トレーニング・練習法

2009年03月06日

目から入る情報処理能力速度を上げる

3D ランダムドットステレオグラムミスを減らす…そのためにはどんなことをしたらいいのか、技術の反復練習、身体の安定のための筋トレ、、、、いろんなことが考えられます。
バドミントンは超高速〜低速までさまざまな速度で飛んでくるシャトルに反応する競技です。反応を早くしてできるだけ素早い対応ができるに越したことはありません。
相手のショットへの対応は、まず目で捉える→脳で処理→反応を筋肉へ伝達という流れになりますが、脳での処理速度を上げることができれば、当然余裕が生まれミスを減らせられるように思います。

以前から気になっているのが、「立体視」と「速読」です。
最近、テレビで「速読」がスポーツ面に役立つと注目されています。よくテレビに出てる呉真由美さんの話も聞いたことがあります。(野球経験がないのに急速150kmのバッティングマシーンを打ち返したり、飛んでくるボールに書かれている文字を読めたりする女性です)

「立体視」は左右の目が捉える画像を頭の中で立体処理するものです。
まだまだバドミントンへの効果はわかりませんが、5分ほど立体視のトレーニングをして、バドミントンをするとシャトルにピントが合いやすいと感じます。速度が速いスマッシュでも飛んでくるシャトルの姿が以前よりはっきり捉えられる感じです。

もう一つの「速読」はもちろん読書速度を上げるというもですが、呉さんの話では「読む」のではなく「見る」で理解する。つまり速読術も目で見た情報の脳の処理能力(1行ずつ目で追っているのではない)ということです。
講習会でなるほどと思った話です。普通の人が1分で原稿用紙1枚(400字)程度しか読めないのが、エリート官僚なら原稿用紙10枚/分、熟練者になると原稿用紙50枚/分読めるということを聞きました。
テレビの国会中継で官僚が分厚い書類の束を持っている姿をよく見ますが、あの書類の束に目を通すのは、やっぱり普通の読書速度では無理だったんですね。熟練者の原稿用紙50枚を1分で読むというのは、とてもじゃないけど読めません、たぶん、写真集をパラパラめくる速度です。そう考えると「読む」のではなく「見る」で内容を理解しているのです。なかなか速読おそるべしと思ったのを覚えています。
また、スポーツ関係者の方で、速読をマスターした方の話を時間のあるときにネットで探してみようと思っています。参考になる話を知っておられたら教えて下さい。

*写真は「ステレオ写真館kobatetu」より
「立体視」平行法で見るとアルファベットのQが浮き出てきます

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2008年01月16日

コーチング・キャンプ

バドミントン・骨と筋肉の構造 クリスマスの時期に大阪の舞洲(まいしま)体育館で行われた『全国小学生大会』の審判に2日間行って来ました。熱心な指導者・保護者の方が日本全国におられることを、目の当たりにし、負けてられないなぁ…などとエネルギーをもらってきました。このような指導者の方々のネットーワークが構築され、サッカーのように指導体制の一元化や指導方法の研究がすすめられ、プレーヤーにより良い環境作りが進められることが、バドミントンの発展につながるのだと思っています。オグシオ人気でバドミントンも以前よりはテレビのスポーツニュースで扱われるようになりましたが、まだまだマイナースポーツ(涙)、競技人口を見ればメジャースポーツなのですが…(また涙)
学校の体育の授業などで、誰でも一度はバドミントンというスポーツをしているはずですが、その面白さ・奥深さがもっと理解されればと思います。(インドネシアやマレーシアでは国技になるほどのスポーツなのですから、胸張ってバドミントンしてますと言いたいですよね)

日本バドミントン指導者連盟が発足して4年、日本のバドミントンの指導者のレベルアップにますますリーダーシップを発揮できる組織になることを願っています。指導者連盟が実施しているコーチング・キャンプは、毎年全国7・8カ所で土日の2日間の日程で行われている指導法の講習会です。全くバドミントンのことを知らないで参加するのは少々難しいですが、指導法について悩んでいたり、もっと選手にいい指導をしたいと考えておられる指導者にはかなり勉強になる内容だと思います。熱心な指導者の方は、遠方から1泊2日で参加されているようです。(宿泊の手配や夜の懇親会等も用意されています)

以前参加したときの内容を紹介します、、、、続きを読む

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2006年10月27日

一生懸命まじめに…じゃダメ

バドミントンは頭を使う市民大会がありました。高校の部活なので、いつもは高校生との試合ばかりですが、大人との試合は高校生にとってよい経験になります。いつもと勝手が違うといったところでしょうか。
市民大会で感じたことに、高校から始めた2年生部員が、伸び悩んでいるなぁということ。練習は一生懸命・まじめに取り組んでいます。でも大人と試合すると、ミスを連発したり、練習の成果が出せないで、簡単に負けてしまいます。精神的な要素(大人には勝てないかも)もあるかもしれませんが、なぜそうなるのか考えさせられました。
市民大会に出てきている大人は、高校の部活のように毎日練習しているわけではありません。大人になってからバドミントンを始めた人も多くいます。なぜ、1年半も毎日練習している2年生部員が勝てないのか。
ここで、今回のタイトルです。。。。続きを読む

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2006年09月20日

あなどれない「素振り」

パワーアップの素振りバドミントンの練習の中で、「素振り」がどれくらいの重要度を占めているでしょうか?
素振りなんて初心者がする練習。と、あなどるなかれ。
確かに、シャトルを打つイメージを持たず、ただ単に回数だけ振っているようでは練習と呼べないし、時間のムダだと思います。「意識のある素振り」がどれほどできるか。これも上達への重要な要素です。そう「意識のある」がキーワード。
以前、京都での指導者講習に参加した際に、京都府指導委員長の山本氏も、素振りを軽視している日本のバドミントン界の現状は危機的だと話されていました。野球・剣道・テニス…どの競技と比べてもバドミントンは素振りをしなくなってきているのかもしれません。(私はしませんがゴルフもそうかもしれませんね)
どうしても、シャトルを打つことが練習と思いがちで、素振りを軽く考えてしまう傾向。しかし、考えれば考えるほど「素振り」は大切に思えてきます。(これまで、素振りについてあまり深く考えてこなかったのかもしれません)続きを読む

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2006年07月03日

ユーバー杯・トマス杯から考える(その1)

トマス杯・バドミントンユーバー杯・トマス杯。残念ながら会場へ行って見ることはできませんでした。日本で行われている国際大会なのに、深夜のNHKでしか放映されないのも寂しい気持です。終わってみて改めて思うこと、やっぱり中国の強さ。日本選手があと一歩力が足りない状況。。。
でも、それ以上に今大会は、新ルール(ラリーポイント制)での大会として興味がありました。テレビで見る限り、ゲームの進行はスムーズでしたが、淡々とした(白熱しない)ゲーム展開のようにも感じました(会場へ行ってないので、その雰囲気はわからないですが)
先日、京都府の指導者研修会に参加させていただいた際に、京都府バドミントン協会指導委員長の山本秀樹氏(B-way)から、とても参考になる分析・今後の課題のお話を伺えました。要約して残しておきます。

「新ルールとト杯・ユ杯をふり返って」
ゲーム時間 平均30〜40分 ファイナルで長引いても60分
 ファイナルになる可能性は、これまでの1.4から1.5倍
(シャトルの使用量は、これまでの2〜3割減)
新ルールでのラリー数 平均25回(約25秒)
 サーブ権方式のラリー数 平均20回(約20秒)
ラリー数の増加は、慎重なラリーが増加したことと、無理な攻撃が減少したこと(これは僕もゲームを見て感じていました)
ゲーム中のヤマ
・これまでは、いかに12点取るか、相手に取らせないかの攻防に大きなウエイトがあった。
・新ルールでは、3点以上の点差は追いつきにくくなる。特に、後半3点以上の差は苦しい、15点の段階でかなり逆転は難しくなり、18点を過ぎるとほぼ逆転できない。
・人間が集中できる3分間(連続3〜4本)を、試合のどこに持っていくか?
・相手サーブ時には、取りあえず集中(攻撃から始められるラリーを落とさないことと、連続失点を防ぐ

今後の練習について、、、続きを読む

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2006年03月23日

試合につながるノック

バドミントン・ノックバドミントンの練習でノック(多球)練習は、技術習得にとても重要です。形だけ考えるのでなく、試合につながる(中身の濃い)ノックになるように、次のようなことを指導しています。
ノックの目的(何を身につけるのか)を意識する
これがないと、ノックの効果は半減です。同じパターンのノックでもそのやり方(本数・人数・球出しのスピードなど)で、フットワーク・ラケットワーク・反応などの技術練習にも、動きのスピードを速める練習にも、スタミナ練習にもなります。
ノックを受ける選手はもちろん、ノッカーもその目的に合う球出しになるように考え・工夫することが重要です(以前に書きましたが、できるだけ部員にノッカーをさせる理由はここにあります)
レベルに合わせたノック
初心者と上級者ではノックの方法も同じではないはずです。もちろんシングルスのフリーノックなどは同じ形で実施できますが、上級者はよりゲームに近い方法・意識で行います。
少ないセット数で多くの種類を行うのではなく、1つのパターンで4セット以上行う
経験から感じることですが、ノック練習はどうしても1セット目はパターンの確認になってしまい、2セット目以後が練習という気がします。2セット目を反省して3セット目、さらに反省して4セット目という「反省して次はどこに意識をもつか考える」習慣がある選手とそうでない選手は、同じノックをしても明らかに違いがあります。
基本的な形からゲームに近い形へ発展させる
たとえば、スマッシュ練習でも初めは左右交互の球出しから、ランダムに球出しする形へ発展させないと試合にはつながりません。試合では相手はどこへ打ってくるかわからないのですから。
また、試合に近づけるという意味で、、、続きを読む

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2005年12月08日

ボゥ氏講習会(その1・ラケットスピード)

ボゥ氏講習会前回のブログにも書いたが、11月の雨の土曜日。大阪の此花学院高校で、指導者連盟が招待したデンマークのボゥ・オモセガード氏の講習会に参加した。
午前中は、講義形式で「練習計画の立案」について。阿部先生のレクチャーのあと、ボゥ氏の説明があった。年間プラン→期間プラン→週間プランへと具体化していく方法。そこで、考慮すべき要素・注意点などについて。(通訳の方がバドミントンの専門家ではなかったのが残念でした)
それと、一つ気になりながら、質問できなかったボゥ氏の言葉「最近スピードはあまり重要な要素とは思わなくなった」←わかるような・わからんような・意味深なことば
午後からは体育館で実技講習。と言っても、数人の選手を見本に、受講者はそれを見学する形式でした。内容は、講習会のスタッフの方々が、事前にボゥ氏にいくつかお願いしていた中から、次の2点でした。
・世界ランカーの前への入り方(フットワーク)と練習法
・ラケットスピードの向上と練習法


まず、ラケットスピードの向上について。。。
写真にあるような3種類のラケット(?)を使っていました。続きを読む

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2005年11月30日

下半身の強化

下半身Tr高校生のバドミントン部を指導をしていて、「腰を落とせ」「重心を低く」「膝をまげろ」「膝の力を抜け」「かかとを浮かせ」などなど
いろいろな言い方で重心を低くさせて身体の安定・次の動きへの準備を意識させようとしてきたが、やっぱり言葉で説明するより、下半身の強化が一番有効な方法だと思う。
(よい指導法があれば教えて下さい)
言葉で理解していても、重心を低くできる下半身の筋力がともなわないと、試合の中では生きてこない。裏返して言えば、下半身が強化されれば、ある程度自然に重心も落とせるように感じる。
バドミントンはラケット競技で、しかも多様なラケットワークが必要とされるので、どうしても筋トレの意識は、前腕・上腕・肩といった部位が中心になりがちだが、もし実験的に上半身を中心に強化するグループと下半身を中心にするグループを分けてトレーニングした場合、高校生の場合、下半身組の方が上達するように感じる。
ネット前に落とされるシャトルをしっかりと安定した体勢で、正確なショットで返球できる。サイドや後方へ力強くジャンプして、攻撃的なショットを打てる。そんなことを思い描きながら、具体的には、、、続きを読む

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2005年10月24日

耐久力と回復力を高める

サービス最近、バドマガでバドミントンのアメリカ事情が紹介されていました。少しずつアメリカでも広がりつつあるようで、うれしい気持ちで記事を読みました。
バドミントンを「競技」でやった経験のある人は、バドミントンがとてもハードなスポーツだということを知っているはずです。持久力を競うスポーツを嫌うアメリカ人には絶対流行らないだろうと思っていたのですが、、、(アメリカの3大スポーツ(野球・アメフト・バスケット)は、どれもそれほどスタミナ勝負のスポーツではありません。アメリカ人のマラソン選手も見ないですよね)
でも、思う以上に奥の深いスポーツ「バドミントン」
技術だけではなくスタミナも重要な要素です。

バドミントンに必要なスタミナは、マラソンのような持久力ではなく、強度の高い瞬発的な運動(長くても1分)を繰り返す持久力です。
もう少し分析してみると。。。
心拍数が高い状態でプレーを継続できるスタミナ
 (男子シングルスでは、心拍数が190回/分にもなるそうです)
ラリーとラリーの間のわずかな時間での回復力
この2つを意識してトレーニングする必要がありそう。。。続きを読む

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2005年06月19日

SAQトレーニング

ladder tr最近よく言われるようになってきたトレーニング方法。
それまではスピードトレーニングという呼び方が一般的で、バドミントンにおいて何より重要なトレーニングだと思います。
(高校生以上の女子の身体スピードのアップは、実際かなり苦労します)

Speed…一定距離を移動するスピード
Agility…敏捷性と訳される。方向変換やステップの巧みさ
Quickness…止まった状態から動き出しのスピード

それぞれを意識したトレーニングをすることで、その能力はより伸ばせる。それぞれ具体的なトレーニングメニューを考えてみると、バドミントンの練習には、上記の3要素が、実にうまく組み込まれたトレーニングがあるのに驚かされる。。。続きを読む

legendofwinds at 23:11|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)