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札幌で留守番組のくりこですん~~~
yhs
忘れたいのに思い出せない
大阪公演
たくさんの方々のおかげで無事盛況なようです
RTや暖かい応援のお言葉、感想など
本当にありがとうございました
大千秋楽ということで
ある程度のネタバレはいいかな?
このお話、センリおばあちゃんの頭の中に残っている庭が、実在の部屋の中に見た目として現れ、基本的には室内でのワンシチュエーションの物語です
yhsの最近の舞台には珍しく、季節が移り変わっていく中で、認知症がどんどん進行し、同時に望まない妊娠をしたトオルのお腹と心の不安が膨らんでいきます
ガンマという役は、元々は不器用であまり多くを語らず、それゆえに母親とコミュニケーションがとれなくなる、という、とある役者のあてがきによって出来上がりました。あ、結構勝手に描いてますんで、南参さんの思惑と違ったらすいません(笑)
そしてトオル。お察しの通り、ガンマの元妻の連れ子です。母親が生きているのに,トオルはこの家にいることを選択しました。なぜか、というのが物語の核となっています。
で、突然トオルの前に現れる介護修習生で元カレであり妊娠した子供の父親でもあるゲンブ。彼は一緒に来たマストと2人、昔いじめを受けていました。見た目にはふつうに見えても、コミュニケーションがちょっと普通と違います。元は相当キレやすい役柄でしたが、今回はほんとうに底辺。ただ、幸せにはなりたいと思っているんだと思います。盗みも、今回がはじめて。しかもそのきっかけはトオルの妊娠を知り、邪険にされてしまったことが引き金となっていると思います。
仲良くなれたと思ったタマミが、今のゲンブの彼女と聞いて心底驚くトオルもまた、その事実に動揺し、どんどん不安が膨らんでいく。
いくつかの歯車が噛み合わず、ある暴力を受け、センリはどんどん認知症が進行。でも夢の中には先に逝った若い姿のマサヒコが。
認知症は、最近の出来事をどんどん忘れていくものだと、きいたことがあります。センリも例に漏れず、トオルのことは忘れても、息子のことは忘れない。
キーは、ここにあります
忘れたいのに思い出せない
宗教家のチヨに関してはまたもアナザーストーリーというか、全く関係ない所からアプローチしてくるので割愛。カヤモリもにぎやかしながら大事なシーンを担っています。この二人がいるからこそ、yhsの舞台なんだと思います。
私はこの舞台に出られなかったけれど、心はいま大阪にいます。
本当に出たかった。1ステージくらい(笑)
たくさんの思いを胸に
大千秋楽
成功しますように
おばあちゃん、お誕生日おめでとう!
また会いに来るからね!!
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