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2006年05月28日

「声で全てを表現する楽しさと難しさ〜CDドラマ〜」白石涼子サクセスストーリー vol.05

アニメ、ラジオ、歌と様々な才能を開花させる白石涼子さんのサクセスストーリー。
第5回は、CDドラマについて伺った。





初めてCDドラマに出たのが、「水夏(SUIKA)」という作品で、ジュニア1年目だったと思います。アニメもろくにやったことが無く、経験のためにとマネジャーが入れてくれた作品でした。

この作品では看護婦役をふられて、「え、女の人!?」と思いながら、いっぱいいっぱいになりながらやりました。マイク前で動くことも慣れていないし、演じることも経験がなかったのでドキドキしながら、やるだけやって終わったという感じです。今聞くと「うわっ」という感じなのですが、それでも私の大事なCDドラマ初体験の「水夏」という作品です。

メインで出させて頂いたのは、アニメ作品から広がった「魔法先生 ネギま!」「まほらば〜Heartful days〜」「魔法少女リリカルなのは」です。アニメとしての作品が元々あり、メンバーも同じでしたので楽しく演じることができました。

アニメ作品でないものでCDドラマの役を頂いたのが「かみさまのいうとおり!」です。原作は漫画で、「山伏実希代役をお願いします」と台本を渡された時はすごく嬉しかったです。アニメをやったから、その続きでCDドラマもというのではなくて、単発の作品で指名して頂けたのがすごく光栄で、私にとって声優という仕事が広がった感じです。

アニメとCDドラマの違いは、アニメだと尺が決まっているし、タイミングやどのような表情でどれくらいの距離感で、といった設定がはっきりしています。一方、CDドラマは自分の間で話せますし、ある程度自由にできます。私はまだ、取り組むことに精一杯で、自由に遊べるほど余裕はないですね(笑)。先輩方の芝居には、いつも楽しませてもらっています。すごいなーと学ばせてもらったり。

また、最近の録音技術は素晴らしいので(笑)セリフを間違ったとしても、自分のタイミングでやり直すことができるんです。アニメだとなかなかそういうわけにはいきません。絵はどんどん進んでいってしまうので、ビデオを止めて巻き戻してもらうことになってしまいます。CDドラマはそういう意味ではやり直せるという安心感、マイナスの安心感ではあるのですが。

役でいうと私自身は男の子を演じることの方が多いので、やはり男の子が楽ですよね。女の子で、しかも活発で元気な感じで口が悪い子だったら、声だけだと男の子になりかねないんです。セリフが女の子でも、声で男の子になってしまう可能性が大きいのでその当たりを気をつけています。

CDドラマはキャラクターの絵があったとしても、皆さんは声を聞いてキャラクターを想像し、ストーリーや動き、情景を思い描きますよね。アニメより声で表現しなければならないウエートが高いので難しいです。キャラクターの性格など、私が感じたイメージをなかなかうまく伝えられない事があります。また、音響監督が求めていることと、私ができることとのずれがあったりもします。「えっ、どのように演じたらいいんだろう?」と怯えてしまうこともあるのですが、色々とアドバイスを頂きながら演じています。

CDドラマのお仕事は好きです。楽しみながら演じています。私の声で色々と想像しながら、是非、聞いてくださいね。


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