劇場映画「銀色の髪のアギト」。つい先日、最終回を迎えた「錬金3級まじかる?ぽか〜ん」。好評放送中の「ARIA The NATURAL」など、数多くのアニメーションを輩出しているメディアファクトリー。7月から始まる新作アニメを紹介するファンのための感謝祭「アニメサマーフェスタ2006」が6月25日、横浜LITZで開催された。

新作映像とメインキャストたちのよるトーク、そして主題歌を歌うアーティストたちによるライブで盛り上がったイベントの模様をレポートする。



「アニメサマーフェスタ2006」は
ゆうま(CV:斎藤桃子)の影アナで始まった!


みんな、イエー!
今日は私のマジカルショーへお越し下さいましてありがとうございま〜す。
カメラ撮影とあらゆる録音は全て禁止。
錦糸玉子じゃないからね!?
禁止だよ、分かったかな?
携帯電話の電源も切っちゃってね。
守ってくれないと魔法をかけちゃうんだから、絶対だよ!
じゃ、始めるよ、一杯楽しんでいってね!

(C)2005からくたはうす/まじぽか團




♥ 魔法はメルヘン、それとも・・・!?「ゼロの使い魔」 ♥


(C)2006 ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会


最初のトークコーナーは、7月2日から放送が始まる「ゼロの使い魔」。主役のルイズを演じる釘宮理恵さんをはじめ、日野聡さん、堀江由衣さん、井上奈々子さんによる楽しいトークが展開した。

 

つい先日まで共演していた釘宮さんと日野さん。今回の作品では、日野さんが演じる才人がルイズの使い魔であることから、「可愛い顔をしたルイズに下僕あつかいされて酷いんですよ」と日野さん。すかさず、ルイズ役の釘宮さんが「この作品になってから、そう扱って良いんだなと思いようにまりました(笑)」、とつっこむ。

こんな調子で始まったトーク。


セクシーな女性であるキュルケを演じる井上さん
「いつも周りに男性がいます。
普段の自分ではあり得ないようなことばかり言ったり、やったりするコなので楽しいのですけど、セクシーさを出すのがすごく難しくて、毎回、四苦八苦しています。
夜中にやっている映画やお姉さんキャラが出てくるようなアニメを見るようにしています。」

それに応えて堀江さん
「色っぽいお姉さんですか?
演じてはみたいですね。
大人になったら自然とキュルケみたいになれるかな、と思っていたのですが、なかなか難しいことが分かったので、せめて役ぐらいでやってみたいと思いますね。」

釘宮さん
「色っぽい役をやってみたいですね。
ちっちゃい役って「あはーん」とか言わないので、面白そうじゃない!?
頑張ります。」

そして、「魔法が使えたら?」という質問に答えて・・・

井上さん
「空を飛びたいです。
移動が楽になれば良いなと思います。」

堀江さん
「言える範囲で言うならば。
魔法とかって、犯罪が絡む感じしない?
お金か、犯罪かしか浮かばなくて。
でもそれはどうかと思うので、私もやっぱり、空を飛んで雲の上に行って、雲を固める魔法を出して、そこにふわって飛び乗りたいですね。」

釘宮さん
「魔法をどんなに言っても、呪文の言葉がとぎれない魔法があればいいですね。
(呪文を覚えるのに苦労されているのですか?)
そうなんですよ。魔法の呪文を一杯言えると格好いいなと思って。
(記憶力が良くなりたいということですよね?)
全然違いますよ。『何とか何とかファイヤーボール!』のような呪文を一杯考えついて、覚えておく。他の記憶はいいんです。
呪文だけ、どうだ、えい!みたいな感じです。」

日野さん
「皆さんメルヘンチックなことを言っていますが、現実に戻しましょうね。やっぱり、お金ですよね。
一生懸命、お金を出しても(ルイズに)取られるんでしょうね、きっと。
結局、生活苦に陥るかもしれません。」

現実とメルヘンの世界で揺れ動くキャストの皆さんの本音トークに、会場は大いにお盛り上がった。
「ゼロの使い魔」は多彩なキャストが演じる個性豊かなキャラクターが、どのように動き出すのか注目の作品である。

■「ゼロの使い魔」公式サイト
  http://www.zero-tsukaima.com/



♥ ちょこは、主演・原画・振り付け師!?「ちょこッとSister」 ♥


(C)2006 雑破業・竹内桜・白泉社/ちょこシス製作委員会


続いては、7月11日より放送開始となる「ちょこッとSister」。ヒロインの「ちょこ」を演じる斎藤桃子さんをはじめ、平川大輔さん、水橋かおりさん、森永理科さんによる何ともえないホンワカとしたトークが展開。その中で、斎藤さんの隠れた才能が披露されるなど、ハプニングも満載のコーナーとなった。

まずは、オープニングトーク。

斎藤さん
「ちょこは見た目は12、13歳なんですけど、中身は7歳くらいの女の子です。
社会生活にまだ良くなれていなくて、分からないことがあると自分が持っている『あんちょこ』を見て調べています。」

森永さん
「リハ中に、『あんちょこ』は『ネタ帳』のことですよねと言ってなかった?」

斎藤さん
「『ネタ帳』は芸人さんがよく持っていて、こうやったら笑ってもらえるんだよというようなネタが一杯書いている手帳。
『あんちょこ』も同じ感じだと思ってました。
妹役は初めてで、現実世界ではお姉ちゃんです。しっかりお姉ちゃんしていますよ。
お料理もできます。チャーハンと、ハンバーグと、野菜炒めが出来なくて、みそ汁とカレーと、肉じゃがが作れます。
でも、肉じゃがが出来れば良いんですよね?お兄ちゃん。」

こんな調子で始まった「ちょこッとSister」のコーナー。
続いて披露された斎藤さんの才能とは―

第一の才能:原画マン・斎藤桃子
斎藤さん作の絵日記が番組に登場する。

斎藤さん「絵も文字も7歳のちょこになりきって書いているんです。この絵を描くにあたって、お母さんに『7歳の絵日記を描くことになった』と言ったら、『こんな時の為に』と言って、私の7歳の時の絵をタンスから出してくれました。それを見ながら描いたんです。」

スタッフロールの原画欄に、名前が記載されるらしいので要チェックだ。

第二の才能:振り付け師・斎藤桃子

原作コミックでおなじみの「ねこにゃんダンス」。その原作をもとにハレンチ☆パンチが歌うエンディングテーマの「ねこにゃんダンス」の振り付けを創作したのだ。

斎藤さん「実はこれは、お兄ちゃん(平川さん)がノリノリで。かおりさんと理科さんもお家で振り付けビデオを持って帰り練習してくれたらしいんです。
楽屋でお兄ちゃんに、『振り付け教えてくれよ』と言われてたので教えたのですが、私の振りが違っていたみたいで、『そこは違ったよ』って、振り付け師の私に振りを教えるほど練習してくれたんです」と暴露。


この日、共演のキャストの方々と一緒にお披露目することとなった。

   


水橋さん
「ずっと小さい子の役ばかりだったので、オーディションに行って知っている人に会うと、『水橋さんは、ちょこちゃんですよね』と言われました。大人の役をやりたかったので、今回の千歳役は非常にありがたかったです。千歳は比較的慎み深いのですが、あるとこはあるんですよね。」

森永さん
「真琴は、基本的に下をはかない人。パンツ一丁です。さらにノーブラなんです。そして、私にとって初めてのボインの役です。漫画を読んでいただいた方は感じると思うのですが、それがアニメでも充分出ていると思います。」

平川さん
「こんな素敵な仲間達に、素敵な妹に恵まれてとても楽しく暖かい雰囲気の中で収録を行っています。
その暖かい感じが皆さんに届くと良いなと思って、これからも頑張ってやりますので、是非、応援してください。
宜しくお願いします。」

主演・原画・振り付け師をこなす斎藤桃子さんのボケ?が炸裂したおもしろトーク。アフレコ現場でも、この和やかな雰囲気そのままのであるという。
つばき荘を舞台に繰り広げられる、ちょことはるまの心温まるホームコメディが楽しみな作品だ。

■「ちょこッとSister」公式サイト
  http://www.chocosis.com/



♥ 役もくじ引きで決まりました!?「くじびき♥アンバランス」 ♥


(C)2006 木尾士目・講談社/立橋院学園生徒会


トークコーナーの最後を締めくくるのは、今秋放送開始予定の「くじびき♥アンバランス」。
原作は「げんしけん」(月刊アフタヌーン)の劇中作品であり、TVアニメ「げんしけん」のDVD特典OVA作品としても人気を博した。そうしたファンの声に応え、TVシリーズとして放映が決定した作品である。
今回のイベントでは律子・キューベル・ケッテンクラート役の小清水亜美さん、秋山時乃役の野中藍さん、そして番組の田中プロデューサーによるトークが行われた。

 


小清水さん
「オーディションは、3役受けたんですよ。
始め、会長さんで受けて下さいと言われてたので会長さんをやったら、じゃ副会長さんもお願いしますと言われて副会長さんもやって、その後に時乃ちゃんもお願いしますと言われて時乃ちゃんも受けたんです。
私は会長さんを受けて下さいと言われていたので、会長さんモードに入っていたんですよね。
だから気持ちを落ち着かせていたので、似たトーンの副会長さんはよかったのですが、時乃ちゃんを演じたときに『暗いんだ』とダメ出しがでたんです。『すいません、暗いですか?もうちょっと上げてきます。もう一度行きます』と言って演じたのですが、何度か暗いと言われて、どれだけ私は暗いモードに入っていたんでしょうね。」

野中さん
「私は時乃ちゃん役で受けたのですが、スタジオに行ったら凄く沢山の声優さんがいたので、『あちゃー』と思ってしまって緊張してしまいました。
私は不思議なキャラをやることが多かったので、自己申告で『ハイ、小雪をやらせて下さい』と言って、させて頂きました。
自己申告がありか、なしか分からないですけど、声優界はこうやって頑張っていかないと(笑)。」

小清水さん「私も今度、自己申告してみる。」

中野さん「優しいディレクターさんだったら、多分時間さいてくれるんじゃないかな。」

小清水さん
「エンディングテーマを歌っちゃいました。
タイトルは『ハーモニーズ』という曲なんです。
これは、キャラクターをイメージした曲です。」

野中さん
「二人で一杯ハモったよね。」

小清水さん
「歌詞がとにかく可愛らしくて、ちょっと切なくなるような、そして暖かくなるような。
二人で歌うは始めてで自分たちでいうのも何なんですが、バランスのいい曲だと思いました」。

田中プロデューサー
「『くじびき♥アンバランス』の一番の見どころは、OVAとどう変わったのかというのがポイントになります。これは放送と同時に前のシリーズを買って、見比べて下さい。
そしてもう一つは、三人の恋愛関係が進展して最後に千尋がどうなるのか、というところも見どころなので、放送まで楽しみにお持ち下さい。
また、夏のコミケでサプライズ的なグッズを用意しています。皆さんがビックリするようなアイテムを仕込んでいますので、夏コミに行っていただいて、是非、見てください。」

この他、小清水さんはお風呂で本を読んで何冊も湯船に沈ませてしまったことや、会長がかぶっているヘルメットは実は蒸し器であると小清水さんが勘違いしていたなど、小清水さんと野中さんが織り成す微妙なトーンのトークが繰り広げられた。

■「くじびき♥アンバランス」公式サイト
  http://www.kujian.info/



♪ スペシャルライブ ♪


トークコーナーに続いて、この春から新作にいたるTVアニメの主題歌を歌うアーティストたちによるライブが行われた。



01.First kiss/「ゼロの使い魔」OP/ICHIKO
02.DokiDoki ! My Sister Soul/「ちょこッとSister」OP/ハレンチ☆パンチ
03.ねこにゃんダンス/「ちょこッとSister」ED/ハレンチ☆パンチ
04.鮮血の誓い/「錬金3級まじかる?ぽか〜ん」OP/妖精帝國
05.しちゃいましょう/「錬金3級まじかる?ぽか〜ん」ED/のみこ
06.少女迷路でつかまえて/「ストロベリー・パニック」新OP/美郷あき
07.くちびる白昼夢/「ストロベリー・パニック」OP/美郷あき
08.ウィンディーネ/「ARIA The ANIMATION」OP/牧野由依
09.ユーフォリア/「ARIA The NATURAL」OP/牧野由依

 
ICHIKOさん              ハレンチ☆パンチ

 
美郷あきさん               牧野由依さん


こうして約4時間にも及んだ「メディアファクトリー アニメサマーフェスタ2006」は幕を下ろした。

現在、放映中のテレビシリーズ、そして7月と今秋に放映される新作とメディアファクトリー作品から目を離すことが出来ない期待感をもたせるステージだった。

■メディアファクトリー
  http://www.mediafactory.co.jp/