2010年11月19日

国会に望むこと

基本的に、政治家というのは
たいへんな仕事だと理解している。
私利私欲をにおわす人がいないとは言えないかもしれないが、
概して、それは世のため人のための仕事であり、
全生活を捧げる覚悟がなければできるものではない。
 
ほんとうに厳しい仕事だと思う。
 
しかし、国会議員ともなると、
法律を定める唯一の機関の人員であるから、
主権者たる国民としては、
多大な要求をさらに強いることにもなる。
 
国会中継が公開されているのはいいことだ。
私はラジオでそれを流している。
最近は、ボードを用いて
テレビのためにサービスしてくれる議員もいるが、
ほとんどすべては、言論のうちに内容が現れている。
BGMのつもりで放送を聞いている。
 
限られた質問時間である。
そのひとつひとつの時間が、
国民の多大な税金の基に成り立っている。
たしかに細々とした問題はあるだろうが、
大きな影響を与える問題のために
十分議論を重ねてもらいたいものだと思う。
 
だが、些末なことにこだわって
相手をやりこめるためにしつこく食い下がることもしばしばだ。
それがすべて悪いとは言わないが、
何の実りもないこだわりのために、
もっと意地悪く言えば、
他党の印象を悪くし、自党に利益をもたらすためだけに
長々と時間を使っているように思われることがあると、
悲しくなってくる。
 
また、野次も同様だ。
野次のために、質問と答弁が空転し、
時間が止まるようなこともある。
これはまさに時間泥棒のようなものだ。
思わずため息や呟きが出るというのならまだしも、
外野から長々と文句をぶつけて場を混乱させるというのは、
言論の場を冒涜するようなものだと思うが、どうだろう。
 
かつて延々と与党であった面々が今野党となっているわけだが、
自分たちが非難されたのと同じことを
相手を非難することに用いているのも見苦しい。
 
賢い頭脳の人たちばかりであるとは思うが、
さらに賢くなって戴きたい。
切れ味のよい質問を期待している。
限られた時間の中で適切に問題点を指摘し、
何が良いのか悪いのかを明確に国民に示すことができるような、
そんな議論の場を提供してもらいたいと思っている。


lc1baku at 15:14│Comments(0)TrackBack(0)パブリック | ニュース

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