May 17, 2012

マッシモ・オッドを知る努力 2

July 14, 2010

2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会の早野宏史ログ

解説 早野宏史
実況 野地俊二/町田右
まとめてお送りします。

-------------------------------------------------
Group B 韓国×ギリシャ

ヒロシ初戦。試合開始前の“顔出し”挨拶にて。
 町田「よく晴れました。日本で言えば穏やかな秋の陽気という中でのゲームです」
 早野「私もね、踊りだしそうな天気なんですよ!」

そこで試合の展望を訊かれて、日本から大事に持ってきたものを披露するヒロシ。
 早野「ギリシャは“グリース”といわれますから、守備を固めてきます。そこをなんとか韓国が切り裂いてほしいと思います」

-------------------------------------------------
Group D ドイツ×セルビア

ドイツの得点源クローゼが退場処分を受けた直後にセルビア先制。どうするドイツ。
「クローゼがクローズドしてしまいましたからね」

-------------------------------------------------
Group H チリ×スイス

攻撃的なチリ代表の初戦を見て。
「こうやってシュート打たないと。チリも積もればですからね」

-------------------------------------------------
Group E デンマーク×日本

日本、フリーキックのチャンス。キッカーは本田圭介。
 野地「揺れ る 球 キタァァーーッ! ニッポン先制!!!」
 (実況席も騒然)
 早野「いや俺が、・・・私が揺れたのかと思いました」

NHKのあらゆるジャンルの解説者・論説委員で、自分のことを俺と呼んだのは早野宏史が初めてなのでは。歴史的素の瞬間。

-------------------------------------------------
準決勝 ドイツ×スペイン

途中出場のドイツ代表クロースがコーナーキックを蹴る場面で。
 野地「先程からセットプレーはこのクロース。若い20歳のプレーヤーに任せています」
 早野「名前がクロスだからじゃないですよね、クロス上げてるのは」
 野地「ここはクロスではなくてコーナーキックなんですが」

-------------------------------------------------
決勝 オランダ×スペイン

優勝はスペイン。
長かった中継の締めに、解説陣(早野&山本昌邦)へ話を振る野地アナウンサー。
「早野さん! (小声で)・・・あれっ? (やや間が開いて)・・・山本さん、この大会ですが(以下略)」

準決勝では鼻声で、時折咳き込んでいたようので、最後に力尽きて気を失っていたのかもしれません。

-------------------------------------------------
1ヶ月という長い期間、現地でおつかれさまでした。

■早野宏史ログのログ
http://blog.livedoor.jp/lazio_11/archives/cat_50020543.html
■早野宏史ログ(放置中)
http://hiroshi.nomaki.jp/  

July 10, 2010

テスト

画像が表示されてないのはなんでだ

100713追記:
トップバナーの画像のみ表示されるようになりましたが、
日付のバナーが行方不明です。
追々なおします。
むしろ上の画像はどうでもいいのに。  
Posted by lazio_11 at 01:27Comments(0)TrackBack(0)

April 20, 2010

あなたにとって4年とは?

スカパー加入者に届く広報誌『スカパー!Days』。5月号の表紙は、前回W杯優勝の代表チームの表彰式の写真である。・・・誰だコイツら。前回の優勝ってジダンだろ(←今日具合悪いので)(もはやチームとか国とか超越した存在、それがジダン)。

この、表紙写真をボーーッと見ていたら、一番右サイドに右サイドのアイツがいた。そうだ、W杯優勝メンバーだったんだ。4年前はそうだったんだ。そうだ(すでにジダン、忘れる)。

これがキミの人生のピークだ。

キミには関係ない話だが、4年以上前からだけど、初対面で「mikiさんてあのマッシモ・オッドのあのmikiさんですよね」と言われることが(結構)あって凹んだこともあったよ。これからはあまり言われなくなるだろう。もしかしたら「mikiさんはわかるんですが(結構ウレシイかもしれない)、なんとかオッドってナンですか」になるかもしれない。ま、そしたら「過去ログ嫁」と返す予定だが。

さて、これからどうなるんだろう。
4年。
4年後、何をしてるんだろう、私とキミは。

--------------------------------------------------
Twitterに書くとこんな変なポエムが米議会図書館に永久保存されるらしいので、イヤだからコッチ更新してみた。  

April 13, 2010

お詫び

諸事情あり、書きたくても書けない状況にあります。
ダービー前だと言うのに。

長いこと管理画面にログインしなかったら
使い方がわからなくなる始末だし。
(「お気に入り登録をしました」メールが、知らんうちに
たくさん届いているのだけれど、これはどうすればいいものなのか
さっぱりわからん。とりあえずlivedoorが不親切ということにしておく)

なんとかします。
定期的に訪問いただいている方、しばらく辛抱の程
よろしくお願いします。

尚、Twitterはそこそこアクティブですので
興味のある方は覘いてください。
リンクはこのページ右上(連絡先)にあります。  
Posted by lazio_11 at 00:29Comments(0)TrackBack(0)管理人日誌

March 03, 2010

クロスカントリー男子50kmマススタート(クラシカル)を堪能した

2月28日に行われたバンクーバー五輪での、“私にとっての”最終種目、クロスカントリー50kmは、第三走者で噛んでしまうアナウンサーではなく、スタート直前に「2時間を超える男の戦いです」と宣言できるオトナなアナが実況を担当しました。

Snow conditionは「HARD」。高速レースが予想されます。

マススタートの長距離レースの攻略法は、自転車ロードレースのそれに似たところもある。いかに集団の良い位置で走行するか、それで体力の消耗を抑えつつ、周囲の選手の顔色やペースを読み、どこで仕掛けるか、コーチングゾーンにいるコーチからの情報も得ながら、頭の中で練るのだ。転倒に注意しなければならないし、途中でドリンクを補給したり、スキー交換のタイミングも図らねばならない(スキーの交換は3回まで認められている)。

スキー交換は去年の世界選手権から可能になったそうで、私は今回初めて見たんだけど、様々なドタバタ劇があり興味深い。ビブナンバー順にずら〜っとピットが並んでて、選手は自分のナンバーのピットに用意してもらったスキーに履き替えるんだけど、なんか手違いがあって、本来くっついてちゃいかんスキーバンドが板に付いたままになってて、それが外れず、キレてブン投げる某デイヴィッド・ミラーみたいなフランス人選手がいたりとか(この選手は結局19位でゴールしてます)。金メダル最右翼のノートグが交換した板を見た解説の今井さん(ソルトレイク五輪この種目6位入賞者)からの、「これ12年くらい前のスキーですね(笑)」みたいなマニアック情報が聞けたりとか(ちなみにノートグは24歳)。

ところで、前回リレーについて書いた時、実況アナが「ノートグは『ノルウェーの赤い壁』と呼ばれています!」と唾飛ばしながら喋ってるのを耳にし、( ゚д゚)???となったんだけど、いまだに裏が取れません(笑)。アクセスログを見た限り疑問に思った観戦者は他にもいたみたいで、このワードでググるとこのブログがトップに表示される始末。知らんがな。もしかしてノルウェーの赤い「風」の言い間違いか聞き間違いなんじゃないかとも思ったんだが、どうもわからん。英語版Wikiのノートグの項目まで読んじゃったけど、一言も書いてなかった。赤い彗星でも赤い悪魔でもないことだけは確かですが、まったくのところ謎です。誰かわかったらお知らせ下さい。

なんて書いてる間にレースは42.3kmのチェックポイントを通過し、先頭集団は17人に(と勝手に端折る)。

そしてレースは45km地点。最後の周回なので鐘が鳴り響きます。カランカランカラン。誰がどこで仕掛けるか大注目。大ファンのエストニアのヴェールパル(=同級生)も先頭集団にいますっ! います! 50kmクラシカルに賭け、この種目だけにエントリーしてきた大ベテラン。走る姿が実に美し〜い。

勝負はやはりスタジアムに入る手前の最後の上り、直前の急カーブの下り、そしてスタジアム内にて、ということになりそう。最後の上りでドイツのタイヒマンが先頭に立ちました。それを追うノートグとスイスのコログナ。スウェーデンのオルションも追ってきた。下りカーブでタイヒマンが引き離しにかかる。追いすがるノートグ、コログナ、オルション。

そしてスタジアム内、最終200メートルのカーブ。ここで3位につけていたコログナがコロっと転倒! コログナな転ぶなとか言ってる余裕なく勝負はいよいよバックストレートへ! タイヒマン先頭だったが、ここに来てのノートグのキ○ガイのようなダブルポールの加速具合が圧巻です。腕もげそう。推進力半端ねえ。

アクセル・タイヒマンを逆転し、ペテル・ノートグが1着でゴール。タイムは2時間5分35秒5。このタイムが表示されてるポジションが、ウチのワイドじゃないテレビだと、ずっと「小笠原」だったのでサッパリわからんかった。けど津波が来てたので仕方なかった。

アンドルス・ヴェールパルは6位入賞。トップとは6.1秒差。素晴らしいです39歳。
■最終結果
http://www.vancouver2010.com/olympic-cross-country-skiing/schedule-and-results/mens-50-km--mass-start-classic_ccm750101Ij.html

はあ〜、終わっちゃった。寂しい。

--------------------------------------------------
女子30kmは最後の7km程度しか見れなかったんですが、日本の石田正子選手が5位入賞を果たしました。アジア勢最高位だそうです。ゴール直後、ケロっとした顔してたのがビックリでした。「まだあと2kmくらいイケたかな〜」みたいな。凄い。おめでとうございます!  
Posted by lazio_11 at 01:58Comments(0)TrackBack(0)管理人日誌

March 01, 2010

バイアスロン男子4×7.5kmリレーで奇跡を見た

私に目が8つくらいあって、手が10本ほどあれば、この3日間に行われた様々な競技(サッカー含む)について書けるのかもしれないけど、そんなキモチワルイ生き物じゃないので、今日はバイアスロンの最終種目についてだけ。2月26日に開催されました。

--------------------------------------------------
バイアスロン男子4×7.5kmリレーは、簡単にクロスカントリーのリレーの合間に射撃が入ると考えてもらって結構です。ただ、その射撃につく「ペナルティ」のために、順位はめまぐるしく入れ替わります。だから観る方のテンションの出入りがハンパねぇ。

第1走者から第4走者まで、一人につき2.5kmのクロスカントリーコースを3周。1周終えると伏射、2周終えると立射、3周終えて次の走者に「タッチ」。最初にゴールしたチームが金メダル。

他のバイアスロン種目では、選手は1回の射撃に弾を5発持ってますが、リレーでは1回目と2回目両方のために8発ずつ持ちます。5発命中したら即、先に進めるのは他の種目と変わらないんだけど、リレーでは5発撃った段階で、外した的が残っていたら、予備の3発を使っていい。だだ、その3発だけは1発ずつライフルに込める仕様になってるので、更なる時間のロスにもなります(観てるぶんには楽しい(*´Д`))。8発以内に5つの的をクリアすれば、罰走しなくていいんです。逆に、8発もあるのに結局(例えば)2つも外してペナルティサークルに向かう選手の悲壮感たら、そりゃナイヨ(つД`)なのです・・・ 

--------------------------------------------------
この日のウィスラーの天候は「雪」。かなりモッサリした大きな雪が舞っていました。Snow Conditionは「Soft」とのことで、スキーでは体力を消耗しそうだし、射撃の的を狙うのも難しそうでした。

レースですが、第2走者以降はノルウェーとオーストリアのデッドヒートで、私は明け方にストリーミング生中継を観戦してて眠かったこともあり、そこの2チームしか気にする余裕がありませんでした。とにかく第3走者までは、ノルウェーとオーストリアが互いをマークしつつ、他チームを引き離しにかかる展開。

私の心配の種は、ノルウェーのアンカー、過去に金メダルを5つも獲っている偉大なるオーレ・アイナル・ビョルンダーレンでした。もともと苦手な射撃を爆発的フリー走法(←久しぶりに使ったなコレ)で帳消しにしてきた選手なんすが、バンクーバーでの最初の種目10kmスプリントでは豪快に4発も外してたので(上位選手にそんなヘタクソ他にいねーんだよ)、正直怖かったデス。

ほぼ同時にスタートした2人の第4走者、ノルウェーのビョルンダーレンと、オーストリアのシューマン。私はシューマンの射撃能力がどの程度なのかよく知らんかったのですけど、今大会の12.5kmパシュートで銀メダル獲ってる程の実力者。だいたいアンカーはエースが務めるもんだし、どうせ凄いオーストリア人なんでしょ? どーなるかわかりません。

1回目のシューティングエリアにほぼ同時に入ってきた両者。伏射に入ります。ビョルンダーレンもしれっと外してましたが、7発使ってクリア。しかーし! シューマンは1つの的を残して8発使い果たしター! ああ悲しみの罰走へ・・・。

ビョルンダーレンは独走。つか爆走。降りしきる雪の中、猛然と登って下って、2度目の射撃へ。悠然と立ちライフルを構えます。ほんとうに不思議なもんで、この時のビョルンダーレン、射撃がヘタだと言われ続けてきたビョルンダーレンが、伏射よりブレる立射で、5つの的をリズミカルにストレートで射抜いたのでした! 明け方にもかかわらずギャーとか叫んでしまった。なんとなんと。こんなことってあるんだよ。夢かと思った。ノルウェーコーチ陣は狂喜乱舞です。

最後の周回を終え、ゴール地点に戻ってきたノルウェーの第4走者。結局2位になったオーストリアには45秒近く差をつけた圧勝でした。びっくりしたなあ、もう。

■最終結果
http://www.vancouver2010.com/olympic-biathlon/schedule-and-results/mens-4x7.5-km-relay_btm407101qR.html

--------------------------------------------------
バイアスロンは4年に一度しか観ないので、今回も可能な限り楽しみました。いつの日かこの記事に触れた人が、「ソチでは観てみようかな〜」と思ってくれたら幸いです。  
Posted by lazio_11 at 23:41Comments(2)TrackBack(0)管理人日誌

February 27, 2010

勝手にクロスカントリー男子4×10kmリレーに熱狂する

簡単にルールを説明すると、1チーム4人で構成。1周約3.3kmのコースを一人3周し、Exchange Areaで次の走者に「タッチ」して繋ぎます。タスキやバトンは無いです。4人のうち、第1・第2走者はクラシカル走法(スキー板を平行にして滑走する)、第3・第4走者はフリー走法(スケートみたいにハの字にして滑る)という決まりがあります。クラシカルとフリーのコースは微妙に異なりますが、スタジアム周辺は同じところを通ります。アンカーが最初にゴールしたチームが金メダル。

40kmリレーはスプリント競技ではなくディスタンスを得意とする選手で構成するのが望ましく、それと当然だけど、2つの走法のどっちかでも得意な選手を揃えて、選手の滑走順を考え、戦術を練ります。外でやる、というか山でやる競技なので、天候がめまぐるしく変わることがあるし、となると最終走者のワックスはあれじゃだめだとかコーチが忙しく指示を出したり、折れたストックの替わりを渡そうと全力疾走したり、自転車ロードレースみたく、「オマエ前走れよ」的な恫喝(※)を得意とする選手と、それにしぶとく耐える選手の心理戦があったりもします。
(※雪が降り始めた場合、新雪を滑るのには体力と神経を使う。前を行く選手のレーンを走る方が、体力的にも空力的にもありがたい)

よって、リレーに出走する国には総合力が無いとダメで、メンバーが揃わないからエントリーできないとか、バイアスロンの選手を借りてくる(今回のノルウェーがそう)とかいう事態になることも。日本は今回はメンバーが揃わずエントリーできませんでした。

--------------------------------------------------
で、2月24日に行われた競技ですが、第1走者でわりとくっきりグループが分かれてしまいました。Group 1がスウェーデン、フランス、チェコ(←超ダークホース)、Group 2がノルウェー、ドイツ、ロシア、フィンランド、・・・くらいだったか。しかもGroup 1とGroup 2で結構差がついちゃったんです。

前回王者のイタリアなんて、どこ行ったんだ? っつう。実況アナの情報では、「今回のイタリアは、第1走者以外は37歳、35歳、37歳というアラフォー(とは言わなかったが)で揃えてきました!」とかいってたので、そのへん影響あった(とは思いたくないが)のかもしれません。

ちなみにこの実況アナ、「第3走者」が巧く言えないアナウンサーでした。これ豆知識な。

そこで、ノルウェーが遅れを取ってるのが結構な問題だったわけですよ。クロスカントリーちゅうたらあんた、赤唐辛子のようなレーシングスーツのノルウェーが先陣切ってるのが鉄板じゃないですか。実を言うとノルウェーはトリノでもメダルが獲れなかったので、今回もダメなら「お前らスウェーデンに統合すっからな」くらいな落ちぶれようです。ウソですけど、とりあえずトップのスウェーデンとは40秒くらい差がついちまっていました。

第2〜第3走者については思い切って端折りますが、スウェーデンが「おい、チェコ、前を行け」と五月蝿かったことだけは書いておく。チェコは従わない頑固者。

そしてレースは第4走者(アンカー)に。ここにノルウェーのペーター・ノートグってとんでもない選手がいまして、超速い。激ヤバ。他と明らかに違う。最後にきてやっと通常の3倍速い赤いのが出てきた。ノートグはGroup 2のトップに躍り出ます。Group 1内で駆け引きが続く中、後ろからノートグが一気に22秒差まで詰めてきました。このあたりから第3走者が言えなかった実況アナのテンションがおかしくなり出しました。ノートグの滑りは大きく、スピードもあり、まだまだ押さえ気味に行ってる前3人と勢いが全然違う。「これ、ありますね! ありますよ! メダルある! こちらのプロフィールによると『ノルウェーの赤い壁』なんて呼ばれてるそうです!」と興奮気味の実況。

壁?

クロスカントリーで壁が来るのがよくわからんな。アジアの壁なら分かるけど。ま、そこはいいか。

ラスト1周の地点で計測して、3位のフランスからはノルウェーは15秒差。確実に縮まってる。ここでスウェーデンの第4走者ヘルナーがスパート。フランスとチェコが「え〜・・・」つってる間にも、単独でズンズン後ろから迫り来るノルウェー。

そしてスウェーデンはスタジアムへ。あ〜、フランスとチェコの後ろにノルウェーが見えてきた。ノートグSUGEEEEEEEEE! はえええー。あっ、追いついた! 追いついたあー。ノートグ、メダル圏内に勝手に独りで入ってキター!!! 解説の人が「この中からメダルが獲れないチームが出てしまうんですねー」というくらい不思議。なぜ居るんだノルウェー。

スウェーデンの金メダルはもう決定。ここからは白熱の銀メダル争い。とりあえずノートグはフランスとチェコの前に出たんだけど、こっからちょっと自転車ロードレースで言うところの「お見合い状態」に入ります。どこでスパートかけるか様子見てる。

さあ銀メダル狙う3人衆、スタジアムに入ってきた。スウェーデンはもう観客から国旗受け取ってウィニングラン状態。おめでとうとりあえずしばらく無視。注目は銀メダル争い。バックストレートでノートグが猛スパート!!! 出た! 強い! 力強い! ノルウェー大逆転の銀メダル〜〜。

ひぃぃぃ〜〜。盛り上がった。

■最終結果
http://www.vancouver2010.com/olympic-cross-country-skiing/schedule-and-results/mens-4x10-km-relay-classic-free_ccm410101pw.html

--------------------------------------------------
(男子の)クロスカントリー、五輪最終日に50kmのマススタート・クラシカルという私の大好きな競技が残っています。夏季五輪のマラソンに相当するんでしょうか。日本時間の夜中の開催なので、観てくれる人はまずいないでしょうが、長距離のクラシカルは本当に美しい競技で、オススメなのです。

そういえば、エストニアはリレーに大ベテランのヴェールパルを出すと言ってたらしいけど、出てませんでした。最後に観れるかな。大好きなんだけど。まー、私と同世代なのでね、厳しいかもしれません。  
Posted by lazio_11 at 02:18Comments(2)TrackBack(0)管理人日誌

February 25, 2010

レーヤとカペッロの意外な関係

ラツィオの新監督、エドアルド・レーヤは1945年生まれの64歳。
イングランド代表監督で元ローマ監督のファビオ・カペッロは、1946年生まれの63歳。

二人とも、スロヴェニア国境に接する人口3万5千人ほどのコムーネ、ゴリーツィアの生まれだ。そして選手としてのキャリアは、エミリア=ロマーニャ州フェッラーラにあるSPALというクラブでスタートしている。レーヤは63年から5シーズン在籍、カペッロはユースチームにいた63年も含めて4シーズン在籍した。そう、二人とも、サッカー人生を同じ時期に同じ場所から歩み始めた。

チームメート時代はフェッラーラの町でハウスシェアをしていた仲だったとか。んで、その頃カペッロはのちの奥さんラウラさんと付き合ってて、そのラウラさんの親友だった女性が、今のレーヤ監督の奥さんのリヴィアさん、ということらしい。

Corriere dello Sportに載ってた小さいコラムによると、レーヤとカペッロは互いを「サッカー界で『友人』と呼べる数少ない相手」と思っているとのこと。

へえ。
ちょっと今後試合を見る上でいろいろネタ参考になりそうだ。

■La sua chiamata nel pomeriggio Presto a cena nella solita trattoria (2010/02/10 Corriere dello Sport)  
Posted by lazio_11 at 01:15Comments(0)TrackBack(0)ラツィアーリ

2週間以上前に交代した監督の名前の呼び方がさっきまでわからなかった

いろいろ遅い。

--------------------------------------------------
ラツィオに来て2試合を消化したエディ・レーヤ監督が、ハイドゥク・スプリトとの契約を解除して、不振に喘ぐラツィオの監督に途中就任した経緯については、長束さんのブログで詳細を読んで下さい。

■エドアルド・レーヤ、ハイドゥクと契約解消し、ラツィオの監督就任へ(クロアチア・サッカーニュース)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nogomet/article/285

「何ヶ月もイタリアからオファーの話があったが(※ナポリやウディネーゼなど5クラブ)、その時は少しも受けようとは思わなかった。ところが、ラツィオは大きすぎるほどの挑戦だ」

今は腐ってるけど、腐ってもラツィオ。イタリアの首都ローマにあるセリエAのクラブです。ハイドゥクのシュヴァグシャ会長は、「レーヤは人生でそうそう得ることのないチャンスを得たんだ。彼のキャリアの頂点というべきチャンスをね」とまで言って、話を受け入れてくれました。うれしいじゃないですか。腐ってボロボロなのに褒められた気になってしまった私は、自分はバカだと思っていますが、それはそれとして、このお話はありがたいことです。

最近のゴルフのスコアはいかがですか、ディノ・ゾフ元監督:「レーヤは適任だと思う。彼とは地元も近いし、旧知の仲だ。経験豊富な監督で、安定と結束力をチームにもたらすことができる。その2つこそ、今のラツィオに欠けている部分だと思うからね。ローマで仕事するのは大変だけど、ナポリの監督を務めた男だ。環境に怯むことはないだろう」
■Zoff backs Reja to succeed at Lazio (Foorball Italia)
http://www.football-italia.net/feb11h.html

残留目指して、よろしくお願いします。・・・いや、ゾフに言ってんじゃなく。  
Posted by lazio_11 at 01:11Comments(0)TrackBack(0)ラツィアーリ

February 23, 2010

「デカイからや」

最近、フォルメッロにも来るようなテォフォージの間で一番人気の選手は、サラテでもムスレラでもフィルマーニでもなく、ステンダルドなんだそうだ。例えば、イタリアでは練習試合(絶対勝てるようなアマチュアチームとやるのが普通)をファンに公開するんだけど、集まってる2,000人くらいの客(男性が多い)が、ウィリーにワー☆キャー☆言ってるらしい。

前の前の監督と喧嘩して、干されて、ユーヴェとかレッチェ(だっけ?)とかにレンタルされて、戻ってきても暫く使われる感じもなく、ヨーロッパリーグの登録メンバーから漏れてたりしてたのが、急にスタメン復帰して、この人気ぶり。本人ほとんど浮ついたところがない性格なので、もしかして一番「どーしてこーなった」と思っている一人かもしれない。

誠実な男は人気が出る。彼もそういう選手なのだろう。

■E' Stendardo il più amato dai laziali (Goal.com)
http://news.lazio.net/2010/02/19/e-stendardo-il-piu-amato-dai-laziali-goalcom/  
Posted by lazio_11 at 00:28Comments(0)TrackBack(0)ラツィアーリ

February 20, 2010

09-10 セリエA 第23節 ラツィオ×カターニャ:0−1

結論を先に書くと、

この試合の後、
・キチガイ会長が、無能監督の遅すぎる解任を決断し、
・レデスマがスタメンに復帰し、
・チームが2ゴールして完封勝利を果たしたのは、全部、

ミハがこの日にラツィオを負かしてくれたおかげ。
ミハイロヴィッチは偉大なり。

--------------------------------------------------
試合に先立ち、ミハはこんなことを言っていた。
シニシャ・ミハイロヴィッチ(カターニャ監督):「ローマには勝ちに行く。オレはプロフェッショナルであるからして、オレ様のカターニャが3ポイントを取ることがミッションだと思っている。このチームの監督に就任したその日から、いつもこのようなメンタリティであり、相手がラツィオであろうがそれは変わらん」
「拍手でもブーイングでも何でも来いだ。でも無視しないでね。それヤなの。ラツィオで過ごした日々は良き思い出であり、友だちもたくさんいるし、オレはラツィオを応援している。息子たちはラツィオの下部組織で練習してるんだよ(訳者註:マジ?!)。・・・な〜んつってても、残留するのはカターニャだ。悪いな」

このインタビュー記事のタイトルは、
「Il tifoso Sinisa: «Lazio mia, ti batto!» 」(di Concetto Mannisi, Corriere dello Sport, 2010/02/07)
『オレのラツィオ! ブッ潰してやるぜ!』
うれしい♪ ありがとう♪ 完全にマゾ♪ でも、肝心のミハ監督は2試合もベンチ入り禁止処分を食らっている最中であった。なんでやねん。

シニシャ・ミハイロヴィッチ:「2試合ってありえなくね? まーだいたいの場合オレがなんかしら悪いことになってるわけだからぁー、主審の報告書ってのを読んでみたわけよ。そしたら『審判のドレッシングルームに乱入してきたから』って書いてあった。オレ試合後に普通に挨拶しに行っただけよ。ジャッジに関する文句も言わなかった。わけわからん。来週の日曜日から、審判とは余計なお喋りはしないことにする」

・・・どっちも、ミハも審判も信じられない。オトナは皆ウソツキである。

--------------------------------------------------
カターニャ、というより、ミハイロヴィッチとラツィオのガチンコ残留争いという、一度は見てみたかった試合だったが、この際、試合内容はどうでもよい(実際たいした試合じゃなかった)。そんなことより、試合冒頭にカメラが映していた映像が気になって試合に入り込めなかったんだ。

開始10秒、スタンドの階段を下りてきたロティート会長が、ミハミハの隣の席(もともと空いていた)に、「当然です」といった体(てい)でスッと座ったんである。




「・・・え、なに?」








1分経ったらいなくなってた。なんだったんだよジイサン。













だがその直後、同じ席に戻ってきた。



「何の用だよ」









一応オトナなので、ロティート会長の奥に座ってるオッサンと握手しとく。













当然この間も試合は進行してたんだけど、どーなってんのか妄想するのに忙しくて全然見てなかった(笑)。まさか偏屈会長が、「いや〜、キミを監督に迎えていればよかったかなぁ、はっはっはっ・・・」とか言ってるわけねぇしな、ミハどう思ってんのかな、っていうかミハの隣に座っちゃおうって神経がわからん、やっぱどっかキレてる気ぃ狂っとる、などなど考えていた。

・・・ら、8分後、

会長、ひとりぼっち!













確かに、ミハの隣にケチ会長がいない。「『あっち行けよ』っていわれたんじゃないか」って、すずきさんが言う(笑)。














そんなこんなしているうちにに、ラツィオは成すすべなく負けて、1点も取れずに負けて、ミハとマルコリンとアルゼンチン人ばっかりなカターニャに負けて、下から数えて単独3位になった。そしてこのブログ記事の冒頭に戻る。オメデタイぜ。

-----2010年2月7日(日) @オリンピコ
ラツィオ(4-3-1-2):ムスレラ、ビアーヴァ、ディアス、ラドゥ、コラロフ、フィルマーニ(71' ディアキテ)、バローニオ、ドイツ人(64' ロッキ)、マウリ(77' クルス)、サラテ、フロッカリ 監督:あばよ
カターニャ(4-5-1):アンドゥハル、アルバレス、スポッリ、シルベストレ、カプアーノ、イスコ、ビアジャンティ、カルボーニ(46' リッキウティ)、マスカーラ(85' 森本)、ラーマ、マキシ・ロペス(79' テルリッツィ) 監督:代打まるこりん
主審:ガヴァ
得点:マキシ・ロペス(63')
観客:5,014人 ←ヒドすぎ


以上、ミハ生誕41年記念記事でした。  
Posted by lazio_11 at 23:59Comments(6)TrackBack(0)ラツィオ

Srecan rodjendan Sini

シニシャ・ミハイロヴィッチ、41歳の誕生日です。
おめでとう!  

February 17, 2010

バイアスロン男子12.5kmパシュートをストリーミングで観てやったぜ

フルスクリーンで観戦。映像の乱れもなく、スケーティングの音や観客の声援がよく聴こえる、そこそこイケてる中継でした。5時半に起きたかいがあった(その前に地震で起きてたような気がしないでもない)。

パシュートはスプリント上位60人の選手で争われ、スプリントの最終タイム差順に、1位の選手から出走します。で、周回コースを4周する間に、4度射撃をし(伏射→伏射→立射→立射の順)、一発外したらペナルティサークル1周、二発外したら2周・・・、そして最初にフィニッシュした選手が金メダル。

雪のコンディションは「ウェット&パウダー」って出てて、どっちやねんと思ったんだけど、「まあ普通」って感じなのか。滑らない感じではなかった。風もほとんどなくシューティングへの影響無し。

スプリントで優勝したフランスのジェイ選手の伏射がパーフェクトだったんだけど、スキーでは後続のオーストリア勢に迫られる展開でした。そしてやはり2周回してからの立射は相当ブレるようで、彼に限らずレース後半は罰走者続出。8番目に出走したスウェーデンのフェリー選手が着実に順位を上げ、最後は左足のスキーを上げ、歓喜のY字バランスでフィニッシュラインを超えました。倒れこんでヨダレをげぇげぇ吐くのが定番なのに、なんだこの無敵のスウェーデン人は。身長194センチもあんのかよ! 趣味は釣りとお料理とお掃除だそうです。
http://www.vancouver2010.com/olympic-biathlon/athletes/bjorn-ferry_ath1022545Pm.html

さて、バイアスロンというと、ニワカの私でもよく知っているノルウェーの鉄人ビョルンダーレンさんというオッサン(つっても私より若い)がいますが、スプリントでの4つのペナルティが響いて17番スタート。3回目のシューティング時点では3位まで順位を上げたんだけど、結局7位で終えました。それでもスゲェと思う。

そういえば、スプリントで銅メダルに輝いた若いクロアチア人のフアク(Fak)くんは25位でした。ちょっとイケメン。クロアチアの冬季五輪メダリストは、アルペンスキーのコステリッチ兄妹だけだったけど、仲間入りですね。バイアスロンの選手としてはまだ超若いので、今後が期待されます。  
Posted by lazio_11 at 18:03Comments(0)TrackBack(0)管理人日誌

February 16, 2010

どうせ起きて見ないんだろう?とナメられているスポーツ観戦者が書く

NHKに「ライブストリーミング」のサイトがあり、「日本国内で生放送されない競技を中心に、国際信号をライブでお届けします」と書いてあります。コメント欄でお知らせいただきました。ありがとうございます。
http://www9.nhk.or.jp/olympic-streaming/

男子バイアスロンも、残りの全種目(パシュート、個人、マススタート、リレー)はここで見られるようです。ただし、生中継なので、あれです・・・。

ストリーミングの予定表を一通り見てたら、アイスホッケーとかアイスダンスのオリジナルダンスとかも、ストリーミングでやるんですねー。

便利なんだかなんだか、イマイチ評価できない。
とりあえず挑戦してみます。

今日は夕食の時間帯にクロスカントリー男子15kmフリーを見ます。これは普通にBSで。実は生中継を録画してあるのですが、それはつまり起きられなかったわけですね。無理だよ!

でもクロスカントリーの扱いは、バイアスロンに比べれば全然マシなんですよ。今年も50kmクラシカルだって最後まで見てやる! サッカーW杯だって、だいたいちゃんと観ているではないか。やってやれないことはない。  
Posted by lazio_11 at 18:12Comments(0)TrackBack(1)管理人日誌

February 14, 2010

バンクーバー五輪でもバイアスロンを(何とかして)観よう

アラフォーの味方、マッシモ・オッドを知る努力です。こんばんは。今日はアラフォーが最も萌える冬季五輪競技、バイアスロンのお話です。

これらを書いてからもう4年が経ちました。読み直してみました。懐かしかったです。

■バイアスロンを見ましょう(February 13, 2006)
http://blog.livedoor.jp/lazio_11/archives/50391481.html
■バイアスロンを見ましょう、と書いたのに(February 16, 2006)
http://blog.livedoor.jp/lazio_11/archives/50397043.html

そんでですね、今回の五輪ですが、男子のバイアスロン中継はどうやら1種目しかありません(女子は3種目やるっぽい)(けど男が見たいんだよな、男の尻とか大腿四頭筋とかが)。

なんと、地味ぃに明日の明け方に生中継があります。
2/15(月)(4:10)〜(5:25) BS1 バイアスロン男子10km 生

2/15(月)(12:19)〜(13:35) BS1 バイアスロン男子10km
http://www9.nhk.or.jp/olympic2/olpg/olpg_discip.html
(※この括弧がついてんのが謎なんだが、だいたいってやつだと思う)

生!!!!!

生が待ちきれないとか言ってんのは私くらいでしょうから、是非録画予約をセットしてあとからゆっくり楽しんでください。

中継される「10km」とは「10kmスプリント」のことです。トリノ五輪で見ることができたのは「20km個人」でした。「個人」と「スプリント」の違いは、「スプリント」ではシューティングのペナルティが、タイム加算ではなく「150mの罰走」になること。みんなが好きなやつのほうです(笑)。スタートはマスではなくビブナンバー順に30秒おきの出走。シューティングは最初が伏射で、2度目が立射だと思う。

今日の昼に女子の7kmスプリント観てたんだけど、トリノ五輪みたく、シューティングレンジに入ってくるとパイレーツオブカリビアン的な音楽が流れてくることはなかった(笑)。最近ではドイツ人選手の活躍が目立つらしくて、ドイツ人選手が的を射るたびに凄い声援が上がってました。男子もそうなんだろうか。NHKの実況が「ドイツでは視聴率が凄いらしいです」とかジェラシー交えたコメントしてたが本当なんだろうか。

スプリントは全員が競技を終えてはじめて優勝者がわかる種目。抜きつ抜かれつの興奮は、スプリントで出た結果による時差スタートで行われるパシュートで味わえるんだよな。女子は放送してくれるんだよなー。なんで男子はないのかな〜。

競技中に堂々と「罰ゲーム」があるのはこの競技くらいでしょう。空港ロビーに腰パンで現れたから開会式に出しあげないとかいう陰湿なヤツより全然楽しいと思います! よかったら観てね!  
Posted by lazio_11 at 23:49Comments(4)TrackBack(0)管理人日誌

February 13, 2010

09-10 セリエA 第22節 ユヴェントス×ラツィオ:1−1

デルピエロに与えられたPKなんて、「隣の家に囲いが出来たんだってね」「へぇ」くらいなもんである。気にならない。

それより、同点ゴールはこの日ひっさしぶりにトップ下として調子に乗ってブイブイ走り回っていたマウリが、サラテがクロスを出すと同時にDF裏に飛び込んで押し込んだ格好いいゴールだった。・・・んだけど、ゴールセレブレーションで、バローニオがマウリに乗っかってきた勢いで、隣に居たロッキの禿頭と衝突し、痛がってるところをディアキテに「おい〜、よかったな〜、おい〜」ってぶんぶん揺すられて、脳震盪起こして交代した。バカじゃねーの(笑)。

-----2010年1月31日 @オリンピコ・ディ・トリノ
ユヴェントス(4-3-1-2):マニンガー、ゲロゲーロ、カンナバーロ、キエッリーニ、デチェリエ、シッソコ、今井メロ(76' カセレス)、カンドレーヴァ、ヂエゴ、アが付くほうのマウリ、デルピエロ(89' パオルッチ) (控え:キメンティ、レグロッターリエ、ゼビナ様、マッローネ、ジョビンコ) 監督:よお、おっさん元気だったぁ? 大変だねえ、こんな仕事引き受けて。相変わらず辛気臭い顔してんなあ。3バックやんないのぉ? やんないのぉ? 別にこれ書いてるのパンカロじゃないよ。
ラツィオ(4-3-1-2);ムスレラ、ディアキテ、ステンダルド、ラドゥ、コラロフダボ(71' ロッキ)、バローニオ、フィルマーニ(76' リヒトシュタイナー)、マウリ(82' シヴィーリャ)、クルス、サラテ (控え:ベルニ、ルチアーニ、セヴィエリ、マキンワ) 監督:バッラルディーニ
主審:サッカーニ
得点:デルピエロ(r.70')、マウリたん(79')
警告:バローニオ、フェリペ・メロ、シッソコ、ディアキテ、グリゲラ


(なかなか今日という日に追いつかない)  
Posted by lazio_11 at 23:26Comments(0)TrackBack(0)ラツィオ

Little By Little

またしばらくサボると何から書けばいいのか的な・・・
あと4つくらい書くよ。もっと短いヤツを。

--------------------------------------------------
先日(=だいぶまえ)、カーリングカップ準決勝の2ndレグがオールドトラッフォードで行われ、マンチェスター・ユナイテッドのほうが決勝に駒を進めた。場所が“夢の劇場”だったもんで、マンチーニも私も試合前半はチョロっとだけ夢を見たんすけど、ユナイテッド強しでした。まあ、それはよい。終わったことである。

シティ・オブ・マンチェスターでの1stレグでは、コーナーキックを蹴ろうとしたベラミーに向けて、コインとか瓶とか、わざわざ持って来たのかヨってブツがいろいろ投げ込まれて、嫌な空気になった場面があったので、2ndレグを前にした記者会見では、そのあたりにも質問が及んだ。

マンチーニに対し、記者の一人は「1stレグでは妙なアクシデントで緊迫する場面がありました。ベラミーは随分怒っていましたね。今回敵陣に乗り込むにあたり、選手たちにはどのような言葉をかけますか?」と問いかけた。そしたらマンチョはこう言ってニヤっとしたんである。

「Don't look back in anger...」


お茶吹いてしまいました。私の知る限り、ロベルト・マンチーニはオアシスなぞ絶対聴かない人物である。記者たちが一瞬怯んだのをいいことに(笑)、マンチョは「どう? この切り返し、どう?」とニヤニヤしながら皆の様子を伺う。何やってんだ(*´Д`) 記者が「えっと、グッド! グッドです!」と言うと、「オーケー。ファンタスティック、オアシス・・・」と満足げにふんぞり返った。記者陣は爆笑。

リーグ戦で4位内に入らないと(たぶん)クビなのでホテル暮らしが続いているが、かなり馴染んでいるようだ。むしろ迎合。っつうか、なんか楽しそうだよな。ノビノビしてて。

シティのサポーターからは、イタリアでのニックネーム「Il Mancio」ではなく、「Bobby Manc」と呼ばれている。BobbyはRobertの愛称、Mancは「Mancunian(=マンチェスター人)」の省略。マンチョはこのニックネームをサポータからの愛情表現であると、大変気に入っているそうだ。

ちなみに例の「Mancini Scarf」だが、1ヶ月で5,500本も売れたらしい。

■Oasis - Don't Look Back In Anger
http://www.youtube.com/watch?v=r8OipmKFDeM  

January 28, 2010

レデスマが飼い殺されている件

2011年までラツィオと契約しているクリスティアン・レデスマが、その契約の破棄を裁判所に訴えていた件。裁判所が訴えを棄却した。ラツィオ側がレデスマにトップチーム練習への参加を認めている事実があり(パンデフには認められていなかった)、レデスマが試合に招集されないのは“戦術的な理由”によるものだと判断された。要するに、ラツィオがレデスマを干しているのは正当であるらしい。

レデスマのエージェントはこう反論している:「レデスマ選手はチームの一員と認められていない。これが真実である。裁判所は選手が用意したドキュメントを一切審査しなかった。我々は今後再審理を求めるつもりだが、今はただ、この結果を非常に辛く残念に思っている」

選手側からの契約破棄を認めていてばかりいては、サッカークラブとしてのビジネスの一部が成り立たなくなってしまうのは、私も理解している。だけど、クラブにはプレイする準備が整っている選手を飼い殺しにする権利までは無いだろう。サッカー選手が現役でいられる時間はそう長くはないのに、さらにそこから奪うというのは、サッカーに携わる人間としていかがなものか。

“戦術的理由”? んま〜。これまでのところ、お粗末な戦術ですねーーー。どんな成績なのか思い出したら、戦術なんて言われて恥ずかしくなってきちゃったわ。なんかカユイ。

レデスマ側はまだ戦う構えであるとのこと。今日は落胆していることだろうが、戦い続けてほしい。ラツィオも、ほったらかしとかあり得ないので、やるべき仕事をしてほしい。やってるんだろうけど、態度悪すぎるので評価できない。あと、イタリアにも選手協会みたいなのがあるので、レデスマにはそこから何かしらのサポートが得られたらいいなと思う。

確かに、ここでゴニョゴニョ言ってても何のリアクションも期待できないのはわかっている。でも、黙っているのは無視しているのと同じことで、レデスマは無視されてていいような選手ではないと思ったので書いた。これまで同じ境遇にあった選手はラツィオ内外に沢山いたが、全部については書いていない。そういう選手の(或いは選手だった)みなさん、今ここで謝ります。ごめんなさい。

■参考:これとかその他イロイロ
"Christian, lodo respinto ma la battaglia continua" di Daniele Magliocchetti (2010/01/27 Il Messaggero)  
Posted by lazio_11 at 01:54Comments(0)TrackBack(0)ラツィアーリ

January 27, 2010

絞れよ

カターニャのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督:「選手としてのキャリアは大きなチームで築いた。けど監督としてのキャリアは小さめなチームから始めている、・・・つっても、ボローニャもカターニャもれっきとしたセリエAのチームなんだけど(※フォロー)。今の目標は、カターニャをセリエA残留に導くことだ。で、目標を一つ達成したら、次はもっと大きな目標を設定するものだ。だから将来はラツィオかインテルかローマかユヴェントスかサンプドリアの監督をしてみたいと思っている」
■Miha outlines future ambitions (Football Italia)
http://www.football-italia.net/jan26j.html

一見、脈絡なくユヴェントスが入ってるようだが、そこはミハも昭和の人だから。私にはわかる。私も次にどこで監督やりたいか聞かれたらユヴェントスも挙げるな。まず、聞かれないんだけども。

サンプドリアTVという、ファン向けメディアでの発言なので、マジレスの必要はありません。

--------------------------------------------------
マフラーを巻いたマンチーニの佇まいが「エレンガントだ」とかなんとかいって、おしゃれに鈍感なイングランド・メディアで話題ですが、ミハはブルロープのようなカターニャマフラーを首からさげて試合の指揮を執っています。こちらはスタン・ハンセンにしか見えません。

先日のジェノア戦で、就任わずか4試合目くらいにして退場させられたんだけど、めちゃめちゃ不機嫌な顔してて、出て行きがてら振り回し始めるんじゃないかと焦った。

今度ためしにウィー! とアテレコしてみる。