PICT0004PICT0040お写真はロチェスター大学医学部・付属病院(Strong Memorial Hospital)と病院へ続く幹線道路。右のお写真(クリックで拡大)、右端のサイン「H」は、Hospitalの意味。

 1984頃から、手術に伴う抗生物質適正使用の無作為化試験の結果が報告されだした。在米時 1985年、朝の勉強会で数人のレジデントが Cockett(主任教授)に噛みついた。「抗生物質をなぜ術前に投与しないのか」「なぜ術後 3日も投与するのか」。Cockettは明らかに不機嫌になり「今までこれでやってきて、問題ない」と一蹴した。
 Cockettは 1990年、アメリカ泌尿器科学会(AUA)の会長となった。AUAの公式誌J. of Urology、その 2008年 4月号に「泌尿器科手術における予防的抗生物質の最適な使い方」という論文*が掲載された。さまざまな泌尿器科手術(消化管を使う手術や人工物移植術も含め)に際し、いずれも手術前 1時間以内(薬によっては 2時間以内)に一回投与、術後は最長 24時間まで。
 あなたは、何日間投与されていますか。

*Best Practice Policy Statement on Urologic Surgery Antimicrobial Prophylaxis: J. Urology 179:1379, Apr. 2008.
リー湘南クリニック leeshonan@gmail.com (2008年4月の記事、校正) 2011年の記事