質問への回答です。
Q:「現在、捜査法演習と事例研究のどちらかをやろうと考えているのですが、どちらの方がお勧めでしょうか?
仮に捜査について捜査法演習をやることにした場合、証拠法分野のお勧めの演習書があれば教えていただけないでしょうか?よろしくおねがいします。」
A: 前段は,目的次第です。
 捜査法を徹底的にマスターしたいなら,『捜査法演習』でしょう。『事例研究刑事法』より扱う捜査手続も多く,説明も詳細です。刑訴全体の演習をしたいのなら『事例研究刑事法 刑事訴訟法』を薦めます。公判手続なら訴因変更,証拠法なら伝聞法則などの重要論点も解説されています。
 後段は,これといった「証拠法の演習書」がないのが実情です。『演習刑事訴訟法』『新実例刑事訴訟法〈3〉』は問題文が短く新司の演習本としては微妙。ですから,『事例研究刑事法 刑事訴訟法』,『ロースクール演習刑事訴訟法』などの証拠法も扱う総合演習書を使うしかないような気がします。
 なお,捜査法の中でも,別件逮捕・勾留については,本件基準説,別件基準説,実体喪失説(川出敏裕)の三説が明快に説明された『事例研究刑事法』に軍配があがります。
捜査法演習 理論と実務の架橋のための15講『捜査法演習 理論と実務の架橋のための15講』
佐々木 正輝 猪俣 尚人

刑事法2 刑事訴訟法 (事例研究)『事例研究刑事法2 刑事訴訟法』
井田 良 田口 守一 植村 立郎 河村 博

ロースクール演習刑事訴訟法ロースクール演習刑事訴訟法
亀井 源太郎



Q:いつもブログ参考にさせていただいています。突然の頼みで申し訳ないのですが、物権の項目で山本敬三先生の要件事実表があると書いてあったのですが、貸してもらうことなどできないでしょうか?
A: 大学やローの授業のレジュメ類は全てスキャン→PDF化しており,貸与することは著作権法上問題があるので,できません。ご理解を賜りたく存じます。

 ちなみに,ドキュメントスキャナは間違いなくScanSnap S1500がベスト(前身モデルから使っています)。友人がCanonのimageFORMULA DR-150を持っていましたが,結構な頻度で2〜3枚巻き込んでしまう現象が発生していました。
 それにしても,BOOKSCANの裏側は凄いですね。