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鹿倉胡桃はツッコミではなかった!?①
鹿倉胡桃はツッコミではなかった!?② ~甘えたがりの一人娘~
鹿倉胡桃はツッコミではなかった!?③ ~ 愛のある、やさしいツッコミ ~


思いのほか長くなったこのシリーズ、ようやく最終回です。
前回、塞とエイスリンの関係について熱く語ってしまいましたが、今回は胡桃と豊音の67cm差コンビについて語ってみたいと思います。どうしてこの2人が組むことになったのか、どうして胡桃はツッコミへと転向したのか・・・?
その謎を明らかに・・・できるのかな?



ちっちゃいおねえちゃんと、おっきいいもうと

豊音の性格を一言で表すとなると・・・「天真爛漫」という言葉がしっくり来ますかね。
素直で純真な所は彼女の大きな魅力であることは疑いようもありませんが、その反面「世間知らず」であるという問題点を抱えています。そして、その問題は日和の中でも顕著に現れています。
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▲豊音の問題行動の図

ご覧の通り、豊音は時折突拍子も無い言動を取るのです・・・。
閉鎖的な「村」で育ち、外界との接触が極端に少なかった豊音。村を離れてからの彼女は「なんでもワクワク」というキャッチフレーズが示すとおり、目に映るもの全てが新鮮に見えた事でしょう。そうして彼女は、思った事・やりたい事を次々と行動に移していくのです。今までの分も取り返すかのように
・・・しかしいくら事情があるからと言っても、そんな彼女を野放しにして良い訳はありません。適度な所で彼女を制止する、ブレーキが必要です。

そのブレーキなんですが・・・、これが結構大変です。
まず第一に、豊音が規格外の長身であること。万が一反抗されたら・・・と考えると、彼女の言動を咎めるのはかなりの勇気が必要でしょう。彼女の内面が分かりきっている今であれば別なのでしょうが・・・。
そして彼女が「好奇心の塊」であること。一度や二度止められたくらいでは、好奇心の火は消えません。そんな彼女を制止するには、かなりのバイタリティが必要だと思われます。

バイタリティがあって、どんな相手でも臆せず接することが出来る。そんな都合の良い人材は・・・いた!
まさしく、胡桃ちゃんの事です。

とにかく誰に対しても臆さない。初対面でも容赦無く鋭いツッコミを入れる。見ているこっちが冷や汗出そうなほどの積極性です。
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▲初対面でも容赦の無いツッコミの図

つい先日放映されたアニメでも、その積極性を垣間見ることができました。
身長差67cmをものともせずにボディータッチを試みています。
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▲積極的なボディータッチの図

「塞 - エイスリン」のペアが『静』だとすれば、「胡桃 - 豊音」のペアは『動』。
この二人もまた、必然の組み合わせだったと言えるのではないでしょうか。

・・・ただ胡桃ちゃんの場合、塞さんみたいに「保護者」って感じではないんですよね。胡桃ちゃんからボケを仕掛ける場面もありますし、もっと対等に近いというか、何というか・・・。

暫く考えてようやく分かりました。「姉妹」です、これ。
胡桃おねえちゃんに、妹の豊音ちゃん。二人とも子供っぽい面を持ち合わせているだけに、凄くしっくり来ます。130cmのおねえちゃん、197cmのいもうと・・・、一見アンバランスなのにバランスが取れている。面白い組み合わせだと思います

※※
もし、豊音の相手が塞だった場合は・・・、多分豊音の暴走は止められないでしょう。エイスリンの場合は長所であった優しさが、この場合は仇となりそうです。・・・ひょっとしたら二人が加わると決まった時点で、塞と胡桃の間で役割分担的な協定を結んでいたのかも。私はそんな気がしています。



「宮守」という一つの家族

ここらで今までの考察をまとめてみましょうか。

  ● シロと塞は夫婦、胡桃が娘

  ● 塞とエイスリンは親子

  ● 胡桃と豊音は姉妹


かなり大雑把ですが、こんな感じですね。
そして、この3項目を繋げてみると・・・


 父 :小瀬川 白望
 母 :臼沢 塞
 長女:鹿倉 胡桃
 次女:エイスリン=ウィッシュアート
 三女:姉帯 豊音

・・・こんな五人家族のイメージになるのではないでしょうか?
次女・三女をどうするかで悩みましたが、麻雀部に加わった順番と、豊音がエイスリンに敬語を使っていることから、次女をエイスリンに当ててみました。乱暴なまとめ方だとは思うのですが、「当たらずとも、遠からず」ではないでしょうか? (少なくとも、シロハーレムよりはしっくり来るような・・・)


そして、ここまで長文を読んで下さった皆様・・・。
改めて、宮守の五人が家族だという体で、本編や日和を読んで見て下さい。


世界観が変わると思います。



おねえちゃんだもん!

もうね、細かい点を挙げていったらキリが無いんですけど、特に注目して欲しいのが「胡桃 - 豊音」ペア・・・。さり気無く、気が付いたら豊音の傍に胡桃ちゃんが居るんです。ぴっとりくっ付いています。

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▲座敷童子 胡桃ちゃん

思えば、本編でもその兆候はありました。単行本9巻、宮守女子メンバーのお披露目回です。
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・・・これ、「豊音:ボケ×2」「胡桃:ツッコミ×2」ですよね?
宮守メンバーの姿・名前が判明したのと、豊音の外見のインパクトで巧妙に隠されていましたが、密かに最初期から「胡桃 - 豊音」ラインが組み込まれていました・・・!

そして、全国編BD/DVDの1巻をご購入された方なら分かると思いますが、特典冊子に収録されている咲日和の宮守パート!! 「トヨクル」に目覚めたばっかりの私にとって、まさに夢のようなお話でした・・・。もうね・・・、胡桃ちゃんのおねえちゃん風がすごいの!

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おねえちゃん風びゅーびゅーの図

いいですよね・・・、上目遣いからの上から目線
こういう「小さい子が一生懸命大人ぶってる構図」って大好きです。それに素直に従っちゃう豊音も可愛い。思わず頭を撫でたくなるくらい可愛い。手が届かないけど
そういや女の子ってどんな幼い子でも、さらに幼い子と一緒だと面倒を見ようとする気質がありますよね。多分、胡桃ちゃんも同じような感じで、豊音の面倒を見なければ・・・って意識が働いたんだと思います。

「私がしっかりしなくちゃ・・・、だっておねえちゃんだもん!

って感じで。あぁ、可愛い・・・。

可愛い妹のために、甘えたい欲求(ボケ)を抑えて、世話(ツッコミ)をする・・・。胡桃ちゃんのボケからツッコミへの転向には、こんな事情があったのではないかと妄想します。ひょっとして、胡桃ちゃんの麻雀スタイル「ひたすらテンパイ気配を消して、必ずダマで上がる」も、豊音を強く意識していたからなのかも・・・、とか考え始めると泥沼です。妄想が止まりません。



・・・当ブログでは、今後もトヨクルを強く、応援していきます

あと、日和のボケ・ツッコミから人間関係を探る方法は、他の高校でやっても面白いと思いますので誰かやって下さい。