夫の勤めていた会社から連絡があったのはその数日後だった
担当者は事務的な口調を崩す事なく社宅からの退去を告げた
「奥さん1人ならとりあえず俺の家でもいいけど娘さんがいるからな」
「生活環境があまり変わらない場所じゃないと」
「この辺だと部屋を少し狭くしても15万はするよ、でも普通の不動産屋よりは頼りにして欲しいな」
本音で言えば家賃なら無料にしてもいいのだがそんな切り札をいきなり切る気はなかった
人妻という価値が無くなったのは残念だった
社宅から10分程度で最寄駅は同じ3LDKのマンションを用意した
「ここはちょっと贅沢過ぎます」
家賃が高いのが気になったが生活環境があまり変わらないのも魅力だった
「この辺りだと家賃が若干高くなるのはしょうがない事だけどもう少しオーナーに相談してみるよ」
今の紗栄子にとっては浩二は頼りになる存在になっていた
その帰りにホテルに入り愛し合う事に若干の後ろめたさは感じている紗栄子に
「ご主人がいる時に裏切ってたことの方が悪いことだと思わない?今はもういないんだから」
世間には通用しない考え方だが自分を正当化する為には頷くしかなかった
そんな気持ちが紗栄子を淫らな女に変えていく
「本当の浩二さんの女にしてくれる?」
何度も言わされた言葉だった
「最初から紗栄子は俺の女だよ」
体の中に浩二を感じながら紗栄子は両腕を背中に回し抱きしめていた完
担当者は事務的な口調を崩す事なく社宅からの退去を告げた
「奥さん1人ならとりあえず俺の家でもいいけど娘さんがいるからな」
「生活環境があまり変わらない場所じゃないと」
「この辺だと部屋を少し狭くしても15万はするよ、でも普通の不動産屋よりは頼りにして欲しいな」
本音で言えば家賃なら無料にしてもいいのだがそんな切り札をいきなり切る気はなかった
人妻という価値が無くなったのは残念だった
社宅から10分程度で最寄駅は同じ3LDKのマンションを用意した
「ここはちょっと贅沢過ぎます」
家賃が高いのが気になったが生活環境があまり変わらないのも魅力だった
「この辺りだと家賃が若干高くなるのはしょうがない事だけどもう少しオーナーに相談してみるよ」
今の紗栄子にとっては浩二は頼りになる存在になっていた
その帰りにホテルに入り愛し合う事に若干の後ろめたさは感じている紗栄子に
「ご主人がいる時に裏切ってたことの方が悪いことだと思わない?今はもういないんだから」
世間には通用しない考え方だが自分を正当化する為には頷くしかなかった
そんな気持ちが紗栄子を淫らな女に変えていく
「本当の浩二さんの女にしてくれる?」
何度も言わされた言葉だった
「最初から紗栄子は俺の女だよ」
体の中に浩二を感じながら紗栄子は両腕を背中に回し抱きしめていた完
一度でもハードルを越えるともう元には戻れない身体と脳で覚えた快感は理性や常識を知らず知らずのうちに失って行く
禁断の果実とはよく言ったものだ
見舞い前後の行為を紗栄子は拒絶することができなかった
その日は浩二の自宅で体を重ねていた丁度その時に電話が鳴った
それは夫の容態悪化を告げる病院からの連絡だった
「浩二さん」
離れようとする紗栄子を押さえつけどんな連絡だったのか聞いた
「あの人の容態が悪いって」
紗栄子が夫のことをあの人と呼んだことを浩二は見逃さない
「奥さん酷いなそんな状況の旦那さんをあの人呼ばわりするなんて、言い直すんだ」
「そんな、もういいでしょう、すぐに行かないと」
「俺がイクまで離さないよ、もう少しなんだわかるだろう」
紗栄子の中で一段と硬さを増す、そして十分に浩二の事はわかっていた
「夫の容態が悪くなったの、直ぐに行かないと」
「奥さん、もう一度、イクまで何度でも言うんだ」
「夫が・・・危篤なの、早く病院に行かせて」
「いいぞ、奥さん!イクっう」
身体の中で脈打つペニスを感じながらいつものように浩二を抱きしめていた
余韻に浸ってる暇は無かった2人は慌てて身支度を整えると病院へ向かった
(連絡を受けて20分ぐらいだけど何も無くても準備にはそのぐらいかかるし、車で送ってもらった方が早く着く)
自分に言い聞かせるように胸の中でつぶやいた
その数時間後、娘の千帆の到着を待つように旅立っていった
親戚でもない浩二が2人を自宅まで送った
紗栄子は言葉少なく、先輩の旦那さんである事を千帆に告げたがこの状況ではどうでもいい事だった
棺は近くの葬儀場へと運ばれ慌ただしく準備や打ち合わせが進められた
通夜、葬儀の打ち合わせに浩二も自然と同席する形になった
娘は一旦自宅に戻り斎場に2人となった
紗栄子の憔悴は手に取るようにわかっている
「あまり役には立てないけど1人じゃないよ安心して」
その言葉は本音だった、涙を拭う紗栄子の姿に征服欲のようなものが芽生えた
「紗栄子」
後ろから抱きしめ唇を奪った
激しく抵抗する紗栄子を力尽くで押し倒し両腕を押さえつけた
「こんな時にやめて!」
「紗栄子、こんな時だからだろう!二度とないんだ、そうだ今しかないんだ!」
「浩二さんどうかしてる!やめてっ」
「大声出すと人が来るぞ」
紗栄子の反応などどうでも良かった
自分の欲望だけで行動していた喪服がこんなにそそるとは思わなかった背徳どころではない非常識そのものだが興奮がおさまることはない着衣が乱れるほど、喪服から白い肌が見えるほど残酷な気持ちになっていく
「紗栄子、お前の濡れ方も尋常じゃないな」
強引な愛撫は徐々に紗栄子に服従の快感をもたらしていた
ずらしただけのブラジャーから溢れる乳房を鷲掴みにされ乳首を吸われる
「あっああ」
「背徳な女になってもっとよがれ」
「そんな女じゃありません、あなたが強引に」
「強引になんだ?正直に言うんだ紗栄子」
「強引に気持ちよくさせてるんです」
パンストは破られ秘部に顔を埋められ吸い付くようなクンニを受けるともう限界だった
「ください、ここで入れて」
「何言ってるんだスキンがないぞ、生でいいのか?」
「外で出して、約束して」
「無理だできない、でも入れてやるよ」
浩二も最高に興奮していた
「うううっ」
「いつもより紗栄子を感じるよ、直接触れ合うのがやっぱり1番だな
自分の興奮を抑えるように腰をゆっくりと振った
「こんな時に抱かれるなんて」
「今更遅いよ2人で一緒にいつものように愛しあおう」
繋がった事で浩二は冷静になれた
いつでも抱ける身体になったんだ
紗栄子も同様だったこれからのことを考えながら浩二の背中に腕を回した
祭壇が置かれたその部屋で紗栄子は男を受け入れた「あああっもう私イキそう」
「わかってるよ紗栄子奥さん」
いつものように膣がキュンと締まる
中出ししたい衝動に駆られたがここは常識のある人間を装うことにした
「紗栄子、気持ちいいよ」
腹部に大量の聖液をぶちまけ営みは終焉を迎えた
「紗栄子明日は余計な下着は身につけないでくれ火葬中に抱いてあげるよ」
非道徳な快感には逆らえない身体になっていた
禁断の果実とはよく言ったものだ
見舞い前後の行為を紗栄子は拒絶することができなかった
その日は浩二の自宅で体を重ねていた丁度その時に電話が鳴った
それは夫の容態悪化を告げる病院からの連絡だった
「浩二さん」
離れようとする紗栄子を押さえつけどんな連絡だったのか聞いた
「あの人の容態が悪いって」
紗栄子が夫のことをあの人と呼んだことを浩二は見逃さない
「奥さん酷いなそんな状況の旦那さんをあの人呼ばわりするなんて、言い直すんだ」
「そんな、もういいでしょう、すぐに行かないと」
「俺がイクまで離さないよ、もう少しなんだわかるだろう」
紗栄子の中で一段と硬さを増す、そして十分に浩二の事はわかっていた
「夫の容態が悪くなったの、直ぐに行かないと」
「奥さん、もう一度、イクまで何度でも言うんだ」
「夫が・・・危篤なの、早く病院に行かせて」
「いいぞ、奥さん!イクっう」
身体の中で脈打つペニスを感じながらいつものように浩二を抱きしめていた
余韻に浸ってる暇は無かった2人は慌てて身支度を整えると病院へ向かった
(連絡を受けて20分ぐらいだけど何も無くても準備にはそのぐらいかかるし、車で送ってもらった方が早く着く)
自分に言い聞かせるように胸の中でつぶやいた
その数時間後、娘の千帆の到着を待つように旅立っていった
親戚でもない浩二が2人を自宅まで送った
紗栄子は言葉少なく、先輩の旦那さんである事を千帆に告げたがこの状況ではどうでもいい事だった
棺は近くの葬儀場へと運ばれ慌ただしく準備や打ち合わせが進められた
通夜、葬儀の打ち合わせに浩二も自然と同席する形になった
娘は一旦自宅に戻り斎場に2人となった
紗栄子の憔悴は手に取るようにわかっている
「あまり役には立てないけど1人じゃないよ安心して」
その言葉は本音だった、涙を拭う紗栄子の姿に征服欲のようなものが芽生えた
「紗栄子」
後ろから抱きしめ唇を奪った
激しく抵抗する紗栄子を力尽くで押し倒し両腕を押さえつけた
「こんな時にやめて!」
「紗栄子、こんな時だからだろう!二度とないんだ、そうだ今しかないんだ!」
「浩二さんどうかしてる!やめてっ」
「大声出すと人が来るぞ」
紗栄子の反応などどうでも良かった
自分の欲望だけで行動していた喪服がこんなにそそるとは思わなかった背徳どころではない非常識そのものだが興奮がおさまることはない着衣が乱れるほど、喪服から白い肌が見えるほど残酷な気持ちになっていく
「紗栄子、お前の濡れ方も尋常じゃないな」
強引な愛撫は徐々に紗栄子に服従の快感をもたらしていた
ずらしただけのブラジャーから溢れる乳房を鷲掴みにされ乳首を吸われる
「あっああ」
「背徳な女になってもっとよがれ」
「そんな女じゃありません、あなたが強引に」
「強引になんだ?正直に言うんだ紗栄子」
「強引に気持ちよくさせてるんです」
パンストは破られ秘部に顔を埋められ吸い付くようなクンニを受けるともう限界だった
「ください、ここで入れて」
「何言ってるんだスキンがないぞ、生でいいのか?」
「外で出して、約束して」
「無理だできない、でも入れてやるよ」
浩二も最高に興奮していた
「うううっ」
「いつもより紗栄子を感じるよ、直接触れ合うのがやっぱり1番だな
自分の興奮を抑えるように腰をゆっくりと振った
「こんな時に抱かれるなんて」
「今更遅いよ2人で一緒にいつものように愛しあおう」
繋がった事で浩二は冷静になれた
いつでも抱ける身体になったんだ
紗栄子も同様だったこれからのことを考えながら浩二の背中に腕を回した
祭壇が置かれたその部屋で紗栄子は男を受け入れた「あああっもう私イキそう」
「わかってるよ紗栄子奥さん」
いつものように膣がキュンと締まる
中出ししたい衝動に駆られたがここは常識のある人間を装うことにした
「紗栄子、気持ちいいよ」
腹部に大量の聖液をぶちまけ営みは終焉を迎えた
「紗栄子明日は余計な下着は身につけないでくれ火葬中に抱いてあげるよ」
非道徳な快感には逆らえない身体になっていた
紗栄子との秘め事は徐々に刺激を求める方向に向いていっている
日常ではできない事をお互いに求めるようになる
この事は浩二がよくわかっていた男とはそんな感覚で風俗遊びをするのだ
女性の紗栄子には気がつくことができない感情なのかもしれないがすでに周りの知人と比べると普通は経験しないことをしている
遊び相手として浩二は信頼を得ている
家庭を壊さない
浩二もそんな事は望んでいない、言いなりの人妻になれば良かった
生活を共にするなど考えてもいない
今日も紗栄子は浩二と日中の密会を楽しむ為にホテルに向かう
今日は初めて一緒には入らず浩二の待つ部屋に1人で行くようになっていた
これは浩二から提案されたデリヘル嬢をイメージした遊びだった
数日前の密会の時にデリヘル嬢がどのようなことをするのか教え込まれていた
受付に声をかけて訪問する部屋を告げる
(もう私は風俗嬢だと思われてる)
部屋に向かうまでの間1人で歩くことだけで恥ずかしかった
チャイムを鳴らしドアが開くと急いで中に入った
目の前に居るのは浩二だが約束通りの挨拶をする
「人妻クラブの紗栄子です」
浩二はじろじろと紗栄子の身体を物色する
普通はこんな事はしないのだが紗栄子に風俗嬢の雰囲気を味合わせる為に卑猥な男を演じた
「綺麗な人で良かったよ、入って」
「プレイ代は3万円になります」
自分の身体に値段をつけた
ここからは全てアドリブだ、絶対にお互い演じ切ると約束していた
女として男を喜ばせるにはどうすればいいか想像しながら演じることにしていた
自分から抱きつき唇を合わせる
もう何度も合わせた唇だが新鮮に感じた
「もうシャワー浴びてるよ」
そう言われてもその意味がよく分からない
「フェラ」
紗栄子は跪きズボンのチャックを下ろした
「ガウンで待つよりちゃんとスーツ着てた方が即尺の雰囲気があるでしょう?」
なるほどそういうことか
口に含むと硬さを増していく、そのスピードはいつもより早く感じられた
「この仕事旦那さん公認?」
「言ってません」
「昼間だもんねご主人仕事中なんでしょ?」
夫を裏切るだけでも背徳感があるのに風俗嬢として扱われることでその感覚は更に増した
(これは遊び)
浩二が良く口にする言葉だった愉しむために演じる
確かにその通りでいつもより積極的になることができた
風俗嬢でも素人でもこれからの行為に大差はない、ただ積極的になるだけでいいのだ
考え方によっては日頃は恥ずかしさで遠慮していることもできるのだ
紗栄子はいつもより激しくズズと音を立てて吸い付き“美味しい”と声に出してみた
自分の言葉で気持ちよくなる感覚が全身を襲った
「このチンポが好きです、美味しいですあああっ」浩二を喜ばせるために行なっているのだが演じているという言い訳をしながらも時自分の快感につながっていた
「欲求不満解消が収入になるんだから女はいいよね、男は少ないこずかいでこなきゃ行けないんだから」
「奥様より満足して帰って下さいね」
自宅もいいが風俗嬢になりきるのもいいだろう?
「1人で入るのってすごく恥ずかしいのよ風俗嬢だってバレるみたいで」
狙い通りの反応だった、この日以来2人の密会は客とお気に入りの風俗嬢とすることが多くなった
紗栄子は浩二の提案したこの行為が自分の感度を上げている事に気がついていた
そして久しぶりに紗栄子の自宅に朝から浩二が訪問していた
「やっぱりここが1番刺激的だな」
夫婦の寝室のベッドにはまだ夫の温もりが残っている
夫を邪魔者のように扱いながら、生活費を出すだけの男のように扱いながら交わると理性など一瞬で吹き飛んだ
「あああっ全部あなたの匂いにして、夫の匂いを消して!」
夫の事を憎んでなどいない、家庭思いのいい夫だ
でも女としての喜びは完全に浩二が優っている先輩の旦那さんでありお客さんでもある
そんな関係が普通の不倫相手では得られないと思うような背徳感だった
昼食を共にし我が家のように振る舞う浩二と再び繋がっていた時、紗栄子の携帯が鳴った
見慣れない番号からだったので無視しようとすると浩二から出るように言われた
「ヤリながらっていいと思うよ」
紗栄子は枕元のスマホをとった
「もしもし」
少し話すと紗栄子の表情が変わった
ただ事ではない雰囲気に浩二は行為を一時中断し紗栄子の様子を伺った
「大丈夫?」
話の内容から旦那さんが倒れ病院に運ばれた事は浩二にも分かった
「大丈夫だよ心配ないよ」
「うん、そうだと思う」
「ここを元に戻さないとそれから病院に送るよ」
「ありがとう」
浩二は紗栄子を病院まで送る
脳梗塞を起こし意識不明の状態が数日続いた
紗栄子を手助けするために病院への送り迎えを手伝うことにした
「本当に助かります」
「不謹慎だけど送迎するだけでも嬉しいんだ」
数日たっても容態は改善されなかった
紗栄子にもやや疲労の様子が伺えた
この日は浩二も病室までついて上がった
意識不明の夫の横で暗い顔を見せる紗栄子にムラムラとした欲情が込み上げてきた
「紗栄子」
抱きしめたい衝動に駆られたが肩に手を添える事しかできない
自宅に到着し玄関先で浩二は紗栄子を強く抱きしめていた
「今はやめて」
「疲れてるだろう?忘れることも必要だよ」
ささやかに抵抗する紗栄子に唇を合わせた
紗栄子にも誰かに頼りたい気持ちはあった
両親はすでに他界し夫の入院を伝える相手はいない
1人背負うことに疲れていた
「今は忘れて」
そう告げて浩二は再び唇を合わせる、舌を差し込むと紗栄子も応じてきた
お互いの舌を求め合う吐息が玄関先に響いている
ようやく唇を離すと浩二についていくように寝室に入った
「紗栄子っ病室に入った時からたまらなく欲しかったんだ旦那さんの前で俺、勃起してたんだ」
いつもより乱暴に衣服を剥ぎ取る、そんな激しさが紗栄子の理性を奪っていく
半裸で乳房を吸われ、揉みしだかれる
「ああっ浩二さん!私、」
「俺が無理矢理犯してるんだ」
「あああっ」
身体に触れる浩二のペニスはすでに硬くボッキしている
浩二の舌は腹部から秘部へと移る、そこはすでにびしょ濡れだった
「ああああっきて」
弓なりにのけぞる身体が美しいアーチを描いている
その腰に手を回し抱き寄せるように腹部に唇を当てる
「早く入れて、抱いて欲しいの」浩二を受け入れ女になった紗栄子は全てを忘れて浩二との交わりに没頭した
お互いの興奮は一気に膨らんだ
紗栄子の中のペニスはいつもより明らかに硬く、いつもより深く貫いているようだった
それに刺激されるように両足を広げ奥への侵入を受け入れる形を作っている
体位を変えながら何度も絶頂に追い込まれシーツを愛液で汚していく
「今日の奥さん凄く激しいよ」
「浩二さんが凄いからよ」
「何故だと思う?」
「わからない」
浩二は腰の動きを奥深く侵入した位置で止め
正常位で交わる紗栄子を包み込むように抱きしめて見つめると
「俺と同じようにわかってるよね奥さん」
と静かに囁いた
奥さんという言葉に秘部がきゅっと締まる
「身体はわかってるみたいだよ奥さんが酷い事をしてる事」
「そんな言い方卑怯よ」
「奥さんの口から聞きたいんだ今の2人の興奮の理由、口にしたらどうなるかわかるだろう?」
数回激しく突き上げては動きを止めてしまう
どうしても言えない紗栄子を誘導するように腰を激しく乱暴に突き上げながら
「夫を裏切ってる奥さんの姿が綺麗に見えるんだよ!ご主人は今どうしてるのか思い出せ!なのにこんなに他人に突き上げられて激しく感じてる淫乱な人妻なんだよ奥さんは!
そして俺はそんな奥さんに興奮してるんだよ」
紗栄子もその感情に飲み込まれた
「あなたっごめんなさい!私、私あああっ
大変な時に抱かれていつもより感じてるの
お願い浩二さん!好きなだけついて!」
浩二も限界だった
こんな場面は経験したことがない
「奥さん、いくぞ!うううっ」
身体の中で男が爆発するのを感じながら背中に手を回し気を失いそうな快感の中で爪を立ててしまっていた
2人は滴る汗も気にせずにそのまましばらく抱きしめあった
「最高だったよ」
身体を離しスキンを見せつけて呟いた
いつものようにそれを受け取り結ぶのは紗栄子の役目だった
まだ興奮がおさまらない浩二は紗栄子を抱き寄せた
「もうこの快感が忘れられそうに無いよ奥さんも同じだろう?」
2人は2回目も激しく求め合い寝室は性臭に包まれた
また一つ常識を奪われたことに紗栄子は気がついていなかった
日常ではできない事をお互いに求めるようになる
この事は浩二がよくわかっていた男とはそんな感覚で風俗遊びをするのだ
女性の紗栄子には気がつくことができない感情なのかもしれないがすでに周りの知人と比べると普通は経験しないことをしている
遊び相手として浩二は信頼を得ている
家庭を壊さない
浩二もそんな事は望んでいない、言いなりの人妻になれば良かった
生活を共にするなど考えてもいない
今日も紗栄子は浩二と日中の密会を楽しむ為にホテルに向かう
今日は初めて一緒には入らず浩二の待つ部屋に1人で行くようになっていた
これは浩二から提案されたデリヘル嬢をイメージした遊びだった
数日前の密会の時にデリヘル嬢がどのようなことをするのか教え込まれていた
受付に声をかけて訪問する部屋を告げる
(もう私は風俗嬢だと思われてる)
部屋に向かうまでの間1人で歩くことだけで恥ずかしかった
チャイムを鳴らしドアが開くと急いで中に入った
目の前に居るのは浩二だが約束通りの挨拶をする
「人妻クラブの紗栄子です」
浩二はじろじろと紗栄子の身体を物色する
普通はこんな事はしないのだが紗栄子に風俗嬢の雰囲気を味合わせる為に卑猥な男を演じた
「綺麗な人で良かったよ、入って」
「プレイ代は3万円になります」
自分の身体に値段をつけた
ここからは全てアドリブだ、絶対にお互い演じ切ると約束していた
女として男を喜ばせるにはどうすればいいか想像しながら演じることにしていた
自分から抱きつき唇を合わせる
もう何度も合わせた唇だが新鮮に感じた
「もうシャワー浴びてるよ」
そう言われてもその意味がよく分からない
「フェラ」
紗栄子は跪きズボンのチャックを下ろした
「ガウンで待つよりちゃんとスーツ着てた方が即尺の雰囲気があるでしょう?」
なるほどそういうことか
口に含むと硬さを増していく、そのスピードはいつもより早く感じられた
「この仕事旦那さん公認?」
「言ってません」
「昼間だもんねご主人仕事中なんでしょ?」
夫を裏切るだけでも背徳感があるのに風俗嬢として扱われることでその感覚は更に増した
(これは遊び)
浩二が良く口にする言葉だった愉しむために演じる
確かにその通りでいつもより積極的になることができた
風俗嬢でも素人でもこれからの行為に大差はない、ただ積極的になるだけでいいのだ
考え方によっては日頃は恥ずかしさで遠慮していることもできるのだ
紗栄子はいつもより激しくズズと音を立てて吸い付き“美味しい”と声に出してみた
自分の言葉で気持ちよくなる感覚が全身を襲った
「このチンポが好きです、美味しいですあああっ」浩二を喜ばせるために行なっているのだが演じているという言い訳をしながらも時自分の快感につながっていた
「欲求不満解消が収入になるんだから女はいいよね、男は少ないこずかいでこなきゃ行けないんだから」
「奥様より満足して帰って下さいね」
自宅もいいが風俗嬢になりきるのもいいだろう?
「1人で入るのってすごく恥ずかしいのよ風俗嬢だってバレるみたいで」
狙い通りの反応だった、この日以来2人の密会は客とお気に入りの風俗嬢とすることが多くなった
紗栄子は浩二の提案したこの行為が自分の感度を上げている事に気がついていた
そして久しぶりに紗栄子の自宅に朝から浩二が訪問していた
「やっぱりここが1番刺激的だな」
夫婦の寝室のベッドにはまだ夫の温もりが残っている
夫を邪魔者のように扱いながら、生活費を出すだけの男のように扱いながら交わると理性など一瞬で吹き飛んだ
「あああっ全部あなたの匂いにして、夫の匂いを消して!」
夫の事を憎んでなどいない、家庭思いのいい夫だ
でも女としての喜びは完全に浩二が優っている先輩の旦那さんでありお客さんでもある
そんな関係が普通の不倫相手では得られないと思うような背徳感だった
昼食を共にし我が家のように振る舞う浩二と再び繋がっていた時、紗栄子の携帯が鳴った
見慣れない番号からだったので無視しようとすると浩二から出るように言われた
「ヤリながらっていいと思うよ」
紗栄子は枕元のスマホをとった
「もしもし」
少し話すと紗栄子の表情が変わった
ただ事ではない雰囲気に浩二は行為を一時中断し紗栄子の様子を伺った
「大丈夫?」
話の内容から旦那さんが倒れ病院に運ばれた事は浩二にも分かった
「大丈夫だよ心配ないよ」
「うん、そうだと思う」
「ここを元に戻さないとそれから病院に送るよ」
「ありがとう」
浩二は紗栄子を病院まで送る
脳梗塞を起こし意識不明の状態が数日続いた
紗栄子を手助けするために病院への送り迎えを手伝うことにした
「本当に助かります」
「不謹慎だけど送迎するだけでも嬉しいんだ」
数日たっても容態は改善されなかった
紗栄子にもやや疲労の様子が伺えた
この日は浩二も病室までついて上がった
意識不明の夫の横で暗い顔を見せる紗栄子にムラムラとした欲情が込み上げてきた
「紗栄子」
抱きしめたい衝動に駆られたが肩に手を添える事しかできない
自宅に到着し玄関先で浩二は紗栄子を強く抱きしめていた
「今はやめて」
「疲れてるだろう?忘れることも必要だよ」
ささやかに抵抗する紗栄子に唇を合わせた
紗栄子にも誰かに頼りたい気持ちはあった
両親はすでに他界し夫の入院を伝える相手はいない
1人背負うことに疲れていた
「今は忘れて」
そう告げて浩二は再び唇を合わせる、舌を差し込むと紗栄子も応じてきた
お互いの舌を求め合う吐息が玄関先に響いている
ようやく唇を離すと浩二についていくように寝室に入った
「紗栄子っ病室に入った時からたまらなく欲しかったんだ旦那さんの前で俺、勃起してたんだ」
いつもより乱暴に衣服を剥ぎ取る、そんな激しさが紗栄子の理性を奪っていく
半裸で乳房を吸われ、揉みしだかれる
「ああっ浩二さん!私、」
「俺が無理矢理犯してるんだ」
「あああっ」
身体に触れる浩二のペニスはすでに硬くボッキしている
浩二の舌は腹部から秘部へと移る、そこはすでにびしょ濡れだった
「ああああっきて」
弓なりにのけぞる身体が美しいアーチを描いている
その腰に手を回し抱き寄せるように腹部に唇を当てる
「早く入れて、抱いて欲しいの」浩二を受け入れ女になった紗栄子は全てを忘れて浩二との交わりに没頭した
お互いの興奮は一気に膨らんだ
紗栄子の中のペニスはいつもより明らかに硬く、いつもより深く貫いているようだった
それに刺激されるように両足を広げ奥への侵入を受け入れる形を作っている
体位を変えながら何度も絶頂に追い込まれシーツを愛液で汚していく
「今日の奥さん凄く激しいよ」
「浩二さんが凄いからよ」
「何故だと思う?」
「わからない」
浩二は腰の動きを奥深く侵入した位置で止め
正常位で交わる紗栄子を包み込むように抱きしめて見つめると
「俺と同じようにわかってるよね奥さん」
と静かに囁いた
奥さんという言葉に秘部がきゅっと締まる
「身体はわかってるみたいだよ奥さんが酷い事をしてる事」
「そんな言い方卑怯よ」
「奥さんの口から聞きたいんだ今の2人の興奮の理由、口にしたらどうなるかわかるだろう?」
数回激しく突き上げては動きを止めてしまう
どうしても言えない紗栄子を誘導するように腰を激しく乱暴に突き上げながら
「夫を裏切ってる奥さんの姿が綺麗に見えるんだよ!ご主人は今どうしてるのか思い出せ!なのにこんなに他人に突き上げられて激しく感じてる淫乱な人妻なんだよ奥さんは!
そして俺はそんな奥さんに興奮してるんだよ」
紗栄子もその感情に飲み込まれた
「あなたっごめんなさい!私、私あああっ
大変な時に抱かれていつもより感じてるの
お願い浩二さん!好きなだけついて!」
浩二も限界だった
こんな場面は経験したことがない
「奥さん、いくぞ!うううっ」
身体の中で男が爆発するのを感じながら背中に手を回し気を失いそうな快感の中で爪を立ててしまっていた
2人は滴る汗も気にせずにそのまましばらく抱きしめあった
「最高だったよ」
身体を離しスキンを見せつけて呟いた
いつものようにそれを受け取り結ぶのは紗栄子の役目だった
まだ興奮がおさまらない浩二は紗栄子を抱き寄せた
「もうこの快感が忘れられそうに無いよ奥さんも同じだろう?」
2人は2回目も激しく求め合い寝室は性臭に包まれた
また一つ常識を奪われたことに紗栄子は気がついていなかった
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