未来永劫初心者日記

日記です。ゲーム好き。 masamasa/masam/Lava/oniku/onick/rokkaku あたりの名前でよくゲームしてます。
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小説

小説感想:アリス・ザ・ワンダーキラー



小説感想:○○○○○○○○殺人事件
http://blog.livedoor.jp/lava3/archives/52163821.html
小説感想:RPGスクール
http://blog.livedoor.jp/lava3/archives/52167298.html
小説感想:虹の歯ブラシ 上木らいち発散
http://blog.livedoor.jp/lava3/archives/52167299.html

と読んできて、早坂吝先生4冊目
(あとは、"誰も僕を裁けない"(http://amzn.to/2kXNuQG)だけ

正直、流石!!って感じの展開だった。
5問の問題が提示され、前半の問題は(特に2-4問)はなんじゃこりゃ...ってレベルの問題
...なんだけど、そこに隠されてた謎が秀逸。
(構成自体はよくある構成なわけで、提示の仕方が秀逸ともいえる)

将棋で詰将棋であることが提示されていたり、
Hearthstoneでリーサルパズルであることが提示されていたり、
...なんてのにちょっと似ている。
なんとなく見ていた板面が実は詰んでいるのに気付けるかどうか?
という問題にも近い。

...説明するとそれだけで台無しっぽさもある。
TheWitnessにも同じような感想があったな...。
私はこういう作品が好きなようだ。

中盤の中だるみは否定しないし
夫人は?三日月兎は?お茶会は?なんだったんだ!?とかあるかもしれない
(単なる出題用の登場人物...って話なんだけど)
(それはそれでアリスっぽいし、出題するのが目的という劇中劇としての道具の存在なだけで理由なんてないのは分かる)
けどまぁどうでもいいいし、その点(が気になること)を差っ引いても、
かなりオススメできる1作だった。

物語に重厚さ(登場人物の設定/背景の描写 とか)を求める人には向いてないと思うけど、
逆にこういう方が、本格推理らしい小説といえるんじゃないかな。そんな感想。

小説感想:星籠の海


割と駄作...じゃないですか?
あと時代設定がちょっと変...なような...。
読むのに期待しすぎてたからかな...。
また、映像化は凄く良いことだと思うんだけど、キャラがそれに引っ張られてるように感じる。
(これらはほぼほぼ読み手の側の問題か...)
石岡くん出番少ないw (いるはいるけど、いるだけ)
解説にあるように、出身地をテーマに作ろうとして作られた作品だからか、
ちょっとダイナミズムに欠けるように感じた。
蛇足も多い。
出て来る主な女性キャラ3人がそれぞれ嫌な女してて、ら抜き言葉〜の時もそうだったけど、"わかりやすい"
で、評価としては
まぁ比較対象が「眩暈」だとか「アトポス」だとかいった島田荘司の過去の名作故に、
そっちが凄すぎたから...という話でもある。
今までの島田荘司とその作品が凄すぎた...ってやつだ。
にしても一応は流石島田荘司って部分もある。それなりに。
...なのでそれなりの作品...という感想。

小説感想:春から夏、やがて冬


歌野晶午先生、最近新刊が無くて寂しい限り

帯がない版を購入だったので救われたけど
この小説の帯は本当に酷い
クソofクソ
歌野晶午先生への嫌がらせかなんかだったのかな...とか思うレベル
ほんとクソ

帯無し版での感想としては、
ほんと読ませる文章凄いなぁって感じ。
どう収束するか気になる内容をテンポよく畳み掛ける感じができて、本格推理らしい素晴らしい読了感があった。
(今作、内容/トリック等の本格推理要素はないけど、やはり歌野晶午らしさは本格推理にあるなぁ、と)

結末に関して、まぁ絶望ノート等の著作があるので、特に気にはならなかった。
展開に関して、飛躍が大きすぎる為に疑念を持ってしまった。...のである意味そう着地するよね...という感じはある。

良作。

小説感想:虹の歯ブラシ 上木らいち発散


小説感想:○○○○○○○○殺人事件
http://blog.livedoor.jp/lava3/archives/52163821.html
が面白かった(個人的な趣味に合った)ので、購入

○○○○○○○○殺人事件にも登場していたらいちが主役
短編集の形式で、小品から中編まであまりにも多岐にわたる内容なんだけど、
やはり読みやすさがあってかなり楽しめた。
トリックも色々揃ってて、小粒なものからおいおいwってものまで、なにやら...と。
一番最後の一篇が個人的には一番好き。
いろいろとネタバレになりすぎて内容については書きにくい...w

それなりにオススメ。

小説感想:RPGスクール


小説感想:○○○○○○○○殺人事件
http://blog.livedoor.jp/lava3/archives/52163821.html
が面白かった(個人的な趣味に合った)ので、購入

うっかりAmazonのレビュー内容をチラ見してしまい、内容に不安を覚えるも、
テンポよく読みやすかった為、マイナス点少な目。

なんでこの設定?というのは説明があって納得したけど、
どういう読者向けなの?みたいな疑問は残る。
この本、売れたのかなぁ...?

例えば、
冒頭から登場するけど、超能力の存在がなかなか難しいし鬱陶しい。
勿論トリック的なモノに絡んでくるんだけど、そういうところを真面目に考えようとしたときに
邪魔になるというか、バランスが悪いというか、...
それが存在してしまう以上に、なんでもあり具合が酷くなってしまってるんだよね...。
結末が例えどんなに上手く行ってても、台無しになってしまう感じ。
勿論必要な構成要素なんだけど、周囲に迷惑を振りまいている構成要素なわけで、大変だ...。

小説感想:時砂の王


を読み終わりました。

感想としては、思っていたより割とベタだなぁ...って感じ。
2007年の作品なだけに、(2007年がもう約10年前という衝撃...)
色々と見慣れちゃったのかなぁ...というのもあります。
展開が速く、ギュッとまとまった(手軽なページ数)あたりはいいんですけど、
登場キャラも少なくて、キャラの描写も少なくて...な気分になります。
キャラに絡むエピソードも少ないし。
2007年というのがどれだけ前かはさておき、なにか古さを感じる作品。
勿論、面白くないわけではないんですけど、特定の誰かに勧める...って内容でもないような...。
やはり問題としては、こういう物語だとハッピーエンドになっちゃうんだろうなっていうのと、分量的に収束が速いってのあたり
そういうウザい読み方が向いてない作品。

「マルドゥック・スクランブル」がハリウッドで実写映画化へ、「時砂の王」も
http://gigazine.net/news/20120531-mardock-scramble-tokisuna-live-action-film/
と、映画化するんですね
...って、この記事2012年...

小川一水先生が超ブレイクしたとき目当てで権利抑えただけ...とかそういう説すかね?
まぁなきにしもあらず...って話で。

小説感想:○○○○○○○○殺人事件



第50回メフィスト賞受賞作
冒頭に作者の挑戦状があって
たしかにフーダニットでもハウダニットでもワイダニットでもなくてタイトル当て。しかもそれすらどうでもよい。
そしておいおいwwwっていう物語展開
手軽に読める作品として、非常に楽しめました。
(Amazonのレビューには手軽さを批判するものもあるけど、社会人向けゲーム同様
それはある人にはデメリットなのかもしれないが、わかって読む人には大きなメリットなのは明らか)

全く期待せずに読み進めていたというのもあって、満足度はかなり高いです。
オススメ

個人的には最近初めて八丈島にフェリーを使って旅行(特二等)したので、
竹芝客船ターミナルから始まる序盤の細かい描写等が大いに楽しめました。

小説感想:聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた / 井上真偽



1作目2作目
小説感想:恋と禁忌の述語論理 / 井上真偽
http://blog.livedoor.jp/lava3/archives/52157853.html
小説感想:その可能性はすでに考えた / 井上真偽
http://blog.livedoor.jp/lava3/archives/52157852.html

読み終えた。
Amazonに乗ってるレビューはまぁ酷評多目だけど、
(そのおかげでハードルが思いっきり下がっていた為か)
かなり楽しめた。

以下ネタバレ有り続きを読む

小説感想:恋と禁忌の述語論理 / 井上真偽


ということで、
「その可能性はすでに考えた」
を受けて、同じ作者のデビュー作を読んでみました。
第51回メフィスト賞受賞

....
うわぁ、ものすごくラノベっぽい



まず言いたいことは、
私がそうだったから、でもあるしその可能性は高いんですけど
2作目「その可能性はすでに考えた 」→1作目「恋と禁忌の述語論理 」
の順に読んだ方が良い
ということですね。

いや、なんというか....その方が驚きがあって良いです。
作品自体は非常にラノベっぽい味付けが無理やりつけられた、
推理小説としては畸形の変化球...です。
...が、やってることはど真ん中の直球ですが。

例によって、推理小説をよく読む人(メタ的な話が出てくる)
向けではあります。

あとどうでもいいですけど、こういう内容の本を馬鹿にすると、
低学歴のルサンチマン馬鹿に見えるというリスクがある為
馬鹿にされにくい内容なのが良いですね。
....全然説明になってないですが、読まれると実際 そう思うと思いますw
同じくオススメです。
凄く、メフィスト賞っぽい作品

3作目(話としては1は繋がってないですが)の
「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」
を読みたくなりました。

しかしまぁ、こう、デビューが近い作者に関して読んでみたい!!ってなった時
"在庫"が少ないのは悲しいですね。

講談社BOOK倶楽部の「今日のオススメ」書評
またもちょいネタバレ感ある。読後に見るのをオススメ。勧めたいのはわかるけど、その気持ちが強すぎるのもどうかと思う。
名探偵を超える「最終探偵」は天然アラサー美女。数理論理学による推理検証とコメディタッチな作風が絶妙なコントラストの第51回メフィスト賞受賞作品
http://news.kodansha.co.jp/20150924_01

小説感想:その可能性はすでに考えた / 井上真偽


知人がそれなりの本に書評書いてて、興味があった/名前だけ知ってた ところに、
2016年第16回本格ミステリ大賞候補
...というので購入
著者についてはそれ以前の作品は全く知らなかったのだけれども、これが2作目とのこと。
(この本を読んだ時点では、前作未読)
内容について詳しく書くと、面白さを失ってしまうと思うので、軽く。

まずどういう人向けかというと、
推理小説をよく読む人(メタ的な話が出てくる) / 馬鹿馬鹿しいこと....なんて無いって思える,考えてるような人
な人向けかな、と思う。
正直、小説のレビューで2点,3点(5点満点) ばかりつけるような減点法の人向けの作品でないことはたしか。
かなりの変化球。
(別な話世の中には、変化球だと言われると、普通の内容じゃんw って返す人もいますよねw うざいw)

...とはいえ推理小説というジャンル自体、変化球な作品が多い話なんで、そこにゴタゴタ言っても仕方がないすね。
でまぁ変化球という意味では、そのアプローチが出発点として、ぐいぐい引っ張られていく構成になっているのは良い感じです。
楽しめました。

ちなみにタイトルどおりの内容です。凄い。

読後、同じ登場人物の新作が読みたいな...って思わされ...ました。
この構成での違う話を読みたいというのはそれなりの人が感じるかと思います。
(全編通して一つのテーマですからね...ちょっとマンネリ感もあります。)
よくこんな本を...って意味では、同じやり方でまた打球がいい当たりになるのかは謎ですけどね。

でまぁそう思ったところ丁度、新作が最近出たそうです。
...なのですが、評判はあまりよくない感じ。先送りしてます。

講談社BOOK倶楽部の「今日のオススメ」書評
ちょいネタバレ感ある。読後に見るのをオススメ。
奇蹟の存在を立証するために、あらゆる可能性を否定しようとする奇蹟のような本格ミステリー
http://news.kodansha.co.jp/20151022_01

小説感想:去年はいい年になるだろう

こんだけしか読んでない...という訳ではなく
色々読んでたんだけど、書く機会がなかったので書いてなかった。

さておき


先日、sugiさん(https://twitter.com/MtCedar) のオススメもあって購入。
読み終わりました。

正直、こういう内容の本は絶対に賞とか貰えない...
...(賞レースウケしない)
そして前提となる知識が多いので、そんなに万人受けすることもない...
...(山本弘の本を何冊か読んでいる前提/そういう世情に詳しいこと前提(アニメ漫画映画TV含むちょっとした芸能,時事ネタ))
そしてこういった内容、時間経過でどんどんつまらなくなっていってしまう...
...(内容が風化する)
でもまぁそういう前提を踏まえたうえで、かなり面白い内容でした。
いい意味でいうなら、こんな本を書ける人は、物書きの中でもかなり限定されている...そんな内容でした。

以下ネタバレ続きを読む

小説感想:南極点のピアピア動画


ちょっと前
Martianを読んで色々と話をしてたら、
現在に近い時間設定のSFとしてこれを勧められ、
Martian熱もあり即購入、読んでみました。
(と言いつつ、買ってからちょっと積んでたんですけど...w)
(他にも何冊か同系統の本を購入した)

とりあえず短編集なのがちょっとぎこちなく思ったのと、
Martianの代わりとして期待すつつ読んでしまったので
Martianの一要素である困難がこの作品では著しく欠乏していること...に悩まされました。
実際の所、短編集でそんな何個も困難連続されてしまったら、テンポよく話を進めるのが難しいという話で
そういう点は仕方ないのかなぁと思います。

で、1つ目2つ目の話はふーん...程度だったんですが、全体を通すと、なかなかおもしろかったです。
なかなか...っていうか、後半は面白くて通勤途中→駅のベンチで一気読みしました。
まぁなんつーか、こういうのは、読んでみないとね!!感ありますね。
(感想としてそれはどうかと思いますが)

で、上手いこと言えないなぁと思いつつAmazonのレビュー読んでみたところ、
あまりにうまく書いたものが幾つか見つかったので、まぁそれを引用w
ちなみにAmazonの得点は高め。
まぁそりゃそうだ(レビューとかする人が興味ありそうな題材だから(好きも嫌いも))

>タイトルからわかるように、これはニコニコ動画の話。
>表紙からわかるように、これは初音ミクの話。
>けれど、これは紛れもなくハードSF作家野尻抱介の代表作。
>
>初音ミクやニコニコ動画が好きな人は、是非タイトルと表紙に騙されて頂きたい。

ほんこれ。
この表紙はどうよ?って思うけど、それで良いんだと思う。
ちょっとファン同人誌感があるのは勿体なさある。

>タイトルと表紙でかなり損をしている感があるが,本作は紛れもなく本格ハードSFである.しかも,ここ10年くらいを見渡しても,この分野で本作に匹敵する作品を挙げることはできない.
正直、日本のちょっと真面目よりな物語は「陰謀陰謀しすぎている」モノが多いと思うんですよね。
で、ハードSFすらその煽りを食らってるというような。
...そういうスケール感の問題でいうと、凄く良いスケール感かなぁとは思います。
特に最後の話。

>ご都合主義?それがどうした?
わかる

>表紙はちょっとSFファンの方々からすると買いにくいかもしれませんが、読んで損は無い作品だと思います。興味を覚えられた方は是非お買い求めください。
な感じです。

小説感想:代替医療解剖

『代替医療のトリック』もしくは『代替医療解剖』

サイモン・シン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3

啓蒙本であったり、告発本であったりの側面が大きそうなこの本、読み終えました。
小説というよりはある意味ドキュメンタリーな内容で、サイモンシンすげぇなって感じ。
感想:凄い
雑w

まぁこういうのを見て思うのは、
「水からの伝言」みたいな
嘘を道徳として利用するという、嘘でもいいじゃないかな文科省の姿勢(江戸しぐさなんかでも有名)
が教育界隈に広まっている日本という国の、詐欺耐性の低さってやっぱりかなりやばいんじゃないか?
...ってことですね。(「マイナスイオン」や「水素水」は詐欺業界でも二軍)
本書の発売時期やその地域性の高さ, それ自体の目的(医療ではない)から、
この書籍内で取り上げられてはいないですが、根っこは近いものだと思います。
“偽物の歴史”を教育に用いるのは、倫理の根幹を破壊する行為〜「江戸しぐさの正体」著者・原田実氏インタビュー
http://blogos.com/article/96470/
「江戸しぐさ」はなぜ道徳教材に残り続けるのか? 専門家は「偽りの伝統」と批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160405-00010004-bfj-soci

なんでもかんでも体制側を非難する...という行為は嫌いなんですが、
江戸しぐさに関してはそのかぎりじゃないですね...。
謝ったり訂正したりすることができないというまさに官僚的な愚が出てる感じ。本当に酷い。
(担当している官僚,採用を認めた官僚が、自身のキャリアに傷がつくことを恐れるあまり、でよくある話ではある)

閑話休題

この本の中で、
疑似科学の代弁者たちが代替医療という表現を自分から使っていることから、なぜそのような表現が使われるのか?
寧ろ代替医療という表現もやめた方が良いのでは?と言っているのが、ちょっと面白いですね。

問題がある...というか気に入らない点としては、
これでも、
・サイモン・シンは善人過ぎる
・サイモン・シンには悪意が足りない
...という点。
例えば例としてこの本で挙げられているホメオパシーについて考えれば
ホメオパシーは寧ろ
・経済的に貧しくて、学の無い人と
・経済的に富んでいて、学の無い人
を殺すのにもちいられている。
(中間層は構造的にかかりにくい)
その為、
適者生存という考えに基づけば、ある意味寄生獣に出てくる人を駆逐する為の卵のような、
環境が馬鹿を口減らしする為に作ったシステム...のようにも捉ええます。
まぁ疑似科学が適者生存に一役買ってるかもw という話はさておき、
別の問題として、一部の上層部に馬鹿がいる国で、
上層部の影響力故にホメオパシーが健康保険を食い物にしようとしているケースがある
という話ももうちょっと突っ込んでもいいのかなぁ、と。
そういう国だとホント大変だよなぁ。
日本も原発関連ではそういう方向ですけど。

でまぁぬるいことに関しては、
ヘンリー王子に気を使った..というわけでは無いとは思うんです。
で思うのは、サイモンシン凄い人過ぎて、ある意味王道でしか語れないのかな?
とかまわりまわってそんな感じです。

なんにしろ凄くオススメの本です。

小説感想:反逆航路


>ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、アーサー・C・クラーク賞、英国SF協会賞、英国幻想文学大賞、キッチーズ賞の7冠獲得
凄い

例によってSF小説によくあることだが
あらすじ紹介で内容ネタバレすぎ酷い

さておき凄く純SFなんだけど、セカイ系な香りもするちょっと異質な純SF
いろんな数字のスケールが大きいのもまた純SFという感じ。

内容,話の筋も面白いし、
文章,演出も良く更に読みやすい。
...のだけれど、あえていうなら、そんなに突き抜けた内容じゃなかったって思う...んだけどどうだろう?
賞を取ってる...ってのはわかるけど、ファンの評判なんかもきになる。
そんなに大量のSF小説を読んでるというわけでもない私が言うのもなんだけど、
読書体験としてみたとき、例えばディアスポラだったり、まどマギだったり、(←はアニメではあるけど)
ハローサマーグッドバイだったりに比べると、ちょっと弱い印象がある。
まぁ面白かったのは事実だし、続きが気になる!!って感じで読んではいたんですけどねw

あ、ハッタリが聞いてない感じ(特にサイエンス面で)はうけました。
(作中で描写される)文化面のそういう部分...は筆致に事欠かない感じだったんですけど。
実際、どうなんでしょうね?
...まぁ賞とってるしなぁw(権威に弱い

小説感想 JORGE JOESTAR


傑作
これ、ネタバレなしには内容に触れえないので、内容には触れませんが
一応、
・JOJOを読んだことない人はちょっと楽しめないかな...ってのと、
(非JOJOファンで舞城王太郎ファンの人向けではない)
・舞城王太郎が嫌いな人も無理
だとは思う...。

私は舞城王太郎大好きなのでほんと読んでる途中でテンションあがりまくりでしたわ...。
しかしまぁようこんな本作ったな...と。

で、これ、ネタバレ読むのは本当に損なので、ぜひ前情報無しに読んでもらいたい。
JOJOというコンテンツを味わい尽くすためにも。
トリビュート(?)作品に個人的な評価序列つけるとするなら、
JORGE JOESTAR >>>TheBook>>>>>恥知らず〜
くらいな感じ。

小説感想 火星の人


上下巻
ハヤカワ文庫 SFカテゴリで1位なんですな。
そりゃまぁそうか。

いまやっている映画「オデッセイ」原作の「火星の人」です。
読了しました。
いやー面白かった。
最後残り数ページ、「あぁ、読み終わってしまう...」って悲しくなるくらい。
内容的には、主人公のジョークを見習いたいなぁと思いましたw
あとはまぁ、みんな凄いな、と。

001
http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/
ちなみに、明日、映画版を見に行く予定です。
(実はインターステラー直後に映画の情報を知って、映画から入ったクチ。映画ティーザー→小説の順)
メディアは違いますが、インターステラー(映画)好きだった人にはかなりオススメ出来る小説すね。
いいSF!!
小説としては、
・終わるのを勿体無く思う
・後日談を読みたくなる
あたり満足感高くて、オススメの1作です。

話題としてはこういうのがチラホラ



邦画タイトルもそうだけど、今回権利買った国内配給会社の担当が、なにか手を加えないと気が済まない系の人だったのかな?と感じさせられる。

小説感想 恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-

買って積んでた新装版を読んだ。



正直、そんなに面白くなかった...。
というのも、パープルヘイズのスタンド能力が工夫しにくくて、敵味方とうまく絡むことが出来てなかったから...
ちょっとフーゴさんのこのスタンド、応用効かなすぎだよやっぱり...
回数制限とか日光の殺菌とかそこらへんを無理やりからめるしかないんだけどさぁ...。

まぁ中身としては
・本編(漫画)では描写されなかった関係性がフーゴ視点で描かれる点 (ナランチャやアバッキオ登場シーンの心理描写や補足等)
・4部5部登場キャラと新規キャラとの裏での因縁が数多く出てくる点 (なんとあいつと兄弟!!とか)
・敵の強さの演出に、「4部の強敵をあっさり倒す」という点 (あぁいたいた!!こんな敵w みたいな)
・挿絵, コミックと同様のスタンド能力紹介
なんかは、たしかによかった。
特に1個目、「漫画で読んだあのシーンのフーゴの心理は?なんであぁいうことをしたのか?」といった内面の描写は
同人作品的な楽しみがあって、非常にファン向け作品という感じ。
...とはいえこのストーリーは凡庸...でもまぁこれが上遠野浩平らしい ってことなのかなぁ...?
読み終わって、まぁこんなもんか...なんて思ってしまった。

ちなみにWikipediaによると
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%81%AE%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E5%86%92%E9%99%BA)
JOJOの小説は今迄6冊出ている。
有名(個人的な意見)なのは3冊目以降で、どれも著名な作家(JOJOファンでもない人が作家名で買ったりするような)
企画意図として、JOJOってすごく面白い、で、そういう小説家を知っている人,小説家のファンにJOJOを知ってもらう為...なのかな?
と、そう当時は思っていた...けど、実際のところはJOJOファン向けになってるものばかりだった。勿論大歓迎ですけどね。
 『“The Book”jojo's bizarre adventure 4th another day』乙一、2007年
 『恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-』上遠野浩平、2011年
 『JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN』西尾維新、2011年
 『JORGE JOESTAR』舞城王太郎、2012年

個人的な感想、
TheBookは非常に良かった。
西尾維新のは悪評ばっかり聞く。
今、舞城王太郎のを読み始めたんだけど、舞城王太郎臭が強すぎて笑えるw
舞城王太郎もそもそもすきなので、かなりおもしろい。楽しめて読んでる。こればかりはJOJOファン向けとは言えないよなぁな内容。

小説感想 パラークシの記憶

久しぶりに本の感想

通勤時間を使って、
パラークシの記憶を読み終わった。


この『パラークシの記憶』は、カナダの作家マイクルコーニイのSF小説で
ハローサマーグッドバイの続編..だけど一応独立した作品にはなっている。
背景設定とかは全部ネタバレなので伏せておきます。
...ほんとこういう本は背表紙の文章を全部削除してもいいと思うんだけどどうなんだろう?
舞台設定の説明迄もがその内容の重要な要素なのだから。
(サンリオSF文庫はそういうところがちゃんとしている という話もある)
ちなみにこのタイトルで検索なんかしちゃうと大層台無しなので全くもってしてオススメしないです。

で、
『ハローサマー、グッドバイ』は有名作品で、この作品は
『ハローサマー、グッドバイ』ありきの作品だけど、これ、、
『ハローサマー、グッドバイ』くらいの傑作だと思う。
ぶっちゃけ前後編でいいレベルの。
(これ単独でも読めるけど、『ハローサマー、グッドバイ』を読んでないと台無しな部分が多い)

しかしまぁこれ、個人的な話だけど、実際のところ、
前作を読んでから、時間を置いて読んだのが良かった。
カナダの作家らしい凄さ...みたいなのもちょこちょこある。
内容については何を書いても全面的にネタバレしかない。
前作は傑作傑作言われているわりにこちらが話にのぼらないのは
近年までそもそも出版がされなかったからというのもあるし、
翻訳されたのが2013年だった...というのもあるとおもう。
(『ハローサマー、グッドバイ』は1975年の作品だ)
(『パラークシの記憶』自体は1990年に書かれたとのこと。出版は2007年、翻訳版出版は2013年)

ちなみに
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%A4
>2008年『ハローサマー、グッドバイ』が再訳された。
とあるように現在一般に入手できるのは再訳版

まぁそういう話はさておき、読んで満足の傑作だった。
細かい説明はしない。オススメ。

ENDGAME

#EndgameIsComing : エンドゲーム・コーリング 50万ドル懸賞パズル参加ルールの概要まとめ
https://note.mu/t_tutiya/n/n835daf03f6e4
解けたり解けなかったりというパズルの性質上、水面下での協力は必須...な予感ではありますが...
...少なくとも情報を公開, 「三人寄れば文殊の知恵」作戦を
「どうせバレないだろう」...なんて考えで実行した人には、なんらかの制限がかかりそうな話ですね。

それでどうにかなるレベルなのか?は別として
つってもこういうのは大学のクイ研 みたいなのが強いよなぁ...。もしくは研究室単位のチーム。
"答え"は共有しなくても発想等はルールの範疇で間接的に共有できるだろうしね。

腕自慢来たれ! 米RSAが暗号解読コンテスト,賞金は最高20万ドル
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20010524/1/

サイモン・シン『暗号解読』の暗号解読!
http://www.suri.co.jp/wp/codebook.html
(サイモン・シンの『暗号解読』には、懸賞問題がついていて、いくつかのチームがこの暗号に回答し賞金を得た)
みたいな話

ENDGAME

本なのだけれども、ゲームでもあるらしい。
そして謎解き。

(ゲームが別途配信される との話)

10/7発売予定

ENDGAME ‐ THE CALLING エンドゲーム・コーリング

これもIngressつながり (IngressのNiantic Labsが関わっている)
学研パブリッシング公式サイト
http://honchu.jp/topics/ENDGAME/

まとめ記事
【世界30か国同時スタート】ENDGAMEとは?【巨大パズルブック】 (NAVERまとめ)
http://matome.naver.jp/odai/2141050213529764401
公式動画とか貼ってある。

Amazonで予約した。

こういうのはMMOみたいなもんで、初っ端から参加しておくとより楽しい...とかありがちやしな。
割と楽しみ。

スロウハイツの神様


普通に面白かった。
ただまぁ作者を知っている(少なくともメフィスト賞出身、と)と
ミステリだという前提で読んでしまい
伏線っぽいところは事実ちゃんとした伏線で全部回収するんだろうな
とか思って読んでしまい...ってかんじ
読み進めつつ整合性のある正解に気を配ってしまうかんじ...。(純粋には)楽しめてないw
あと単純に登場人物がスカしてて鼻に付く感じで、もう、うげげ
「こういうウザいやついるよねー」そうそうわかるわかる!!なんだけど
そんなこと言ってる登場人物もウザいという...
ま、トータルでかなり面白かったので、そういうの気にならない人には超オススメ
きになる人でもオススメ

スタープレックス フレームシフト さよならダイノサウルス 占星師アフサンの遠見鏡



http://blog.livedoor.jp/lava3/archives/51860424.htmlに続き
本をお借りした。

短くですが、それぞれ感想

■スタープレックス
SF過ぎてSF初心者にはキツいレベル
話としては面白い。
ジャグの本性はどっちなのか?あたりの語り口/展開なんかはwktk
ドキドキ度はMAX 結末もそうだけどSF度もかなり高い

■フレームシフト
SFの読み方 の勉強に凄くいいと思う。
ただ、(この作品が嚆矢かどうかは知らないけど)
ネオナチとDNA/体外受精で別の作品(ズバリ、ヒトラー関係)
を思い出す程度に序盤の構成を邪推できる人には
ちょっとありがちな展開...にもおもえる。
でもでもそこに「能力」が絡んでくるのとか、ヒトラー関係じゃないほうにいくのとかで「おぉ!!」って思わせているわけで、
かなり面白かった。
逆に、たまたまそういう知識なしで読むと、なんじゃこりゃ?陰謀論かよwww
みたいになっちゃうんじゃないかな?っておもう。
いろいろと凄い唐突だし、ご都合主義だし。
それでもまぁ、面白いは面白いと思う。

■さよならダイノサウルス
「時間線」って訳されているのが新鮮だったw
こっちが主流なのかな?詳しいことは知らないけど
(ネット検索結果は、あの作品のアニメ化の所為で汚れているので
 (影響の大きいメディアによって占領されている/統計結果からは判断がしづらい))
どっちが主流かは測りかねる。
さておき、こんな結末かよ みたいなかんじ。
凄い人 は出てこないのか とか、
なぜレイプ?とか
記憶がwwwとか。
相方がいかにもなヤツで、それを上手く話の展開的に処理しているのはすごいなぁ さすがだなぁ って感じ。
これは比較的新しい作品なのかな?
あ、あと、裏表紙の装丁でネタバレひどい。萎える。
伏せ字にしても意味がねぇだろ。

■占星師アフサンの遠見鏡
いざこざのシーンがショボく感じられる。
私に想像力が無い所為というのもある。多分。
仮想の生物世界で、体格の違い(何倍)とか、想像しづらい。
絵で見たらまだしも...ってかんじ。
あと、登場人(?)物の性格とかいろいろ不満点。
早く終わらないかなーって感じで読んだ。
ガリレオ少年物語な点はそこそこ楽しめた。
原題と邦題の差、凄いw
これ、シリーズ物らしい。
2作目、ダーウィン少年物語(主人公は別の人(?)らしい)とか、アメリカではウケないだろwwwむしろヤバイ
カナダの人が書くにふさわしい内容ってことなのかな。

---
イリーガルエイリアンも含めて、感想。

■高
イリーガルエイリアン
フレームシフト
スタープレックス
 ---[大きな壁]---
さよならダイノサウルス
占星師アフサンの遠見鏡
■低

こんなかんじです。

最近読んだ本

■嘘でもいいから誘拐事件

中編*2
実は続編
島田荘司らしくない作品
後述のサテンのマーメイドもハードボイルド(サスペンス)
まぁ面白い
割とベタ
さすが島田荘司
「島田荘司らしい作品」に求めるものは突飛な謎 くらいしかない

-----
■毒を売る女

短編集
表題は、女性の嫌なところを押し出した作品
ら抜き言葉〜とか幽体離脱〜とかと同じ系統
糸ノコとジグザグが良かった

-----
■サテンのマーメイド

ハードボイルド...か?
主人公はたしかにそういうキャラ付け
内容的には推理モノ
話の結末はたしかにまぁそんなかんじかな...

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■高山殺人行1/2の女

うーん
駄目な感じの作品だった
珍しい

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■戦闘破壊学園ダンゲロス

かなり面白かった
いかにもなTRPG設定が話として纏まっている心地よさ

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ちなみに摩天楼の怪人

は売り切れで買えませんでした...。

ウォッチメイカー



Amazonのレビューのうち、低評価な人のレビューを読んだときに
なんじゃその理由!! みたいなレビューが書かれている作品は

名作

これもterrashimaさんから借りて読みました。

先が気になる具合はすばらしい。

キネシクスの問題は、本人も真実と信じている嘘にだまされることだよね
とか思ってると、ちゃんとそれに触れ
 (ただし小説の中でキネシクスは好意的な運用がなされているので
 「〜〜が欠点」みたいな表現は無い)
られてて、しっかりしてる作者だなーって感想w

読み終わってからググってしったのですが、ボーンコレクターって
小説より映画が先なんですね
ボーンコレクターの映画見たときに、小説版の評判を知っていたので
「この映画、微妙におもしろいけど、微妙..だなぁ」
「原作(誤り)の小説版だとこのあたり面白そう...って箇所がいくらかあるなぁ」
とか思ってました。
過去の俺みじめwww


ちなみにこの本、
帯をとった装丁がかなりかっこ悪いのだけ悪印象です。

ギヤマン壺の謎 名探偵夢水清志郎事件ノート外伝 大江戸編 上巻



借りた2冊目。
まぁ、すいり小説 ですね。
児童文学って感じ。すぐ読み終わります。

読み終わったあと、
いつから私は推理小説にエログロ的な恐怖や謎とそれに退治する登場人物
みたいなのをきたいしてしまうようになってしまったのだろう?
とか、思ってしまいました。

「ただ謎と探偵さえあればいい」みたいなのから随分歩いてきてしまいましたね...

イリーガル・エイリアン



なにか本貸してください!!
ってterrashimaさんにお願いして借りた一冊
初ソウヤー
#むしろ、名前を聞いたことがある レベル

感想はというと、「最高!!」
かなり面白い。
もちろんSFだし、ちょっと変わった内容だし、で、好き嫌いはありそうだけど
Amazonのレビュー得点見ればわかるように
好きな人 (SFだしね...ということで、評価してる人数少ない
にしか読まれなくて
わかりやすく
評価が高い (90%の人が5点満点...10人しか評価してないけど

...
しっかしこれ、感想が書きにくい小説www

「映像化しにくそう」とか書いたら、叙述トリックじゃないのな
みたいな
SF小説と推理小説 さらには法廷モノみたいな垣根がざんざんばらばらに
小説の中に存在していてしかもソレが気にならないどころか
むしろ味付けとして凄い出来

素材を生かすとか以前に素材もまた凄い

いろいろ
まぁ
面白かったです。

ほかのソウヤー作品が読みたくなってくる程度に。
こういうSF作品は、読んで「幸せ...。」ってなるのでいいですね。

デンデラ



期待したものではなかった。
映像化は向いているんじゃないかな。
キャラ立ちしてるとはいえ老人ばっか50人を覚えるのは大変
映像化は凄く意味がある。
まぁ、わかりにくい話では全然ないのでその必要があるかは別として。

0から作り上げる美しさ,楽しさ,創意工夫する部分をもっと大きくしてもらえたら、漫画「サバイバル」的な楽しさがあったんだろうなぁ とか思った。
もちろんそれは主題とかけ離れてますが...。

フィッシュストーリー



短編集です。

電車で移動中
ぼーっと読んでいて、
おー面白かったなー...で終わり。

解説読まずにおいたら、
30分後くらいに、あ、あのポテチって伏線!!って気づきました。
すばらしい
#解説にちゃんと書いてあるしw

伊坂幸太郎はいくつもありますが、
個人的にはこのフィッシュストーリーみたいな
「心温まる具合」がすきですね。
他の作家(特にミステリ作家)にはあまり無い部分なので
#もちろん逆の場合もあります

そういう伊坂幸太郎に期待しているモノがあるか否かという点では
抜群!!言うまでもない!!!!ってかんじの短編集です。

伊坂幸太郎が初めての人に、これから勧めるってのはないですけど、
何冊か読んだ後にとりあえず読んどけ って感じで薦めるならコレですね。

消える水晶特急



佳作
真相が明らかになる前の語り手が混乱している状態
が島田荘司作品の一つのキモですね。
毎作毎作そうなるわけではないですが、
クライマックスに向けての高ぶり具合が非常に気持ちいいです。
「傘を折る女」「UFO大通り」でもそういう感情を味わいました。

透明人間の納屋



島田荘司にしか書けない
まさにそんな感じ。
密室トリックについては...さておき、
こんな内容の作品を書いてる作家は島田荘司先生くらいのものなんじゃないでしょうか?
結末やらなにやら細部に渡って!!

そこそこオススメです。
("そこそこ"な理由は、探偵の不在 とかですかね
仕方のないことですが、それが気にならない(例えば島荘初めての人 とか)
なら、満点オススメです。)

ハーモニー



文庫落ち

この"先"がないというのは
もったいないというかなんというか、
(:失礼な表現)
惜しい人を...とういう表現がしっくりくる。
すばらしい作品

こっちのがいいですね。SF!!ってかんじです。
明言されているわけではないのですが(多分)
虐殺器官のあとの話です。
結末までガッチリSFしてます。
いいですね。
いいSF読んだな〜 っていう爽やかな読了感がありました。
まぁとりあえず読んでみるべし

あ、あらすじ は読まないほうが良いです。
あとで(全部読み終わって)読んで、読まないで読んでよかったな
って思いました。
(良し悪しを断ずるのではなく、個人的な感想です)

虐殺器官



面白い
...んだけど
凄い!!っていうのではなくて、
日本の作家が日本のSFの流れ(配置されているアイテムが日本のモノ)
でやってて心地いい
ってかんじ。
海外のSF読者は同じような感覚を海外のSFの本を読んで感じているんだろうなってひしひしと感じさせられますね。羨ましい。

個人的にSFっていうと海外作家のモノを選んで読むのが一般的で、
国内では星新一や筒井みたいな作家先生のモノしか知らない いちニワカSFファンとしては
そういう国内作家がやらないサブカル周辺の材料をつまみぐいするような
もしくは国内の時勢を俯瞰するような真似がSFに出てきたのが一番「美味しい」点でした。

前提知識ナシに接すると、おぉこれぞ近未来SF!!ってのかもしれませんね。
(無駄に車が空飛ぶような超未来SFと比較して:近未来SF)

エデンの命題



「エデンの命題」
の方は最近の島田荘司節満開
好きなことを書いてそれをミステリに絡めてみました
系話

深くは語りません(語れ/騙れません)
吉敷/御手洗の両刑事/探偵が登場しないと
どうしても登場人物の出自や叙述トリックをきにしてしまって
(読者として)いかんとも...ダメですね...
歌野晶午先生が危惧された落とし穴に嵌ってる気分です。

「ヘルタースケルター」の方は....よみ始めたところで、
飛行機の中に置き忘れてまだ読んでませんwww

この本、も一回購入しようと思います。

4畳半神話体系



スッキリ!!

手軽に読めて
スカッとしてw
うまく収まってる
そんな感じでした。

まぁスカッとするかは人によりますけどw

殺戮にいたる病

個人的には、
先生の代表作
(知名度的に)

読了しました。



以下、ネタバレ続きを読む

絶望ノート



消化されていない部分が気になる。
母親の話の結末
妹尾
大迫
多分わざと。

大迫は女の子...っぽいのは劇中で触れられているが
途中まで来宮先生,妹尾先輩が、
女,男の組み合わせ
いや男,女の組み合わせ
いや女,女の組み合わせじゃね?(つまりレズ)
と読んでて変遷した。
これはむしろ照音が(ネタバレ)ったんじゃないの?
妹尾先輩って、本当に(ネタバレ(漢字2文字))するの?
と考えた。
で、
「あ、この日記は(ネタバレ)なんじゃね?」
と読者に提示するためのヒント???
と考えれて、結果、あぁだったわけで、作者うめぇえええええ
って感動。

歌野作品によくあることですが、基本的に、かんっっっぜんに情報を遮断して読むのが良いですね。
とりあえず読む!!!! これです。

弥勒の掌

読了



我孫子 武丸
ホント
寡作すぎるなぁ
手堅い作品が多いので
もっと書いて欲しい。
もしくはゲーム原作をw

この作品、「衝撃の結末」とか書かれているのを知って読んでたら
萎えてただろうな。
ある意味素直な作品。

いつものことですが、ネタバレ気にしすぎてかけませんね。
時系列がーとか
叙述がーとか
まぁいろいろ。
すっきり読めました。

UFO大通り



書店で

の文庫落ちを見かけたので購入。

...調べてみると、新書版もあったっぽい。

さておき御手洗シリーズ
リベルタスの寓話とかはちょっと個人的にいまいちだったのですが
このUFO大通りに収録されている中篇2作はしっかりまとまった上で
飛び出るところは飛び出てる感じの佳作でした。
あー、こうなるんだろうな...っておもいつつ読んで(むしろ読者に読ませて)その上で外してくる。流石島田荘司!!ってかんじです。

中篇だけに猟奇表現とかそういう「島田荘司らしさの満漢全席」にはなっていませんが、納得の1冊ではありますね。安定の80点な作品。

砂漠

伊坂 幸太郎
砂漠
...の新潮文庫版を購入


...and読了

一気読みでした。

個人的には
伊坂幸太郎作品の中で一番好きかな。

人によって好みが大きく分かれる伊坂幸太郎作品...
でもってその支持者の中でも評価が分かれる作品...らしいです。
なので、興味がある方は、試しに で読んでみるのもいいかと。
ベクトルとしてはアヒルと鴨系ですね。
あっちはちょっとセカイが狭い感じでしたが(その分、違うところで読ませる感じ)
こっちは主人公たち周辺が割りと広がっていて
それがまた、...ね

そうそう、新潮文庫用にこのカバー、揃えてつくったんですね。
元のカバーが好きではない...むしろ嫌いなので、その点、嬉しいです。
なんだよあのカバー って思ったw
...そう思った人、他にもいっぱいいるんじゃねーかな?

さておき内容についてですが、まー、伊坂幸太郎らしくていいですね。
胸がすくかんじとか、とりあえず法律は守らなくちゃいけないけど、
そのために...じゃないですか!!みたいな
矛盾してて何が悪いんですか!!(この部分だけ取り出すと単なる逆ギレw
とかね
ここらへんは、主義一貫してますね。
必ずしも作者が主義一貫する必要はないとは思いますが、
結末自体のベクトルとかも...。
ネタバレ多すぎて上手く語れませんねw

良かったのはやはりラストの章
気になったのは東堂だから記憶力が〜のくだり!!元ネタわからん!!!!
あとそれと別に、雀鬼の言葉は一発で気づきましたw
是非是非みんなに読んでもらいたい一冊でした。

最後のディナー/島田荘司/講談社

つなぎ
ってかんじの3篇。
正しくは2篇か?
御手洗作品の空気を楽しむ人向け。
あっさりしていて胃にもたれない。...そんなミステリー。

いくつかの例外を除いた御手洗短編の
殺伐としていない雰囲気を味わえる、ニーズに応えた作品だと思います。

フォントもでけぇし、なにも考えずにスラスラよめるので
(最後のディナーは、登場するパーツが少なすぎでバレバレだし。)
ページ数的にも、内容の分量的にも手軽でした。

斜め屋敷の犯罪/島田荘司/講談社

島田荘司デビュー2作目
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