こんにちは。「ジェイリスティング」でディレクターをしている清水です。
今回は、「ブログリレーション」(※以下:「BR (Blog Relation)」)が、ライブドア社内でどのように進められているのかを、関係部署のスタッフを交えて対談形式で解説します。インタビューは、ブロググループの眞子さんと、営業部の青木さん。インタビュアーは清水です。
■参加者紹介
眞子

livedoor Blog担当スタッフ。
ディレクションから、課金などの処理まで幅広く担当している。
第2回ディレクターBlog 優秀エントリー「livedoor Blogの売上比率について」の執筆者でもある。
青木

セールス&マーケティング部所属。
ブログリレーションの企画も多数携わっている。
セールス&マーケティング部を牽引する若きエース。
清水

ジェイリスティング所属。
以前に、口コミPRのサイトの運営をしていたこともあり、『「正直者が得をする!」クチコミPRの真実』というエントリーも執筆している。
【01】「BR」の目的とマーケティング
清水
「BR」の目的はなんですか?
青木
「BR」の目的をライブドアの視点から説明すると、得意分野のCGM領域の広告を開拓したいという思いがあります。バナー広告だけのプロモーションはユーザーに飽きられてしまっているという懸念があります。常に新しいことを求め、他社よりも目立とうとしているクライアントには、ウケが悪いんです。そこで、「BR」などの、最新の広告形態を提案していきたいと考えています。
眞子
クライアント視点ではどうですか?
青木
クライアントにとって「BR」は、ユーザー心理を浮き彫りにしてユーザーの“本当のニーズ”を開拓するという目的がメインです。しかし、それ以外にも上場会社なら、株主や投資家に向けて投資を促進するための「IR(Investors Relations)=宣伝広報活動」の役割もあります。例えば、お客様に工場見学をしてもらい、ブログを通じて「BR」してもらうことが、その企業の「IR」にもなります。また、開発者の裏話などを通じて企業の信頼度を高めることもできるのです。
清水 「BR」はマーケティングな観点もありますよね?
青木 「BR」は、各企業のマーケティング費用で実施されるケースも多いんです。しかも、「BR」によって得られる情報は、前衛的だったり、戦略的だったりするものが多く、マーケティングの切り口として分析もできる。つまり「ただの PR」で終わらないのが、「BR」の良さなんですね。
清水 「BR」をどのようにクライアントに提案するのですか?
青木 ライブドアの営業には、営業スタッフが地道に電話でアポイントをして営業する“草の根営業”と社長や執行役員に同席してもらいながら、クライアントの幹部と交渉を進めていく“同行営業”があります。
本来なら、実際に会っていただくだけでも一苦労です。しかし、ありがたいことに「ライブドア」という名前は、知名度抜群ですので、打ち合わせの席を設けていただく確率が高いんです。
清水 打ち合わせはどのように進行しますか?
青木 ただ単に「御社のPRをしたいので広告を出しませんか?」と訴えるだけでは通じません。事前に業界関連のデータや事例を整理して提出し、「御社とライブドアが組むからこそできる広告を作りましょう!」と熱く伝えながら、(ライブドアとなら何かが起こる…!)という期待感をもっていただくようにします。「ライブドアだからこそできる」それがライブドアの営業の殺し文句です。
【02】商材に適したキャンペーン方法
清水 具体的に「BR」はどのように実施されるのですか?
眞子 大きく分けて2つの方法があります。まず1つ目は、特集ページを作るケースです。これは、ユーザーが体験後、レビューを書き込み、多くの人に見てもらうことがメインです。これまで、化粧水とヘアトリートメントという女性向けの商材で実際に「BR」を実施しました。
青木 livedoorは男性ユーザーが多いと思われがちですが、モニター募集をすると女性ブロガーからの反応がいいんですよ! 女性ブロガーを多く集めることができるというのは、クライアントに意外性を感じさせるポイントになります。
眞子 告知ページで、企画に参加してもらえるブロガーを募集すると、あっという間に100件以上の申し込みがあります。例えば、化粧水の場合、実際にユーザーにサンプルを配り、使用感を書いてもらいます。そのときに特定の「タグ」を付けてもらうことにより、自動的にキャンペーンページに記事が集まるというわけです。
青木 これは、実際の商品を使ってもらいながら、長期間、段階的に感想を書いてもらうような場合に有効な手法です。
眞子 2つ目は、特集ページを作らないケースです。各イベントをブロガーに体験してもらうのがメインです。これまで、飲料、プログラミングできるおもちゃ、ビジネスソフトなど商材がありました。IT リテラシーや情報感度が非常に高く、ブログを書くのが得意な人に直接アピールする手法です。
青木 イベントの集客対象をブロガーに限定することで、イベント自体が盛り上がるのはもちろん、その後のウェブ上における「Buzzマーケティング」効果も期待できます。

【03】「BR」の今後
清水 では、実際の結果はどうでしたか?
青木 クライアントからは、最近のバナー広告は「コンバージョン」につながらないとよく言われます。「コンバージョン」とは訪問者の全体数から実際に購買行動などのアクションを起こした割合のことです。それが「BR」場合、バナー広告の10倍ぐらいになることもあり、効果に驚かれることが多いです。
眞子 「BR」は、商品を深く理解したブロガーが納得して記事を書き、その内容に興味のある読者が、記事を理解した上でクリックする。だから、結果としてコンバージョン率がよいのではないかと考えています。
青木 また1件の成果を上げるための広告支払額である「CPA」という指標で見た場合も、バナー広告の成績より良いことが多いですね。
クリック数で見ると、「BR」はバナー広告と比べて少ないです。しかし、「BR」がバナー広告の20%のクリック数だとしても、「BR」のコンバージョン率が、バナー広告より10倍高いとすると、「CPA」で比較した時に費用対効果が良いのです。。つまり、「BR」によって商材を知る人の母数は、バナー広告に比べて小さいですが、実際にアクションを起こす人が多いため効率良く商材を PR できるのです。
清水 「BR」に参加するブロガーに何か特徴はありますか?
眞子 「BR」に参加したブロガー同士の横のつながりが生まれています。商品に関する質問を定期的に公開し、その答えを並べて見やすいように掲載したところ、ブロガー同士がお互いのレビューを気にするようになりました。
結果、良質なレビューが増え、キャンペーンページが盛り上がるという期待以上の成果が得られました。
これも、その商品に興味のあるブロガーが集まったことで、自然に趣味嗜好が類似した結果といえるでしょう。
清水 ライブドアが目指すこれからの「BR」について教えてください。
青木 「BR」に参加するブロガーは、ポイントや謝礼金などの「インセンティブ」がモチベーションになり、動くと思われがちです。しかし、ライブドアのブロガーはむしろ反対です。本当に興味のある商品やサービスでないと反応しません。「自分の大好きな商品やサービスのイベントに参加できること」自体がモチベーションになるため、真のファンが集まります。そのため、参加ブロガーによる記事のクオリティは非常に高くなります。
「BR」はクライアント、ブロガー、ユーザー、という多くの人にとって有益なプロモーション活動のため、今後の発展も十分に期待できますね。
【04】最後に
既存の広告の枠を超えた、「BR」の新しい可能性を感じる対談でした。「BR」はブロガーに自由かつ的確な意見を発信してもらうことが目的です。その土台となる国内最強のブログサービスを提供しているライブドアは、まさに「BR」を成功させる土台を持っている企業といえます。
今後もさらに新しい取り組みを実施していきたいと思います。
ライブドアでは、斬新な広告スタイルをどんどん提案できるディレクターを募集しています。
今回は、「ブログリレーション」(※以下:「BR (Blog Relation)」)が、ライブドア社内でどのように進められているのかを、関係部署のスタッフを交えて対談形式で解説します。インタビューは、ブロググループの眞子さんと、営業部の青木さん。インタビュアーは清水です。
■参加者紹介
眞子

livedoor Blog担当スタッフ。
ディレクションから、課金などの処理まで幅広く担当している。
第2回ディレクターBlog 優秀エントリー「livedoor Blogの売上比率について」の執筆者でもある。
青木

セールス&マーケティング部所属。
ブログリレーションの企画も多数携わっている。
セールス&マーケティング部を牽引する若きエース。
清水

ジェイリスティング所属。
以前に、口コミPRのサイトの運営をしていたこともあり、『「正直者が得をする!」クチコミPRの真実』というエントリーも執筆している。
【01】「BR」の目的とマーケティング
清水
「BR」の目的はなんですか?
青木
「BR」の目的をライブドアの視点から説明すると、得意分野のCGM領域の広告を開拓したいという思いがあります。バナー広告だけのプロモーションはユーザーに飽きられてしまっているという懸念があります。常に新しいことを求め、他社よりも目立とうとしているクライアントには、ウケが悪いんです。そこで、「BR」などの、最新の広告形態を提案していきたいと考えています。
眞子
クライアント視点ではどうですか?
青木
クライアントにとって「BR」は、ユーザー心理を浮き彫りにしてユーザーの“本当のニーズ”を開拓するという目的がメインです。しかし、それ以外にも上場会社なら、株主や投資家に向けて投資を促進するための「IR(Investors Relations)=宣伝広報活動」の役割もあります。例えば、お客様に工場見学をしてもらい、ブログを通じて「BR」してもらうことが、その企業の「IR」にもなります。また、開発者の裏話などを通じて企業の信頼度を高めることもできるのです。
清水 「BR」はマーケティングな観点もありますよね?
青木 「BR」は、各企業のマーケティング費用で実施されるケースも多いんです。しかも、「BR」によって得られる情報は、前衛的だったり、戦略的だったりするものが多く、マーケティングの切り口として分析もできる。つまり「ただの PR」で終わらないのが、「BR」の良さなんですね。
清水 「BR」をどのようにクライアントに提案するのですか?
青木 ライブドアの営業には、営業スタッフが地道に電話でアポイントをして営業する“草の根営業”と社長や執行役員に同席してもらいながら、クライアントの幹部と交渉を進めていく“同行営業”があります。
本来なら、実際に会っていただくだけでも一苦労です。しかし、ありがたいことに「ライブドア」という名前は、知名度抜群ですので、打ち合わせの席を設けていただく確率が高いんです。
清水 打ち合わせはどのように進行しますか?
青木 ただ単に「御社のPRをしたいので広告を出しませんか?」と訴えるだけでは通じません。事前に業界関連のデータや事例を整理して提出し、「御社とライブドアが組むからこそできる広告を作りましょう!」と熱く伝えながら、(ライブドアとなら何かが起こる…!)という期待感をもっていただくようにします。「ライブドアだからこそできる」それがライブドアの営業の殺し文句です。
【02】商材に適したキャンペーン方法
清水 具体的に「BR」はどのように実施されるのですか?
眞子 大きく分けて2つの方法があります。まず1つ目は、特集ページを作るケースです。これは、ユーザーが体験後、レビューを書き込み、多くの人に見てもらうことがメインです。これまで、化粧水とヘアトリートメントという女性向けの商材で実際に「BR」を実施しました。
青木 livedoorは男性ユーザーが多いと思われがちですが、モニター募集をすると女性ブロガーからの反応がいいんですよ! 女性ブロガーを多く集めることができるというのは、クライアントに意外性を感じさせるポイントになります。
眞子 告知ページで、企画に参加してもらえるブロガーを募集すると、あっという間に100件以上の申し込みがあります。例えば、化粧水の場合、実際にユーザーにサンプルを配り、使用感を書いてもらいます。そのときに特定の「タグ」を付けてもらうことにより、自動的にキャンペーンページに記事が集まるというわけです。
青木 これは、実際の商品を使ってもらいながら、長期間、段階的に感想を書いてもらうような場合に有効な手法です。
眞子 2つ目は、特集ページを作らないケースです。各イベントをブロガーに体験してもらうのがメインです。これまで、飲料、プログラミングできるおもちゃ、ビジネスソフトなど商材がありました。IT リテラシーや情報感度が非常に高く、ブログを書くのが得意な人に直接アピールする手法です。
青木 イベントの集客対象をブロガーに限定することで、イベント自体が盛り上がるのはもちろん、その後のウェブ上における「Buzzマーケティング」効果も期待できます。

【03】「BR」の今後
清水 では、実際の結果はどうでしたか?
青木 クライアントからは、最近のバナー広告は「コンバージョン」につながらないとよく言われます。「コンバージョン」とは訪問者の全体数から実際に購買行動などのアクションを起こした割合のことです。それが「BR」場合、バナー広告の10倍ぐらいになることもあり、効果に驚かれることが多いです。
眞子 「BR」は、商品を深く理解したブロガーが納得して記事を書き、その内容に興味のある読者が、記事を理解した上でクリックする。だから、結果としてコンバージョン率がよいのではないかと考えています。
青木 また1件の成果を上げるための広告支払額である「CPA」という指標で見た場合も、バナー広告の成績より良いことが多いですね。
クリック数で見ると、「BR」はバナー広告と比べて少ないです。しかし、「BR」がバナー広告の20%のクリック数だとしても、「BR」のコンバージョン率が、バナー広告より10倍高いとすると、「CPA」で比較した時に費用対効果が良いのです。。つまり、「BR」によって商材を知る人の母数は、バナー広告に比べて小さいですが、実際にアクションを起こす人が多いため効率良く商材を PR できるのです。
清水 「BR」に参加するブロガーに何か特徴はありますか?
眞子 「BR」に参加したブロガー同士の横のつながりが生まれています。商品に関する質問を定期的に公開し、その答えを並べて見やすいように掲載したところ、ブロガー同士がお互いのレビューを気にするようになりました。
結果、良質なレビューが増え、キャンペーンページが盛り上がるという期待以上の成果が得られました。
これも、その商品に興味のあるブロガーが集まったことで、自然に趣味嗜好が類似した結果といえるでしょう。
清水 ライブドアが目指すこれからの「BR」について教えてください。
青木 「BR」に参加するブロガーは、ポイントや謝礼金などの「インセンティブ」がモチベーションになり、動くと思われがちです。しかし、ライブドアのブロガーはむしろ反対です。本当に興味のある商品やサービスでないと反応しません。「自分の大好きな商品やサービスのイベントに参加できること」自体がモチベーションになるため、真のファンが集まります。そのため、参加ブロガーによる記事のクオリティは非常に高くなります。
「BR」はクライアント、ブロガー、ユーザー、という多くの人にとって有益なプロモーション活動のため、今後の発展も十分に期待できますね。
【04】最後に
既存の広告の枠を超えた、「BR」の新しい可能性を感じる対談でした。「BR」はブロガーに自由かつ的確な意見を発信してもらうことが目的です。その土台となる国内最強のブログサービスを提供しているライブドアは、まさに「BR」を成功させる土台を持っている企業といえます。
今後もさらに新しい取り組みを実施していきたいと思います。
ライブドアでは、斬新な広告スタイルをどんどん提案できるディレクターを募集しています。

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