2010年12月17日

中学校野球部

岸和田市立中学校で、
野球部の保護者たちが、
グラウンドの芝生を見事に剥がしたという。
 
大阪府の補助金で植えた芝生だったが、
野球の内野には似合わないそうで、
勝手に重機で剥がしたのだという。
 
当事者でないから、詳しい事情は分からない。
報道された以上のことを私は知らない。
ただ、各報道の内容に食い違いはないし、
さもありなん、と思える事態であるといえるだろう。
 
中学校の野球部は、
親が躍起になって、リトルリーグ化している。
親が全生活を擲って、
野球部のために滅私奉公しなければならないようになっている。
 
そこには、法やルールを守らなければならない、という
規範意識はない。
自分たちの都合だけで事を運ぶ、
一種閉鎖された異様な世界なのである。
 
公共物を破壊したのだから、
これは明らかな法的問題である。
原状回復のためには3000万円かかるという試算が紹介されていた。
だが、
この芝を植えた人々、とくに子どもたちの心に与えた疵は、
そのくらいの現金で癒すことはできないはずだ。
 
他に、安全に対する意識などについても、
実に一般常識とかけ離れた考えをしており、また、
学校組織もそれを権威的に支持しているということは、
少なくとも私は証言することができる。
 
これは岸和田だけの問題ではない。
部活動というものが
いかに無法組織になっているか、
問い直す自浄能力が、
教育委員会その他教育行政の中にあるならば、
まだ日本の将来は見込みがあるのだが。

lc1baku at 00:18│Comments(0)TrackBack(0)ニュース | 教育

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