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京都在住、渋谷&河原町五条勤務のWebディレクターのブログです

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ゴールデンウィークにSFの”古典”のジェイムズ・P・ホーガンのSF小説"巨人三部作"を一気読みしてからSF小説がマイブームです。



「星を継ぐもの」の舞台設定は2030年で小説が書かれたのは1977年。40年前に描かれた13年後の地球人は月に居住空間を作り太陽系内の惑星に有人の探査基地やコロニーを作っているようなテクノロジーの持ち主として描かれています。

シリーズ作中でも印象的な登場"人"物が「ゾラック」。地球人より進んだ文明を持ったガニメデ人が保有する中央コンピューターであり一人ひとりの個人と対話するパーソナルアシスタント(AIの人格)でもあります。

「ゾラック」は物理的実体を持たないゆえに、専用のアクセサリを付けた人(ガニメデ人でも地球人でも)ならだれでも使い始めることができます。どこにいても呼び出せて、彼の通訳を介して異星人同士で会話をしたり、彼との対話を通して情報を引き出したり、彼経由で宇宙船などを操作したりすることが可能です。おちゃめな人格を持っているので目的のない暇つぶしの会話にも対応する愛すべき相棒。

ところで、「星を継ぐもの」ので描かれる未来の描写にはゾラックのような、「これぞSF」というようなディスプレイ群に壁面が覆われたコントロールルームや、iWatchのような時計型のデバイスも登場する一方で、スマートフォンのようなものは登場しません。

tars↑ こちらはInterstellar の TARS、実体があるAIは枚挙にいとまがありませんね

この作品に限らず、宇宙が舞台になるくらいの未来像を描いたSF作品にはスマートフォン的な小型ディスプレイで操作する携帯型コンピュータってあまりでてきません。2017年の現在の文明の利器として最も頼りにされているスマホとは、到達点ではなく過渡期的なアイテムなのかもしれません。

もっとも、SF作品において手持ちのスクリーンに向かってチマチマやるのは絵的にかっこよくないですよね(笑)それに対してゾラックのような音声認識とか、同時翻訳とか、AIとか、パーソナルアシスタントとかは、わかりやすい驚きと飛躍的な利便性を想起させます。



ようこそ、ボイスコンピューティングの世界へ


さて、SFの世界の話はこれくらいにして、現実の地球人の2017年のテックトレンドを見ると、Machine lerning や Cognitive Experts Advisors などAI関連のカテゴリがハイプ・サイクルの頂点(過度な期待期)にいます。そしていま、BtoC分野(欧米のお茶の間)ではマイクとスピーカーを搭載した据え置き型の音声AIアシスタントがさまざまなソフトウェア・サービス(ECやUber)や、IoT系のスマート◯◯製品(Phillips Hue など)と連携して大きな市場を生み出すと期待されています。

gartner2016

Amazon Alexa, Google Home, そして先日発表された Apple HomePod の登場で、主要プレイヤーが徐々に出揃ってきた感があり、今まさに熱いこのカテゴリなのですが、日本では軒並み利用ができないため、国内では体験とともに語り共感できる人が少なくて盛り上がらないのが現状。

そんな折り、京都とサンフランシスコを股にかける起業家であり、自身も音声を使った革新的なコミュニケーションに挑戦中の井口さんが「Alexaはよくできている、ボイスコンピューティングは体験したらすぐに分かるけど、説明されても伝わらない」とお話しているのを聞いて、このままずるずるガラパゴスではまずいと思いたち、Amazon Echo Dot を個人輸入して、自宅で試用してみることにしました。

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日本語圏での利用は想定されていないのですべてのやり取りは当然英語。悲しいかなヒアリングがおぼつかない自分は、天気予報もニュースチェックも聞き取るために身構えてしまうのでリラックスできません。さらには AmazonのUSアカウントからしか日用品は買えない、自宅のリビングにはスマート家電もない、カリフォルニアからはピザも頼めない(笑)、ということで、いま日常的に使えそうな機能は「アラーム」「音楽(視聴)」「ToDOリスト」あたりに絞られました。

その中でも、いろんな「対話(応答)」が楽しめて、わかりやすく「これは生活が変わるな」という予感を得られたのが「音楽」体験です。

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まずひとつめのインパクトは、デバイスに近づかなくても、デバイスの方を向かなくても、部屋の中でコマンドを発生したらなかなかの精度でAlexaが反応すること。

家に帰ってカバンをおろしながら、冷蔵庫を開けながら、自然に部屋に音楽を流し始めることができました。同じことはAndroid (OK, Google)やiPhone・iPad(Hey, Siri)でもできるけど、マイクに向かって畏まって喋るのと「ただ、声を出すだけ」というのは大きな違い!ということがやってみてちゃんと体で理解できました。

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ふたつめのインパクトはフレーズによる豊富な音楽のリクエスト方法。

"Alexa, Play Spotify"
"Alexa, Play a song
"Alexa, Play some music.'"
"Alexa, Play [genre] music.'"
"Alexa, Play the song, '[title].'"
“Alexa, Play [song name] by [artist]”
"Alexa, Play the album, '[title].'"
"Alexa, Play the [playlist name] playlist."

"Alexa, What's popular from [artist]?"
"Alexa, Who is in the band [name]?"

現時点でもこれくらいのコマンドで Spotify やAmazon Music というジュークボックス と対話ができます。

今までは「スマホを探す→スマホを持つ→ロックを外す→Spotifyを開く→discocerタブ→スクロール→ Acostic Blues をタップ→スマホを置く」とやっていた一連の作業が、「Alexa, play accostic blues playlist on Spotify」の1つで済んでしまうのです。

jawbones▲Jawbone の Bluetooth スピーカーで聴いています

「デバイスを意識する必要が殆ど無いリビングで」「ワンフレーズでひとっとびに命令できる」
音楽を聞くインターフェイスとして、据え置き型のAlexa dot/Echoが優れていることはこの2点でした。

繰り返しになりますが、この感覚は実際に自分の家のリビングに置いて使ってみるまでは体でわかりませんでした。さらに言うと音声応答というのは、人がやってるのを横で見ててもわからなくて、自分でやってみること(声をだすこと)が大事でした。

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さて、音楽視聴のことばかり書きましたが、下記のようなことも、リビングで思いついたらひとっとびにお願いできるので便利です。これから試してみます。

・ささいな用事(あとで洗濯物取り込もうとかくらいの)のTodoリストへの追加操作。
・照明の操作。オン・オフの切り替えだとスイッチとさほど変わらないけど、Hueのように幾つかの設定を切り替える必要性のある環境だと、スマホを探さなくて良くなるのはとても便利(というか今、スマホのHueアプリを介しているのこそが過渡的)
・IFTTTを介して流れてきた曲の情報(曲名、アーティストなど)をGoogleSpreadSheetやEvernoteに書き込む。「ギターソロ」「あとでコピる」のようなタグ的な分類も声でできるようになると最高。

おおっと、IFTTT連動のように今あるものを使って工夫し始めるのは(Web2.0 的な)デバイス・ガジェット好きのIT男子の発想でした。ボイスコンピューティングを決定づけるような用途やサービスは、Web2.0やその流れをくむスマホエコシステムの呪縛からは離れたところから発生するに違いありません。

さよなら、モバイルファースト

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そう、Alexa としばらく暮らしてみて気づいたことは、2000年代以降、推し進められてきた

 携帯電話→スマートフォン→スマートウォッチ

のモバイルファーストの流れと、来る音声コミュニケーションによるユーザーインタフェースの進化は延長線上ではなく、別物であるということでした。

スマホや腕時計の小さなディスプレイでどう表現してどう操作させるかに、イノベーション(と金塊)があると嗅ぎつけた優秀な人たちがここ数年間、しのぎを削ってきたことが一度リセットされる感じが新鮮かつ痛快であります。

ちなみに、Alexa というのは音声を介した対話エンジンのことなのでデバイスがなくても スマホのAlexa アプリがあれば体験(対話)ができます。ただし、スマホのマイクを使うことになるので、「リビングのそこにいつもアイツ」的な良さは全く体験できません。今後はスマホの進化よりも、身につけていることを感じさせないAirPodsのような製品が単体で応答できるような進化が本命です。

airpods

ホーガンのSF小説に登場する人工知能アシスタント・ゾラックは、利用者ひとりひとりが専用のアクセサリを身につけることでアクセスできるから、基本の利用方法は"人1対ゾラック1"なんですよね(ゾラックは同時にすべての利用者と対話しちゃうスーパーコンピューターなので真実は多対1なんだけど、利用者の感覚はあくまで1対1)。いま普及しようとしているAlexaなどのリビング据え置き型の音声AIスピーカーは誰の声でも拾ってしまう"仕様"がありその辺りどう進化・分化するのかも楽しみですね。




補足

※外付けスピーカー推奨のAmazon Alexa dot にも簡易ですがスピーカーついてます
※音楽プレイヤーのデフォルトはAmazon(com)のプライムミュージックです
※Spotify はプレミアム(課金)ユーザーがAlexaと接続できます
※AlexaアプリはUSのGooglePlayやAppstoreからしか入手できません




関連記事

要するに画面の時代は終わって、声の時代がやってくる。
見えないコンピュータ、聞こえるコンピュータ。 – takahito iguchi – Medium
ロボットのような形ではなく「見えないけどそこにいる」という存在が次の未来だということは数年前には想像できませんでした。

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アップルのSiri搭載ホームスピーカー「HomePod」は、音楽好きこそ手に入れるべき|WIRED.jp
これ、ハードウェアの性能が革新的ならウォークマンやiPodくらいライフスタイル変える可能性「も」あると思うんですがやはり、日本で競合の先行品が使えないから話題になりにくそう

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ハコ型ロボット「PLEN Cube」、ソフトバンクの対話型音声サービスと連携 | fabcross
インターフェイスは住環境とか文化の差異の影響があるので、国産のロボティクススタートアップの動きも気になります。日本では、気取った英語で "Alexa play jazz song on Spotify" という替わりに、 "なあ、プレン、ええ感じのブルース聞かせてくれへんか?" という未来があってもそれはなんかいい感じがするのです。(オーサカの会社なので関西弁にも強そうw)

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Amazon | POSH Micro X S240b - 2.4", 4G, Android 4.4 Kit Kat, Dual-core, 4GB, 2MP Camera, Ultra Compact, Micro-size UNLOCKED Smartphone (White) by Posh Mobile [並行輸入品] | スマートフォン本体 通販
スマホはこれくらい小さくなって複雑な用途を「諦める」ことによるシンプルさを得て残っていくのかもですね。



この記事の読了時間:5分
2016blog0
今年は会社のオウンドメディアで記事を発表する機会が多く、またメディアで複数のブログ(プラットフォーム)に検証がてら手を出しはじめた1年でした。

そこで、このエントリーでは2016年の公私両方のネット上に公開された「書き仕事」をまとめながら振り返りつつ、1エントリー分稼ごうと思います(笑)


ライブドアブログ本店


一時期は年間30本くらい書いていたこのブログも今年書いた記事は2本だけ。
しかも一本はただのシートw


観る専サカヲタとカタルシス(祝・レスター優勝) : Blog Start All Over

blog2
シン・ゴジラを語る会用の自己紹介シート : Blog Start All Over


それでも、ライブドアブログがある限りはここを本店とするつもりです。



遅れてやってきた社員ブログ


スタッフブログブームから10年、超いまさらではあるのですが会社でディレクターブログが始まりました。自分はディレクターブログは過去にもう十分やっていたのと、同僚たちがロングフォームでこってりと書きがちなので、文字が出てこないブログシリーズというのをやってみました。

160730_camera-kids-7
カメラ大好きロフトワーク 〜 YOSANO 合宿編 : ATOMS by Loftwork


160805_a-day-in-kyoto7
或る日の京都オフィス : ATOMS by Loftwork


カメラ大好きな会社で、イベントで撮った写真は全部、共有アカウントのFlickrやGoogle Photo にアーカイブされているからできる芸当。同じ写真でもテーマや並べる順番で伝わることが変わってくるので結構面白い。本当は、2列・3列とか並べ方にもこだわりたいんだけど、このブログはその辺の表現の幅がまだそんなにないのが難点。

160912_mewe0
“オープンイノベーション” と言うは易く : ATOMS by Loftwork


ただこれだけでは社内で「ネタの人」呼ばわりされそうなので真面目なエッセイもひとつ書きました。自分のアイデンティティと紐付けて書くのは照れくさいビジネス系の言いたいことや業務のポジショントークを書いて発表したいときに、選択肢として会社のブログがあるのは便利。



本業のMTRL KYOTO ブログ


昨年末からコワーキング&イベントスペースの事業をやっている(=オウンドメディアを持っている)のでそこで書く機会が多い1年でした。おもにがっつりと書くのはイベントレポートです。


1601114_safecast-standby1
京都の路地の放射線量マップが完成! 「知る」「つくる」「アクションする」 Safecast ワークショップレポート 【前編】
/ 【後編】

年間140本のイベントを行っていたりする場所なので、すべてにレポートを書くわけではないのですが、自分が企画したイベント、ユニークで尊敬できる人たちと行ったイベントのレポートについてはちゃんとアーカイブしようとしています。

160506_dokidoki68-1
京都からサンフランシスコへ!DOKIDOKI+MTRL流スタートアップ寺子屋 「春のドキドキ祭り」イベントレポート | MTRL KYOTO


「春のドキドキ祭り」は連続起業家の井口さんと企画した真面目で熱血な実験的ワークショップ。運営に人員が割けず司会兼カメラマンで慌ただしく録音もしていなかった中、さてレポートどうするかあ、と困ったのですが、参加したスタッフが撮っていたメモからいい感じのフレーズを抜き出して blockquote タグで囲んで挿入することで時間をなぞるベターっとしたレポートにならないリズムと緊迫感を出してみました。

160502_mangathon-ogp1
マンガソン – 漫画好きクリエイターたちが大いに読み大いに語る!イベントレポート | MTRL KYOTO


逆に遊びの要素が満載だった実験的イベントが「マンガソン」。コンセプトからルールからいろいろ飛ばしすぎて、実際のイベントでも価値を伝えきることができなかったので「あれはいったい何だったのだろう?」と幻にならないようにレポート記事をいっそう頑張りました。

俯瞰してみたときのテキストと画像のバランスはいつも気をつけるのですが、より細かく写真を並べる頻度とかリズムとか、コールアンドレスポンスとか、上げる所落とす所、などなど、長いコンテンツだけどリズムよく読むことができて、マンガソンってなんかよくわからないけど面白そうやん、と思ってもらえるように頑張りました。

2016年公私すべてで自分がいちばん工夫した企画が「マンガソン」です。それでいいのか(笑)

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CEATEC JAPAN 2016レポート 会場で活躍する”マテリアル”たち | MTRL(マテリアル)


こちらは出張でCEATECに行った時に、意外に速報レポートがネット上に少なかったので「これはチャンス!」と思って徹夜してCEATECが終わる前に書いた記事。おかげ様で結構(見てほしい人たちに)読んでもらうことができました。誰に頼まれたわけではないんだけど、こういう時に頑張ってしまうのはブロガーの性ですね。


これらオウンドメディアでのレポート記事の場合、自分はアサインされたライターではなく、企画・主催者であり、写真もだいたい自分(たち)で撮っているので「オリジナルコンテンツ」の純度が極限まで高いことが自慢です。

あとMTRL KYOTOは、テキストの大きさ・行間、写真を並べたときのマージンなどなどブログ面の細かいUIが自分たちが心地よいところに最適化されている、かつ、何かしたくなったらベタでHTMLが書けるようにしているので、表現の上でのストレスがないのも良いところです。


一方で、編集視点がはいっていないので独りよがりになってしまうのは悩みどころなんですが。



取材された記事たち


ところで、本業でユニークな事業を行っていたのでいくつか取材をうけることもありました。

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「ズルい街」京都を通して考える、これからの働き方 | WORK MILL

「MTRL KYOTO」がもたらす、「働く場所」の柔軟性と多様性 | WORK MILL

京都発!伝統とテクノロジー、そしてクリエイティブのハブに。MTRL KYOTO(マテリアル京都)の挑戦 | CAREER HACK

「コンテキスト」と「素材」に着目したクリエイティブ・スペース

クリエイティブのことは正直今もよくわからないのですが、「働き方」「京都であること」に関してはめんどくさいおじさ、もとい一家言あるのでいろいろ語って取材のたびにライターの方を困らせ続けています(笑)



LINE BLOG は鮮度が命


閑話休題。

秋にLINEの BLOGなるプラットフォームが発表されました。
メディアとしてのLINEにはぜんぜん馴染めていない自分は、当初おもわずこんなコメントをしちゃって★をいっぱいもらい困惑するという体験をしてしまったのですが、

ラインブログは「スマホでしか書けない」のならということで、趣味のカメラの「撮って出しブログ」として捉えて幾つか記事を書いてみました。前述のテキストなしブログの延長ですね。


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shoot in the dark - 定点観測12年目 - Powered by LINE


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shoot in the dark - 養老天命反転地 - Powered by LINE


旅行先のカメラで撮った写真を使って移動中の電車でサクッと書いて公開してしまう、というのはやってみるとなかなか面白い体験でした。これを持って帰ってPCでやろうとすると「写真を選ぶ」「Lightroomで加工する」「ネットで調べた付加情報を足そうとする」「なんかいいこと言おうとする」うちに1記事に2時間とかかかっていたところが、ものの10分ほどでその場で公開できてしまう爽快感。

その昔もモブログなんてのがあったけど、ちゃんとしたカメラで撮った写真をそれなりにイマーシブに見せられるようになった2016年とは品質的に隔世の感があります。

line3
shoot in the dark - OASIS の映画『SUPERSONIC』を見てきた - Powered by LINE


別の使い方としては映画の感想ブログ。帰りのカフェで書いて出し切りました。これもPCの前に座ったらもっとこねくり回していたことでしょう。

LINE BLOGは他のプラットフォームとキレイに使い分けできてリアルな生活にもメリハリを与えてくれそう。撮って出しブログとして使ってみての感想とか要望とかはまた別の記事で書けたら書きます。



キリッと Medium 支店


今年はライブドアブログの本店がありながらもMediumに浮気してみました。

今のところ、Medium は記事単体を独立して立たせたい場合に使うといいのかなと思っています。本店のライブドアブログだと読者は「この記事でこんなこと言ってるこのブロガーは他ではこういう記事も書いている」とか「ラーメン好きで元ライブドアの人のブログ」とかいう意識がはたらきがちですので、「記事の中身を読んでほしい」「人格は二の次でいい」みたいなキリッとした内容の場合はMediumで書くと頭良さそうに見えるんじゃないかと(笑)

Mediumはデザインがシンプルで読むことに集中できて、、、と言われていますが、まずはディスプレイ広告の有無の差はあると思うんです。はてなブログがどんだけスッキリしたと言っても広告があると厳密には気が散ります。

で、書いた記事はこちらの長文2本。

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男子不惑にしていまさら迷う 〜はぐれディレクター旅情派 – Medium


こちらは今流行のポエム(的自分語り)。Response の正しい使い方がよくわかっていない。

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「誰が音楽をタダにした?」を読んでインターネットのことを考えた [前編] – Medium


こちらは画像はほとんど使わずテキスト直球勝負。h3見出しすらない中で、自分の伝えたいことをどう構成するのかを考えるのをマゾ的に楽しみました。ただ渾身のテーマがないと手を付ける気になれないのでMediumは年に数本かなあ。

あと、Meduim初心者なので記事URLが日本語になってしまって後悔してます。次からは短いURLにします。



まとめ


ということで、ことしの自分のブログ記事の傾向としては

『ロングフォームとシンプルな"型"設定の二極化』
『画像とテキストで記事面をデザインする』
『限定された状況・環境で書く面白さを発見』

こんな特徴があった1年でした。枯れたメディアのブログと言えど10年前と比べるとちゃんと進化しているのに改めて胸が熱くなります。

一方で、SNS越しに(散り散りになった)元同僚がネットメディア編集部で活躍しているのを見るにつけ

『編集の不在。編集されてみたい。もしくはする側もたまには。』

という課題と言うか物足りなさもありますが。

そんなこんなで、自分はプロのライター・編集者ではないのですが、書くことも大好きないち企画・設計者としてネット(だけではない)メディア・プラットフォームを改めて考えてみたいと思った2016年末なのでした。


本年もお付き合いいただきありがとうございました。

みなさんも良いお年を!


この記事の読了時間:3分


ゴールデンウィークですね、旅行に行ったり家族や友人と過ごしたりリアルに充実するみなさんのSNSを横目に、僕は主にサッカーとネットを見てニヤニヤしております。

そう、英プレミアリーグ、レスターシティーが優勝してしまいました!



日本人FW岡崎慎司がレギュラーを張るレスターというチームが優勝することがどれくらいすごいかは「ネッシーが実在するレベル」「実はプレスリーが生きていたレベル」「チャオズが人造人間を倒すレベル」とか、よくわかるかわからない例えで言われてしまうくらい想定外の奇跡だったわけです。

そんな世界を驚かすミラクルに乗っかった記事やネット上の反応をひたすら見ている中にこんな話題が。


少年時代からレスターの熱狂的サポーターであるギターの“サージ”ことセルジオ・ピッツォーノと、ヴォーカルのトム・ミーガンは、今もホームゲームの常連客だ。ツアー期間中なども世界各国のホテルで映像観戦を欠かさない彼らだが、ちょうどレコーディング期間だった今シーズンは大半の試合を現地観戦しているという。

特にファッションにも精通するサージは、「いつかレスターのユニフォームをデザインするのが夢」と公言するほど筋金入り。そもそも「レスターのセンターフォワードになる」という夢を果たせず音楽の道に進んだ過去があり、2012年にはオールド・トラッフォードでのチャリティーマッチで、元イングランド代表GKデイヴィッド・シーマンを破る見事なループシュートを決めたこともある大のサッカー好きだ。

愛するレスターを支えたカサビアン、本拠地で初ライブ決定…チケットは即完 - ライブドアニュース

カサビアンの文字を見た瞬間「♫ウッ!、、アアアアーアアー、、アレラウォンチュー♪」というメジャーデビュー曲のサビが脳内に流れました。2004年のサマソニで見たなー。そうか、カサビアンはレスター地元だったのか。



これはUKロック好きのサカヲタ的にはハッピーすぎる話題。ノエル・ギャラガーとマンチェスター・シティーのような話がここにもありました。

オラが街のクラブ愛がDNAレベルで刷り込まれているヨーロッパ、なんというか素敵やん。 サッカーそのものの周りにあるさまざまな人・ストーリー・歴史も合わせて愛し・憎むことができる、欧州フットボールのこういう所が好きです。

そういえば2002年日本でワールドカップ会場になったとき当時の職場だった東京勝どきの近くのホテルに快進撃を見せたアイルランド代表のサポーター軍団が泊まっていて連日大盛り上がりを見せていました。あのおっさんたちを見て日本(のサッカー文化)も頑張るけど歴史という意味で追い越すことは無理だなと感じたものです。



閑話休題。そして、後追いで「Leicester city Kasabian」で検索すると1月にはこんな話題も

「Kasabianを聴きなさい」

イングランド・プレミアリーグで首位争いを演じるレスター・シティ。今季から指揮を執るイタリア人指揮官のクラウディオ・ラニエリ監督が開幕戦でサンダーランドに4-2と快勝した直後のインタビューで話した言葉だ。

(開幕戦でサンダーランドに4-2と快勝して)

「開幕戦の前には選手たちに『Kasabian(カサビアン)の曲を聴きなさい』と言っておきました。『そうしたら勝てるはずだ』と。実際にそうなりましたから。」

(「好きなんですか?」との問いに)

「ロックは好きですし、良いバンドですから」

【サッカー×音楽】レスター躍進を支えるのはカサビアン? | サッカーキング・オピニオン



ラニエリ監督ステキすぎる。イタリア人なのに、67歳なのに、落ち目と言われてた監督なのに。

2000年以降の欧州サッカーファンとして、クラウディオ・ラニエリと言えば印象に残っているのが、2003年チェルシー監督時のチャンピオンズリーグのアーセナル戦。

大富豪アブラモビッチオーナーに変わった直後でまだビッククラブ手前だったチェルシーが、当時最強を誇っていたアーセナルに乾坤一擲の大逆転を食らわせた一戦。温厚な印象のラニエリさんも感情を爆発させたシーンには胸がスカッとしたものでした。


Arsenal v. Chelsea 2004 - fanmade video from Mashoudo the First on Vimeo.


そうそう、この劣勢・弱者と思われているチームやキャラクターが、絶対的な強さと人気を誇る相手をギャフンと言わせる瞬間、スポーツのたまらない魅力ですよね。

ところで、自分はサッカー経験者でもないし、フットサルもしないし、完全に「観る専(門)」のサッカーファンなので、経験者としての絶対的なテクニックの良し悪しは正直よくわからないのですが、文系君っぽくフォーメーションや戦術の話は好物だったりします。

日本の海外サッカー専門誌「Footbollista」の4月号の特集は”戦術”でした。



「ペップ後の世界」――近未来サッカーの5つの戦術トレンドを大胆予測!】と題されていまして、

バルセロナでペップ(グアルディオラ監督)が作り上げて、バイエルンで進化させているポゼッションサッカーは、クライフやアリゴ・サッキに続く大きな金字塔で、今後の戦術はペップコードを下敷きに吸収しつつ、さらに分化していく ・・・

・・・みたいな感じで、"ペップは偉大でバイエルンの戦術は別格"という扱い。

「ふ〜ん、そうなのか〜」

率直に言うと判官贔屓なところがあって技術信仰も弱い自分は、強すぎるバルセロナはあんまり好きになれず(2000年代前半の低迷期は応援してましたw)このペップ礼賛はあまり面白くはなかったのですが、、

昨日のチャンピオンズリーグ準決勝・・・!



シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリードが、そのバイエルンを見事に下してしまいました。(二戦トータル結果3-2)

何が完成されたペップ・バイエルンを打ち負かしたのか!?シメオネ・Aマドリーの勝因とは!?各紙やブログをチェックすると・・・

「不撓不屈の悪党シメオネ軍団」
「監督クラブへの忠誠心」
「アトレティコは仲間のために死ねるんだよ(by F・トーレス)」
「ペップバイエルンはゲルマン魂が不足」

なにそれ、全然ロジカルに説明してないw
けどめっちゃ人間臭いw



さて、ミラクル・レスターの評価も似たようなところがあって、

「4-4-2 &ロングボールの古典的なイングランドスタイルに、才能が開花したエース・ヴァーディーがフィットしてポゼッションを放棄したカウンタースタイルを確立」

という感じで、まったくもって理屈は通っていないんだけど、とにかくジャイアントキリングという結果だけは真実として実現してしまっているわけで、、なんというか勝つべきチームが正しくワークしてちゃんと勝ったのとは異なる、快感というか爽快感がたまらないのです。



自分はモウリーニョ・インテルが09-10シーズンのCLで圧倒的不利からバルセロナを下した一戦でカウンターサッカーの気持ち良さに目覚めたクチですが、ほとんどが格上チームのリーグ戦でやり続けてしまったレスター。



アンチフットボール最高。 そこから生まれる「正統派vsアンチ派」のプロレス的リング外論争も大好物です(笑)

ポゼッションは時代遅れ!?アトレティコやレスターの低支配率戦術がトレンドに?? : スパねこ ~スパイクを履いたねこ~

もちろん、その理屈では説明しきれない奇跡のキャストのひとりに日本人の岡崎がいるという、これまた信じられない奇跡もたまりません。天才肌やイケメンの中田や本田や内田ではなく、岡崎というところに勇気をもらえました。(長友でもOKですw)



え?今年のインテル?聞かないでください。
それよりもミラクルレスターの映画化が楽しみですよね!

岡崎も出演? “ミラクル”レスターが映画化へ。監督役にロバート・デニーロ氏 - ライブドアニュース





ramen2015ogpついこないだ 2015年のラーメントレンドを先取りする「京都淡麗系」4選 なんて記事が読まれて気を良くしていたと思ったらもう年末。

昨日ひさびさに麺ブロガーな元同僚と会って、コーヒー飲みながら今年の麺活を振り返ってたんですが、気がついたらInstagram を開いてタイムラインを見ていました。ロケタッチ亡き今、ほとんどの飲食は インスタを使って記録していたんですね。

Instagram って検索もできないし、 ブラウザで embed した時に店名(スポット名)表示されないし、そんなにサービス・アプリとして使い勝手は良くないのですが、ライフスタイルの中に常態化したもん勝ちなわけですね。としみじみ思いました。

・・・閑話休題。それでは、今年は東京に行く回数がぐっと減ったこともあり大した活動はできませんでしたが、インスタグラムのタイムラインを見ながら今年の麺活動のまとめをしておきます。何かのご参考になれば幸いです。

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