2005年10月12日

『続続・イギリスのような硬水で紅茶を入れると...』 イギリス紅茶:その7

硬度300の水で紅茶を入れると真っ黒になってしまいます。
これを見ると、ミルクと砂糖をたっぷり入れたくなります。

それに、これでは、ティーポットの中に入れっぱなしにしても、問題はなさそうです。
僕が、いつも飲んでいるあの繊細な紅茶とは別の飲み物です。
茶葉が熱湯に浸かり続けても、濃いと思ったらお湯で薄めても、OKです。

味だけでなく、香りも独特のものになっています。
なんともいえない、強い臭い(香りといいたくありません)です。

単純にイギリスを真似しても、美味しい紅茶にはならないということがわかります。

イギリスがなければ、紅茶は生まれていません。
とても重要な国です。
でも、今のイギリスの紅茶を真似する気は、ありません。
  

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2005年10月04日

『続・イギリスのような硬水で紅茶を入れると...』 イギリス紅茶:その6

硬度300の水で紅茶を入れると、熱湯を注いでも茶葉は上の方に張り付いたままです。

ずーっとまっても変化がありません。
茶葉の下のお湯は、薄く色が付いただけで、紅茶らしい色になっていません。

そこで、仕方なく、ポットを揺すると....
「うっわぁー!」
いきなり恐ろしい色になってしまいました。
真っ黒です。
(ホントは黒ではないのでしょうが、濃すぎて黒にしか見えません。)

茶こしでこしてカップに注いでも、やっぱり真っ黒です(当たり前です)。

かなり怖じ気づきながら飲んでみました。
とにかく、苦い!!!!!!
旨みはもちろん、渋みもナニもかも吹き飛んで、ひたすら苦いだけです。

これは、ミルクなしでは飲めません。   
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2005年09月25日

『イギリスのような硬水で紅茶を入れると...』 イギリス紅茶:その5

紅茶の香りや味は、水が違うと大きく変わります
特に、硬度は紅茶の質に大きく影響します。

ロンドンの水(水道水)の硬度は、およそ300と考えられます。
この水で紅茶を入れるとどうなるのでしょうか?

湯を沸かすのも、紅茶を入れるのも耐熱ガラス製のものを使います。
(湯や紅茶の変化を見るためです)

湯を沸かすと、それだけでビックリ!
沸騰が近づいてくると、白い浮遊物が発生!!
「なんですか、これは?」

たぶん、カルシウムでしょう。

沸騰したら、茶葉に注ぎます。
上の方から勢いよく、滝のようにジャーッと。
ところが、茶葉は、熱湯の上の方に張り付いたまま、動きません。
ジャ、ジャンピングが...おきない!

時間がたてば、茶葉が沈んでくるだろうと思い、少し待ちました。
ところが、まったく変化なしです。
ほっとくと、5分でも10分でもそのまま張り付いています。

「大丈夫かなぁ」と不安になりますが、ダイジョーブじゃありません。   
Posted by leafteaport at 22:48Comments(0)TrackBack(0)

2005年09月21日

イギリス紅茶:その4

イギリスで飲む紅茶は、どんな香りや味なのでしょうか?

紅茶は、水質で出来上がりが大きく違ってきます。
なかでも、硬度の影響は大きく、仕上がりがまったく違ったものになってしまいます。

日本は、沖縄以外のほとんどの地域が軟水で(おおざっぱな言い方)、イギリスに比べると、あまり差がでません。
でも、イギリスは地域によって水が大きく違います。
イングランドとスコットランドでは、まったく違います。

これを、『イギリス』とひとまとめにしてしまうのは、ムチャクチャです。
そこで、ロンドンの紅茶というふうに、場所を少し限定してしまいます。

ところが、ロンドンの水は、と〜ってもまずい!!!のです。
地元でもわかっている小数の人は、水道水を紅茶には使いません。
ミネラルウォーターを使ったりします。
もちろん、わかっていない人は、バンバン使います。

つまり....ロンドンの紅茶はひとつではないのです。

(この話、出だしでつまずいてしまいました)  
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2005年09月18日

イギリス紅茶:その3

イギリスの代表的な飲み方といえば、ミルクティーです。
紅茶にミルクと砂糖を入れて飲むというものです。

ミルクティーの始まりは、いろいろな説があってはっきりしません。
1) 当時のカップは熱に弱く、割れるのを防ぐために先にミルクを入れた。
2) 混ぜ物で増量された茶がまずすぎて、それをごまかすためにミルクを入れた。
この2つの説が有力ですが、ほかにもあります。

ミルクティーの始まった時代もはっきりしませんが、18世紀の初め頃には、始まっていたともいわれています。
これが正しいとすると、そのころ、イギリスが輸入していた茶のほとんどは緑茶ですから....

ミルクティーは美味しいから始まったのではありません。(断言しちゃったよ)  
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2005年09月14日

イギリス紅茶:その2

ある紅茶の本には、次のように書かれています。

『300年以上の歳月の流れの中で育まれてきたイギリスの紅茶文化』。
いやぁー、まわりくどいですね。
なんとも微妙な言い回しですが、『イギリス紅茶の歴史は300年以上あるんだよ』と読めます。
この本は、1990年代に書かれているので、1690年代よりも前から、イギリスの喫茶の中心は紅茶であるというように理解できます。

でも、それは大間違い!!
1702年の東インド会社のオーダーは、8割以上が緑茶です。
「じゃあ、残りはナニ?」かというと、ボヘア・ティーという発酵させたお茶です。

つまり、このころのイギリスは紅茶消費国ではありません!  
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2005年09月12日

イギリス紅茶:その1

イギリスは『紅茶の本場』などといわれます。
本を読んでも、ウェブサイトを見ても、ネットで検索しても、紅茶とイギリスの結びつきは、と〜っても深いような気がします。

でも、僕のブログには、そしてリーフティーポートのサイトにも、『イギリス』という言葉がほとんど出てきません。
なぜでしょうか?

「イギリスが嫌いだから?」。
毎日紅茶教室を行なっていた頃、こういうふうに、よく訊かれました。

僕は、イギリスが好きで紅茶を飲み始めました。
そんな僕がイギリス嫌いのわけがありません。

では、なぜイギリスの紅茶の話題が、サイトやブログにないのでしょうか?  
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