定期的に麻雀界をにぎわせる「目無し問題」。
今回は私なりの「目無し問題」に対する考えを書いてみようと思います。

まず先に言っておきますが、誰かの選択についてどうこう言うつもりはありませんし、あまり興味がありません。
目無し問題はルールの問題だと思っているので、絞るべきだとか普通に打つべきだとか個別の選択の話をしても仕方ないでしょ、というのが私の考えです。

で、目無しが発生しないルール、という議論も各所でなされていますが、大きく分けると2つの方法があるように思います。

1つは優勝以外にも価値を造る方法です。
目無しというのはその人にとって得となる行動が無いためにゲームを歪めてしまうという状態です。
4位→3位になることや、1000点でも多く稼ぐことが「得」となるルールならその歪みは生じません。

3位と4位の賞金に差をつけたり、生涯ポイントのようなものを設定する(全日はこれです)のがこの考えです。
少し前に麻雀ウォッチのtarooさんが提唱していたツアー制度もそれですね。

これは競技としては至極まっとうな方法ですが、配信などをする場合、エンタメとして考えたときに、「優勝争いと関係ない人の打牌で優勝者が決まる」という問題があります。

誤解しないで頂きたいのはそういうルールでやる以上は、その行為も正しいということです。
私もそれが最大の得だと思えば、アガ3だろうがアガラスだろうがおかまいなくやります。

でもそれをなんだかなあと感じる視聴者がいるのも事実。
プレイヤーも間違ってなければ視聴者も間違ってません。
すべてはルールの問題です。
(繰り返しますが純粋に競技としては、最後まで一般的な麻雀に比較的近い状態が続く良いルールだと思います)

エンタメとして考えたときに最も良いのは「最後まで全員に優勝の可能性があること」だと思います。
さっきの方法は「全員に目的はあるが、その目的がおのおのバラバラである」という状態になりますが、全員に優勝の可能性があれば「全員が優勝という1つの目的を共有している」というより理想的な状況になります。

その方法が「対戦数に規定を設けない」というものです。

現在それを採用している対局としては
日本プロ麻雀協会木原プロのブロマガ杯(2勝した人が勝ち抜けするトーナメント)

101競技連盟の八翔位戦 (10回戦終了時に3ポイント以上の単独首位者が優勝。条件に当てはまるプレイヤーがいない場合は延長戦となり、その半荘開始時の首位者がトップをとると優勝となる。)

などがあげられます。
2勝戦をたとえにしますと、仮に1戦目Aさんがトップをとったとしても、残り3人は次戦普通にトップを狙って打つことができます。
仮に2戦目でBさんがダンラスで南場を迎えたとしても「せめてAさん以外の2人に勝たせることで3戦目以降に持ち込む」という目的がうまれます。
目無しだからやることがない、という状態にはかなりなりにくいルールと言えます。

ただこの方法にも問題はあります。 それが終了時間が読めないこと。
リアル対局なら会場の都合がありますし、配信にしても生放送には向きません。

とまあ一長一短ありますし、その対局の性質、求めるもの(競技性とエンタメ性をどのくらいのバランスで求めるのか)によっても答えは変わるんだと思います。

私の現状の結論としては 「対戦数の規定を設けずに、1戦ずつ放送すること」です。
例えばワンスリーの順位戦で7pt先取とします。 何戦で終わるかわかりませんが、1戦ずつ定期的に配信したらどうでしょうか。
例えばAさんが6pt持っていて連帯すれば優勝という状況、視聴者にとっては「今日で優勝者が決まるかもしれないし、次回以降に持ち越されるかもしれない」という状態で番組がはじまります。
これはエンタメとしては理想的なドキドキ感なんじゃないのかなーと思うんですがどうですかね。


と、いろいろ考えてたらやりたくなってくるんですよね。
けど団体を通してやるならいろんな調整が必要だし団体にもメリットが必要だよなとかいろいろ考えたあげく・・・

自分で個人的に動画を作ればええんや!

ということで気が付いたらカメラと動画編集ソフトを買って対局をしておりました。
上記の目無し問題以外でも1回15分くらいの放送を作りたいなとか普段からいろいろ考えてることがあり、それなら個人でYoutubeチャンネルでも作ってやってみるかと。

撮影も編集も素人ですし機材もたいしたものではないので、どれほどのクオリティになるのかというのはありますが、そこは徐々にブラッシュアップしていければと思います。

おそらく来週中には1回戦を公開できると思うので、ご興味を持っていただけますと幸いです。