2009年11月25日

電気電子系と情報系の将来性について考える

これらは双方に絡み合う学問で、最近の大学の理工系学部では、電気電子工学系統と情報工学系統が合体した学科が数多く存在します。
自分もそのような学科に所属しています。
このような学科の大きなメリットは、実際に幅広く学んでからどのような分野を研究し、どのような進路を選択するのかということに時間をかけて考えることができます。
大学で何を学ぶかは高校生のうちに決めます。高校生では、どの学科がどんなことをやっているのか、また、その分野の将来性についての理解は浅いことが多いと思います。
たとえば、自分が高校生の時の例を挙げてみます。
高校時代自分は数学や情報科学に興味がありました。ですが、これらの学問の将来性についてはあまり熟知していませんでした。実際、大学の理学系の学部で純粋数学を学んだとして、考えられる就職先はあまりありません。教員、システムエンジニア、金融関係、、等
情報科学も就職先の選択肢はシステムエンジニア、プログラマーくらいで、他の職種も就けることはできますが、大半はこのような技術者になります。そして本題の、システムエンジニアの将来性についてですが、インターネット(主に2ちゃんねるなど)での評判は最悪です。「IT業界」「SE」等のワードでググってみればわかると思います。インターネットの評判を鵜呑みにして進路を選択するという浅はかなことはしませんが、実際インターネットの情報以外でも親戚や友人の話を聞いても悪いことしか耳に入ってきません。本当にITが好きで、ソフトウェア開発が好きでたまらない人は、この業界が向いていると思います。ですが、ストレスに弱く、鬱になりやすい人はこの業界で定年まで働くのはとても難しいことだと思います。
好きなことを仕事にするのは素晴らしいことだと思います。ですが、「パーソナルコンピュータが好き」と、「論理的思考で、アルゴリズムを考え、ソフトウェアを設計をするのが好き」は、全くの別物です。ITを仕事にする人は、後者でなければやっていけません。
一方、電気電子系工学においての将来性は、理工系としては一番良い分野とされています(二番目は機械系工学)。
このご時世、電気を使わない産業を探すほうが難しいと思われます。
電力、電機メーカー、通信、放送、設備関係を始めとし、電気とは関係がなさそうな企業でも電気系の技術者を必要としているので、様々な分野に就職可能です。(電力や通信においては不況に強い)
また、昔からこの分野は中学校の理科や高等学校の物理でも習い、さらには大学レベルになると高等学校までの数学は満遍なく出てきます。大学数学もフーリエ解析やベクトル解析、ラプラス変換、微分方程式を始めとした、高度な数学がたくさん出てきます。したがって、高等学校卒業時の数学と物理(と化学)の学力をそのまま生かすことができるということになります。これはどういうことかと言うと、今まで積み重ねてきた努力、すなわち理系としての数学や物理(や化学)の実力を生かすことができるということです。ゆえに業界では工学学士や工学修士という最終学歴が役に立ちます。
また、電気電子系工学でもプログラミングなど、情報系の技術は多少使うことがあります。実際、今使っているとある電気系の計測技術の専門書の中の一部にC言語のプログラムが記述されていました。
電気通信主任技術者という資格では、電気電子工学系統だけでなく、コンピュータネットワークの知識を必要とします。
なので、必ずしも「コンピュータ イコール 情報」ではないのです。コンピュータを構成しているのはハードウェアとソフトウェアであり、例えばパーソナルコンピュータにおいてのハードウェアとはマザーボードなどの集積回路や、CPUなどの電子回路なのです。そしてその技術は電気電子系工学からなり、それを開発、設計するのが電気系の技術者の仕事なのです。

結論として自分は何が言いたいのかというと、自分はこれからも電気電子工学系統を勉強し続けていきたいということです。
もちろんITにも興味はあり、こちらの勉強もコンピュータネットワーク技術関連に力を入れて勉強するつもりです。(これは電気通信主任技術者の出題範囲でもある) そしてなおかつ、ネットワークやプログラミングに関する技術は依然好きなので、ネットワークのエンジニアになる可能性も不可否です。むしろ、NTTやNEC関連の企業なら喜んで働きます。
プログラミングに至っては、環境をできるだけ以下のようにしていきたいと思います。
OSはVine Linux、コンパイラはgcc、エディタはemacsとvi、言語はC言語とC++。

leafage_hs at 22:22|PermalinkComments(0) 大学・勉強 | コンピュータ