あけましておめでとうございます。

執筆もひと段落したので戦術本について書けることを書いていこうと思います。

まず発売日は2月下旬予定。正確な日付けがわかったらまた更新しますね。
内容は「ラス回避」についてで、守備技術についてがメインです。
といっても拡大解釈すれば「上手にアガること」だってラス回避につながるわけで、そういう意味でリーチ判断や副露判断なんかも含めて総合的に書いています。

4章構成になっていて

1章は基礎的な守備技術について。
ベタオリ表や基本的な捨て牌読みなどのルールに関わらず必要となる初歩的な守備技術についてです。
捨て牌読みって言うとうさんくさいと思われるかもしれませんけど

東:麻雀王国九索:麻雀王国八萬:麻雀王国四筒:麻雀王国二筒横:麻雀王国四萬:麻雀王国

このリーチに一筒:麻雀王国一萬:麻雀王国を同じ危険度として対応したらダメだよねみたいな話で、相手の待ちを読むというよりはあくまでシステム的な判断の補助として用いる読みについてですね。
天鳳で言うと上卓~五段とか、チェーン雀荘で平均順位2.5を切れない人とかを意識してます。


2章はもう少し発展的な内容です。
副露のケアなど、個人的に現代のいわゆるデジタル麻雀と呼ばれる戦術を勉強してきた人にとって足りないと思われる部分について書いたつもりです。
一応ここまでマスターすれば(牌理が致命的に弱いとか無い限り)、七段にはなれるだろうという内容かと思いますが、(祝儀比率の高い東風戦などで無ければ)ルールに限らず使えるかなと思います。


3章は逆に完全に天鳳、それも鳳凰卓東南戦に限定した戦術を書いています。
収支戦じゃ見られないダマテンを使うタイミングの体系化とか、鳳凰卓での愚形2600リーチの価値は他のルールと比べて低いんじゃないかとか、そんな感じ。
1~2章は割と根拠があってそこまで異論は出無さそうなテーマを扱ってますけど、この章に関しては「収支戦と違ってデジタルな正解とか、みんなが納得するコンセンサスみたいな解答はまだないよね」って前提で私の感覚を書いてます。
そもそも局収支重視の高段者もいるのでどちらが正しいというのは置いておきますが、ひとまず局収支と判断が変わる状況は多いだろうという考えの下で、そういうケースについてですね。
鳳凰卓にタッチした人が9段タッチ(安定7.5くらい?)できる内容を目指しました。


4章は、特に一般化しにくい「点数状況をふまえた判断」について、天鳳位の独歩さん、すずめクレイジーさん、かにマジンさんに立体何切るをお答えいただいています。
「場況的には悪い待ち」だけど「点数的には押したほうがよさそう」みたいな、複数の情報が排反するケースについて、強者はどの情報を優先してるのかみたいなのが伝わればいいなと思っています。
こちらも鳳南想定。


以前こんな感じの麻雀戦術本MAPを作りましたが

麻雀戦術本MAP1
(一応補足ですが、読みやすさを縦軸としてるのは、当然扱う戦術が難しくなれば読むのが大変になるし、ネマタ本は内容がめちゃくちゃ充実してるからみたいな話であって文章が上手いとか下手とかそういう評価軸ではないです。あと昨年出た本で、みーにん本、天鳳本、比嘉本、ゼウスの選択なんかがありますが、読み物としての魅力が大きかったりと、この2つの評価軸にあてはめるのが適切ではないと思ったので除外してます。)


これに照らすとこのくらいのレベルをイメージしています。

麻雀戦術本MAP2



福地先生の牌効率ドリルと麻雀テクニックを読んで基本的なシステムを学んだ人が、ASAPINさんの本の個別の状況判断を理解するレベルに達する、ってのを目指して書きました。
 実際にそうなっているかは自分には判断できませんがww

あとは全体的に、デジタルというかシステム麻雀の基礎がわかってることを前提にした記述が多いです。
「ツモはランダムなんだから一回の結果を気にせずに期待値で考えないと」みたいな基本的な説明や、詳細なデータ(これは私が研究したものじゃないんで当たり前ですが)は省いていきなり、「カンチャンドラ1は即リーが期待値が高いとされていますがこの状況では・・・」みたいな話にしてます。
そういう意味で福地先生の「麻雀テクニック」とか小倉孝プロの「最強デジタル麻雀」とか、そのくらいのセオリーは知っていた方が読みやすいかなとは思います。

というのも、麻雀の本って買うひとは買うし買わない人は買わないものだと思ってるんですよ。
そしたら、私のこの本を買う人って、どの本かはわからないけどすくなくとも上記の様ないろんな本に書いてあるシステムの話は読んだことあるだろうな、と。
同じことを何度も読んでも仕方ないかなと思うので、それをふまえて、より一歩踏み込んだ内容や、落とし穴みたいになっている部分(鳴きすぎ病とかケイテンで押しすぎとか、)を補う内容を意識しました。 


もう少し具体的な戦術については、(書いていいのかわからないんで許可貰ったら)少しずつ出していこうかなと思います。
よろしくお願いいたします(*´ω`*)ノ