ピエロ状態のバチェレさん。もうその辺の新聞一面でバカにされてる具合のバチェレさん。なんつーかTransantiagoの失策が一挙に支持率低下の引き金となって、教育問題→ChileDeporte汚職問題→Transantiago問題の連鎖コンボでついに不支持率が支持率を抜いた具合。つっても4割以上の支持率は有るんで、それほど危機的な状況じゃないんだが、ここんとこ叩かれまくりで少々気の毒な感じ。
Transantaigo問題つっても、青写真描いたのは前政権だし、今更どないせーっちゅうねん的歯痒さを抑えつつ、今日内閣改造、つーかヤバめな閣僚を更迭入れ替えだそうで。

大方の予想通り、交通相が交代。あとは二人目女性防衛大臣もいつの間にかサヨナラ。
なんかいろいろ問題山積状態で、この辺でボチボチ花火でも上げんことには今後の政権運営が大変そうな雰囲気ですよ。

よくよく考えてみると、今表面化してる問題の大半がラゴス政権に端を発してる筈なんだでそ、なんとなく御老人を叩くのは辛いような空気の中、少々叩いても沈みにくそうなバチェレさんがサンドバッグ状態で耐えに耐えております。
しかしラゴスさん、いいタイミングで任期を終えたなー。

とりあえずコレから政局の争点となりそうなのは、色々あるんだけど、まずは今月中に決定されるらしいテレビ地上波デジタル規格三つ巴論争。
欧州方式、北米方式、日本方式と三つある中、各方面其々涙ぐましい売込みを賭けてる中、途中で急に名前が上がらなくなった日本方式。多分既に落とされてるんじゃないかねぇ。残念ながら。
Festival De Vinaあたりまでは頑張ってたんだけど、その後は新聞記事を読んでても「北米方式か?欧州方式か?あ、あと日本の規格もあったっけ。」みたいな扱い。
バチェレさんが先日演説した際にも「チリの規格としては、移動体受信云々の技術でもなく綺麗な映像云々の画質でもなく、我々が求めてるのは豊富なコンテンツ!」と大々的にブチかましたんで、これで政府的には多分欧州方式に傾いてるんだろーとの見方が。
それに反発してテレビ局業界は、初期投資のコストの問題から、局あたり数千万ドルの投資が必要な欧州方式ではなく、安くて簡単な北米方式がいいんじゃね?と。
日本方式は無視ですかそうですか。いつの間にかどっかに消えてるし。
あんまし景気が芳しくないテレビ局界隈では、この規模の投資も避けたいんだろうか。逆に後方からすんごい勢いでTVN、Canal13を追い上げ、しかも金まわりが非常に宜しいピニェーラさんCHVなんかは欧州方式か日本方式で他の古参局に財政的負担を強いたいところかも。クレヨンしんちゃん放送してるしな。そのよしみで日本方式をプッシュして欲しいんだが。
カンタンに纏めると、
欧州方式DVB:EUの豊富なコンテンツと運用実績 ⇒ 政府支持
北米方式ATSC:安価な初期投資とメリケンコンテンツ ⇒ テレビ業界支持
日本方式ISDB:なんだか凄そうな技術とブラジル ⇒ なんとなく俺とかが支持
とにかく、日本方式の分が悪い状況ぽい。結局どの方式に転んでも誰かがブーブー文句を垂れるババ抜きみたいな選択をせねばならん状態で、大統領就任直後みたいに世論の支持を背景に上段からバッサリ判断を下すというような立場でもなくなった今ではこの辺は大変だろうな。

ただ、どの国でも支持率が下がると、外交で点数を稼ぐってのがセオリーっぽいっしょ?
そうすると丁度いいタイミングで日智友好通商110周年が出てくるわけですよ。
9月にバチェレさんも訪日が予定されるらしいし、FTA調印もFoxley外務大臣、麻生外務大臣との間で署名されたらしいし、エスメラルダもモアイも日本に遊びにいくらしいし、なにかとポイント高そう。イベント的に。
今日も新聞開いたら、国内版の2面か3面にいきなり麻生大臣のひしゃげたお顔写真が出てやがるし。
なにもこんな写真使わんでもなぁ。

つーか日智商工会議所のWEBに掲載された、在チリ日本大使の小川大使インタビューがナニゲに面白かった。