2010年11月04日

名刺カードの利用1

百円均一の店で、
名刺大のメモカードを見つけた。
この大きさなら、持ち歩きやすい。
名刺ケースならいくらでも探して手に入る。
 
昔は、「京大型カード」なるものが流行った。
B6大の厚紙のカードである。
今年7月に亡くなった梅棹忠夫氏の提唱は
大学生たちの常識となっていた。
フィールドワークに用いるというその説明は、
それだけの大きな、そして高価なカードに、
一枚一項目という、ストイックな要求がなされていた。
 
哲学の研究においても、
カントの原典から適切な箇所を抜き出したり、
自分がふと思いついたことを書き留めたりして、
私もずいぶんと活用した。
他の箇所の言及を比較したり、
自分の思いついたことを整理してまとめていくのに、
なかなか有用な方法であった。
うまく活用できたかどうかは知れないし、
成果があったのかどうかは、また能力的な別問題となるだろうが。
 
今なら、パソコンにおいて、
データベースという発想でなされており、
あのカード時代の検索とは
比べものにならないほどに
多量の資料から瞬時にして
該当する情報を拾い出すことができるようになった。
 
こうして、大学生協からも、一般事務用品店からも、
京大型カードは、消え去る運命にあった。
 
(続く)

lc1baku at 00:09│Comments(0)TrackBack(0)教育 | 趣味

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