融資型クラウドファンディング「LCレンディング」代表取締役社長の山中健司です。

 今週の木曜日(3/9)から新規ファンドの募集を開始します。

 今回は、新設会社のP社が東京100km圏内のゴルフ場を取得するための資金「8億3千万円」をクラウドファンディングで募集することになります。

 先日、「地方創生」ローンファンド(=北海道北斗市複合施設)で満額の調達を完了させていただきました。
 その「地方創生」ローンファンドに引き続き、今回の「事業再生」ローンファンドも、LCグループの不動産ファンド事業と無関係の、LCレンディング独自の案件になっています。

 そして、今回のファンドの対象は「ゴルフ場」です。
 現在は閉鎖されているゴルフ場なのですが、どうして我々が投資を決めたのか?

 ことの経緯ですが、そもそもはP社(の親会社)が、2年以上前に某金融機関の保有していた金銭債権の譲渡を個別に受けたことに始まります。
 それから2年以上にわたり、P社(の親会社)は一番抵当権者として、従前のグリーンキーパーさんたちの雇用を継続し、ゴルフ場のメンテナンスを続けてきました。
 20170221 (40)
 先月から今月にかけて私も何度か現地を見てきましたが、コースコンディションだけでなく、レストランやクラブハウスなど付属施設のメンテナンスも行き届いた状態にあります。

 また、この間、P社(の親会社)は、多くの地権者さんたち、地元の行政当局、後順位抵当権者たちとの折衝も並行して進めてきました。
 その結果、すべての関係者の同意を得て、スムーズなリニューアルオープンを目前に控えた状態にあります。

 そして、P社(の親会社)が某金融機関から金銭債権を譲り受けるのと前後して、このゴルフ場を保有運営する企業の破産手続きが開始されました。。
 今回は破産管財人弁護士との折衝も完了し、裁判所の関与のもと円満に、破産宣告を受けた企業からP社がゴルフ場の所有権を取得できる運びになりました。
 ちなみに、ゴルフ場の経営が破綻する理由としては預託金の返還問題が大きいのですが、法的整理を経ていることによってこの問題がクリアになり身軽な状態でリニューアルオープンが可能となっています。

 LCレンディングの融資に際しては、以下の保全措置を予定しています。
  ・ゴルフ場への一番抵当権設定(鑑定会社による試算価格10億4千万円)
  ・ゴルフ場を保有運営するP社株式の絶対多数持分への譲渡担保権設定
  ・私がP社の代表取締役に就任

 また、8億3千万円の主な資金使途は、以下のとおりです。
  ・これまでにゴルフ場を維持管理するために支出した費用
  ・後順位抵当権抹消費用
  ・破産管財人売買費用
  ・借地代金や登録免許税、固定資産税など租税公課費用
  ・リニューアルオープン費用
 
 3/8には(募集は開始しませんが)LCレンディングのホームページから募集画面の閲覧をしていただけるようになる予定です。

 *2017/3/6 17:00 追記:融資対象会社名称を「Q社」→「P社」に改めました
 *2017/3/7 18:00 追記:ファンド名称を「企業」再生→「事業」再生に改めました