ニューヨーク発:高齢出産&育児誌

高齢出産&ニューヨークでの育児生活。

海外出産

出産記メモ


忘れる前に出産レポート。
  • 予定日を1日過ぎた日に陣痛が5分おきになり、病院に行くと、宮頚管展退は起きているが子宮口がまだ閉じているということでひとまず自宅待機。
  • その晩は7、8分間隔の陣痛をカウントしながら眠れず。未明におしるしがあり、病院に直行。
  • 到着後、診察台に乗るやいなや破水し、そのまま入院。
  • その後約5時間のうち、陣痛は強くなってくるも、子宮口は1cmしか開いておらず。ピトシンで誘導開始。
  • 誘導開始後、2時間後の子宮口は3cm、その2時間後も3cmのまま。この間、ピトシン投与量は8段階ほどアップ。
  • 骨盤が壊れるのではないかという激しい陣痛に見舞われながらも、2時間後の内診の結果はまだ4cm。(子宮頚管展退は、誘導前からずっと90%)。
  • この時点で、入院後12時間経過しており、食べず眠らずに加え痛みでヘトヘト。この状態では陣痛に耐えるのは難しいと判断し、エピをリクエスト。
  • エピ注入後は痛みがすっと消え、ああ天国!状態で4~5時間睡眠。
  • パワーナップで体力回復し、気力も満ち溢れた状態で朝日を浴びながら、30分程いきんだらスムーズにつるりと生まれてきてくれました。

所感としては・・・
もし先に破水していなかったら、誘導もエピもやらないで、自然分娩という選択も考えたのでしょうが、破水後は感染症などのリスクも高くなり、また胎児が弱ってしまうと緊急帝王切開というケースも考えられたので、「お産を長引かせてはならない」という気持ちが何よりも優先しました。

私の場合は、エピの便益がなければ、出産体験は全く違ったものになっていたのではないかと思うくらい、心身へのプラス効果がありました。また、自分の限界まで
痛みに我慢してからエピを使ったのも、功を奏したと思います。その時は子宮口が4cmまで開いていたので、早すぎず遅すぎず、のグッド・タイミングでした。
ちなみに、Doulaさんがいなかったらここまで耐えられなかったかも。

妊娠40週1日目:bloody show (おしるし)と、ほぼ、本陣痛。


それは妊娠40週1日目の夜中の3時。
便意と尿意と悪夢で目が覚め、トイレへ。
用を足した後、便器に鮮血を認めて、ぎょぎょぎょーっ!

ついに「おしるし」です!
一応昨晩から着けていた生理用パッドを見ると、結構な量です。
「おしるし」って、おりものに血が混じる程度だと習わなかったっけ?
鮮血+どろっとした血塊っぽいのも出てます。
こ、こわい。

そしてこれ以降、
下腹をしぼられるような痛みが規則的に始まりました。
暗闇の中、ベッドの上で携帯の灯りを頼りに間隔を計ると、
正確に7分毎!

昨日までほぼ兆候なし妊婦 → いきなり7分間隔の陣痛+出血?

この急激な展開には驚きです。

そして2.5時間後(午前5時半)には痛みが6分間隔になり、
この間、トイレに行く度に出血が見られました。

さすがに心配になってきた頃、夫も起きてきました。
念のため、オン・コールのドクターに電話をして相談したら、
出血が気になるので、
とりあえず病院 に行って検査をしてもらうように、とのアドバイス。

早速Doula さんにメールで状況を知らせてから、
夫と身支度をしてタクシーで病院へ向かいました。

数枚の書類を記入した後、トリアージュ・ルームに通され、
胎児の心音+陣痛パターンを20分ほどモニタリング後、

Nurse Practitioner から内診を受けたのですが、
"Oh, this is a weird examination for me! (こんな診察結果、珍しいわ!)"
というのが彼女の第1声。

一体何ナノ?と不安げに聞いてみると、
おしるしも起こり、陣痛は今や5分間隔で起こっているのにもかかわらず、
私の子宮口はまだぴったりと閉じているようなのです。

確認のため、今度はレジデンツの医師が呼ばれ、再び内診。
cervical effacement (子宮口が薄く伸び、柔らかくなる:下図)は始まっているが、
やはりdilation (子宮口開大)はまだ見られず閉じたまま、
との診断確定・・・。

「初産婦だから、こういうことも結構あるのよー」とのコメント。

Cervical effacement and dilation

Illustration of cervical effacement and dilation

During the first stage of labor, the cervix opens (dilates) and thins out (effaces) to allow the baby to move into the birth canal. In figures A and B, the cervix is tightly closed. In figure C, the cervix is 60 percent effaced and 1 to 2 cm dilated. In figure D, the cervix is 90 percent effaced and 4 to 5 cm dilated. The cervix must be 100 percent effaced and 10 centimeters dilated before a vaginal delivery.


心配していた出血量は、問題ない程度とのことで、ほっ。
最後に、超音波検査で羊水量と胎児のポジションを確認し、検査終了です。

羊水量指標は8.5 (十分。5以下だと危険)
胎児の状態は良好。頭も下向きのまま、
今のところポステリア・ポジション(骨盤の前側を向いている、仰向け)、
体重はおよそ6.75ポンド(3062g)。

ということで、
まだ入院するには早いから自宅で待機するようにと言われました・・・。

もうすっかり産む気になっていたので、
ちょっぴりがっかりな気持ちと、
しばらく家で休めるわ♪
という安堵感が今は混在してます。

生理のような出血量や破水があった場合は
即また病院に戻ることになります。

数時間後には病院でお産しているかもしれないし、
もしかすると、明日の検診もフツーに行けるのかも。

病院スタッフの方の話では、
「初産婦の多くは家と病院を行ったり来たりする」のだそうです・・・。
それは避けたいなあ。タクシー代が痛いし。

***

自宅に帰ってきたら、痛みの間隔が7分毎に戻りました。
痛みもまだ耐えがたいほどのものではありません。
(でも、生理痛の3倍くらいは痛い)

さて、いつ出てくるのかなー。


 

妊娠30週目、childbirth class 両親学級:出産編


Columbia Presbyterian Hospital (コロンビア・プレスビテリアン・ホスピタル)が今年2011年秋から始めた出産教室に夫婦で行ってきました。

この出産教室、コロンビアの所属病院で出産予定(In-patients)の妊婦とそのパートナーのみを対象にしており、参加費はなんと無料!教室自体が初めての試みのため、まだ外部からの患者(out-patients)の受け入れは開始されていません。

教室の講師は、Tamara Hawkins (タマーラ・ホーキンズ)さん。その道15年のベテランで、プレゼンも教え方も非常に上手です。

タマーラさんは、labor nurse (レイバーナース:出産に携わる看護士)としての資格の他に、lactation consultant (母乳コンサルタント)、lamaze instructor (ラマーズ法指導者) 、certified holistic health counselor (ホリスティック医療カウンセラー)の資格も持っており、出産・育児学級を提供するStork and Cradle (ストークアンドクレイドル)という会社の経営者でもあります。

Stork and Cradle http://storkandcradle.com/index.html
ウェブサイトには、「2.5時間のアッパーイースト・サイドでのグループレッスン(12人)は各$250」と出ています。
自費で必要なクラスを全部とるとなると、かなりイタイ額ですね・・・。

さて、本日のクラスですが、朝10時から夕方5時半までの長丁場(1時間毎に10分間の休憩、昼休み1時間)でしたが、ためになる情報満載の内容だったので、あっという間に時間が過ぎました。
それに朝食(マフィン、フルーツ、健康スナック、飲物)も用意されてあり、至れり尽くせり!

クラス内容について

午前の部:
出産の各ステージの詳細説明
陣痛の変化と病院に行くタイミング、痛みへの対処法
パートナーによる協力方法、(マッサージ、心理的・身体的サポート)
呼吸法

午後の部:
入院から分娩、退院までのプロセス説明、パッキング・リスト
Birth plan(分娩時の母体・胎児のモニタリングや麻酔方法などについて、自分の希望を医師に伝えるための一連の計画)の効果的利用法
分娩の誘導(陣痛促進、外科的施術)
麻酔知識(Epidural、spinal block)
帝王切開(計画的・緊急帝王切開、なるべく自然分娩を目指すためのこつ)
産後ケア、マタニティーブルー、Doula情報
母乳、ホリスティックケア(アロマセラピー、acupuncture (アキュパンクチャー:鍼治療)の知識


模型や動画、たとえ話、ケース・スタディーをふんだんに盛り込んでの説明がとても分かりやすかったです。
豊富な看護士経験に裏打ちされた、貴重なアドバイスをたくさんいただきました。本やネットでは、こういった生きた情報はなかなか得られないと思います。(特に、タマーラさんの迫真の陣痛演技はみものです。(笑)

また、個人的に大きな収穫だと感じたのは、夫の、出産に対する気構えの変化です。

もともと彼は出産教室に対してあまり乗り気ではなく、「特にわざわざ教わることがあるのかなあ?」なんて、甘くみていた感がありました。

今日も”sense of duty" (義務感)からしょうがなく私について来た彼ですが、一日中、ずっと熱心にうなずきながら話を聴いていました。(これもタマーラさんの力量の賜物です、感謝!)

また、これまでは外部からの助け(ハウス・キーパーやDoulaなど)を借りること一切に抵抗があり、全てをふたりで乗り切る、と言い張っていた夫ですが、クラスを受けてからは出産というイベントの大変さを実感したらしく、ヘルプをお願いすることも選択肢に入れよう!と言ってくれました。賢いぞ、夫!(単に、事の重大さに怖気づいただけかもしれませんが・・・)

2週間後はベイビー・ケアのクラスです。楽しみだなあ!







海外で出産、Doulaさんって?(2)


以前Doulaについて記事に書きましたが、追記です。

doulaの情報サイト(英語)
www.Dona.org
http://www.babymoondoulas.com/index.htm

ニューヨークでDoulaを探す(英語)
http://www.nycdoulacoop.com/

Doulaのサービスを利用したママさんの声は千差万別で、
「とても助かった!お産が楽に感じた」という方あり、
「いてもいなくても変わらなかったのではないか」と不満気味の声ありでした。

気になるDoulaの料金ですが、ニューヨークはもちろん他の都市よりも高いです。
合計の平均は$700~1600位だそうです。

とはいえ、時給は、経験やDoula資格の他に医療資格(midwife, nurseなど) を持っているかにより様々ですし、
産後のケアもお願いするかどうかでも随分料金が変わってきます。

「新米Doulaさんだったので、$300で済んだ」という方もいましたし、
「Doulaさんが病院付きのインターンだったので、通常の半分の料金しか払わなくてよかった」という話も聞きました。

私の友達に、高齢+過去病歴のためハイリスク出産だったママがいるのですが、

専門知識を有したDoulaにお医者さんとの仲立ちとして立ち会って欲しい、という希望をもっていました。

結局、料金等の問題により、彼女は付き添い無しでお産をしたのですが、
自然分娩したいと強く思っていたのにもかかわらず、
お医者さんに促され、陣痛促進剤、それに続く長~い陣痛とEpiduralの後、最終的には緊急の帝王切開手術で赤ちゃんを産むことになりました。

無事に丈夫な赤ちゃんが生まれたので、結果オーライといえばそうなのですが、彼女は当時を振り返ってこう言っていました。
「初 めての出産で、しかも陣痛の痛みや赤ちゃんへのリスクを心配しながら、お医者さんときちんと対応について話し合い、適正な判断をするのは、本当に難しい。 今考えると、もう少し頑張っていたら自然分娩も可能だったのではないかと思うけど、その時はそれどころじゃなく、医者の言葉に従うしかなかった」と言って いました。

彼女のようなケースには、医療資格を持った経験のあるDoulaさんが立ち会っていれば、もしかするともう少し楽なお産になっていたのかもしれません・・・。

ママによりDoulaへの期待度はさまざまだと思います。
ただ手を握ってそばにいてくれる誰かがいれば欲しい、という場合もあるでしょうし、
積極的にリードしてくれ、必要なときはしゃしゃり出て意見して欲しい、というパターンもあるでしょう。

私の場合は高齢出産ですが、特に他のリスクを抱えている訳ではありません。
もちろん、そばで応援してくれる人がいれば心強いなとは思いますが、それに$1,000以上の料金を払う用意があるかと問われれば、「う~む」と考えてしまいます。

友達のひとりに、新生児室で働いている、天使のようなナースがいるので、彼女に頼んでみようかな~。

ベビー用カーシートはChicco keyfit 30に決定


出産準備品のショッピングで一番迷ったのがカーシートでした。
アメリカでは、子供を乗せる時は必ずカーシートを使用することが全50州で法的に義務付けられています。

カーシートはInfant car seat (インファント・カーシート)とConvertible  car seat (コンバーティブル・カーシート)の2種類があり、前者が新生児から1歳くらいまで、後者がそれ以降の子供を対象にしています。

今回ゲットしたのはインファント・カーシートです。

インファント・カーシートは、後ろ向きに取り付ける(rear-facing)タイプで、持ち手がついたキャリアー仕様です。アメリカでは。安全上、赤ちゃんの体重が22ポンド(約10kg)になるまで、その後も出来ればなるだけ長い期間、rear-facingで乗せるよう推奨されています。昔は、赤ちゃんの体重が22ポンドになるまで使用できるカーシートが殆どだったようですが、現在は30ポンド、35ポンドまで使用可能なものも豊富に揃っています。

私が予定している産院も、退院時にカーシートを見せないと退院できません。病院によっては、カーシートを車に取り付けるところまでチェックするところもあるそうです。

車のない私達も、赤ちゃんが小さいうちはタクシーを使って移動することになるので、カーシートは必須。ということで、ここ数ヶ月、オークションサイトや掲示板をまめにチェックしたり、店頭に下見に行ったりして吟味を続けておりました。

本日、Bed Bath & Beyondオンラインストアにてこれを購入!

Chicco Keyfit 30 Infant Car Seat + Base

 chicco carseat video



KeyFit 30 Fuego Car Seat


定価は$179.99 でした。これに送料+税を足すと予算の$200を超えてしまうところでしたが、
20%割引券を使ったので、最終的に$172で買えました。

ちなみに、インファント・カーシートは通常、専用のカーシートベースとセットで売られており、
$100以下のお安い品もありますし、$500以上の豪華なものもあります。

新品で販売されている製品であれば、どれも安全基準テストをパスしているはずなので、
この値段の違いは何なんだ?と思いますよね。
色々な商品を見たところ、

セレブ御用達度、デザイン性、素材の軽さ、クッションの質、車への取付け易さ、ベルトサイズ調節のし易さ、

などがこのような価格差の原因のようです。

私は真ん中あたりの値段帯で、Graco製にするかChicco製 (注:チッコ、チッコと読んでいましたが、どうやら「キーコ(”KEE-ko”)」らしいです。)にするか随分迷いました。
とちらのブランドもカーシートの品揃え、汎用性、ユーザー間の評判にかけては甲乙つけがたいのです・・・。

同じサイズの製品ラインだと、(例: Graco Snugride 30 vs. Chicco Keyfit 30)
Gracoのほうが$30ほど安く、重量も1ポンド強、軽いです。

車も無いし、赤ちゃんは冬生まれだから最初の数ヶ月は外出もあまりしないだろうから、
安くて軽いGracoのほうに決めかけていたのですが、以下の理由でChiccoに軍配が上がりました。

1.店頭で実物を見ると、Chiccoのほうがクッション素材がしっかりしている、汚れも落ちやすそう
2.車への取付けが超簡単
3.カーシートキャリアー(カーシートをそのまま取り付けられる簡易ベビーカー)の使い勝手の良さ


また、今回のお買物はいつものように中古品でなく新品を選び、それも、ebayや他店と比べて値段設定高めの
Bed Bath & Beyondで購入した理由です。

1.長期間返品OK
2.のちにオークションで売るための信用度ゲット
3.カーシートには6年間の使用期限があるのでなるべく新しい
4.中古品は事故歴や安全性が確認できないこと

やはり赤ちゃんの安全が第一ですからね~。

そしてあとでオークションに出品するときも、
綺麗な状態、箱や説明書もある、使用期限たっぷり、
なので、簡単に高値で売れちゃいます!
充分投資の価値あると思います。


ああ、これで毎日のジレンマがひとつ解決、嬉しいな~。



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バンビーネ

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