
・・・でもこの日、前日に低気圧が通過した影響もあって天気は晴れなんですがすごい強風。のどかに、肉に舌鼓・・・という雰囲気にはほど遠く、風と戦いながら必死に肉に喰らいついておりました(笑)


5/5 15:00過ぎ
 まきばのおもてなし、へ移動。

やっぱ食後はデザートも欲しいよね・・・、ってことで上宮守のまきばのおもてなしさんへ移動。
こちらは牧場直営のショップで、搾りたての牛乳から作ったソフトクリーム手づくりプリンが名物。但し、冬季は営業しておりませんのでご注意を・・・。

そふとくりーむ
テラス席もあります

うん、美味しい。
ソフトクリームって大体クリーミィな食感のものが多いのですが、ここのソフトはだいぶあっさりめ。
でも、ちゃんと牛乳の味がするんです。搾りたての新鮮な牛乳だからこその味わいなのでしょうね。

・・・うん、めがね橋のわさびソフトも好きなんですが、こちらのバニラソフトもお気に入りに追加。
風が強くてちょっと寒かったのを除けば、かなり満足でした。


5/5 16:30
 再び、銀河の森総合運動公園へ。

宮守近辺を軽くツーリングし、再び銀河の森総合運動公園のベンチ。
なーんか、ここ落ち着くんですよねぇ・・・。

公園01
公園のベンチ

目の前の小さめの広場と、遠くに見える山の稜線とのコントラストが心地よいんですよ・・・。

公園02
夕方の広場滑り台で滑ってみたい衝動に駆られたが、ぐっと堪える

・・・
・・・

今までに私は何度も宮守に訪れているのですが、こんなに時間を持て余すのは初めてでした。
宮守の子たちもきっと、こんな感じで何気ない時間をここで過ごしていたんだろうなぁ・・・って考えると、これってとっても贅沢な時間の過ごし方ですよね?


 何もせず ただそこにいるだけで 幸せなんです


展望台より
展望台からの眺望。「めがね橋」が見えないのはちょっと残念

そんな幸せにどっぷりと浸りつつ自由気ままに周囲を徘徊していたら、気が付けば時刻は18時過ぎ。
あたりはうっすらと暗くなってまいりました。


5/5 18:30
 夕暮れのめがね橋

今日の宿は連泊で既にチェックイン済みですし、急いで戻る必要はありません。
明日で宮守ともしばらくお別れなんですし、どうせだから夜の宮守を堪能しましょう!

夕めがね橋
夕方のめがね橋

・・・この時間でも思っていたよりずっと明るいですね。
綺麗な虹色に染まるまではもうちょい時間がかかりそう。


5/5 18:50
 夕暮れの校舎

夕校舎
まだほのかに明るい

18:50という時間でピンと来た方はなかなかの宮守マニアさん。姉帯さんが初めて宮守に来てみんなと対局した際に、「もう帰らなきゃ」と言った時刻ですね。
しかし、季節の差もあり明るさはだいぶ違いますね・・・。


5/5 19:00
 夜の宮守駅

夜宮守駅
ライトアップ!

新・宮守駅は夜になるとライトアップされるんです。
昼とはまた違ったシックで落ち着いた雰囲気、これはこれでアリです。

旧夜宮守駅
旧駅舎だとこんな感じ

「侘しさ」という観点ではどうしても旧駅舎に軍配ですね・・・。


5/5 19:30
 夜のめがね橋

夜めがね橋
いい感じに色付きました

あたりも暗くなり、色とりどりのライトがめがね橋を虹色に染め上げます。
昼間は賑わっていた道の駅も、この時間にはほぼ無人。「銀河鉄道の夜」の世界観を再現しているかのような、幻想的な光景です。

・・・ただ私にとっては、このライトアップを見てから新幹線 or 高速バスで帰る・・・というパターンの探訪が多かったため、条件反射的に物悲しい気分にもなります。
帰りの電車の時間に合わせて宮守駅へ向かう途中にこのめがね橋の下をくぐると、そこで夢の時間が終わってしまうような錯覚にとらわれるんですよね・・・。

そして帰りの釜石線の列車が、これまた寂しさを引き立たせるんですよ。
夜の釜石線
外はまっくら闇

まっくら闇の中を走り抜ける、ちょっと古びた列車。
このまま知らない場所へ連れていかれそうで、何処と無く懐かしい雰囲気。
どことなく非現実的な光景で、物悲しいのですが私のお気に入りのシチュエーションです・・・。


・・・っと、センチメンタルな気分になってしまいましたが、今回はまだ明日があるのだ(笑)
まだまだ、宮守探訪の旅は終わりません!!

気の済むまでめがね橋を眺めたあとは、遠野街道を東へ疾走。20時過ぎに宿へ帰着し、冷えた身体をお風呂で温めます。
やはりここは盆地なだけあって、夜は冷え込むんですよね・・・。

だいぶ疲れてはいたのですが、遠野の夜は今日で最後。
少し勿体無いような気がして、この日はちょっと夜更かししてから就寝。

4日目の行程はこれにて終了です。


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・・・だいぶ長々と記事を続けてしまいましたが、次回にて一連の記事は完結予定となっております。
お目汚しですが、もう少しだけお付き合いお願いいたします。
ではでは!

追記:
出来ました。こちらで最終回です。