つま先の香り

「つま先に、口づけさせて下さい・・・・」

隷属の扉 仮面の下

浩二の自宅でユキと2人きりとなる
そしてこれから夫婦として生活することになっている
これが祥子の実家での出産の間に行われている現実だった

ケイと出会ってからただの妄想に過ぎなかったマゾという性癖は苦痛を快感にすることよりも精神的に服従したい、管理されたいと言う思いを増幅させ少しづつ実行されて来た
恋人ができたことを報告し、デート中に偶然を装いケイと彼女は言葉を交わしたり
結婚時にはケイが1番大切な相手であることを誓い、子づくりさえもケイが時期を決めたのだ

2人の間には家庭は壊さないという明確なルールがあった
管理しているとはいっても、基本的には夫婦が決めたことにスパイスを加えるような感じであった

今回の実家での出産もユキと自宅で浮気をさせる事が目的であったが自然とこの形になるように浩二が勧めた結果であった
浩二はこれを実現するために必死に出産についての本を読んだ
そんな態度を見れば妊婦は幸せを感じたかもしれない
世の中には無関心な夫が大半なのだから
祥子のそんな表情を見て裏切っている事を
思うと浩二はケイに対する服従心が強くなった

「ケイさんがいなかったら普通の夫婦なんだ?」
「SMに関係なく出会ってるからね、でもケイ様がいなかったら倦怠期に入ってるかな?」
「倦怠期って飽きるほど抱いた後にくるものだよ」
浩二の性癖はすでに知っている夫婦の営みも
同様だ、本当はどの程度SEXが苦手なのか試してみることにした
それは今までした浩二の性癖に合わせたSEXではなく普通の女として確かめる事だった
「今までは、そういうことする時だけ会ってたけど、今日からはそうじゃない時も一緒だからよろしくね」

浩二にとってユキはそういう時だけ一緒にいる相手だったが今日からは夫として普通の時間もあるということを実感する瞬間だった

夕食を終え、2人でテレビを見ている
跪けば受け入れてくれるはずだがそれが出来ない、ユキも誘ってこない
そんな気持ちを隠して楽しく会話を続けた
浩二はいつでもがSEXに結びつけてはいけないと思っていた

別々に入浴するとユキは寝室に入っていった
浩二のとるべき行動は1つしかない今日は初夜なのだ、ビールを飲み干すとユキの横に滑り込んだ
ユキが身体を寄せてくるがそれ以上の行動は起こさない
浩二は手を握るだけで直ぐに始める様子はない
(いきなりこんなに消極的なの?)
ユキはちょっと驚いた
胸を触っては引っ込めることを繰り返す
「しよう」
そう言って口づけをして来た
完全に受け身を決めているユキは応じるだけだった
少しの間唇を合わせ、首筋へと唇が移動する
そのままっと思うと再び唇に戻ってくる
ユキが罵りながらするSEXとはまるで違うぎこちなさだった
ユキはさらに意地悪をしたくなった
「誰も見てないときに抱かれたいと思ってたの、普段はあんな女じゃないの」
「わかってますよ」
つられてそう答えたがその焦りは高まっていった
下着を降ろし股間に顔を埋める、そこへの愛撫は平均的だが動きが全て唐突でささやくような言葉さえない
必要以上に長い愛撫が続く、体位を変える事なくワンパターンだ
ふっと見ると自分の股間をしごいている
ボッキしてないようだ
フェラをねだればいいのだがそんな様子はない
(なるほどね)
ようやく挿入してくると思い切り腰を振って来た
「あっちょっと」
さすがに声が出たがその言葉に反応して腰の動きを止めると小さくなっていくのがわかった、いわゆる中折というやつだ
浩二は再び抜くとクンニをしながら自分でしごき挿入した、激しく動かすことを今度は止めなかった
「うっ」
小さく呻くと体の中で果てたのがわかった
(重症だわ)
「一生懸命で嬉しかった」
「ごめんね下手くそで」
「気にしなくていいよ妊活だから」

おそらく祥子には謝ったりしないのだろう
SEXは義務という感じが丸わかりの行為だったが、経験の少ない普通の女なら、男の身勝手なSEXと思うかもしれなかった
(意地悪しすぎたかな?)
0098
ユキは身体を寄せたが、その夜
浩二が求めてくることはなかった







隷属の扉 止められない性3

馬鹿にされ罵られ、それなのにボッキする
なんのストレスも感じないSEX
午前中には早くも3回ユキの膣に射精した

「これ入れといて」
シャワーを浴び終えた浩二に与えられた仕事は下駄箱にケイのヒールを入れることだった
玄関の片隅には祥子のヒールがゴミ袋に入れられ雑に放置してある
それとは対照的に丁寧に拭き並べられていくヒールは輝いていた
(ケイ様)
何度も心の中で名前を呼びながら整理を続けた
0482
「ヒールを整理するだけで凄いね」
ユキが後ろに立ちその様子を見ていた
「昼食にしましょう」
テーブルには冷蔵庫にあった食材で料理が作られていた
「あなた、いつも座る場所を教えて」
不意にあなたと呼ばれて浩二はユキの顔を見た。この状況に顔色1つ変えず妻を演じ始めている
浩二は2人の座る位置を教えた
「食事が終わったら一緒に買い物に行きましょう」
食事中もさっきまでとは別人のように普通の妻を演じるユキの事をドキドキしながら見ているのは浩二だった
2人で出かける買い物は、祥子では感じる事がなくなっていた楽しさが蘇ってきた
コーヒーを入れることは祥子もしていたがそれとは違う感覚があった

「これだけ仲が良ければ安心だな」
洋二は意味ありげにつぶやき帰る素振りを見せるのをケイが引き止めた

「もう1つ楽しみがあるんですよ」
「ん、なんだ?もう散々下手くそなSEXは見せてもらったぞ」
「浩二、ユキさんが短い間だけどご主人を捨てて貴方の妻になる気持ちは十分感じてるでしょう?」
「もちろんです」
「お前もユキさんに何か気持ちを示さないとね」
ケイは食器棚から祥子の茶碗を取り出した
フローリングの上に置くと割るように命じた
「ケイ様」
「10番目の女の物よ」
「10番目?」
恵美が口を挟む
「結婚する時の条件なんです、私が一番で奥さんは10番目、大切にする気持ちは私の携帯より下なんですよ」
「さすがS女ね、面白いは他人のやってることを聞くのは」
「ユキさんが喜ぶような言葉並べてね」
浩二にはケイのヒールが渡された

「ユキさんとのSEXは妻より気持ちいいです」
「ユキさんと夫婦になれるのは嬉しいです」
「トオルさん、奥さんを貰いますよ」

「割なさい」
浩二はヒールを何度か振り下ろし祥子の茶碗を割った

「やっぱりボッキさせたね?変態!」
「旦那がボッキしたらどうするのかしら?」
「あなた」
新しい夫婦はその場で求めあった
0398
本能の様に浩二はユキを求めた
「トオル、よかったな?今度こそ赤の他人の子を孕めそうだぞ」
その様子を見るトオルもボッキしていた
ケイ達は引き上げ2人だけの夜を迎えた

隷属の扉 止められない性3

ユキがベットの上で浩二を押さえつける
他人の家、他人の夫を夫婦のベットの上で抱く、寝取り願望のある男ならいつもより硬く勃起する場面、女のユキは濡れ方が違った
「このシチュエーションでビチョビチョよ
下手くそなお前が相手でも濡れてるの」
「ありがとうございます」
下着を脱ぎ浩二の顔に乗せる、両腕はケイが拘束している
その様子をトオルが撮影している
その時ドアが開き前田夫婦が入って来た
「ユキ、どうだ?」
「早く入れて欲しいです」
「ついさっき奥さんが出て行くところを見てたんでしょう?申し訳ないと思はないの?」
恵美が言葉で責める
「お前にはマゾの表情が似合ってるな」
「今日からの旦那さんを気持ちよくさせるためにはSになるしかないものね」
いつものように4人に囲まれユキにバカにされながらの行為にボッキは治らない

何の愛撫も無く、下着を顔にかけられ状況でユキにペニスを握られる
先端がユキと触れ合い飲み込まれていくのがはっきりとわかる
「あああっ」
ユキが身体の上で数回動いた
「ああっユキさん!」
ユキは動きを止める
「ごめんなさい」
我慢しようとしたが動かなくても包まれた感覚だけで治ることはない
ユキはギュッと力を入れた
「あっあああ、出る」
ドクドクとユキの膣に性液が注ぎ込まれる
「1分持った?笑う暇もないじゃない」
恵美の言葉が部屋に響く
「こんな早いSEX初めてよ」
ユキの冷たい言葉で興奮が再び始まる
0526
「ほら、ビンタしてあげるからもう一度立たせなさい!」


隷属の扉 止められない性2

トオルの運転する車の後部座席にケイとユキが座っている
雪の股間にはバイブが咥え込まされすでに下着を濡らしている
「ユキの排卵日に合わせて嫁を追い出してあげたんだからしっかり子づくりするのよ」
「はい」
「お前はそのまま前田さんの家に行くのよ」
「はい」
トオルは前田夫婦の奴隷として、ユキは浩二の妻として生活することになっている
そして浩二は臨月の妻を裏切る夫として暮らす、3人とも、いやケイや前田夫婦も背徳という共通の性癖を持つグループだからこそ可能な行為だった
家庭は壊さずに裏切らせる、裏切る
車は浩二の自宅近くに停車した
ちょうど一台の車に祥子が乗り込むところだった
「ほら、丁度邪魔な奥さんが出て行くところよ」
目の前の車のトランクに荷物が積まれ臨月の祥子が車に乗り込む、その姿をはっきりと見ながら乳首への愛撫を受け乳首を硬くしている
「お前も悪い女よね、奥さんが出て行く姿みて感度が良くなってるじゃない」
車が発信し路地を曲がる頃には駐車場にケイ達の車が滑り込んだ
「お早うございますケイ様」
玄関の土間に全裸で跪き浩二が出迎えた
「奥さんの靴全部この中に入れなさい」
大きめのゴミ袋が渡され、その中にシューズを無造作に詰め込むとトオルがそれを運び出した
「あなたの愛撫、下手くそだからケイさんに触ってもらいながら来たの」
「ユキさんずっと今日を待ってました」
浩二は直ぐに寝室に案内した
ユキは浩二を抱き寄せると唇を合わせた
それに応じるように舌を絡める
リードしているのはユキだ
「奥さんより気持ちいいSEXしましょう」
「ユキさん」
ブラウスのボタンを外すと形のいい乳房と固くなった乳首が溢れる
そっと唇で噛むように口に含みちゅっと音を立て吸った
唇は腹部に移り下に進む
ユキの手でスカートがたくし上げられ浩二にかけられる
濡れた下着を降ろすとバイブのコードが見えた
「しっかりなめて」
バイブを引き抜くと愛液が糸を引いた
「クンニのしかた覚えてる?」
「はい」
浩二はそっと舌で触れた
ユキがかすかに喘いだ
「私が女の喜ばせ方を教えてあげるからね」
そんな言葉全てが興奮する、結婚している男が囁かれる言葉ではなかった
「ユキさんSEXを教えて下さい」
ユキはスカートから浩二を出すと再び唇を合わせベッドに倒れこんだ
0525



隷属の扉 止められない性

祥子は出産に備え実家に戻ることになった
その事は直ぐにケイに伝えられた
「貴重な2ヶ月にしてあげるね」
その言葉だけで異常な興奮を示す浩二

背徳という禁断の蜜が身体を覆っているようだった
その事はユキやトオルにも伝えられた

浩二の周りには女王様であるケイ
山田洋二と恵美のマニア夫婦
前田トオルとユキの山田夫婦に服従する夫婦
というかなり濃く、お互いの生活を壊さずに楽しむ同好者が集まっていた
この日は前田夫婦の自宅で背徳な計画が立てられた
そんな時でもそれぞれの役割があった
当然のように浩二はユキを抱き、トオルは恵美に責められている
「少しは上手くなったか?」
「少しだけね」
抱かれながらユキが呟く
SEXをしている間はユキの方が上位だ

「久しぶりに跡が残せるね」
この連中にとってノーマルな祥子の存在が自由なプレイの障害となりそれが刺激なのだ
里帰りの日は数日後に迫っていた
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