NHN Japan ディレクターブログ

Open & Shareを実践中! Webサービスの開発・運営のノウハウを公開します。

2009年03月26日 21:50

ユーザの「自己顕示欲」を満たせるサイトを

モバイル事情
こんにちは。livedoor Blogモバイル版担当の早岡です。

今年2月、NTTドコモの「iモード」がサービス提供開始から10周年を迎えました。

私は携帯サービスの開発に携わるようになって5年余なので、考えてみると10年の歴史の半分を、開発現場で経験していることになります。

さて。
この10年の間には色々な携帯サイトが生まれ、そして消え去ってもいきました。

そんな中、最近ヒットしたサイトを考えてみると、プロフ(プロフィールサイト)、アバター、ケータイ小説、ホムペ(ホームページ作成支援サイト)など「自分をアピールできるサービス」が多いような気がします。

また、私が担当しているlivedoor Blogでも、下記のような例があります。

折れ線グラフ

上の画像は、09年2月のlivedoor blogでのメール投稿(いわゆるモブログ)の推移です。(都合上、投稿数値は消してあります)

赤丸を付けた部分の数値が突出していますが、これはいずれも土日にあたります。
恐らくユーザが「休日にどこかへ外出⇒写真を撮ってメールでブログにアップ」といった使い方をしているからなのでしょう。

中でも14日の数値が跳ね上がっているのは、この日が「土曜日かつバレンタインデー」だからと考えられます。

実は、過去の数値を追ってみるとみると、バレンタインデーに限らずクリスマス、お正月、夏休み・・・と、イベントデーには必ずメール投稿数が急上昇しています。

これは、特別な日の出来事を誰かに伝えたい、記録に残しておきたい。そんな自己顕示欲が、投稿数として現れているのだと思います。

携帯電話はPCと比べ、より生活に密着した身近な存在であるため、衝動的な気持ちや、欲求をぶつけやすいです。

もちろん、時代の移り変わりによって状況は変化しますが、近年のヒットサービスの傾向から考えても、いま携帯サイトに求められるのは「いかに自己顕示欲を満たせるか」なのではないでしょうか。

特に、中高生を中心とする10代ユーザにとっては、上記に挙げたタイプのサイトに感情を表現することによって、安心・満足を得ている感があります。

自分が「どんな時に人に気持ちを伝えたいか」「どんな時に発信したいか」。それらを考えて、日々の携帯サイト運営に生かすだけでも、何か変わるんじゃないかと思います。

そして、次世代のヒットサービスを生み出すため、「携帯サイトに何が求められているのか」について、これからも引き続きアンテナを張って行きたいと思います。

自分のことよりいつも誰かのことを優先して考える、という人はライブドアで一緒に考えていきませんか?


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コメント一覧

  1. 1.
    • 通りすがりのおじさん
    • 2009年03月27日 10:35

    5 面白い着眼点と思います。

    自己顕示欲はある意味、他人に対する(自己の)相対評価と考えることができます。
    現状のブログの場合、日記の要素が強いため自分の日常生活の相対評価ではないでしょうか。

    そうなるとバレンタインや旅行など、通常生活と異なる部分を残したい…ということで書き込み数が増えている気がします。

    ケータイでの書き込みは、他のブログと比較しての書き込みより、自分の日記の要素がさらに強くなると推測されます。

    モブログの投稿数だけでひもづけるのは少し無理な感が…。形態要素分析など投稿の書き込み内容とモブログ、他からの入力などを比較すると面白うそうですね。

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