新いじちのblog

インターネットと日々の活動について書きます。

ICRセミナー

今年の6月に発売しました本でICRというものを提唱しました。

ネット炎上であなたの会社が潰れる!―ウェブ上の攻撃から身を守る危機管理バイブル

インターネットの世界には様々なリスクがあります。例えば、システムのセキュリティーが破られて外部の人間が情報へ不正にアクセスすることや、パソコンにウィルスが入って情報漏えいしてしまこと、Eメールによる振り込め詐欺やオークションなどの詐欺行為などなど様々なものがあります。
これに対してICR(internet.communication.risk)とは、現実の世界やネットの世界で行われたコミュニケーションがきっかけで、自ら非があるなしに関わらず、「特定の人」又は、「不特定多数の人」からインターネット上で批判や攻撃に晒されることを指すとしました。
一度、トラブルが発生してしまいますと、検索サイトの上位にネガティブな情報がヒットしやすくなるなど、被害は長期に及び発生します。
そしてこれらを予防することと、実際にトラブルが発生してしまった場合には、最小限に留めるための危機管理術を「インターネット・コミュニケーション・リスクマネジメント」としました。

このICRに関してのセミナーを開催することになりました。
日が迫っていますが、よろしければお越し下さい。

ICR(インターネット コミュニケーション リスクマネジメント)セミナー

コンテンツのデフレ

鹿児島大学で「既存メディアとネットメディア」という題名で集中講義をしてきました。
その中で、「コンテンツのデフレ」という話をしたので紹介します。

昔からテレビ、ラジオなどではコンテンツを無料で提供して、CMをはさみ広告収入を得るということが行われてきました。
同じようにインターネットメディアも登場以来、無料でコンテンツを提供し、広告収入を得るということが数多く行われてきました。
これによりインターネットメディアのコンテツは一般的に無料という文化が形成されてきました。しかしインターネットの世界ではコンテンツが際限なく増加するという法則があることで、インターネットの世界のコンテンツ量が増えるにつれて、一つ一つのコンテンツの価値が相対的に下がるという可能性があります。
この考え方は、一人の人間のメディア接触総時間が大幅に伸びることがなく、限られた時間内でのコンテンツ閲覧量には限界があることから、1コンテンツあたりの閲覧数は相対的に減るというところに起源しています。
又、インターネットメディアに載せられたコンテンツは、ここにしかないということがありません。インターネットで一度発信されたコンテンツは、ブログや動画サイトなど様々なサイトで参照や引用、あるいはは著作権を無視した再配信が行われています。このようなことから一つのメディアに載せられたコンテンツが唯一無二という状況は、ほぼ起こらないという現状があり、閲覧者が分散していくということがあります。
ニュースなどのコンテンツの場合は、サイト(メディア)や言語を超えると、似たようなコンテンツが多く存在するということも閲覧者の分散を招いている原因として考えられます。
この問題は、日本国内では考えにくいですが、人口が増える。あるいは今までメディアに接触していなかった人達が流入するということがあるならば、需給バランスにより、コンテンツのデフレは顕著化することがないでしょう。しかし現実としてその状況が起きる可能性は今のところ見当たりません。

コンテツのデフレが進行すると、無料コンテンツをエサにメディアへ集客し、広告収入を得るというビジネスモデルは、集客力が減退することにより、収益性が悪化していくことが考えられます。更にここ最近では広告不況の影響により、無料コンテンツに広告収入とうモデルが、一部の強力なトラフィックを持つメディアを除き、厳しい状況となっています。
インターネットの出現により発生したコンテンツのデフレは、コンテンツ産業とメディア産業の二つの産業に対して、大きな課題を提示しているといえるでしょう。


ということで、最近の私の仕事もこのような問題に関係していることが多く、色々と解決策を考えているところです。
インターネットは知の平等を推進する素晴らしいものだと思うのですが、社会に必要である産業が破壊されるようなこともあってはならないと思うので、これらが上手く共存する世界ができれば良いなと思っています。

福島ツアー

東京では、アニメやゲームとタイアップした観光イベントは珍しくありません。
夏休みとなればポケモンスタンプラリー、最近ではお台場に実物大ガンダムが登場し、多くの観光客を集客しており、私もなにかしらに参加してみたいと思っていました。
そこで、前のブログにも書きました「ふくしま×モンスターハンター3」のスタンプラリーに参加してきました。
モンスターハンタースタンプラリー







ららミュウ朝8時に東京から出発し、11時半にいわきの湯本駅に到着。
ここから車で10分ほど移動し、一つ目のスタンプがある「いわき・ら・ら・ミュウ」を訪問。

ここは海の目の前にある観光客向けの鮮魚市場です。


岩かき色々な魚介類が所狭しと並べられているのですが、店頭に岩カキが並べられていたので、カキが大好きな私は早速店頭で殻をむいてもらいその場で試食。とても大きくてやわらかく、岩カキ特有の濃厚な味わいがしました。


ららミュウ展示この建物の2階にはモンスターハンターの展示コーナーが用意されていました。想像以上に大掛かりなセットで驚きです。
ここでは、ゲームのプロモーションビデオ上映やポスター、スタンプがもらえる場所の地図が掲載されています。
モンスターハンターに興味があった人だけでなく、もの珍しさで見ているらしき人も多く見られました。
ここで一つ目のスタンプをゲット。

ランチは、「めひかり」という福島特産の魚の唐揚げを食べました。以前より「めひかり」は美味しいとの噂を聞いていたのですが、初めて食べました。

めひかり頭からしっぽまで丸ごと食べられるのですが、骨が引っかかる感じもなく、油がのっているせいなのか味が濃く、とても美味しかったです。






次に向かったのは、「いわき市石炭、化石舘」 
化石





知らなかったのですが、いわき市は日本国内でも有数の化石の産出地だそうで、「フタバスズキリュウ」という首長竜の化石が発見された場所であり、今でもこ の周辺は、大規模な土木工事が行われると、かなりの確率で化石が発見されるそうです。また、この周辺では化石堀体験ツアーも開催されているそうです。
同時にここは昔、石炭の町だったそうで、当時の様子を物語る展示もなされています。
2006年に公開された映画の「フラガール」の舞台となった「スパリゾートハワイアンズ」もこの近くです。


次に向かったのは鍾乳洞の「あぶくま洞」です。
この鍾乳洞は種類と数の多さでは東洋一ともいわれるほどの規模で、とにかく中の広さに驚きました。
入り口に入って数十メートル進んだところのちょっとした広い空間で、モンスターハンターのビデオが上映されていました。
スクリーン鍾乳洞の壁面をスクリーン代わりに利用して映し出される映像は、なんとも味があって素敵です。
このような壁面にビデオを映し出す試みは始めて行われたそうですが、とても良い雰囲気なので、今後もなにかしらの映像を上映してもよいのではと思いました。

室内は洞窟であることから一年中15度に保たれており、夏はエアコンの利き過ぎた室内のように涼しく、冬は逆に暖かく感じる空間になっているそうです。

つきの世界中が広いので冬場は音楽コンサートも開くそうです。幻想的な空間で聞く音楽は、他では感じられない体験ができそうです。
鍾乳洞の中は正に別世界という感じでした。



集会所ここのモンスターハンターの展示ブースは、ゲームに登場する集会所を思わせるような建物になっています。
ここで2つ目のスタンプをゲット。




お土産に、5年連続でモンドセレクション大金賞を受賞した「あぶくまの天然水」を入手。
日本の名水はどれも美味しいのですが、あぶくまの天然水はまろやかな口当たりで、体によさそうな感じがしました。

ここで、そろそろ日が暮れてきたので、今日の観光はここまでとして、「モンハン宿泊プラン」を用意している、いくつかの宿の中のひとつである福島市内の温泉旅館「吉川屋」へ向かいました。
旅館に到着し、早速夕食につきました。メニューは「吉川屋オリジナルこんがり肉グレート&回復薬セット」。
特にメニュー主菜にあった「こんがり肉G」なるスペアリブは、ただゲームにちなんだというだけでなく、とても美味しかったです。

おしながきおしながきには「こんがり肉G」なるものが。







観光に食事、酒を楽しみ、最後は温泉でゆったりくつろぎ、楽しい1日を過ごすことができました。
翌朝は、吉川屋の若旦那の畠さんと記念撮影。

畠さんちなみに畠さんは、このスタンプラリーの企画で宿泊されたお客様と、実際にモンスターハンターをプレイしてもてなしたこともあるそうです。





福島市は東北道や新幹線など交通の便に恵まれ、東京から新幹線を使えば1時間程度で行くことが出来るこの立地でありながら、今ひとつ観光地としては知名度が低く、私自身も福島の地に降りたのは初めてのことでした。
今回の訪問で、福島市は観光資源が豊富で、温泉、お酒、食べ物、自然に恵まれており、尚且つ東京からもアクセスがしやすいということを知り、今度は気軽に遊びに行きたいと思いました。

スタンプラリーの企画は、福島の旅館ホテルの若旦那が集まり実現されたそうなのですが、仲間同士で、この企画を思いつきゲームのメーカーであるカプコンへ企画書を郵送、その数日後にアポイントなしで、カプコン社を訪問して企画を通したそうです。
その行動力と自分達と同じゲームが好きな人に向けた等身大の企画は、今後の福島の観光を牽引する大きなヒントがあるように感じました。
このイベントは、当初8月末までの予定でしたが好評につき、9月の連休まで延長されることになったそうです。
みなさま参加してみてはいかがでしょう。

ふくしま×モンスターハンター3

福島の旅館とホテルの若手スタッフが協力して、モンスターハンター3とタイアップのスタンプラリーを開催しています。
ふくしま×モンスターハンター3 スタンプラリー
ふくしま





福島県には全長600メートルにも及ぶ鍾乳洞の「あぶくま洞」や標高1,410メートルに位置する大高層湿原の「尾瀬ヶ原」、全国第4位の広さを持つ「猪苗代湖」など自然に恵まれているのですが、この風景がモンスターハンターに登場する風景と似ていることからスタンプラリーが企画されました。
私もゲームが好きなので、スタンプラリーに参加しようと思っています。
8月21日にはブロガーを招待したツアーを開催するそうですので、興味のある方は申し込まれてみてはいかがでしょう?
締め切りは15日(土曜日)なのでお早めにどうぞ。
「お申込はこちら。」

ホテル、旅館業界の方との交流

日本旅行協定旅館ホテル連盟が主催した、ホテル、旅館経営者向けのイベントで講演をしてきました。
テーマは、インターネットを活用して、地域の観光素材をどのように発信していくのかというもので、私の話の内容としては、現状、トラフィックを集めるポイントはSEO対策とCGMの活用だと思うので、SEOの基本的な考え方と、インターネットユーザーを味方に付けて、ユーザーと一緒に情報発信して行く事が重要であるとのまとめをしました。

講演の後の懇親会では、全国各地のホテルや旅館の経営者の方達と、お話をする機会をいただき、新しいご縁がたくさんできました。
ネットを利用した地域活性化は私のテーマのひとつなので、今後は、このご縁をいかして、色々な地域の方と協力し、観光素材の発掘や情報発信のお手伝いをしていきたいと思っています。

しばらくぶりにブログ再開

しばらくぶりにブログ再開です。
最近仕事ではWebコンサルタントとして、様々な企業のWEBを利用した新規事業開発のコンサルティング中心に行っております。

プライベートでは、先日知り合いの結婚式に主賓として出席し、挨拶をしたのですが、新郎の名前を間違ながらスピーチを終えてしまい、後でそのことに気が付きガックリしていたのですが、その後、新郎のお父さんが最後の挨拶で、新婦の名前を間違えていたのを見て、だれでも間違えはあるさ!と思い復活しました。

ところで
7月16日 マーケティング研究協会ということろで、「CGMマーケティングとCGMリスクマネジメント」というセミナーをやります。
よろしければお越し下さい。 受付はこちら

マスコミ倫理懇談会全国大会(2)

マスコミ倫理懇談会での私からの報告は「毎日新聞英語版WaiWai」騒動のような炎上が起きた際に表面的に見えにくい余波や、ネットユーザーは既存メディアのこんなところを嫌っているとの話をしました。
例えば表面的に見えにくい余波とは「ネガティブSEO」と私が勝手に呼んでいる現象で、毎日新聞のような大規模な炎上が発生すると、それに関連するニュースやまとめサイトが現れ、更にそれらをブロガーが参照しリンクを貼ることで、炎上に関連するニュースやまとめサイトに被リンクが増える。その結果Googleなどで「毎日新聞」と検索すると長い間検索結果の上位に炎上に関するニュースやまとめサイトが表示され続けます。これにより騒動をまったく知らなかった人でも「毎日新聞」と検索することで、騒動が風化しないという現象です。これは毎日新聞の騒動に関わらず見られる現象で、一度炎上が起きると長い間ダメージが残るということです。
ネットユーザーは既存メディアのこんなところを嫌っているとの話は(特に統計がある訳でもなく私自身がネットの世界を見てきた結果感じたこととしてのお話です。)ネット世界には非常に多様な価値観が存在しており、ネットユーザーは世界中に散らばった情報の中から自分に関心のある情報を集めて、自分の判断で取捨選択し、比較し、受け入れ、解釈する習性があります。その為、大勢の視点に立った中立的な発言というものが存在しにくい状況があるにも関わらず、既存メディアのオピニオン(1次情報ではなく2次情報的な意見)は、彼らの立場の中立性による、一面的、画一的、断定的な意見をマスメディアという大きな発言力で押し付けられているように感じられることからネットユーザーから嫌悪感を抱く傾向があると考えられます。又、既存メディアはネットに関する負の面を取り上げるのが好きと見られていることもあると思います。
まとめとして参加されていた既存メディアの方達に申し上げたのが、ネットユーザーは既にマイノリティーではないということです。これは既存メディアの方々が、未だに2chやmixiなどのサイトを見ている人を少数派と見ているようならばそれは間違えであり、既にネットユーザーの方が多数派であることを直視しない人や企業は、どこまでもネットの住民との衝突を避けられないということです。
とはいえネットの世界もまだまだ未成熟なところがあり、問題があることも事実なので、ネット万歳ということではありませんが、既存メディアVSネットユーザーの壁を早く無くして建設的な関係が築ければと考えております。



マスコミ倫理懇談会全国大会(1)

熊本で開催されたマスコミ倫理懇談会全国協議会の第52回全国大会に参加してきました。


一般的には馴染みが薄いかもしれませんが、メディアの倫理向上と言論・表現の自由の確保を目的にネット以外のメディア(新聞、放送、雑誌)200社以上からなるイベントで、今年で52年目になるそうです。

ここで私は「ネット社会とメディア倫理」という分科会で、韓国ITジャーナリストの趙章恩(チョウ・チャンウン)さん、
ガ島通信の藤代裕之さんの3名で、報告者として参加して参りました。


趙さんからは韓国のインターネットユーザーの動向について報告があり、最も信頼する媒体変化推移という報告では、1.TV 2.ネット 3.新聞ということで、新聞よりもネットの方が信頼できるという結果が出ており、韓国でのネットの信頼性は日本よりも高い印象を受けました。
将来、日本がそのようになるのかは解りませんが、私も含め日本のネットユーザーは、ネットから多くの情報を収集し、比較し、取捨選択することで信頼性のある情報を取得しようとする人がおり、その人たちは、様々な媒体と比較して、ネットから情報を収集することが最も正確な情報を仕入れられる手段と考えていると思っています。
又、韓国で今年の6月に行われた米牛肉輸入反対する「ろうそく集会」は、米国牛肉の輸入に関してネット上で情報交換が行われることで情報が広がり100万人もの市民が集まったそうです。
韓国でネットは、市民運動のツールとして完全に定着していることが伺えます。


藤代さんからは「毎日新聞の英語版WaiWai問題」を例に挙げ、既存マスメディアであっても不祥事やその後の対応を間違えれば「攻撃」に晒される立場となったと報告しました。
マスメディアの方達の関心も高く、冒頭に参加者でこの件を知っている人は手を上げて下さいと伝えたところ大半の方が手を挙げていました。
従来マスメディアが行ってきた、「問題があった」あるいは「問題があった可能性」のあるものへの報道という名の社会的制裁が、インターネットが普及したことにより一般市民がネットを使うことで、似たような行為が起こせるようになり、マスメディアも例に漏れず社会的制裁を受ける立場となってきたということを話されました。

このような現象に対してのマスメディアの論調は、ネットが暴走している。や一部のマイノリティーが行っている特殊な現象と取り扱っていますが、私はネットが暴走している訳でもなく、マイノリティーの仕業でもない、これから普通に起こってくる現象だと思っております。だからと言ってこの流れが賛成と言う訳でもなく、今後どのなっていくのか冷静に見守り、どうあるべきかを考えて行きたいです。


次世代広告夜会

次世代広告夜会に参加してきました。

次世代広告夜会は「次世代の広告」とは何なのか?を考えるテーマで行われたイベントだったのですが、私の答えは「インターネットの世界で広告という概念は存在しなくなる。」ということです。

「広告」とは商品やサービスなどを提供する為に、その存在を広く世間に告げる行為です。代表的な例は、TV、ラジオ、新聞、雑誌などのマスメディアを通して、発信者の意図で特定のエリアや、特定のコンテンツに興味を持つ人達へ向けて告知をするものです。

広告:商品やサービスの情報 ⇒ マスメディア ⇒ 消費者

インターネットの世界には限りなく「中間を排除していく」という特性があります。
例えばこのブログもそうですが、昔であれば私の書いたこの文書が雑誌や新聞などのマスメディアに取り上げられない限り、皆様にお届けすることはできませんでした。
しかしブログができたことで、私の書いたこの文書は、皆様にダイレクトに伝えることができているというように、マスメディアという「中間」を介さずとも不特定多数の人に情報をダイレクトに発信できるということが起きています。ECサイトで野菜などを生産者が消費者へ直接物を売るという行為は、解りやすい事例でしょう。
もう一つは情報の伝達が個々を基点としてネットワーク化している。情報の発信者と受信者が不特定多数であり、Googleなどの検索エンジンにより、発信者と受信者を直接結び付けているということです。
もちろんYahooのTOPページでは既存の広告という概念で商品が告知されておりますが、今後のインターネットの流れとしてはTOPページに人を集めて、そこから各ページに遷移させるのではなく、消費者が個々に目的のページへ移動するということが主流になると考えています。

インターネット:商品やサービスの情報 ⇔ 消費者 (消費者 ⇔ 消費者)

このようにインターネットの場合、「広告」という、その存在を広く世間に告げる行為ではなく、むしろ従来からある「営業担当者」が消費者から得た何らかのアクションを伝に個別に説明し、販売するという「販売行為」に近いのです。

「インターネットの世界で広告という概念は存在しなくなる。」というのは、「広告」という行為自体が間接的であり、インターネットの中間を排除するという特性とそぐわないこと。そしてインターネットは消費者に直接物を売ることができる「販売行為」や「販売支援」であるからです。



既存メディアがインターネット広告に侵食されているというような話を聞くことがありますが、インターネットが既存マスメディアの広告市場を侵食しているのではなく、インターネットが広告という概念の必要性を弱めているというのが現状であると感じております。

Eメールマーケティングとレコメンドエンジン

8月21日に「Eメールマーケティングとレコメンドエンジン」というマーケティングに関するセミナーを開催します。
セミナーの講師は頻繁にやっていますが、今回のセミナーは特別な感覚があります。


私は今から10年ほど前、「シノックス」という会社の役員をやっておりました。
ここではその頃まだ馴染みの薄い「Eメールマーケティング」という言葉を提唱し、今では当たり前ですが、メールマガジンなどのEメールを利用したマーケティングを行うためのシステムを開発し、販売しておりました。
しかし、その当時は「Eメールマーケティング」という言葉すら定着しておらず、システムを販売する為に営業に行ったところで「Outlookがあるから要らないよ。」などと言われ、話を聞いてもらうことすら大変でした。
そんな状況なので先ずは「Eメールマーケティング」というものを啓蒙し、それからシステムの営業をかけるといった具合で、何度も「Eメールマーケティング」のセミナーを開催しました。

現在、Eメールを利用したマーケティングは一般的なものになり、ネットマーケティングを考える人には、言わずと知れた方法となりました。
そして今回、共同でセミナーを開催するメール配信の「エイケア・システムズ」は、昔社名変更をしており、その昔の社名が「シノックス」、つまり私の古巣なのです。

という訳で、今回は久しぶりに「Eメールマーケティング」の話をするだけでなく、ゼロスタートコミュニケーションズが新しく取り組んでいるレコメンドエンジンを組み合わせた話になるということで、私ならではの話が出来ればと思っております。
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いじち
インターネット空間と人間の関係について研究しています。