2007年01月18日

コラム 規格統一と競争原理


新しい技術の発表の際に規格を統一したほうが消費者の利益になることがある。
古くは、ベータとVHS、USBとIEEE1394、DVD−RW+と−、そして今最も注目を浴びるのはBDとHD DVDだ。

自由競争であることから、国家的に規格を統一しろとか国際的に規格を統一しろとか言うのが無謀だということは理解している。しかし、消費者の立場としては、買っても将来的にゴミになるかもしれないものを買わされるのはごめんだ。
それなら、「どっちが主流になるかわかるまで待てば」といわれると困ってしまう。だって、新しい便利なものは早く欲しいのだ。

そこで何か妙案がないかと考えてみた。

製品の責任は製造販売元にある。
では、メジャーにならず価値のなくなるものを販売した責任は製造販売元にとっていただこう。もちろん全ての製品に関して言っているのではない。一定以上の高価な製品で、多くの人が影響を受ける製品に関してのみでよい。そういった製品を販売するからには製造責任が発生するということにはできないだろうか?
例えば、ソニーのベータ製品を購入して明らかにベータは主流でなくなり当初の製品としての役割が社会的に見て果たせなくなった(この基準がもっとも難しいが)。この場合、ソニーは購入者の製品をせめて定価の半値程度で買い取る義務を負う。実は市場的に価値があり、中古で半値以上の価値がつくのであれば誰もソニーに買取を頼まない。それはそれでいい。

私が考えた制度は、お金を返して欲しいということがメインではないのだ。ただ、製品のリリースの過程で競合する規格の製品に対して明らかに性能的に劣る製品は撤退すべきだということなのだ。
単純に売れる自信があれば販売すればいいし、駄目だなと判断すれば販売するなということだ。

これであれば技術的な競争は失われずに(いやむしろ競争は熾烈になるだろうし)、消費者はゴミをつかまされる可能性も低くなると思うのだがいかがだろうか?


ldmaru at 12:18│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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