物価乱高下表。物価というのは毎日刻一刻とあらゆる要因の影響を受けて上がったり下がったりしてる訳ですが、どうも今年は特に野菜やら果物関連が随分と高くなったなぁと感じていたわけです。

随分前に「アメリカのオレンジがどうしようもない不作で、世界的にオレンジジュースが大幅値上がり」とかいうニュースを観たんですがね、オレンジに限らずあらゆる分野で随分と変動している様子。

そんな中、La Tercera紙の記事で、この一年間の物価変動に関する記事が出てました。
詳しくは記事の表とか分析を読んで貰えれば大体の事情は分ったような気になれるんですが、掻い摘んで内容を訳してみると、
- 調査対象50品目中、価格上昇がみられた品目の78%が食料品
- 農作物の価格上昇の原因は、チリ中部から北部にまで及んだ冷害
- 乳製品は中国の消費拡大の影響
- 石油石炭などの燃料関連の値上がりが、パンやパスタのような加工品に波及
ざっとこんな感じ。

価格上昇または下落の著しい品目の表はこんな具合。

まず値上がり組。
インゲン豆 150%
キーウィ 84%
ほうれん草 83%
たまねぎ 77%
カリフラワー 72%
キャベツ 67%
ズッキーニ 51%
セロリ 51%
牛乳 46%
きゅうり 45%
やっぱし野菜関連がすんげぇ値上がり。玉ねぎなんかは「えぇ、こんなに高かったっけ?」と不思議に思った心当たりがあるんで納得。牛乳なんかも高くなってるんですねぇ。他にもレタス、ジャガイモは同じく33%の値上がり、もう野菜系は厳しい状況ですねぇ。
あと、燃料関連の値上がりに関連してか、電話代22%、電気19%とジワジワと上がってきてますよ。

続いては値下がり組。
降圧剤 -61%
桃 -37%
抗生物質 -32%
大豆 -32%
抗ヒスタミン剤 -31%
鎮静剤、抗鬱剤 -29%
メロン -28%
スモモ -24%
生トウモロコシ -24%
ビデオカメラ -22%
薬品関連は何で安くなってるんでしょうか。つーかあんまし日常生活に関係ないようなものが下がってる印象。降圧剤とか抗ヒスタミン剤が「お安くなりましたよ〜」って言われてもなぁ。
他にもカメラ、テレビ、パソコンが10%〜15%、あと冷害の影響を受けてない自国産の果物とか(イチゴ、スイカ、ブドウが10%〜15%)が下がってます。

多少の価格変動はどうしようもないんでしょうが、それにしても野菜の急騰は厳しい。道理で最近突如値上げする昼飯レストランが増えたワケだ。
つーか乳製品の値上がり理由が「中国の食生活の欧米化」っつーのが末恐ろしいですよ。また、具体的には記事に書かれてないけど、値下がりしてる家電製品の大半が中国製でしょ。
なんかまさに「風が吹いたら桶屋が儲かる」式のバタフライ理論の世界。
中国人が屁をこいたら地球の裏側まで影響が及ぶグローバルな世界になったんですねぇ。

とりあえずビールやワインはお値段据え置きっぽい。つまり取り立てて我が食生活に直結する悪影響はないので、今んところOK。
ただ、電気代と暖房代が凄まじい状況になってるんで、今住んでるアパート住民が総決起して今度アパート管理会社に宣戦布告するらしい。しかもそのトバッチリを受けて無理やり住民代表団の一員に名前を入れられてるし。俺にどうしろ。