2009年12月18日

【米軍普天間飛行場問題は解決できるのか?〜鳩山首相の選択肢は2つに1つ】〜大前研一ニュースの視点〜


>━ 世の中どうなってんの…?大前さん!! ━━━━━━━━━━━━━━
>
>       大前研一 『 ニュースの視点 』
>                         2009/12/18  #292
>                 発行部数 164,129部(自社配信+まぐまぐ)
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
> おはようございます。ニュースの視点事務局の佐藤です。
> 今週のニュースの視点は「米軍普天間飛行場問題」について、
> 大前研一が解説します。
>
>INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
> 【1】今週の〜大前研一ニュースの視点〜
>   『米軍普天間飛行場問題は解決できるのか?
>   〜鳩山首相の選択肢は2つに1つ』
>
> 【2】東証107億賠償!ジェイコム訴訟の正しい問題解決法
>   
> 【3】アタッカーズ・ビジネススクールから おすすめ情報
>  『他人や会社に期待する生き方からの脱却プラン!』
>
> 【4】編集部リレーコラム:「へーとほーの続き」
>  
> 【5】あとがきに代えて   
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
> 
>┏━■〜大前研一ニュースの視点〜
>┃1┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>┗━┛『米軍普天間飛行場問題は解決できるのか?
>   〜鳩山首相の選択肢は2つに1つ』
> ――――――――――――――――――――――――――――――
> 米軍普天間飛行場問題
> 鳩山首相
> 亀井、福島氏と会談
> -------------------------------------------------------------
> ▼ 海兵隊=攻撃力の保持、という真実に目を向ける
> -------------------------------------------------------------
> 鳩山由紀夫首相は社民党の福島瑞穂党首、国民新党の亀井静香代表と
> 11日夜に会談したと発表しました。その中で沖縄県の米軍普天間飛行場
> 移転問題などで意見交換を図り、移設先についてあらゆる可能性を含め
> て3党で協議しながら迅速に結論を見出すことで一致したとのことです。
>
> また米国務省のキャンベル国務次官補らと米軍普天間基地の移設問題を
> 巡り意見交換した訪米中の国民新党の下地幹郎政調会長によると、
> 米側は18日までの決断を求め、現行計画を履行できなければ関連予算を
> 他に転用すると警告したとのことです。
>
> 米軍普天間飛行場問題もここまで揉めてしまうと、最終的にはもう1つ
> の新しいオプションが出てくるかも知れません。
>
> それは民主党がマニフェストで掲げていた通り「グアムに移転してもらう」
> というオプションです。
>
> 小沢幹事長などは、最後は普天間で落ち着くという姿勢を崩していない
> ようですが、私は可能性があると感じます。
>
> そもそも、なぜこの問題はこれほどまでに揉めてしまうのか?というと、
> 歴史的に自民党が「嘘つき」で国民に真実を語ってこなかったからです。
>
> 日本は憲法上、攻撃力を保持せず、防衛力のみ許されています。だから
> 「自衛隊」であり「防衛省」という名称になっているわけです。
>
> ただ防衛力だけでは、万一近隣の中国や北朝鮮で有事が起こったときに
> 対応できません。だから米軍・海兵隊に駐屯してもらっているのです。
>
> 日本が保持していない攻撃力を肩代わりする存在、それが米軍・海兵隊
> です。普天間基地での軍事訓練の騒音や飛行場での墜落事故の危険性
> などが問題視されていますが、「防衛」のための訓練ではなく「攻撃」
> のための訓練をしているので、ある程度は致し方ないことです。
>
> 橋下大阪府知事は、普天間飛行場の移設について関西国際空港での受け
> 入れの可能性について言及したとのことですが、これは本質を外して
> いると思います。
>
> 攻撃力を保持しなければ意味がないのですから、移設するならば海兵隊
> という軍事力について「ワンセット」全部必要だからです。船・タンク
> ・ヘリコプター部隊など、すべての海兵隊が一緒に移設されなければ
> 意味がないのです。
>
> 本来ならば保持していないはずの「攻撃力」について自民党がずっと
> 嘘をついてきたために、社民党の福島党首などが正論を述べるだけで
> 正しく聞こえてしまうのだと思います。
>
> -------------------------------------------------------------
> ▼ 鳩山首相が取るべき選択肢は、2つに1つ
> -------------------------------------------------------------
> では鳩山首相としては、この問題にどのように対処するべきでしょうか?
> 私ならば「嘘つき」はやめて、海兵隊についての真実を正直に国民に話
> します。
>
>・憲法上、攻撃されたときだけ守るという「自衛・防衛」しか許されていないが
>・それでも万一の有事のときのために「攻撃力」を保持したいと思う
>・この矛盾のためにあるのが、沖縄に駐屯している米軍の海兵隊である
>
> その上で、国民投票という形で日本国民に問うでしょう。こうした矛盾
> を認めても、米軍・海兵隊の攻撃力を保持するべきか、あるいは憲法に
> 従ってこれを認めるべきではないか。
>
> もしこの答えが「YES」ならば、日本国民全員で「迷惑をかけて申し訳
> ないけれども、よろしくお願いします」と、沖縄の人にお願いをすると
> いうことになるでしょう。逆に答えが「NO」ならば、海兵隊という攻撃力
> そのものが必要ないということですから、「どうぞグアムに帰ってください」
> ということになるでしょう。
>
> 過去数十年の歴史を振り返ると、日本の防衛のため、あるいは攻撃された
> 際の自衛のために沖縄の海兵隊が動いたことはありません。
>
> 海兵隊がグアムに駐屯するというのも現実的にあり得るオプションだと
> 言えると思います。またそれでも万一の有事が起こった時には、日米安
> 保条約に従い、米軍・海兵隊に対する支援要請についてその度に「交渉」
> をするということになるでしょう。
>
> では、果たして米国側はこのような日本の意見を受け入れる可能性が
> あるか?というと、私は「お金次第」で大いにあると思います。
>
> 沖縄からの移転が現実になった場合、当然のことながら米国は移転費用
> の支払いを求めてくるでしょう。
>
> さらに、「一度移設したら、後から有事の際に海兵隊に来てくれと頼まれ
> ても、その時には費用は高くつくぞ」という類のことを言ってくるでしょう。
> しかし逆に言えば、こうした費用について日本が「払う」と答えれば、
> 米国としてもそれ以上何も言えないはずです。
>
> 鳩山首相の選択肢は2つに1つだと思います。国民の意見を聞き、
> 「沖縄に日本国民全員でお願いをする」もしくは「米国に帰ってもらう」
> のいずれかを選ぶだけです。
>
> 今、この問題はこれまで自民党が嘘をついてきた「ツケ」を支払わされ
> ているのです。このまま嘘つきの議論を続けても埒が明きません。それ
> を根本から払拭することが第一歩であり、大切なことだと私は思います。
>
> 鳩山首相や岡田外相を見ていると、少し「学生」のような青臭い議論を
> することがあると私は感じます。
>
> 「日本に攻撃力は必要ないから、米軍には出て行ってもらうのは当然」
> という意見についても、それだけを学生のように正論として主張してい
> ても「現実的な解決」には結びつきません。
>
> この点について改めて考えてもらいたいと思います。また「年を越す」
> というタイミングなので「1度米軍もグアムに戻る」という議論も、
> 案外受け入れられる可能性が高いのではないかと私は見ています。
>
>  ==========================================================
>  この大前研一のメッセージは、12月13日にBBT757chで放映された  
>  大前研一ライブの内容を抜粋・編集し、本メールマガジン向けに
>  再構成しております。
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> この結果は、今後のメルマガ作成の参考にしてまいります。
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>◎ジェイコム誤発注は、そもそもやり直しすべきだった
>                     (大前研一)
>
>
> みずほ証券がジェイコムの株式を誤発注した事件に絡み、
> みずほ証券が東証に対して損害賠償を求めていた裁判で
> 東京地裁は4日、東証に107億1212万円の支払いを命じました。
>
> 事件発生時にも述べたことですが、この問題の正しい解決法は
> 「間違いであったことを認めたなら、遡って取引をやり直す」
> という方法だったと思います...
>
> 世界的な常識に照らし合わせてみても、これ以外に方法は
> なかったはずです...(本編に続く)
>
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> あわただしい時期ですが、振り返ると今年も激動の年でした!
> ”このままではいけない”という感覚は共通の認識だと思います。
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>┏━■編集部リレーコラム:「へーとほーの続き」 
>┃4┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>┗━┛テーマ「電車内広告をみて1年を総括」
>
> 日常の「へー」と「ほー」の気づきから、
>   編集部がコラムを広げます
>――――――――――――――――――――――――――――――
>
> 最近の電車の中は、時期が12月というとこともあり、忘年会を
> 連想させる広告に目が止まります。
>
> 昨日は、思わず一気飲みしたくなるようなビールジョッキの写真の
> 隣に胃薬の写真が「どーん!」と並んでいるのを発見。単純な私は
> ビール→胃薬という視線の流れで二日酔いを連想。なんだかビール
> のおいしさが半減してしまうような気持ちになってしまいました。
>
> さて、もうひとつ印象に残った風邪薬の広告がありました。
> これは商品ではなくキャッチコピーに注目しました。
>
> 「私は父であり、マネージャーであり、夫である」
> 「私は母であり、デザイナーであり、妻である」
>
> “私たち”は、毎日、いろいろな役割をこなしている。
> しかし、なかなか休めない。だから、風邪のひき始めには早めに薬を
> 飲んで、元気でいましょうね、ということなのでしょう。
> 
> 自分を多面的にみることは大事だと個人的には思っています。
> この広告のキャッチをまねて「○○であり、○○であり、○○である」
> という部分に、自分を表現できるさまざまな言葉を入れてみたら、
> 見えていなかった自分の姿が浮き出てくるかもしれません。
>
> 私の場合は、年末ということもあり、
> 2009年、「自分は何をしたのか」、あるいは「何に夢中だったのか」
> という、1年の振り返りへと思考が飛んでしまいました。
>
> 同時に、2009年1月に目標を立てたにも関わらず行動に起こすことが
> できなかったものも浮かんできました。むしろそちらの方がどんどん
> 出てくるという悲しい結果になり・・・。
> こういうときは、ぱーっとお酒でも飲んで楽しく1年を振り返るのも
> いいかもしれないと思った次第です。そうなると胃薬の出番ですね。
> 広告を見て、自分の1年の総括に入ってしまったお話でした。
>
> 風邪薬のCMはこちら
>⇒ http://vil.forcast.jp/c/amqVac1jyJssnYah
>
>
>┏━┓
>┃5┃ あとがきに代えて:「ゴムゴムのあとがき」
>┗━┛ ―――――――――――――――――――――――――――
>  
> 今話題の映画、ONE PIECE -FILM- STRONG WORLDを観に行って
> きました!
>
>  (「ワンピース」97年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で
>  連載している海賊を題材にした冒険マンガ 作:尾田 栄一郎 氏)
>
>  ・初日の全上映回が満席となる劇場が続出
>  ・渋谷の劇場では2,000人もの行列
>  ・土日2日間で10億3800万円「ポニョ」超えスタート
>  ・公開から3日目で100万人を突破
>
> などなど、毎日ワンピース関連のニュースが更新されていきますが、
> 映画館に行くことで改めて社会現象の大きさを肌身で体感しました。
>
> 月曜日に新宿に行ったのですが、21時40分からの回は満席
> 24時10分からの回も、26時30分からの回もほぼ満席
> 平日の深夜でこの状況。少なくともお子様の時間ではないので、
> 私のような大人が観ていることになります。
>
> 公開までに緻密に練られたマーケティングがあったのも
> ヒットの要因ですね。私が知っているだけでも、
>  ・原作ストーリーと密接に絡んでいる映画
>   (観ないとマンガが補完できない)
>  ・日曜日のアニメで関連作品を放送
>   (観ないとアニメも補完できない)
>  ・劇場でコミックス0巻をプレゼント
>   (観ないとコミックスが補完できない) 
>  ・主題歌がMr.Children
>   (Mr.Childrenファンへ認知)
>  ・メンズノンノの表紙を飾る
>   (定期購読者への認知とコンビニユーザーに認知)
>  ・実は今年の春公開予定だったため去年の春に一瞬だけ告知していた
>  (焦らし作戦)
>
> などがありました。
>  
> ちなみに、
> ドラゴンボール、エヴァンゲリオンに続き、実はワンピースも
> マニアックな私ですが、実は今年、上記関連作品をすべて
> 映画館で見て、あとがきに書いていたんですね。
>
> ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破・・・100点
> 
> ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD・・・100点
> 
> DRAGONBALL EVOLUTION・・・ある意味映画の自由さに気付く作品でした。
>  
>
> ONE PIECE -FILM- STRONG WORLDの公式サイトはこちら
>→ http://vil.forcast.jp/c/amqVac1jyJssnYai
>
> それではまた次週お会いしましょう!
>                  (編集部・M者)              
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
> 次号:2009年12月25日 配信予定
> 通常号は毎週金曜日発行(+増刊号)
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