ニューヨーク発:高齢出産&育児誌

高齢出産&ニューヨークでの育児生活。

両親学級

NY 両親学級:母乳育児編 (child care/ breast feeding) BPA、哺乳瓶関連メモ


先月末に行った両親学級(育児、母乳編)で習った内容のおさらいをしている最中です。

本日はプラスティック製品の安全性について。

プレママとしてはまず気になるのが哺乳瓶や子供の食器類ですね。
アメリカの店頭では、多くのプラスティック製品に"BPA-free"の表示がついていますよね。

BPAとは、 bisphenol A (ビスフェノールA)の略語で、プラスティック製品の原料として広く使用されてきましたが、近年、世界各国でその安全性についての論議、研究が続いています。
2010年の時点では、アメリカ政府機関のFDA (アメリカ食品医薬品局)により、BPAの胎児、乳幼児への危険性が指摘されましたが、まだFDAもWHO (世界保健機関)も、「科学的根拠が不十分であり、大々的な規制をするには時期尚早」という姿勢のようです。


http://www.thedailygreen.com/には安全性や環境への影響に関し、消費者に役立つ色々な情報が載っています。

哺乳瓶、水筒などを買うときに、避けたほうが良いプラスティック類の識別番号は3、6、7番。
プラスティック業界では、これらの材質の危険性について「科学的に証明されていない」と主張していますが、
簡単に他の代替品 が手に入る限り、リスクは万一でも回避したいですね。

ちなみに、安全とされるのは、識別番号1、5番のプラスティック、コーンで出来たプラスティック、防砕性ガラス製品(shatter-resistant glass)だそうです。
避けたほうが良いグループ(3、7番はBPAを含むことが多い、6はBPAは含まれないことが多いが熱すると有毒性物質を発する可能性がある):

You're learning to recycle plastics (great!), but now you have probably heard reports of nervous consumers cleaning out their cupboards and closets of containers that experts are warning may not be safe to use. The good news is those recycling codes can help you protect your family, and The Daily Green will tell you how.

Though it's true regulators and the plastics industry are pointing out that the science on the real-world harms is not yet proven, many are saying the stakes are too high, and the alternatives too easy, to ignore. Read on to see which types of water and baby bottles you don't want to give your kids.Number 3 Plastics
V (Vinyl) or PVC
Found in: Cooking oil bottles, clear food packaging


Harvard-educated Dr. Leo Trasande of the Mt. Sinai School of Medicine advises consumers to avoid number 3 plastics for food and drinks. (If you're unsure, look for the little symbol that should be printed on the container. Some brands have left the symbols off, which is a major problem.) 

Why? Number 3 plastics may release toxic breakdown products (including pthalates) into food and drinks. 

The risk is highest when containers start wearing out, are put through the dishwasher or when they are heated (including microwaved). PVC manufacturing can release highly toxic dioxins into the environment, and the materials can off-gas toxic plasticizers into your home. Number 6 Plastics
PS (polystyrene) 
Found in:
Disposable plates and cups, meat trays, egg cartons, carry-out containers

Number 6 plastics (polystyrene) are made into soft Styrofoam-style cups as well as rigid foams and hard plastic products, so remember to look for those little numbers in the arrows (don't feel bad if you need a magnifying glass). Avoid using them as much as possible. 

Why? Number 6 plastics can release potentially toxic breakdown products (including styrene). Get this: particularly when heated! That insulated coffee cup -- the one that 'knows' when to keep your drink warm -- doesn't seem so smart anymore does it? Number 7 Plastics
Miscellaneous
Found in: Baby bottles, three- and five-gallon water bottles, certain food containers 

A wide range of plastic resins that don't fit into the other six categories are lumped into number 7. Some are quite safe, but the ones to worry about are the hard polycarbonate varieties, as found in various drinking containers (like Nalgene bottles) and rigid plastic baby bottles. 

Why? Studies have shown polycarbonate can leach bisphenol A, a potential hormone disruptor, into liquids. According to Trasande, no level of bisphenol A exposure is known to be truly safe, and in August a government panel expressed 'some concern' that the ingredient causes neural and behavioral problems in children. 

Why not play it safe and swap out those hard plastic baby and water bottles for Number 1, 5 or corn-based plastics, or even shatter-resistant glass?

Read more: http://www.thedailygreen.com/green-homes/eco-friendly/plastic-bottles-toxins-water-bottles-460410#ixzz1cxi0LLHa


参考:
日本語のサイトに識別番号別に材質がのっていましたので引用。(PETボトルリサイクル推進協議会より)
 ◆プラスチック材質表示識別マーク 《資源有効利用促進法に基づく指定表示製品》
   資源有効利用促進法に基づき、1993年6月より(清涼飲料・しょうゆ・酒類)のPET材質のボトルに表示が義務付けられています。

  ※下の2~7の材質のものは任意表示で法的表示義務はありません。
   1~7の数字は材質、アルファベットは材質の略語を表しています。
 
1・ポリエチレンテレフタレート(PET)   2・高密度ポリエチレン(HDPE)   3・塩化ビニル樹脂(PVC) 
4・低密度ポリエチレン(LDPE)      5・ポリプロピレン(PP)        6・ポリスチレン(PS) 
7・その他  



                                        
プラスティック製品の安全性について、これまで話にはよく聞いていたものの、さほど気にしていませんでした。
が、乳幼児は、大人よりもずっと化学物質による影響を受けやすいので、今までのようにぼーっとしている訳にはいきません!

私たち大人は、出来るだけリスクの少ない環境を子供たちのために整える義務がありますよね。
公正な研究調査結果に日々耳を傾け、知識を身につけなければと思います。

Child care & breast feeding classes 両親学級:育児、母乳編


コロンビア大学提携病院で行われた、タマラさんによる両親学級に行ってきました。
(前回の両親学級記事)

今回は以下の内容の2部制で、20組ほどのカップルが参加していました。

午前の部(10am -12:30pm):新生児のお世話編
おしめ、うんちの種類と量・回数、swaddling(ブランケットでおくるみの仕方)、抱きあげ方、小児科に連れて行くべき兆候、乳幼児突然死症候群(SIDS)、Baby nurseやPostpartum Doulaなどの産後サポート、カーシートの安全性、鼻水や痰などの取り方、加湿器、ワクチン接種、小児科の選び方、沐浴

午後の部 (1:00pm - 3:30pm ):母乳育児編
母乳分泌の仕組みと効果、タイミング、ポジション、職場復帰のためのformula (粉ミルク)やbottle-feeding (哺乳瓶での授乳)導入の仕方、哺乳瓶の選び方、消毒法、搾乳法、搾乳器比較、母乳保管法、母乳コンサルタント、乳首ケア、陥没乳頭対策、乳腺のうっ血(engorgement)対策、乳腺炎、双子授乳、母乳授乳中に注意すベき食品、アルコール、カフェイン摂取について、

午後の母乳育児のクラスも、パートナーも一緒に参加のカップルが多く、偉いプレパパたちに拍手!


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ちょっとしたことで、へえっと思った内容のメモ。

  • 退院時のベビー服について:
   寒い天候に備え、snowsuit(厚手のカバーオール)を準備すること。

   こんなのね。
   North American Bear Company Rosy Cheeks Baby Snowsuit

North American Bear Company Rosy Cheeks Baby Snowsuit


  その際は、スリーパー(袋状のワンピース)やドレスタイプでなく、ズボンタイプを履かせること。
  そうでないと、カーシートで赤ちゃんの股の間で止めるベルトがゆるくなり、安全とはいえないそう。


  • お役立ちウェブサイト
   * スキン・ディープ・コスメティック・データベース http://www.ewg.org/skindeep/
   
     (ベビー用クリームやシャンプーなど、製品やブランド別に安全性をチェックできる。)

        * Baby language(赤ちゃん「言語」)を理解する方法
        http://www.dunstanbaby.com/cms/index.php?page=us-home
  • おしめかぶれ、保湿対策
    おしめかぶれにはEucerin のAquaphor(下)やワセリンでもいいが、
    タマラさんのお勧めはココナツオイル。防御膜として塗る。患部にすりこまない。
    1~2日たっても患部が熱をもっていたり膿みが出たりして改善しない場合はお医者さんへ。
    保湿クリームなどもお風呂が始まるまでは使わない。(お風呂開始はへその緒がとれてから)
    保湿も、オリーブオイルやココナツオイルが最も良い。
    





Eucerin Aquaphor Healing Ointment, 14 Oz (396 G)
















  • Formula(粉ミルク)を使う場合は、オーガニックの牛乳ベースのものがベスト。
  • ひっかき傷を防ぐため、爪のお手入れは必須。Nail clipper (爪切り)よりもNail File(赤ちゃん用やすり)が安全。
  • 赤ちゃんの手はなるべくミトンで覆わない。空腹時のサインのひとつ「指しゃぶり」が容易にできるように。

ニューヨーク両親学級、緊急対応編:Infant CPR class (乳児の心肺停止時蘇生救急)


2週間前にタマラさんの両親学級について書きました。

そのタマラさんは、赤ちゃんの緊急時対応や蘇生法についての、”infant CPR (cardiopulmonary resuscitation、カーディオプ’ルモナリ・リサシテ’イション) class” も教えています。年内のクラス・スケジュールのお知らせをいただいたので、参加しようかと迷っているところです。

Things to do with kids: Baby CPR Classes in NYC


Stork and Cradle Infant CPR class


費用:各人$75(私がいただいたメールには、カップル割引$135が適用可、とありました。)
クラスは今のところ夕方から2.5時間で、内容は以下のとおり:
  • Each Participant practices skills using their own baby or cpr manikin. 各参加者は、自分の子供か人形で実践練習
  • Recognizing an Emergency.What are some unusual sights appearances or behaviors in infants that can help you recognize an emergency situation? 緊急事態の判断の仕方 Check-Call-Care.Once you recognize an emergency, remain calm and follow the emergency action steps: Check-Call-Care. 緊急時の段階的対応 
  • How to care for a conscious infant who is choking. 窒息時(意識がある場合)の対処法 
  • Prioritizing care. In an emergency with more than one victim, how would you determine which victim needs care first?
  • How to give rescue breaths, Care for cardiac emergencies 心肺蘇生法


他にもニューヨーク市内各地で、 Infant CPR classが行われています。自宅出張、グループレッスンなどのサービスを提供している業者もあるそう。 (育児情報サイトMommy Poppins NYC より。)


Birth Day Presence
182 Eight Avenue between Garfield Place and First Street in Park Slope
580 Broadway suite 304 between Prince and Houston Streets in Soho
917-751-6579
$85 per person or $150 per couple

Tribeca Parenting
Various locations. See the website for details.
646-863-4500
$85 per person

Little Hearts
688 Sixth Avenue suite 202 at 22nd Street
212-691-5989
$75 per person

Baby Be Safe
Various locations. See the website for details.
1-888-SAFE-557
$70 per person or $300 for private session in your home for up to three people




日本語のクラスについては確認していませんが、NYUの日本語での両親学級などにはありそうですよね。


クラス体験者の声は、これまた様々で・・・


「両親学級で本当に役立ったと感じたのはCPRのクラスだけだった。絶対行っておくべき!」


「多忙であれば、CPRよりも、出産、母乳、産後の世話クラスなどを優先させるべき。」


「2人目の時がCPRを習う良いタイミングだった。家には暴れん坊の兄弟が走り回り、誤飲を招くような小さなおもちゃが落ちていることもあり、事故の可能性は無視できない」


などなど、やはり、家庭、職場環境によりますね~。


夫に一緒に行こうかと相談すると、大学時代にCPRのクラスを受けたことがあるから、今回自分はパスだそう。「1人で行っておいでよ。」って・・・あなた。


大学時代って、一体何十年前ですか?それに乳児と大人とは対処法違うでしょうが!(怒)


現在主婦の私は、時間に余裕があるのは今ぐらいじゃないかな、という気がするので、やっぱりこの機会に行っておこうかなと思っています。


勿論、習ったCPRを一生使わなくて済む可能性の方が大きいし、それを願うばかりなのですが・・・。


NYCの救急隊の到着時間(EMS Response Time)は、911の連絡を受けてから早くて6分、普通なら8分、遅くとも10分以内というのが平均値だと聞きました。


だから、万が一の事態が発生した時に、救急車が来るまでのこの数分間が非常に大切ですよね。

周囲に助けてくれる人がおらず、自分ひとりで対応せねばならない場合などもあるかもしれません。


考えれば考えるほど、「クラスに行くべきか、行かなくともよいか」という問題でなく、

「いつ行くべきか」という気持ちになってきましたわ。





妊娠30週目、childbirth class 両親学級:出産編


Columbia Presbyterian Hospital (コロンビア・プレスビテリアン・ホスピタル)が今年2011年秋から始めた出産教室に夫婦で行ってきました。

この出産教室、コロンビアの所属病院で出産予定(In-patients)の妊婦とそのパートナーのみを対象にしており、参加費はなんと無料!教室自体が初めての試みのため、まだ外部からの患者(out-patients)の受け入れは開始されていません。

教室の講師は、Tamara Hawkins (タマーラ・ホーキンズ)さん。その道15年のベテランで、プレゼンも教え方も非常に上手です。

タマーラさんは、labor nurse (レイバーナース:出産に携わる看護士)としての資格の他に、lactation consultant (母乳コンサルタント)、lamaze instructor (ラマーズ法指導者) 、certified holistic health counselor (ホリスティック医療カウンセラー)の資格も持っており、出産・育児学級を提供するStork and Cradle (ストークアンドクレイドル)という会社の経営者でもあります。

Stork and Cradle http://storkandcradle.com/index.html
ウェブサイトには、「2.5時間のアッパーイースト・サイドでのグループレッスン(12人)は各$250」と出ています。
自費で必要なクラスを全部とるとなると、かなりイタイ額ですね・・・。

さて、本日のクラスですが、朝10時から夕方5時半までの長丁場(1時間毎に10分間の休憩、昼休み1時間)でしたが、ためになる情報満載の内容だったので、あっという間に時間が過ぎました。
それに朝食(マフィン、フルーツ、健康スナック、飲物)も用意されてあり、至れり尽くせり!

クラス内容について

午前の部:
出産の各ステージの詳細説明
陣痛の変化と病院に行くタイミング、痛みへの対処法
パートナーによる協力方法、(マッサージ、心理的・身体的サポート)
呼吸法

午後の部:
入院から分娩、退院までのプロセス説明、パッキング・リスト
Birth plan(分娩時の母体・胎児のモニタリングや麻酔方法などについて、自分の希望を医師に伝えるための一連の計画)の効果的利用法
分娩の誘導(陣痛促進、外科的施術)
麻酔知識(Epidural、spinal block)
帝王切開(計画的・緊急帝王切開、なるべく自然分娩を目指すためのこつ)
産後ケア、マタニティーブルー、Doula情報
母乳、ホリスティックケア(アロマセラピー、acupuncture (アキュパンクチャー:鍼治療)の知識


模型や動画、たとえ話、ケース・スタディーをふんだんに盛り込んでの説明がとても分かりやすかったです。
豊富な看護士経験に裏打ちされた、貴重なアドバイスをたくさんいただきました。本やネットでは、こういった生きた情報はなかなか得られないと思います。(特に、タマーラさんの迫真の陣痛演技はみものです。(笑)

また、個人的に大きな収穫だと感じたのは、夫の、出産に対する気構えの変化です。

もともと彼は出産教室に対してあまり乗り気ではなく、「特にわざわざ教わることがあるのかなあ?」なんて、甘くみていた感がありました。

今日も”sense of duty" (義務感)からしょうがなく私について来た彼ですが、一日中、ずっと熱心にうなずきながら話を聴いていました。(これもタマーラさんの力量の賜物です、感謝!)

また、これまでは外部からの助け(ハウス・キーパーやDoulaなど)を借りること一切に抵抗があり、全てをふたりで乗り切る、と言い張っていた夫ですが、クラスを受けてからは出産というイベントの大変さを実感したらしく、ヘルプをお願いすることも選択肢に入れよう!と言ってくれました。賢いぞ、夫!(単に、事の重大さに怖気づいただけかもしれませんが・・・)

2週間後はベイビー・ケアのクラスです。楽しみだなあ!







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