融資型クラウドファンディング「LCレンディング」代表取締役社長の山中健司です。

 六本木TSKビル、南青山3丁目、川崎市東田町、京都駅前材木町etc不動産業界で知らない人はいないであろう「ワケアリ」物件というものがあります。

 そのようなワケアリ物件のランキングを作ったら間違いなくベスト3には入ってくるであろう有名物件が「公売(=税務署や国税庁が差し押さえた財産を入札などによって売却する制度)」にかけられることになりました。

 http://www.tax.metro.tokyo.jp/kobai/shosai01.htm#ichiran
 コチラの東京都主税局のホームページからリンクをたどると、渋谷区代々木2丁目に位置する150坪の更地物件の詳細資料を見ることができます。
 当物件には以前「真珠宮(シンジュク)ビル」というビルが建っていましたが、ビルは解体され、現在はこのように更地(臨時のバス駐車場)になっています。
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 ちなみに「真珠宮ビル」で検索をかけるとたくさんの検索結果が出てきます。

 もともとは資産家一族が保有していたごく普通のビルでしたが、今から約10年前の2005年に指定暴力団の山口組系後藤組が取得し、その後、所有権が転々としたり何度も差押えがなされたりしたほか、経済事件だけでなく殺人事件の舞台にもなってしまいました。

 そんないわくつきの物件でしたが、直近では昨年2015年の2月17日にも公売が予定されていました。
 ところが公売直前に「株式会社HRK1号」というSPCが所有権を移転し所有者になりました。
 通常はこの時点で登記簿謄本も閉鎖されて差押え登記を抹消したりするはずなのですが、なんと新たに別の債権者が出てきたりして再び権利関係で揉めはじめ、HRK1号への所有権移転登記も抹消されてしまいました。
 そのあおりを受けて公売自体も流れてしまったのですが、今回再び公売手続き開始までたどり着いたということになります。

 【次回へ続く】