November 25, 2008

2008 コパ・スダメリカーナ 準々決勝 1st leg. エストゥディアンテス×ボタフォゴ:2−0

観てよかった。ヴェロンがすっっっげぇカッコイイ。まだまだ、ぜんぜんやれる、やれてる。惚れ直しちゃったヨ。ボタフォゴはシャムスカの古巣で、この大会優勝すると日本で対戦できるわけだが、私は是非ヴェロンに、いやエストゥディアンテスに来てもらいたくなった。でも・・・、会場が大分なら遠すぎる。

エストゥディアンテスはインデとアルセナルを破り、一方のボタフォゴはA・ミネイロとアメリカ・デ・カリを破って、ベスト8に進出してきている。

この試合を見る前はセンシーニ監督が拝めるのかと思ってたんだけど、成績が振るわず、6試合ほど前に解任されていた。そしてアストラーダになった途端に調子良くなっちゃったらしい。センシーニ、1年もたなかったか・・・。

さて試合だが、前半18分にアラジェスが早くも2度目の警告を受けて退場してしまう。はやいっ! けどエストゥディアンテスは前半終了間際に一度だけピンチに陥っただけで、数的不利を感じさせない試合運びをした。なかなか逞しい戦いぶりである。

後半10分、大ベテランのカルデロンがガタと交代でIN。亘さんが「ボセリと交代させた方がよかったんじゃないかナァ〜」って言ってたら、1分後にボセリが先制点を(笑)。しかも、コーナーキックの場面で、ニアにいた相手ディフェンダーがカルデロンに外に釣り出され、結果ファーでフリーになったボセリがボールを押し込んだんである。まさにアストラーダ采配大当たりだ。

そして、はい、後半18分には、ヴェロンのスーパー弾丸ミドルが決まってしまうのだ。往年のヴェロン・ゴールである。鳥肌が立った。かっこいいよおおおおー

直後にボタフォゴのキャプテン、トゥーリオが暴言で一発退場。これで10人対10人に。

ヴェロンはコンディション良いし、プレーは的確で、リーダーシップをビシビシッと発揮し、お客さんにも大変な人気がある。ヒーローだ。もう、入場してくるだけで超男塾オーラ出しまくり。サイドでパスを受けて一対一になった時に、2〜3度リフティングして胸トラップしてからパスを出すなんつう、オシャレなことまでやって、会場を沸かせたりもする。彼を間近で見てると「チームメートへの指示が実に具体的で、あと2歩とか、あとこんだけ右だとか、グラウンド全体を見てバランスを取っている。素晴らしい(亘談)」という。“ピッチ上の監督”じゃん。いいな、いろいろ期待しちゃう。

ボタフォゴは後半は結構攻めてて惜しかった。面白い試合だった。ボタフォゴさんたちは大変な財政難で、給料が支払われてないし、今回は遠征するのに会長のおともだちにお金を借りてアルゼンチンまで来てたらしい。おお、他人事とは思えない貧乏話だ。しかし、だからといって応援するわけにはいかない。ヴェロンたちが勝って、そして日本に来て欲しい。

-----2008年10月21日 @シウダ・デ・ラプラタ
エストゥディアンテス(4-3-1-2):アンドゥハル、アンヘレリ、アラジェス、セライ、ファン・ディアス、ガルバン(87' F・フェルナンデス)、サンチェス、ベニテス(88' モレーノ・イ・ファビアネーシ)、ヴェロン、G・フェルナンデス(55' カルデロン)、ボセリ (控え:バルボーサ、ペレス、ボガード、カラスコ) 監督:アストラーダ
ボタフォゴ(4-2-2-2):カスティージョ、アレッサンドロ(90' ルーカス)、レナート・シウヴァ、アンドレ・ルイス、トリギーニョ(68' チアギーニョ)、レアンドロ・ゲレイロ、トゥーリオ大分、ジギーニョ(62' レアンドロ・サラテ)、ゼ・カルロス大阪、ジョルジ・エンリケ、ウェリントン・パウリスタ (控え:レナン、エドソン、ファビオ水戸湘南、フェレーロ) 監督:ネイ・フランコ
主審:カルロス・アマリージャ出しすぎ(PAR)
得点:ボセリ(57')、ヴェロン(63')
警告:アラジェス、アンドレ・ルイス、トリギーニョ、ファン・ディアス、カスティージョ、ジギーニョ、ボセリ、ゼ・カルロス
退場:アラジェス(18')、トゥーリオ大分(64')

ボタフォゴのアルゼンチン人、レアンドロ・サラテのプロフィール欄には「身長が187センチで、体重がわからない」と書いてあるそうだ(笑)。マジで琴欧洲かと思った。  

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November 24, 2008

2008 コパ・スダメリカーナ Round 16, 1st leg. ボカ・ジュニアーズ×LDUキト:4−0

観る順番がぐちゃぐちゃだけど、まぁいいや。

みんな忘れてると思うし私も忘れてたから書いておくと、LDUキトは2008年のコパ・リベルタドーレス優勝チームであり、来月クラブ・ワールドカップに参戦するため来日する。だがリベルタ初制覇後、有力選手の何人かは移籍してしまい、加えて故障者も多く抱えており、新チームづくりもままならないといった感じ。

キトをホームで迎え撃つボカはBチーム、つうかCチームくらい。ボンボネラの観客席はガラガラだ。この試合の2日前と2日後にリーグ戦があったためレギュラーを温存。パラシオやイバーラといった御馴染みは怪我で欠場(観客席にはいた)、パレルモ大先生は大怪我して今季出場は無理である。イスキア監督は、これがトップチームデビュー戦となる選手を何人も起用した。ムニョス、フォンダカロ、フェリッペなどなど、知らない名前ばかり。なかなかお目にかかれない試合を観させてもらった。

試合はまず、ショートコーナーからのクロスを、DFフォルリンがヘディングで決めてボカが先制。自信を失くしたキトはプレッシャーの掛け方が中途半端になってきて、ゴール前の攻防でバタバタしてしまい、あげくオウンゴールを献上。このままキトはズルズル下がるわ、シュート打てないわ、ボカの若者にチンチンにされるわで、前半を終えた。

後半開始からキトのエース、ナビアが交代出場したんだけど、5分に1点目と同じく相手のショートコーナーから失点。だめぽ。決めたのは期待の新人、モウチェである。背番号7、これがパブロ・モウチェか! イスキアは後半35分にこの20歳のモウチェを下げ、これまた20歳のガイタンていう、これまた知らない選手を投入したんだが、そのガイタンが入った直後に4点目を入れちゃうのだった。キト、大丈夫か。大丈夫じゃないよな。ちなみに1点目も3点目も4点目もグラシアンのアシスト。

クラブ・ワールドカップに出るらしいチームを相手に、臆せず戦ったボカの若手すげー。

-----2008年9月23日 @ボンボネラ
ボカ(4-3-1-2):ガルシア、バローソ、ムニョス、フォルリン、フォンダカロ、チャベス、ゴンサレス、カルドソ、グラシアン、モウチェ(80' ガイタン)、フェリッペ(72' ノイール) (控え:アジャラ、ディアス、ビアトリ、ロンカグリア、カルボ) 監督:イスキア
キト(4-4-2):セバージョス、エスピノサ、ガジェ、カルデロン、アンブロッシ、スアレス(46' ナビア)、W・アラウーホ、ラレア、ボラーニョス(73' あのデルガド)、ビエレル(61' カンポス)、マンソ (控え:ドミンゲス、バカ、サラス、チャンゴ) 監督:バウサ
主審:セルマン(CHI)
得点:フォルリン(28')、エスピノサ(OG. 33')、モウチェ(50')、ガイタン(83')
警告:グラシアン、カルデロン、ナビア、チャベス
観客:11,726人  
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2008 コパ・スダメリカーナ Round 16, 2nd leg. リーベル・プレート×デフェンソール・スポルティング:2−1(agg. 4−2)

Jスポーツがアルゼンチンリーグを放送しなくなってから1年以上経つ。どんどん充実する自転車ロードレースのプログラムを楽しんでる身として、文句を言いづらいんだが、やっぱり観たいものは観たい。アルゼンチンのリーグを(土居・金田で)観たいよぉ。もっとも、予算を捻出できないのはロードレースのせいじゃなく、プレミアリーグのせいだろう。また観れる日が来るのだろうか。

さて、これは10月はじめの試合だ。先に時系列に出来事を書いておくと(いきなりネタバレ)、昨シーズンの後期リーグで優勝したリーベルは、08−09の前期リーグ、今日これを書いている時点だと20位。20位って、・・・最下位だよ。信じられない大崩れである。もう優勝は当たり前だけど全然無理なので、シメオネ監督はこの大会のタイトルを本気で狙いに来ていた。んで、ベスト16を勝ち上がったまではよかったけど、準々決勝でチーバス・グアダラハラと対戦して破れ、この日引責辞任したのだった。

ちなみに、コパ・スダメリカーナは欧州で言えばUEFAカップなのだが、CLにあたるコパ・リベルタドーレスと開催時期が異なるので、両方出ようと思えば出れちゃう(例えばリーベルは年明けからリベルタにも出場する)。そしてスダメ王者になると、夏に日本で「スルガ銀行チャンピオンシップ」ってのを、ナビスコカップ王者と争うことに、去年からなっている。そういう微妙なカップ戦なんである。

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デフェンソールのホーム、モンテビデオで行われた1stレグは1−2でリーベルが勝っていた。この2ndレグでもリーベルが前半早々に得点し、デフェンソールの戦意を奪ってしまう。攻めて来ないデフェンソールに対して、リーベルは比較的ラクに勝利をモノにし、リーベルって何がどう間違っちゃってるのか知ろうと思ってこれを観ていた私は、ちょい拍子抜け。

1点目は相手ディフェンスのボールを高い位置でかっさらったDFフェラーリのシュートから。2点目はそのフェラーリが右からファーへボールを上げて、アブレウがヘッドでゴール前に落とし、バラードがボレーでゴールに押し込んだもの。2点目でリーベルの勝ち抜けが決定的になったのだった。デフェンソールが一矢報いたのは後半ロスタイムのこと。とても遅い。

リーベルの準々決勝も録画しといたので、観るもんね。なんだろな、選手のメンタルと、怪我人の問題なのかなあ。

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カブラルが負傷交代を要求してるっぽいのを見たシメオネ。「大丈夫か? ヘーキか?」(=手で“セーフ”のポーズ2回)、「なに? 交代? したいの?」(両人差し指をクルクルし“交代”のポーズ)とベンチ前でジェスチャー。次に出したのが“ガッツポーズ”2発だった。気合でやれよ、ってことらしい。「そりゃシメオネならやれるでしょうけど、自分と一緒にされても選手は困りますよ」って金田さんが大笑いしていた。

ところで、もしリーベルが決勝に進んでいたとしても、ホームゲームでモヌメンタルは使えなかったらしい。なぬ、またサポーターのいざこざか? いいや、マドンナのコンサートとカブってるんだと。欧州各国リーグもマドンナのコンサートのためにスケジュールをずらす配慮をしてるそうだ。

つうわけで、マドンナが世界最強ということらしいです。

-----2008年10月2日 @モヌメンタル
リーベル(4-3-2-1):オヘダ、フェラーリ、カブラル(63' ヘルロ)、キロガ、ビジャグラ、ロサレス(67' バラード)、アウマーダ、アベライラス、ブオナノッテ、マウロ・ディアス(77' アルチュビ)、アブレウ (控え:ベガ、リオス、サルセド東京、ポンシオ) 監督:シメオネ
デフェンソール(4-3-1-2):シルバ、ピントス、リッソ、クルベロ、アリオサ(46' マルシャン)、D・フェレイラ、ガグリアノーネ、アマード、デ・ソウサ(63' ペレス)、ガルシア(17' モーラ)、W・フェレイラ (控え:ロドリゲス、ラパグリア、ディアス、エデルソン) 監督:ホルヘ・ダ・シルバ
主審:ガレアーノ(PAR)
得点:フェラーリ(7')、バラード(74')、ペレス(91')
警告:リッソ、ガグリアノーネ
観客:約23,000人  
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November 20, 2008

08-09 セリエA 第12節 ローマ×ラツィオ:1−0

「あっ、あそこにバカボンがいる!!!」




ドニだった。お大事に。

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ラツィオのスタメンの約4割は、ローマダービー初体験である。これで「なるほどー」と実感しただろうから、2度目は是非頑張って勝利を手に入れてもらいたい(あ、もう次の話ですか)。

その中でも、ずっと前からいたよね? と言いたくなるほど、ラツィオに馴染んでいるリヒトシュタイナーは、わりとひょうきんな奴みたいだ。カターニャ戦のあと、ミックスゾーンでインタビュー中だったフォッジャに、通りすがりに何か言い、フォッジャは大笑いしたらしい。記者も聞き取れなかったのか、その内容までは書いてなかったんだけど、床に崩れ落ちんばかりの大爆笑だったとか。リヒトシュタイナーはイタリア語を習得中で、記者会見ではマンツィーニさん(=ひよこマネージャー)の通訳により英語で受け答えしてるものの、チームメートとのコミュニケーションはばっちり、プラス、ムード作りもうまいようなので、“新しい仲間”として応援したくなっちゃう感じ。ようこそ、我らワールドへ。

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ダービーでの負けはいつもの負けより悔しいとか、個々人いろいろな感想があろうが、私は今回特別悔しくなかったな。だってローマは勝っても16位。リーグ戦ここ5試合、1分4敗だったのだ。かなり久しぶりに、情けというものをかけてやれる立場にいるんだから、いいかな、と思っちゃった。

中継を見ていたら、画面に映るトッティの背後(バックスタンドの客席)にうっすらと、揃いのTシャツを着た大集団がいるのがわかった。全員の胸にでっかく「B」って書いてある。トッティの周囲にBBBBBってオーラが舞ってる、あの画がすげぇよかった! 個人的ハイライトシーン。まったく、バカばっかりだ(笑)。

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せっかくだからサラテ、パンデフ、ロッキの3人を機能させたいっていう心意気はわかるんだけど、その3人をどうする以前に、4−3−3の「真ん中の3」がキツイ。全員いまいちだった。レデスマなんか途中で出てっちゃったし、マウリに守備で貢献しろというのもお門違いだし、3トップはその後ろの3枚が難しい。違うんだよ、マウリはボールを受けるほうで貢献すべきなんだよ。これで「マウリだめ」なんて言われちゃうの、困るんだよね。

って、これが書きたかっただけか。

-----2008年11月16日 @オリンピコ
ローマ(4-4-2):ドニ、パヌッチ(78' カッセッティ)、メクセス、フアン、トネット、ペッロッタ、デロッシ、ブリーギ、ジュリオ・バチスタ、トッティ(75' メネズ)、ヴチニッチ(89' タッデイ) (控え:アルトゥール、シシーニョ様、リーセ、モンテッラ) 監督:スパレッティ
ラツィオ(4-3-3):カリーソ、リヒトシュタイナー、シヴィーリャ、ロゼフナル、ラドゥ、ブロッキ(80' ダボ)、レデスマ、マウリ(60' メグニ)、サラテ、パンデフ、ロッキ(84' インザーギ) (控え:ムスレラ、クリバリ、コラロフ、フォッジャ) 監督:ロッシ
主審:ロッキ
得点:ジュリオ・バチスタ(50')
警告:トネット、レデスマ、ラドゥ、ペッロッタ
退場:レデスマ(56')、ペッロッタ(87')
観客:約60,000人

つうわけで今季のラツィオの布陣はコレ! ってのがまだ無いわけだが、期待値は高い(CBは除く)。私は今シーズンもラツィオが好き。  
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November 15, 2008

ローマダービー専用

次回のローマダービーはセリエA第12節、
2008年11月16日(日) 20:30キックオフ。

(日曜日のナイトゲームとして行われるのは、実は久しぶりのこと)
ASローマのホームゲームです。

※コメントが付く度にページの上にあがります(手動)

【直前直後の日程】
ローマ:チェルシー(H)→ボローニャ(A)→ラツィオ(H)→レッチェ(A)
ラツィオ:シエナ(H)→ローマ(A)→ ジェノア(H)

【招集メンバー】
ローマ:Artur, Baptista, Bertagnoli, Brighi, Cassetti, Cicinho, De Rossi, Doni, Juan, Loria, Menez, Mexes, Montella, Okaka, Panucci, Perrotta, Riise, Taddei, Tonetto, Totti, Vucinic.
ラツィオ:Brocchi, Carrizo, Dabo, De Silvestri, Diakite, Foggia, Kolarov, Inzaghi, Manfredini, Makinwa, Cribari, Ledesma, Lichtsteiner, Mauri, Meghni, Muslera, Pandev, Radu, Rocchi, Rozehnal, Siviglia, Zarate.
※干されていたクリバリも招集されています

【放送予定】
ローマvsラツィオ 11月16日 (日) 生中継 28:20 Ch.180

参考:前回のボヤキ集


 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | ここでボヤいて!  |
 |_________|
    ∧∧ ||
    ( ゚д゚) ||
    / づΦ

(初回更新日:2008/10/31)  
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November 14, 2008

魔裟斗がランス・アームストロング風になるCM

いまさっきテレビで実際に見かけた、
そういうふうに使うですか〜、とびっくりしたCM。

「24時間世界戦!」
http://www.gaikaex.net/cm/

「Discovery」ではなく「Challenger」にしてあるみたいだけど、それだとちょいダークになってしまい縁起が悪いのでは、とツッこんでおく。

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コンタドール風になる、と言ってもいいわけだけども、やっぱここはランスだろう。

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(追記)
エヴァンスのアシストとして、そのダメ男ぶりを存分に発揮したポポヴィッチが、アスタナに移籍するそうだ。これはつまり、ランスのアシストに再チャレンジ! なんていう生易しいものではなく、根性を叩き直すための罰ゲームと考える。性格がMよりS寄りな、私のようなタイプの人間にとっては、来季の観戦にあたっての恰好のネタになろう。ていうか来季のアスタナはそもそもネタ大杉。  
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November 10, 2008

08-09 セリエA 第11節 ラツィオ×シエナ:3−0

次節ダービーで対戦するからよく見といてやろうと、先日はボローニャ×ローマを観戦したわけだが、あのような結末を迎えたのを見届け、暫く後に心に浮かんだのは、ネグロ元気にしてるかな、だった。

ラツィオの試合を予習するために1〜2日分の新聞を眺めてたら、コリエレ・デッロ・スポルトが、かつてシエナにも在籍してた(からだと思うよ)ネグロにコメントを取りに行ってるのを発見した。ローマの新聞は痒いところに手が届くぜ。

---シエナ戦を前にして、ラツィオは既にダービーのことで頭がいっぱいであるという危険性はありませんか?
パオロ・ネグロ;「パフォーマンスに影響が出るとは思わないな。影響が出るなんて間違ってるし、それではプロと言えない。僕は決してそのような不届きなことはしなかった。そしてオウンゴールはネスタのせい」
■VISTA DA Paolo Negro (2008/11/08 Corriere dello Sport)

最後の一文は敢えて捏造。やさしさってやつ。

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試合前半はまたしても非常にかったるかった。ネグロ先輩もさぞガッカリしたことだろう。ネグロ先輩にいっぱいガッカリしたことも忘れてしまうくらい、今のラツィオはだるい。相手は最低でも勝ち点1は必ず持ち帰るという明確なアイデアを持って臨んでいるのに対し、「なんとなく温存する方向でオレ動きます、的な?」・・・的な雰囲気を醸し出し、シエナさんに失礼ではないかと、ちょっとだけ思いました。メグニとマウリの同時起用も余計にイラっとくる。

でもぉカントクゥ〜下げるならメグニにしてね(はぁと)というお願いが通じ、後半スタートからメグニに代えてロッキがIN。

ロッキさんが走るならボクらも走らねば駄目っすよねって、若干気持ちに張りが出るラツィオ(遅ぇよ)。ここまでチャンスらしきものは皆無だったが、13分にゴールの20メートルくらい手前でフリーキックを頂戴し、サラテが決めた。めちゃめちゃ良いコースでグッときた。

けどその後はずっとピンチ。ラツィオのCB二人とも足遅いし、コラロフの裏付かれるし、マウリは消息を絶つし、シエナ超やる気あるしで、いつ追いつかれるかとハラハラしまくり。ネグロ先輩はきっと手をグーにして全力でシエナを応援していたに違いない。シエナがんばれ! あと少しだ! と口から出てしまうほど、シエナは攻撃の手を緩めることなく、常に前向きだったんである。

しかし、右サイドに流れたサラテのチャンスメイクから、終了間際にラツィオが立て続けに2得点して勝負あり。シエナは健闘虚しくピッチを去ったのであった。ネグロ先輩、これでよかったのでしょうか。

3−0って完勝っぽいスコアなのに実感が沸かない。このところのラツィオは渋いよなぁ。あんまり面白くもない。サラテはすっかりサイドアタッカーになってるけど、あれはあれでいいんだろうか。勝ってるからそれでいいってことになっちゃってるのだろうか。セーザルをFW起用しとけばあんなもんだったと思うわ(あれ? どっかで聞いたようなフレーズ・・・)。ヴェレスの時は、サラテの役はカストロマンがやってたんだよな。けどカストロマン、いないしな。

まいっか。皆うれしそうだったし、ロッキもうれしそうだった。ならいいか。ダービーのことで頭がいっぱいでも、その日の結果は出す。これがプロですよね? ネグロ先輩。

※今日もいろいろ書きましたが、次はダービーなので、いままでの戦いぶりは参考になりません。

-----2008年11月9日 @オリンピコ
ラツィオ(4-3-1-2):カリーソ、リヒトシュタイナー、シヴィーリャ、ロゼフナル、コラロフ、ダボ(71' ブロッキ)、レデスマ、メグニ(46' ロッキ)、マウリ、フォッジャ(83' デ・シルヴェストリ)、サラテ (控え:ムスレラ、ディアキテ、ラドゥ、シーモ) 監督:ロッシ
シエナ(4-3-1-2):クルチ、スニガ、ロッゼッティーニ、ポルタノーヴァ、デル・グロッソ、ヴェルガッソーラ、コドレア(85' カライオ)、ガッロッパ(63' ヤロリム)、ハーリャ(63' フリック)、マッカローネ、ゲッザル (控え:マニッタ、モティ、ロッシ、コッポラ) 監督:ジャンパオロ
監督:ブリーギ
得点:サラテ(58')、ロッキ(86', 93')
警告:ロッゼッティーニ、シヴィーリャ
観客:30,100人 (次節はこの倍は入ると考えてよろしいでしょうか)

非番だったパンデフは「宝の原石」に選ばれています。
http://juve.ciao.jp/etc2.htm  
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November 09, 2008

08-09 セリエA 第11節 ボローニャ×ローマ:1−1

メインスタンドではマンチーニ、その嫁、ミハの嫁が並んでニヤニヤしており、さながら授業参観の体である。ザッケローニも観に来てた。そんな状況だけで笑える。

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対戦を前に、ミハイロヴィッチ先輩について適当に語るフランチェスコ・トッティ主将;「新たなキャリアをスタートする友人シニシャ、おめでとう。監督としても良い成績を上げられるよう祈ってやる、あさってからな。明日勝つのはオレたちの方だ。デビュー戦だからつってもインテルの時のようにはいかねぇぜ。置かれてる立場にはえらい違いがあるからよ」
「そう、オレがデビューした時、ピッチにはシニシャがいた。彼は得意のフリーキックでゴールを決めて、次にカニーヒアが得点した。そのまま2点リードで試合時間が残り2分てところでさ、リッツィテッリに代わってオレが入ったんだ。へへん」
「ミハイロヴィッチの思い出? やっぱあのバケモノみたいなフリーキックじゃね? ラツィオ時代はフリーキックだけでハットトリックもしたじゃん。あの頃はあんなの朝飯前みたいな感じでバスバス入れてた。その試合だけど、相手のサンプドリアの監督はスパレッティだったよな」
■Totti-Mihajlovic 400 partite dopo (Il Messaggero)
http://carta.ilmessaggero.it/view.php?data=20081108&ediz=20_CITTA&npag=28&file=C_563.xml&type=STANDARD

トッティのデビュー戦となった1993年3月28日のブレッシャ×ローマについては、以前のミハのインタビューでも読める。「オレがあの小僧をデビューさせてやったんだ」的な恩着せがましいトークをしてたのが、今度は自身の監督デビュー戦にトッティさんをお迎えすることとなったわけだ。トッティはデビューからちょうど400試合目らしい。

あんま変わらんねASローマのミハイロヴィッチは、大したインパクトを残せなかった。ローマのユニフォームを着た写真も、あん〜まり見られない。フランコ・センシがチームを買収する前年にローマに加入したミハは、センシが会長になると放出されてしまった。それでも、自分に第2の故郷を与えてくれたASローマに恩義を感じるミハは、今でも自分は半分ラツィアーレ・半分ロマニスタだと語っている。





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てなわけで試合ですが、90分に決まったシシーニョの強烈なダイビングヘッドオウンゴールで、ボローニャが同点に追いついたところで終了。トッティの400試合出場記念ゴールも台無し。最悪のプレーを最悪のタイミングに敢えて選択した、お見事なプレーだった。ゼビナ様の後継はキミに決定。来週もよろしくお願いします。

-----2008年11月8日(土) @レナート・ダッラーラ
ボローニャ(4-5-1):アントニオーリ、ゼノーニ、モラス、テルツィ、ランナ、アダイウトン(50' マラッツィーナ)、ムディンガイ、カールス、マルキーニ(78' コエーリョ)、ヴァリアーニ(82' ベルナッチ)、ディヴァイオ (控え:コロンボ、ブリトス、ロドリゲス、コンファローネ) 監督:ミハイロヴィッチ
ローマ(4-3-1-2):ドニ(65' アルトゥール)、シシーニョ、メクセス(46' トネット)、フアン、パヌッチさん、ペッロッタ、デロッシ、ブリーギ、ピサーロ、トッティ(86' バティスタ)、ヴチニッチ (控え:ロリア、カッセッティ、タッデイ、メネス) 監督:スパレッティ
主審:オルザート
得点:トッティ(48')、シシーニョ様(a.91')
警告:ムディンガイ、トッティ、ピサーロ、テルツィ
観客:17,356人  
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November 08, 2008

今夜、言うだけ番長かどうかが明らかになる

どっからどう見ても葉巻にライフルが似合うシニシャ・ミハイロヴィッチ監督;「喧嘩するのにライフルがないと勝てないってのは、そりゃウソだ。うまくやりゃ水鉄砲でも勝てる。敵の目をピャッと狙えばイチコロさ。そういうわけでだな、オレらがローマにビビる必要はまったく無い。全然無い。なのにさー、火曜に初めて選手たちに会ったら、皆チョ〜しょげてんのよ。しょうがねぇから一人一人順番に呼んで説教、いや面談したんだ。オレの頭ん中と人となりを理解してもらおうと思って。ま、だから次の試合では自分らのいいところを存分に発揮してくれるだろう。もちろん勝つことも負けることも、どっちも同じくらいあり得る。だがまずは全身全霊を注いでプレーし、相手を恐れないことが大事だ。臆病な人間ならオレのチームにゃ居場所はない」
「監督は大変な仕事だけど特別な気負いとかはないな。インテルでのオレは単なる裏番、つまりロッカールーム番長でしかなかったが、あのクラブでその役やるのはそりゃもう大変だったんだぜ。したがって監督だからっつって勇み立つかといえばそうでもないんだ」
「マンチョはスタジアムで観戦するか? そりゃ来るだろう。だってヒマだもん!(笑)」
■Sinisa's 'water pistol' approach (Channel4)
http://www.channel4.com/sport/football_italia/nov7p.html

毎週こんなにしゃべくり倒してくれるのかナァ、仕事増えちゃうナァ・・・。

ところで、マンチョはここんとこずっと、ロンドンにて英語のレッスンを受けてたらしいんだけど(ヒマなので自分磨き)、自分がプロ生活をスタートしたクラブを舎弟が率いることになったと聞き、もうその練習を見に来たりしている。すごくヒマみたい。  
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ミハイロヴィッチ監督の誕生

えらい太ってんじゃないかと思ってたけど、就任会見に現れたミハは予想に反してシマっていた。ただし、もうクルクルパーマは無理な感じだ(つД`)

ボローニャの新監督に就任したシニシャ・ミハイロヴィッチ;「マンチーニにアドバイスを求めるかって? もちろん。え? ・・・んな、別に恥ずかしがるようなことじゃないだろ。彼はこの仕事の先輩であり、20年来の友人であり、兄貴のような存在なんだから。監督になるにあたっては、今まで自分が世話になったすべての監督たち、それぞれの良いところを全部参考にするつもり。試合に向けた準備という点ではマンチョのやり方がベストだった。グループの操縦方法はボスコフやエリクソン、マッツォーネに倣おうと思ってるんだ」

「ボローニャが置かれている状況は確かに良くはない。でもオレたちは絶対にやれる。絶対にね。オレがすべき最初の仕事は大改革、ではなく、選手のメンタルに働きかけること。うまく行かない時は誰しも自信を失うものさ。でも選手たちには、やってる事に確信を持ってもらわにゃ困るんだよ。ボローニャで修正すべき箇所? 4バックは変えない。そこ以外をなんとかする。ボールが芝の上をよく動くような感じにしたいね。ロングボールは必要最低限に抑えるんだ。すぐ放り込みたくなるヤツがいるとは思うけど」
「セーザル? そう、興味あるんだ。彼がチームにフィットしたらボローニャのキーマンになるんじゃないかって。この前電話で話したんだが、トレーニングは続けてるらしい。まぁでも、こういう話をする時期じゃ、まだないわな」
(※セーザルとはこの場合、髪をカチカチに固めてたチェザレットとのこと。只今ニート)

「オレの経験の無さが不安視されてるのは知ってっけど、あのカペッロだってペーペーの時代があったってことを思い出せ。オレはどこから手を付けるべきか心得てるし、“新顔”がちょっとした幸運を呼び込むってこともあるだろう。現役を退いてそう時間が経ってないから感覚が鈍ってないうえ、ハタチの阿呆な若造ってわけでもない。選手の心理は心得てるよ。なんつっても、インテルでのオレの仕事はドレッシングルームのもやもや解消役だったんだから。ま、ファンが持ってるオレへの猜疑心はわかるよ。でもそれもそのうち消えるさ」

「アッリゴーニが解任されたことは残念に思う。彼には最大限のリスペクトを贈る。・・・あいにくだが、監督は二種類にしか分けられないんだよな。トラパットーニの言葉を借りるならば、“解任された監督”、そして“これから解任される監督”、ってね」

アッリゴーニが前者、ミハは後者です! がんばってみてください。

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リーベルプレートのシメオネ監督は、チームのスダメ敗退をうけ、日本時間の今朝、辞任を表明。涙の会見となった。後任はガジェゴという噂。  
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女性会長ダービー

ボローニャFCは過去にスクデットを7回も獲得した古豪。ただし、ここ3シーズンはセリエBにいた。

昨シーズンから会長を務めているのは、チームが最後にセリエAで優勝した1964年生まれのフランチェスカ・メナリーニ。そう、女性である。というわけで、ボローニャ×ローマは女性会長ダービーなんである。ちょっと珍しい事態なので、試合を観てやろうと思っているところだ。

フランチェスカ・メナリーニ会長;「カリアリ戦を終えて、私たちには“チェンジ”が必要だと思った。シニシャは大変な決意を持つ、物凄く負けず嫌いなひと。これまでにアシスタントコーチの経験しかないと言っても、セリエCのチームでやってたわけじゃないわ。私たち二人には、ボローニャが残留する力を持っているチームだっていう確信があるの。政治的にリベラル色が強いボローニャの街に、異なる思想を持つミハイロヴィッチを招聘したこと? 私は彼のプロフェッショナルなキャラクターとやり方が気に入ったから、ウチのクラブで仕事をしてもらうことにしたの。政治的思想が入り込む余地は無いわ。私たちはサッカーの話しかしないし、政治やその他の話題は職場に持ち込みません」
■Mihajlovic: We'll survive (Channel4)
http://www.channel4.com/sport/football_italia/nov4o.html
■"Noi dure" (Il Messaggero)
http://carta.ilmessaggero.it/view.php?data=20081107&ediz=20_CITTA&npag=28&file=A_771.xml&type=STANDARD  
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November 03, 2008

08-09 セリエA 第10節 ラツィオ×カターニャ:1−0

スタメンにロッキ、パンデフ、サラテの3人が揃った。いやん豪華ァ〜☆、
・・・と思ったのも束の間、誰が出てきてもやることは一緒で、意外性がなく、もたっとしたラツィオである。なんだかなあと思ってるうちにお酒も3杯目に突入してしまいました。まあ、わたしの方はいいペースだった。

ここのところの2〜3試合、わくわくするのは後半の後半にシーモがピッチに入る時くらい。こ・れ・は、どうかと思う。そこ以外で唯一、彼がボール持って前を向いたら何かが起きる、という期待が持てる選手が得点した。今週はこれで満足することにするけど、もっとピリっとした試合をみたいな、と書きつつ、4杯目を飲みながら寝ることにしよう。

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今回カターニャのスタメンとして出場していたマティアス・シルベストレ(シルベストリ、とは別人)とパブロ・レデスマ(顔が怖いラツィオの、ではなく手が痛そうだったオバチャンパーマの方のレデスマ)は、ずっとボカいて、このブログにも何度も登場している。二人とも、ラツィオのスカウトが何度か交渉してきたけど契約には至らず、今は揃ってカターニャにいることが今日わかった。なるほど。

-----2008年11月2日 @オリンピコ
ラツィオ(4-3-3):カリーソ、リヒトシュタイナー、シヴィーリャ、ロゼフナル、ラドゥ、ブロッキ(69' フォッジャ)、C・レデスマ、マウリ、ロッキ(46' メグニ)、パンデフ(83' インザーギ)、サラテ (控え:ムスレラ、コラロフ、ディアキテ、ダボ) 監督:ロッシ
カターニャ(4-5-1):ビッザーリ、ストヴィーニ、サバト、シルベストレ、サルド、カルボーニ、ビアジャンティ(84' バイオッコ)、イスコ、マスカーラ(85' マルティネス)、P・レデスマ、プラスマティ(68' 森本) (控え:コシツキー、パオルッチ、シルヴェストリ、テルリッツィ) 監督:ゼンガ
主審:ガヴァ
得点:フォッジャ(85')
警告:ラドゥ、フォッジャ、パンデフ、サラテ、サバト
観客:約30,000人  
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