■対戦ゲームの抱える"問題"

で、以前遭遇した話。

人によって得手不得手があるし
何を面白いと思うか?の部分の違いもあるのだけれど、
負けるのが嫌なのでHearthstone辞めた
という人がいた。

例えばSC2、私にとってSC2はガチすぎて、戦う土俵に登るまでが明らかに遠く、
手を付けたはいいがそっと皿に戻してしまったゲームのひとつ。
他にもクラロワやDUELYST, TESLのように、
面白いけどやりこむ余裕/時間が無いので優先度を下げている
(超エンジョイ勢という感じでプレイしている)
ゲームがある。
スポーツ的に対戦ゲームを楽しむためには、
そのゲームの環境を理解する必要があり
(前提となる知識が必要という話)
(特にカード間の相互作用が大きいTCGでは必須)
環境を理解するその為には時間がかかる。
(Wrath of God, Day of Judgmentを知らずにmtgはやれんでしょ という話に近い)
このあたりはちょっとした問題なんだけどそれは現実のサッカーや将棋でもよくある話

で、辞めた人と話をしていると、
そうして時間がかかるから ではなくて
負けるのが嫌...でその勝利のための上達ラインがHearthstoneに用意されてなくてやめた でもなくて
勝ったり負けたりの負けたりが耐えられない
という話だった。

え...?
ゲームに負けてかんしゃくを起こす子への対策
http://togetter.com/li/822883
とかそういう話??
【高校入試】正解率3%以下の「数学」 〜試験会場で泣き出す難問数学〜
http://matome.naver.jp/odai/2142184932124056801
長野県下の高校受験生が悲鳴を上げた3月7日に行なわれた公立高校入試の数学の設問が異様に難しく、
自信をすっかりなくした受験生が試験会場や廊下で泣き出すケースが続出したのだ。

...なんて話もある。

(このあたりの話題として、ボードゲームはこういうケースに陥らないための負ける練習として
凄く良いと思う。手軽だし。...ここでは別件だけど)

勿論それは、例えゲームであっても負けることで人格がすべて否定されたかのように感じてしまう
というような本人の性格の問題の可能性もある。

しかしこれ、負けることの評価をあまりに大きくみているからなんじゃないだろうか?
だから、負けることが酷い苦痛なのでは?
そう感じる面もある。

続く