ニューヨーク発:高齢出産&育児誌

高齢出産&ニューヨークでの育児生活。

出産

産後のボディーケアままならず。ケーゲル&骨盤ベルト復活させよ。


産後の体を大事にしないとあとが怖い、しっかりケアせねば!
と、肝に銘じた矢先、
タイミングの良いことに
加入している医療保険会社のRN(registered nurse、看護師)から
産後フォローアップの電話がかかってきた。

問診、アドバイスを受けることにより、病気や産後のトラブルが予防できてお客は助かる、
そして長期的には保険会社の支払う医療費が減り、
win-win(お互いに得)アプローチな訳だが、
電話口の向こうのナースさんも
丁寧に質問・応答してくれた。

質問内容は、既に一段落ついた事柄がほとんどだった。
分娩はどうだったか、体は順調に回復しているか、
母乳育児に問題ないか、
赤ちゃんの成長度はどうか、など。

また、喫煙、飲酒はしていないか、
産後うつはないか、なども聞かれ、
心配事があればいつでもホットラインに電話するように言われた。

ありがたいリマインダーだったのは、
べビにはTummy time(腹ばい/うつ伏せにさせる時間)を毎日実践すること、
ケーゲル体操はこれからも一生(!) 続けること、のふたつだった。
どちらも頭の隅に追いやられていた。

Tummy timeは、べビの首や腕の筋力などのMotor skills (運動能力)発達に非常に重要。
ケーゲル体操は加齢に伴う尿漏れを防ぐ。
「これから一生ずっと(for the rest of your life)」と言われたのには思わず退いたが、
習慣化させれば簡単なことだ、と思い直す。
まずは授乳時間にケーゲル、トイレに入る度にケーゲル、と貼り紙しよ。

犬印の骨盤ベルトも、
思い出したときに着用していたのだが、まちがって上下さかさまにつけていたことが判明・・・。
トイレに行く時間さえもないので、ついついつけ忘れたり、
つけても蒸れるのが気持ち悪くて外してしまったり、と
豚に真珠状態だ。

これからは気を引き締め、
育児の合間に上手に自分のケアもしていくぞー。おー。


出産直後の日々を振り返って。Pain threshold (痛みの閾値)。


ロッキングチェアーで揺られながら、赤ちゃんとの甘い時間をゆるりと過ごす・・・
綺麗にメークしたママとべビのこんな写真がよく雑誌に載っているが、
現実はそんな余裕ありましぇんぜ。

妊婦さんの夢を壊す訳ではないが、
通常産後2日で退院させられるアメリカで、
誰かのヘルプなしで産褥期を過ごすのは
ほんとにつらいし、
楽しくなくなるし、
無理すればのちの更年期にしわ寄せがくるというから、危険だ。

私の場合、高齢&初産で、体の回復スピードも予想できなかったので、
「産後6週間は家事も掃除もしない!」
と夫に宣言し、無理はしないぞ、と自分に言い聞かせていた。

んだが・・・
テイクアウトの食事はしばらくすると飽きるし、
栄養バランスも考えると、どうしてもキッチンに立ってしまう。
部屋はほこりがすぐたまり、床に落ちたペットの毛やほこりが気になり、つい掃除してしまう。

こんな調子で、約3週間で妊娠前の生活にほぼ戻ってしまった。
ごみ捨てや洗い物など、ある程度は夫が手伝ってくれるが、
24/7で休みナシのべビの世話に加え、日常の家事をこなすのは
やはり産後の身体にはtoo muchというもの。

悪露が9週ほど続いたのも
そんな無理がたたったのかもしれない。
10年先にどどーんと悪影響がこなければいいのだが・・。


ところで、
会陰裂傷(tearing of perinium)の痛みを和らげるのに
ドーナツ型のクッションは必需品だった。*

(*後日、ドーナツ型クッションは、
圧がかかって骨盤臓器脱になりやすいからやめた方がいい、
というのを後日産婦人科医のブログで発見・・・。)


sitz bathも買ってはいたけれど、トイレにこもってそれを使う時間がなかった。
病院でもらったビデ容器のようなcleansing bottleは大助かり。今も愛用中。
同じく病院でもらったwitch hazel padsも患部に当てるのに良かった。
痛み止めは、
Dr.の指示でMoltrin(イブプロフェン)を6時間ごとに10日ほど飲んだ。
その後、乳首炎症のための抗生物質、続いてイースト感染の薬、と
人生でこんなに薬を多用したことは無かったにゃー。

痛みといえば、
先週にroot canal(根幹治療)の再治療を受けた。
歯茎を切ってめくって、中をぐりぐりーという手術だったのだが、
産みの痛みを経験した今、
私の痛みの閾値はかなり上がっている。
術後、顔は張れており、歯茎も縫合部が痛むと言われたのだが、
けっこう平気だ。
出産と育児で、今までにない根性がついたな。



出産記メモ


忘れる前に出産レポート。
  • 予定日を1日過ぎた日に陣痛が5分おきになり、病院に行くと、宮頚管展退は起きているが子宮口がまだ閉じているということでひとまず自宅待機。
  • その晩は7、8分間隔の陣痛をカウントしながら眠れず。未明におしるしがあり、病院に直行。
  • 到着後、診察台に乗るやいなや破水し、そのまま入院。
  • その後約5時間のうち、陣痛は強くなってくるも、子宮口は1cmしか開いておらず。ピトシンで誘導開始。
  • 誘導開始後、2時間後の子宮口は3cm、その2時間後も3cmのまま。この間、ピトシン投与量は8段階ほどアップ。
  • 骨盤が壊れるのではないかという激しい陣痛に見舞われながらも、2時間後の内診の結果はまだ4cm。(子宮頚管展退は、誘導前からずっと90%)。
  • この時点で、入院後12時間経過しており、食べず眠らずに加え痛みでヘトヘト。この状態では陣痛に耐えるのは難しいと判断し、エピをリクエスト。
  • エピ注入後は痛みがすっと消え、ああ天国!状態で4~5時間睡眠。
  • パワーナップで体力回復し、気力も満ち溢れた状態で朝日を浴びながら、30分程いきんだらスムーズにつるりと生まれてきてくれました。

所感としては・・・
もし先に破水していなかったら、誘導もエピもやらないで、自然分娩という選択も考えたのでしょうが、破水後は感染症などのリスクも高くなり、また胎児が弱ってしまうと緊急帝王切開というケースも考えられたので、「お産を長引かせてはならない」という気持ちが何よりも優先しました。

私の場合は、エピの便益がなければ、出産体験は全く違ったものになっていたのではないかと思うくらい、心身へのプラス効果がありました。また、自分の限界まで
痛みに我慢してからエピを使ったのも、功を奏したと思います。その時は子宮口が4cmまで開いていたので、早すぎず遅すぎず、のグッド・タイミングでした。
ちなみに、Doulaさんがいなかったらここまで耐えられなかったかも。
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