2010年12月26日

駅近くの踏切考

駅は、直行する道路を塞ぐ。
それで、駅の左右にいわば迂回路ができる。
そして、高架線でない場合は、
そこに踏切が発生する。
 
ここで、問題が生じる。
どういう内規であるか知らないが、
おそらく踏切から一定の距離に列車が入ると、
遮断機が下りる仕組みになっているのではないかと私は理解している。
駅に今から入ってくる列車は、通常通りであり、それでいいのだが、
駅から出て行く側の列車は、時に遮断機の下りる時間を非常に長くする。
 
というのは、駅が規定の距離の中にある場合、
今からその駅のホームに止まりにかかろうとするところから、
反対側のその踏切の遮断機が下りてしまうからだ。
その踏切に引っかかったら、
駅に今から列車が入ろうとするところから、
駅で乗客が乗降して、ドアが閉まり、
ゆっくりと発車してから
その踏切を通り過ぎるまで、
ずっと踏切は閉じられてしまうことになるのである。
 
安全と言えば安全である。
だが、この場合は、
駅を出ようとドアが閉まるときに遮断機を下ろしても、
殆ど問題がないように、素人目には見える。
もし何かあっても、
発車してすぐの列車の速度から考えると、
制動距離からしてまだ安全の埒内に入るように思われるのだ。
 
踏切からのただ「距離」という概念で
遮断機の設定をした場合、
このように「時間」においては
多大な閉鎖時間をつくってしまうことがあろう。
安全第一だから咎めるというほどのことではないかもしれないが、
私は逆にそれが危険を生み出す可能性をここで指摘したい。
 
というのは、
歩行者が、この状況を見て、
遮断機を潜って渡っていくという様子を
幾度も目撃しているからだ。
 
ああ、また駅に入るときに閉まっちゃった。
これは長くなるぞ。
そう思った歩行者が、
自分は急いでいるんだから、と自らに言い訳でもして、
ひょいと遮断機を潜っていく。
 
ここで、反対側から列車が駅に入ってこないという保証は、
どこにもない。
また、当然、見ている子どもに、
ああいうことをしてもよいのだ、という教育をすることにもなる。
つまり、歩行者にこのような心理を起こさせるということ自体、
危険を生むことになると言えるのではないだろうか。
 
鉄道や警察など、どなたかの目に止まったら、
ご考慮戴きたいと思うのだが。

lc1baku at 00:32│Comments(0)TrackBack(0)パブリック | こころ

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