シンコペーションと足踏み近況報告

2014年01月15日

4拍目のうら

シーズンオフ的な今日この頃、今まで頂いたり参加したりしたCDを整理しつつ聞き直す作業をしていて気づいた事を一つ。

僕が演奏スタートした35年前から気にしていた事ですけど、日本人のサンバやボサノヴァがなんでスムーズにグルーブしないのかという決定的な要因に4拍目の裏の8分音符があります。
「ブラジル音楽はそもそも2拍子だろー」という声が聞こえて来そうですが、4拍子で数えた場合の話しです。
わかりやすく言うと、1と、2と、3と、4と、の最後の「と」。この4つ目の「と」が4拍目裏の8分音符なんだけど、ここにアクセントがつくとめちゃくちゃ「いも」なんです。いちいちそこでベースやドラムフィルでアクセントがあるともたもたした田舎臭いグルーブに聞こえます。それを狙っていたりアレンジ上必要な場合もあるのでもちろん例外はありますけど。Baden PowellのBerimbauとか良い例です。

それと違い普通のサンバやボサノヴァの演奏でそうなっている若い人結構います。もちろん年齢や時代じゃなくて演奏者のセンスって事なんでしょうけれど。
またその違いが分らないディレクター、プロデューサーの多い事。ポップスやジャズしか聞かない方に多いかな。
ブラジル音楽を演奏できる、あるいは演奏したい人が圧倒的に増えた現在でも僕がはじめた頃とあまり変わらないのはちょっと悲しいですね。
グルーブのつぼに気がつかないって事なんでしょうか?音源も映像もこれだけあふれかえっているのに不思議です。
これから演奏する人、やってみたい人、このポイントは絶対に押えておいて欲しいなぁ。

そして今年もマサンバはイーリャブランカ共々ブラジルの音と食を追求していきます。
出張演奏、楽曲制作、ケータリング、イベント、ダンサリーナ派遣等ブラジル関係はほぼ網羅した体制で臨みます。
みなさま2014年もよろしくお願いします。




lata1 at 11:50│TrackBack(0)

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