つま先の香り

「つま先に、口づけさせて下さい・・・・」

NTRの行方 相談相手

夫の勤めていた会社から連絡があったのはその数日後だった
担当者は事務的な口調を崩す事なく社宅からの退去を告げた
「奥さん1人ならとりあえず俺の家でもいいけど娘さんがいるからな」
「生活環境があまり変わらない場所じゃないと」
「この辺だと部屋を少し狭くしても15万はするよ、でも普通の不動産屋よりは頼りにして欲しいな」
本音で言えば家賃なら無料にしてもいいのだがそんな切り札をいきなり切る気はなかった
人妻という価値が無くなったのは残念だった

社宅から10分程度で最寄駅は同じ3LDKのマンションを用意した
「ここはちょっと贅沢過ぎます」
家賃が高いのが気になったが生活環境があまり変わらないのも魅力だった
「この辺りだと家賃が若干高くなるのはしょうがない事だけどもう少しオーナーに相談してみるよ」
今の紗栄子にとっては浩二は頼りになる存在になっていた
その帰りにホテルに入り愛し合う事に若干の後ろめたさは感じている紗栄子に
「ご主人がいる時に裏切ってたことの方が悪いことだと思わない?今はもういないんだから」
世間には通用しない考え方だが自分を正当化する為には頷くしかなかった
そんな気持ちが紗栄子を淫らな女に変えていく
「本当の浩二さんの女にしてくれる?」
何度も言わされた言葉だった
「最初から紗栄子は俺の女だよ」
体の中に浩二を感じながら紗栄子は両腕を背中に回し抱きしめていた
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NTR の行方 涙

一度でもハードルを越えるともう元には戻れない身体と脳で覚えた快感は理性や常識を知らず知らずのうちに失って行く
禁断の果実とはよく言ったものだ
見舞い前後の行為を紗栄子は拒絶することができなかった
その日は浩二の自宅で体を重ねていた丁度その時に電話が鳴った
それは夫の容態悪化を告げる病院からの連絡だった
「浩二さん」
離れようとする紗栄子を押さえつけどんな連絡だったのか聞いた
「あの人の容態が悪いって」
紗栄子が夫のことをあの人と呼んだことを浩二は見逃さない
「奥さん酷いなそんな状況の旦那さんをあの人呼ばわりするなんて、言い直すんだ」
「そんな、もういいでしょう、すぐに行かないと」
「俺がイクまで離さないよ、もう少しなんだわかるだろう」
紗栄子の中で一段と硬さを増す、そして十分に浩二の事はわかっていた
「夫の容態が悪くなったの、直ぐに行かないと」
「奥さん、もう一度、イクまで何度でも言うんだ」
「夫が・・・危篤なの、早く病院に行かせて」
「いいぞ、奥さん!イクっう」
身体の中で脈打つペニスを感じながらいつものように浩二を抱きしめていた
余韻に浸ってる暇は無かった2人は慌てて身支度を整えると病院へ向かった
(連絡を受けて20分ぐらいだけど何も無くても準備にはそのぐらいかかるし、車で送ってもらった方が早く着く)
自分に言い聞かせるように胸の中でつぶやいた
その数時間後、娘の千帆の到着を待つように旅立っていった
親戚でもない浩二が2人を自宅まで送った
紗栄子は言葉少なく、先輩の旦那さんである事を千帆に告げたがこの状況ではどうでもいい事だった
棺は近くの葬儀場へと運ばれ慌ただしく準備や打ち合わせが進められた
通夜、葬儀の打ち合わせに浩二も自然と同席する形になった
娘は一旦自宅に戻り斎場に2人となった
紗栄子の憔悴は手に取るようにわかっている
「あまり役には立てないけど1人じゃないよ安心して」
その言葉は本音だった、涙を拭う紗栄子の姿に征服欲のようなものが芽生えた
「紗栄子」
後ろから抱きしめ唇を奪った
激しく抵抗する紗栄子を力尽くで押し倒し両腕を押さえつけた
「こんな時にやめて!」
「紗栄子、こんな時だからだろう!二度とないんだ、そうだ今しかないんだ!」
「浩二さんどうかしてる!やめてっ」
「大声出すと人が来るぞ」
紗栄子の反応などどうでも良かった
自分の欲望だけで行動していた
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喪服がこんなにそそるとは思わなかった背徳どころではない非常識そのものだが興奮がおさまることはない着衣が乱れるほど、喪服から白い肌が見えるほど残酷な気持ちになっていく
「紗栄子、お前の濡れ方も尋常じゃないな」
強引な愛撫は徐々に紗栄子に服従の快感をもたらしていた
ずらしただけのブラジャーから溢れる乳房を鷲掴みにされ乳首を吸われる
「あっああ」
「背徳な女になってもっとよがれ」
「そんな女じゃありません、あなたが強引に」
「強引になんだ?正直に言うんだ紗栄子」
「強引に気持ちよくさせてるんです」
パンストは破られ秘部に顔を埋められ吸い付くようなクンニを受けるともう限界だった
「ください、ここで入れて」
「何言ってるんだスキンがないぞ、生でいいのか?」
「外で出して、約束して」
「無理だできない、でも入れてやるよ」
浩二も最高に興奮していた
「うううっ」
「いつもより紗栄子を感じるよ、直接触れ合うのがやっぱり1番だな
自分の興奮を抑えるように腰をゆっくりと振った
「こんな時に抱かれるなんて」
「今更遅いよ2人で一緒にいつものように愛しあおう」
繋がった事で浩二は冷静になれた
いつでも抱ける身体になったんだ
紗栄子も同様だったこれからのことを考えながら浩二の背中に腕を回した
祭壇が置かれたその部屋で紗栄子は男を受け入れた
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「あああっもう私イキそう」
「わかってるよ紗栄子奥さん」
いつものように膣がキュンと締まる
中出ししたい衝動に駆られたがここは常識のある人間を装うことにした
「紗栄子、気持ちいいよ」
腹部に大量の聖液をぶちまけ営みは終焉を迎えた
「紗栄子明日は余計な下着は身につけないでくれ火葬中に抱いてあげるよ」
非道徳な快感には逆らえない身体になっていた


NTRの行方 不幸な出来事

紗栄子との秘め事は徐々に刺激を求める方向に向いていっている
日常ではできない事をお互いに求めるようになる
この事は浩二がよくわかっていた男とはそんな感覚で風俗遊びをするのだ
女性の紗栄子には気がつくことができない感情なのかもしれないがすでに周りの知人と比べると普通は経験しないことをしている
遊び相手として浩二は信頼を得ている
家庭を壊さない

浩二もそんな事は望んでいない、言いなりの人妻になれば良かった
生活を共にするなど考えてもいない

今日も紗栄子は浩二と日中の密会を楽しむ為にホテルに向かう
今日は初めて一緒には入らず浩二の待つ部屋に1人で行くようになっていた
これは浩二から提案されたデリヘル嬢をイメージした遊びだった
数日前の密会の時にデリヘル嬢がどのようなことをするのか教え込まれていた
受付に声をかけて訪問する部屋を告げる
(もう私は風俗嬢だと思われてる)
部屋に向かうまでの間1人で歩くことだけで恥ずかしかった
チャイムを鳴らしドアが開くと急いで中に入った
目の前に居るのは浩二だが約束通りの挨拶をする
「人妻クラブの紗栄子です」
浩二はじろじろと紗栄子の身体を物色する
普通はこんな事はしないのだが紗栄子に風俗嬢の雰囲気を味合わせる為に卑猥な男を演じた
「綺麗な人で良かったよ、入って」
「プレイ代は3万円になります」
自分の身体に値段をつけた
ここからは全てアドリブだ、絶対にお互い演じ切ると約束していた
女として男を喜ばせるにはどうすればいいか想像しながら演じることにしていた
自分から抱きつき唇を合わせる
もう何度も合わせた唇だが新鮮に感じた
「もうシャワー浴びてるよ」
そう言われてもその意味がよく分からない
「フェラ」
紗栄子は跪きズボンのチャックを下ろした
「ガウンで待つよりちゃんとスーツ着てた方が即尺の雰囲気があるでしょう?」
なるほどそういうことか
口に含むと硬さを増していく、そのスピードはいつもより早く感じられた
「この仕事旦那さん公認?」
「言ってません」
「昼間だもんねご主人仕事中なんでしょ?」
夫を裏切るだけでも背徳感があるのに風俗嬢として扱われることでその感覚は更に増した
(これは遊び)
浩二が良く口にする言葉だった愉しむために演じる
確かにその通りでいつもより積極的になることができた
風俗嬢でも素人でもこれからの行為に大差はない、ただ積極的になるだけでいいのだ
考え方によっては日頃は恥ずかしさで遠慮していることもできるのだ
紗栄子はいつもより激しくズズと音を立てて吸い付き“美味しい”と声に出してみた
自分の言葉で気持ちよくなる感覚が全身を襲った
「このチンポが好きです、美味しいですあああっ」
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浩二を喜ばせるために行なっているのだが演じているという言い訳をしながらも時自分の快感につながっていた
「欲求不満解消が収入になるんだから女はいいよね、男は少ないこずかいでこなきゃ行けないんだから」
「奥様より満足して帰って下さいね」
自宅もいいが風俗嬢になりきるのもいいだろう?
「1人で入るのってすごく恥ずかしいのよ風俗嬢だってバレるみたいで」
狙い通りの反応だった、この日以来2人の密会は客とお気に入りの風俗嬢とすることが多くなった
紗栄子は浩二の提案したこの行為が自分の感度を上げている事に気がついていた
そして久しぶりに紗栄子の自宅に朝から浩二が訪問していた
「やっぱりここが1番刺激的だな」
夫婦の寝室のベッドにはまだ夫の温もりが残っている
夫を邪魔者のように扱いながら、生活費を出すだけの男のように扱いながら交わると理性など一瞬で吹き飛んだ
「あああっ全部あなたの匂いにして、夫の匂いを消して!」
夫の事を憎んでなどいない、家庭思いのいい夫だ
でも女としての喜びは完全に浩二が優っている先輩の旦那さんでありお客さんでもある
そんな関係が普通の不倫相手では得られないと思うような背徳感だった
昼食を共にし我が家のように振る舞う浩二と再び繋がっていた時、紗栄子の携帯が鳴った
見慣れない番号からだったので無視しようとすると浩二から出るように言われた
「ヤリながらっていいと思うよ」
紗栄子は枕元のスマホをとった
「もしもし」
少し話すと紗栄子の表情が変わった
ただ事ではない雰囲気に浩二は行為を一時中断し紗栄子の様子を伺った
「大丈夫?」
話の内容から旦那さんが倒れ病院に運ばれた事は浩二にも分かった
「大丈夫だよ心配ないよ」
「うん、そうだと思う」
「ここを元に戻さないとそれから病院に送るよ」
「ありがとう」
浩二は紗栄子を病院まで送る
脳梗塞を起こし意識不明の状態が数日続いた
紗栄子を手助けするために病院への送り迎えを手伝うことにした
「本当に助かります」
「不謹慎だけど送迎するだけでも嬉しいんだ」
数日たっても容態は改善されなかった
紗栄子にもやや疲労の様子が伺えた
この日は浩二も病室までついて上がった
意識不明の夫の横で暗い顔を見せる紗栄子にムラムラとした欲情が込み上げてきた
「紗栄子」
抱きしめたい衝動に駆られたが肩に手を添える事しかできない
自宅に到着し玄関先で浩二は紗栄子を強く抱きしめていた
「今はやめて」
「疲れてるだろう?忘れることも必要だよ」
ささやかに抵抗する紗栄子に唇を合わせた
紗栄子にも誰かに頼りたい気持ちはあった
両親はすでに他界し夫の入院を伝える相手はいない
1人背負うことに疲れていた
「今は忘れて」
そう告げて浩二は再び唇を合わせる、舌を差し込むと紗栄子も応じてきた
お互いの舌を求め合う吐息が玄関先に響いている
ようやく唇を離すと浩二についていくように寝室に入った
「紗栄子っ病室に入った時からたまらなく欲しかったんだ旦那さんの前で俺、勃起してたんだ」
いつもより乱暴に衣服を剥ぎ取る、そんな激しさが紗栄子の理性を奪っていく
半裸で乳房を吸われ、揉みしだかれる
「ああっ浩二さん!私、」
「俺が無理矢理犯してるんだ」
「あああっ」
身体に触れる浩二のペニスはすでに硬くボッキしている
浩二の舌は腹部から秘部へと移る、そこはすでにびしょ濡れだった
「ああああっきて」
弓なりにのけぞる身体が美しいアーチを描いている
その腰に手を回し抱き寄せるように腹部に唇を当てる
「早く入れて、抱いて欲しいの」
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浩二を受け入れ女になった紗栄子は全てを忘れて浩二との交わりに没頭した
お互いの興奮は一気に膨らんだ
紗栄子の中のペニスはいつもより明らかに硬く、いつもより深く貫いているようだった
それに刺激されるように両足を広げ奥への侵入を受け入れる形を作っている
体位を変えながら何度も絶頂に追い込まれシーツを愛液で汚していく
「今日の奥さん凄く激しいよ」
「浩二さんが凄いからよ」
「何故だと思う?」
「わからない」
浩二は腰の動きを奥深く侵入した位置で止め
正常位で交わる紗栄子を包み込むように抱きしめて見つめると
「俺と同じようにわかってるよね奥さん」
と静かに囁いた
奥さんという言葉に秘部がきゅっと締まる
「身体はわかってるみたいだよ奥さんが酷い事をしてる事」
「そんな言い方卑怯よ」
「奥さんの口から聞きたいんだ今の2人の興奮の理由、口にしたらどうなるかわかるだろう?」
数回激しく突き上げては動きを止めてしまう
どうしても言えない紗栄子を誘導するように腰を激しく乱暴に突き上げながら
「夫を裏切ってる奥さんの姿が綺麗に見えるんだよ!ご主人は今どうしてるのか思い出せ!なのにこんなに他人に突き上げられて激しく感じてる淫乱な人妻なんだよ奥さんは!
そして俺はそんな奥さんに興奮してるんだよ」
紗栄子もその感情に飲み込まれた
「あなたっごめんなさい!私、私あああっ
大変な時に抱かれていつもより感じてるの
お願い浩二さん!好きなだけついて!」
浩二も限界だった
こんな場面は経験したことがない
「奥さん、いくぞ!うううっ」
身体の中で男が爆発するのを感じながら背中に手を回し気を失いそうな快感の中で爪を立ててしまっていた
2人は滴る汗も気にせずにそのまましばらく抱きしめあった
「最高だったよ」
身体を離しスキンを見せつけて呟いた
いつものようにそれを受け取り結ぶのは紗栄子の役目だった
まだ興奮がおさまらない浩二は紗栄子を抱き寄せた
「もうこの快感が忘れられそうに無いよ奥さんも同じだろう?」
2人は2回目も激しく求め合い寝室は性臭に包まれた
また一つ常識を奪われたことに紗栄子は気がついていなかった










NTRの行方 支配者

首輪をつけられるこの瞬間が浩二は大好きだグッと近くなる距離、優しい微笑みに目を合わせつけられるさらにリードがつけられる
「久美様」
いつも同じだがこの瞬間名前を呼ばずにいられない
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2人の関係は雪乃と離婚してから久美はより女王様として浩二を扱った
「お前は私の所有物になりたいんだよね?どうすればなれるかわかってるね」
「服従と忠誠心をひと時も忘れないことです」
「お前の事は男として軽蔑してるけどいいマゾになって来てるよ」
久美は足を組んだ
「ありがとうございます」
2人のSM感は似ており阿吽の呼吸でプレイを進めることができた普通なら相思相愛な関係だ
「久美様」
そう呟くと浩二は床に写ったヒールの陰に舌を這わせた初めての行為だったがどの様子を見ていた久美には直ぐにその想いがわかったヒールを動かしと浩二も動いた
「また新しい服従の姿勢を思いついたのね」
腰から上を無断で見ない
などSMではマゾに制限をかけることが多い
浩二には鏡に映った顔しか見せない事もあった
「影も美しいです」
確かによく見ればヒールの形が綺麗に映っている
「貪欲だね」
「シャドウプレイです」
リードを引き顔を上げさせる
「お前はどうしてかっこいいネーミングにしたがるの?変態の考えなんだから雑な名前でいいんだよ!」
ビンタが飛ばされ肌を打つ音と謝罪の言葉が何度か聞こえた
「どんな名前にするの?」
突然言われても思いつかない、その沈黙が次のビンタにつながる
「少しだけ考えさせて下さい」
久美はリードを引き玄関に連れていった
「このヒールを眺めながら考えてごらんおまえに相応しい名前をね」
リードを持ったまま浩二を見下ろす
ヒールを手に影を見つめている男に愛情が湧く
(必死になる姿が素直で可愛いね)
「影奴隷とか影コキ」
「やっぱりそれぐらいだよね、影コキして見せてよ」
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躊躇なく浩二はプレイに移る
「久美様の綺麗な影でオナニーさせてもらいます」
あきらかに久美の影に向かって話しかけている
おそらく随分前から思いついていたのだろうその事を察した久美は影でOKのサインを出した
ヒールを手に取り持ち上げ形のいい影を作っている戸惑わずに行われるオナニーに慣れを感じる姿を見て次の攻めは決まった
射精を終えお礼を述べた浩二のリードを再び引く
「初めての影コキ気持ちよかった?」
「想像通りでした」
「そうだよね私の影だもんね」
「はい、お付き合いくださりありがとうございます」
「急に思いついたの?」
「前からです」
「そうよね、できるかどうかちゃんと確認したんでしょう?」
この時点では熱心さを褒められると思っていた
「はい、何度も確認しました」
「その時射精したでしょう?」
久美の表情で目的がピンと来た
「しました」
「お前さっき初めてだって言ってたよね嘘つくんじゃ無いよ」
「申し訳ありません嘘つくつもりじゃなくて」
「じゃあ何のつもりなの!」
特別にその先の言葉を考えていたわけではない
「考えていませんでした、嘘をつきました」
「私を騙したんだよね」
会話の内容が厳しいものになっていく
「針千本飲める?」
「無理です」
「鞭千回耐えられる?」
「無理です」
「センズリは?自分で千回シコれるでしょう?」
「やらせて下さい」
「始めなさい」
その罰は時間がかかったが何とかやり切ることができた
「一度射精してしまい申し訳ありませんでした
全てにおいて久美のタイミングに合わせられるようになってきていた

NTRの行方 久美への報告

元旦の密会でより親密になっていた紗栄子は会わない時でも外出の用事を作り家を空ける事で目立たないようにしていた
一方の浩二は2人の状況を久美に報告する事で更にマゾ性癖を強くしていた

「もう完全にお前の女ね、これからどうするの?複数?雪乃みたいにして払い下げる?」
“払い下げ”露骨な言葉だ
結果としてボブに本当に寝取られ共に海外へと旅立った当初は向こうでのグループセックスの様子も伝えてきていたが今ではそんなこともない、少なくとも浩二は連絡先さえ知らなかった
部屋に残された写真や動画は紗栄子に罪悪感を感じさせる事が目的で決して未練からではない
それさえも久美のアイデアだった
可能な限りリアルな状況を作り上げている
そして今は久美の足元で奴隷として支えていた
「もう少し考えさせて下さい」
「情がうつったんじゃないの」
「最近SNSで妻をデリヘルで働かせる事で興奮したというツイート見たんです、うまくいけばしかも人妻です」
リードを引っ張り近くに呼び寄せ
「最低なやつだね」
床に全裸だ座る浩二は顔を上に向け口を開ける
そこにスゥーッと唾液が糸を弾きながら落とされる
口の中で広がり身体の中に入っていく
「久美様ありがとうございます今年もよろしくお願いします」
土下座した後頭部にヒールが乗せられ押しつぶされ額が床に付く
「しっかり仕えなさい」
顔を上げさせ頬を張り倒す、罰ではなく愛撫としてのビンタだった
頬が熱を持つまで続けられ自分の頬を合わせる
久美の冷たい頬が心地いい
うっとりとした表情で感謝を伝える
この時点で胸が張り裂けそうになる、さらに体を小さく丸め服従の態度を示した
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「浩二、お前は1人の女性をまた不幸にするんだね」
「身勝手でもうしわけありません」
ヒールの先端が顎を持ち上げ視線を合わせる
「始めて」
久美が履いているヒールのソールを浩二にむける
外を歩いてきた汚れに迷わず舌を伸ばす
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舌先だけではなく全体で舐め上げる
丁寧に舌を這わせ掃除が終わると
「おいで」
この一言でソファーに座る久美の太ももに顔を乗せる
甘えるように顔を埋める男の頭を優しく撫でる
涙が出るほど感極まる
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指先は乳首に回され触れられている硬くなる乳首は敏感になり喘ぎ声をあげていた
「お前は本当に素直な表現をするね」
久美はしばらく甘えることを許した
浩二は改めて自分の快感はここにある事を自覚した
「久美様と出会えて本当に良かったです」
M男にとっては好きという気持ちに他ならないがその意味合いは普通の恋愛感情とは違う身体を求める感情は極めて少なく精神的に感情的に心からの頼りたいそんな依存するような感情である

浩二は久美の世界に引き込まれ実行する事で快感を得ていた時には冷静に判断し断らなければならない時もあったが絶対服従という思いの中で受け入れていた
できない時は申し訳なさで胸がいっぱいになった



プロフィール

legf