2015年11月26日
中銀カプセルのトークイベント開催!
11月28日(土) 19:30〜代官山蔦屋書店1号館2階 イベントスペースにて、シカゴ在住写真家ミナミ・ノリタカ氏によるKEHRER社新刊 『1972:Nakagin Capsule Tower』 の刊行を記念し、トークイベント 「カプセルタワーの全解剖」 が開催されます。 ふるってご参加ください!
http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2015/11/1972nakagin-capsule-tower-kehrer---.html
http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2015/11/1972nakagin-capsule-tower-kehrer---.html
2015年11月01日
2015年07月20日
中銀カプセルタワービル早朝ドライブ
歳とるごとに起床時間が早くなって、この頃は毎朝5時頃に起きているんだけど、ああ、なんたることだ、今朝は2時に目が覚めてしまっただよ。 まだ真っ暗。 昔は休日といったら午後までぐっすり寝ていたものだけど・・・・
さて、どうしたものかと布団の中でうだうだ考えていたんだけど、午前3時30分、そうだ、行ってみよう!と思いたち、すぐさま着替えて駐車場に向かったのでありました。
セルフのGSでガスを補給して、いざ出発。 早朝カプセルドライブですよ。 6・7月は暑くてカプセルにずっと行っていなくて、部屋の空気の入れ替えしなくちゃなと思っていたのです。 あと台風後の雨漏りの確認も。
朝の6時、無事中銀カプセルタワービルに到着。 カプセル内も雨漏り少なく無事でした。 ホッ。
で、これからいよいよ決行です。 それはなにか・・・・・↓ こちらをご覧ください。
カプセルの丸窓からの眺め。 ビルのすぐ脇を高速道路が通っているのです。 カプセル入居以来、ず〜っとここを走ってみたかったんだけど、運転下手で都内の道路走るのが怖くてそのうちそのうちと引き伸ばしていたら10年過ぎちゃった。 本日それをいよいよ決行することにしたのです。 休日の早朝なら車もほとんど走っていないし、これならなんとか行けるかなと。
入り口探しながら都内をうろうろしていたら、六本木の方まで来ちゃいました。 なんとか高速に乗っかって、道幅狭い不慣れな首都高を怖い怖い言いながら新橋方面へ。 途中から東京高速道路に入り込むと段々見慣れた風景が。
出た〜〜!! ついに現れましたよ、われらが中銀カプセルタワービル。 かっこえ〜〜!!
さらば、高速道路からの中銀カプセルタワービル。もう 二度と見ることはないであろう。 運転怖くてヘトヘトになったから、もう二度と来ないよ。 多分。
この後、レインボーブリッジを渡って湾岸線・東北道経由で無事北関東の我が家に8時半に到着。 運転好きの方にはなんのこっちゃという感じでしょうが、わたしにとっては必死の大冒険だったのでした。 あ〜ほんと疲れたよ。 でも、とっても楽しかったのでありました。
2015年06月18日
中銀カプセルのビジュアルブックが出版される!?
なんと嬉しい、そしてありがたいことでしょう。 前々から欲しくてたまらなかった、中銀カプセルタワービルのみに焦点を当てた本が出版されようとしているのです。
出版にあたっての制作費を調達することはもちろん、中銀カプセルタワービルというたてもの自体をより広く知っていただき、保存に対する関心を喚起していくために、クラウドファウンディングが立ち上げられました。
「中銀カプセルタワービル」 を未来へ! 世界遺産になりうる建築の保存・再生に直結する、ビジュアル・ファンブックの出版
↑ ぜひクリックしてご覧いただきたいです。 カプセル愛に満ち満ちてますよ。 カプセルファンのみなさま、ぜひぜひこのプロジェクトを応援してくださいね。
2015年04月25日
カプセルファン必読 「メディア・モンスター」
ついに発刊されました! 「メディア・モンスター 誰が黒川紀章を殺したのか?」 タイトルがかなり刺激的ですが、カプセルファンは必読ですよ。 なんと615頁の分厚さ、取材・筆耕に6年間をかけたという労作です。
著者の曲沼美恵さんが、わがカプセルに取材に来られたのは2010年の5月15日。 黒川紀章さんの活動・仕事の足取りを追っており、すでに多くの方にインタビューされていました。 その過程で手に入れたというカプセル販売時のパンフレットなどを持参してくださり、初めて見るブツに大騒ぎして喜んだのを憶えています。
いつかきちんとした本にまとめて出版したいとおっしゃられていたので、今か今かとず〜〜っと待っていたのですが、なんとそれから5年。 こんなに長く待たされるとは。 でも、その分さらにたっぷりと取材を重ね、当時の黒川紀章さんを始め登場人物の脇に、著者自身がずっとそばに付いてその会話を聴いていたかのような、臨場感たっぷりの言葉が全体にわたってちりばめられた書物となっています。 まさしくこんな本を待っていた! 曲沼さん、ありがとうございます。
文中、中銀カプセルタワービルの創作過程が再現されており、へ〜〜こりゃまた知らなかった・・・・・えっ! そうだったのか!!といったカプセル秘話が満載です。 「誰が中銀カプセルタワービルを創ったのか?」・・・・・黒川紀章さんだけでなく、発注者、事務所スタッフ、建設関係者、そして時代の空気そのもの・・・・多くの方々の総力でもってカタチを成したことがよ〜く分かりました。
現在、その存続が危ぶまれている中銀カプセルタワービル。 でも最近、中心となって保存・再生を進めてくださっている方が現れました。 曲沼さん、続編?として 「誰が中銀カプセルタワービルを守ったのか?」 の先行取材を始められることをオススメいたします。(笑)