ニューヨーク発:高齢出産&育児誌

高齢出産&ニューヨークでの育児生活。

出産

海外出産のお助け役:Doula (ドゥーラ)さん (3)決定


Doula (ドゥーラ)さんについては、前記事 doula (2) に書きました。

Prenatal yogaの先生も、両親学級の先生も、看護婦の友人も、
「Doula は雇ったほうがいい!」 と熱弁をふるわれること、このうえなしでした。


確かに、身内は日本なので、夫とふたりだけでは何かと心細いし、
Doula さんがもたらす多くの利点は理解しているので、

いつも頭の隅に「そろそろ探し始めなくては」という思いはあったものの、
臨月近くになっても、なかなか行動を起こす決心がつかなかったんですよね。

というのも、
他人様に、プライベート極まるお産の全過程に参加してもらう、というのが
夫も私もなーんとなく抵抗感があったので・・・。

かえってDoula さんに気を使って疲れるのではないか、とか、
陣痛の苦しみの中、英語で意志伝達するのが億劫になりはしないか、とか、
考え始めると、
かえって夫だけのほうが気楽なのかなあと思ったり。

でも、
お産はなんせ長丁場。
陣痛が始まり、痛みの頻度が増えるまで自宅で過ごす時間も合わせれば
数日間のお仕事にもなり得る、
という事実を考えると、

初めての経験だし、
夫も付き合うのに疲労困憊するだろうし、
やはり、ニンプの身体とこころに、一心に注意を払ってくれる女のひとが傍で応援してくれると、
時間もスムーズに過ぎてくれるのではないかなあ、と思い直し、
NYC CO-OP DOULA
で紹介してもらうことにしました。

このNYC Co-op Doula に所属するBirth Doula さんは、
経験や保有資格により5段階に分けられ、そのレベル(Tier 1-5)に伴い
固定料金が決まっています。


Tier One: 1 to 10 births, new to her practice, $300

Tier Two: 10-20 births, certified, $700

Tier Three: 20-50, certified, $1000

Tier Four: 50-100, certified, $1500

Tier Five: Over 100,  certified, $2000


同じ人間なのに、すごい料金の差ですよねー。
私は、特に「セレブなDoulaさん」を求めている訳ではなかったので、Tier 1の新人さんと面接して、
そのうちの2人にパートナーを組んでもらい、サポートを受けることにしました。(料金は1人の時と同じです。)

出産後のサポート (Postpartum-Doula)はまた別で、固定料金ではなく時給で請求されます。
私は、上のBirth Doulaの2人に必要に応じて頼む予定です。
NYC Co-op Doulaでは、Postpartum-Doulaの資格取得者だと、時給$25からだそうです。

来週あたりにprenatal appointment(Doulaによる出産前の自宅訪問)で2人に来てもらい、
分娩時のポジションや呼吸法を練習したり、
バース・プランについて話し合ったりする予定です。








海外で出産:付き添いは?Doula (ドゥーラ)さんって?


3回目のPrenatal yogaのレッスンは、当スタジオのディレクターの方による指導でした。
彼女はヨガのインストラクターですが、「ドゥーラ」でもあり、最近も日本人夫婦の出産に付き添った、とのこと。

ドゥーラ?midwife (ミッドワイフ=助産師)とは違うのよね?
厳密にどんなお仕事なのか、彼女から聞いた話やウェブ上の情報をまとめてみました。

基本的に、Birth Doula (バース・ドゥーラ)は出産時に妊婦に付き添い、アドバイスや精神的・身体的サポートを行う女性のことで、birth companion (バース・コンパニオン)、labor assistant (レーバー・アシスタント)とも呼ばれます。

出産後の授乳や育児についてのサポートを提供する postpartum doula ポストパータム・ドゥーラ、postnatal doula ポストネータル・ドゥーラ) もいます。

ミッドワイフとは異なり、ドゥーラは医療行為は行いませんが、民間の機関で、出産全般の医療知識などの専門トレーニングを受けて資格を得るそうです。

現 代では、お産に男性パートナーが立ち会うことも普通になってきましたが、それまでは、妊婦の家族・親戚・友人の女性が付き添っていましたよね。ドゥーラ は、この類の親密なサポートを提供するポジション、と理解して良いと思います。陣痛に苦しむ妊婦を励ましたり、背中をさすったり、呼吸法を一緒にやった り、女性同士のおしゃべりやアドバイスをもらう経験を通じて長い出産を乗り切るのですね。

駐在や海外在住の妊婦の方々は、近くに親しい家族や友人がいないことが多いですよね。里帰り出産、家族の呼び寄せ、という選択もありますが、それらが叶わない時には、出産時は孤独感や不安が増大することが考えられます。

私の場合は、里帰りすることもかなり考えたのですが、やはり初めての妊娠・出産経験だから、たとえ大変でも夫と人生の一大イベントを共有したほうが、家族の絆を深めるのに良いのではないか、と判断し、アメリカでの出産を決心しました。

呼び寄せのほうは断念しました。何故かというと、頼りになる妹は育児+キャリア・トレーニング中のため多忙を極め、母は還暦を超えながらも毎日の自営業から手を離せず、しかも、要介護の家族も実家に同居しているため・・・とても無理は言えません・・・。

ドゥーラは、そんな孤独な妊婦さんたちの不安や心配を和らげ、力強い味方になってくれるのではないでしょうか。実際に、ドゥーラのサポートによって、緊急の帝王切開手術や麻酔利用件数の減少、安産が多数報告されているそうです。

また、妊娠・出産経験に乏しい男性パートナーにとっては、お産の立ち会い自体を不安に感じる人も多いのではないでしょうか。彼らにとっても、ドゥーラの応援や助言を受けることでストレスが減り、出産のあらゆる局面に冷静に対処できやすくなる、という効果があると思います。

まだ私自身はドゥーラのサポートをお願いするかどうか決めかねています。今日お話を伺った彼女が、信頼できるドゥーラ仲間を紹介してくれるそうなので、料金や個人のお人柄等、もう少し情報を集めてみるつもりです。

ちなみに、「ドゥーラ」のエキゾチックな響きが気になったので語源を調べてみました。
なんと"Doula"は、ギリシア語で「女奴隷」という意味だそう!元々ネガティブなニュアンスを持った言葉ゆえ、ギリシア語圏では、「ドゥーラ」の代わりに「バース・コンパニオン」や「バース・ワーカー」という意味の言葉が使われるようです。





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