中国軍機、空自機に攻撃動作 「ドッグファイト回避、戦域から離脱」 空自OBがネットニュースで指摘
日本でこのニュースは既に何度も報道されていますので、いまさらと言う観は否めませんが、中国海軍艦艇に続き今度は戦闘機による挑発が始まりました。
さて、「中華人民共和国は攻めては来ない」と確固たる根拠もなく、楽観的な思い込みだけでそう発言される文谷数重氏が間違っていると言うことはもう既に誰の目にも明らかです。 氏の思い込みは既に現実的に破綻しているのです。
文谷数重(軍事専門誌ライター)中国が沖縄に攻めてこないわけ
国土と言うものは領土だけではなく領海、領空もありますので、既に領海を非友好国家に侵犯されている時点で氏の思い込みは破綻しているのですが、おそらく、氏は「ドンパチ戦争」を戦争と考えているのか、氏はこの期に及んでも「戦争はない」と主張されるとは思います。戦争の定義の問題でもありますが、私にすれば既に尖閣と言う日本の領土領海領空を状態的に侵犯されている時点で既に戦争は始まっていると捉えることもできます。実際、中華人民共和国は「領土紛争がある」と言う認識の上に行動を起こしているのです。
在日中華人民共和国大使館は「事実無根だ」と主張し、また日本政府も公的に「事実ではない」としています。
日本政府にすれば、特に自民党にすればちょうど選挙もありますし、刺激的なことは行いたくはない、臭い物には蓋をして見ないようにしたいと言う思いもあるのでしょうし、これまで戦後ずっと、触らぬ神に祟りはなし、知らぬ存ぜずでやってきたこともあるからから、見猿言わ猿聞か猿になっているのでしょう。
そこで中国政府を考えてみると、またこれも不透明です。このブログで散々これまで書いてきましたように、中華人民強国人民解放軍は国軍ではなく、共産党の軍隊であり、また軍区、戦区によって分けられた一種の軍閥化もしています。中国がこれまで日本に対して行ってきた挑発は、誰が主導しているのか?
1 軍区戦区が勝手に暴走しているだけなのか?その場合、海警は、軍区戦区の指示命令に従って行動しているのか?
2 軍区戦区が勝手に暴走しているのではなく、また政府主導でもなく、中央軍事委員会が勝手に軍隊、海警を動かしているのか?
3 中国共産党政府が主導して挑発を行っているのか?
以上3点のうちどれなのかをきちんと正確に見極める必要があると思います。
勿論、仮に日本と中国人民解放軍の間で戦闘が始まれば、中華人民共和国政府は立場上対日戦を政府として遂行することになります。しかし、政府の意思ではなく、中央軍事委員会 軍区戦区の暴走が原因であるのならば、中華人民共和国政府との対話の可能性はありえます。しかし政府主導で挑発を繰り返していて、その上で戦端が開かれれば、目に見える形で戦闘の勝敗を決着させなければなりません。
そして、中国政府は日本との戦闘に負ければ、経済問題、民族自治問題、共産党一党独裁問題など中華人民共和国がこれまで抱えてきた矛盾問題が一気に爆発し、国家が崩壊するリスクもあります。だからこそ、文谷数重氏は中国は日本とは戦争はしないと分析されたのでしょう。
中華人民共和国は敗戦後のリスクを理解しているはずなので必ず勝利しなければならない。徹底的にやってくるはずです。
現実は既に始まっています。そして頼りになるはずのアメリカ、文谷数重氏は沖縄から米軍を追い出しても米軍は日米安保を基調に常に日本の味方だと思い込んでらっしゃいますが、今回アメリカは何もコメントらしいコメントすらしていません。
海軍艦艇の領海侵入でも米軍はこれと言って特にアクションはしていません。今の米軍は南シナ海が主になっていますし、アメリカにすれば、「日本の問題は日本が主体的に処理できなければいけないはず」と考えているはずで、「米軍は出て行け、だけど日本は守れ」と言う考えが如何に虫が良いものでしかないというのは分かるはずです。
文谷数重氏は海自の三等海佐であったそうで、それは事実のようですが、私には信じられない。昭和の自衛隊を知っている少し古い人たちならば自衛隊時代に何処かで聞いたことがある小話で「 日本が戦争になった時、米軍が助けてくれなきゃ、日本にいる米軍の家族を人質にしてでも助けてもらう」
自衛隊現場レベルでも昭和の自衛隊は米軍を意外と当てにはしていなかった。そしてしかしながら米軍が居なければ何も出来ない自衛隊と言うのも良く分かっていたのが昭和の自衛隊でした。
日米安全保障とは、本来お互いがお互いを一緒になって防衛するものであるはずで、「米軍は出て行けだけど日本は守れ、そして日本は何もしない」これでは安全保障は機能しません。
「アメリカをどこまで信用できるかどうか?」と言う日本側の問題は良く語られますが、「日本をどこまで信用できるのか?」と言うアメリカ側の問題に関しては日本では語られることは少ない。
南シナ海から東シナ海にかけるラインとはまさに日本の生命線であるシーレーンそのものであり、この海域一帯を中華人民共和国に押さえられれば日本は経済的に中華人民共和国に押さえ込まれてしまいます。だからこそ中華人民強国はこの海域一帯に進出したい。まさに日本にとって経済的にも安全保障上においても生命線です。日本の尻に火がついてる状態で、「中国は攻めては来ない」だとかは無責任極まりない。
アメリカにしてもこの海域一帯を中華人民共和国に取られるということは、日本、台湾、フィリピン、などと言ったアメリカ圏内の国家を失いかねません。だからこそ南シナ海にアメリカは第3艦隊まで出してきています。
しかし、東シナ海と言う日本自身の問題を日本が解決できない。そしてアメリカはそこまで手は廻らない。
これがどういうことを意味するのか?
日本の自衛隊は確かに強い。連度、士気、装備、どれをとっても一流です。しかし、現場のそういう涙ぐましい努力を台無しにしているのが日本を守らない日本国憲法と日本の法律です。
だからこそ中華人民共和国は船を出し飛行機を出してくるのです。
もう既に艦艇に関しては常態化してしまって、日本人は既に驚きもしません。そして戦闘機です、これが続けばまた日本人は驚かなくなります。その段階で尖閣への上陸が始まるでしょうね。中華人民強国人民解放軍海軍陸戦隊による偽装漁民が間違いなく上陸してきます。
そして日本は「遺憾」を連発して終わりです。
こういうことばかりをやっていけば必ず沖縄は、戦闘をしなくても熟した柿が落ちるように中国側に落ちてしまいます。沖縄が落ち、米軍が居なくなれば、台湾も半自動的に中国側に落ちていきます。
日本でこのニュースは既に何度も報道されていますので、いまさらと言う観は否めませんが、中国海軍艦艇に続き今度は戦闘機による挑発が始まりました。
さて、「中華人民共和国は攻めては来ない」と確固たる根拠もなく、楽観的な思い込みだけでそう発言される文谷数重氏が間違っていると言うことはもう既に誰の目にも明らかです。 氏の思い込みは既に現実的に破綻しているのです。
文谷数重(軍事専門誌ライター)中国が沖縄に攻めてこないわけ
国土と言うものは領土だけではなく領海、領空もありますので、既に領海を非友好国家に侵犯されている時点で氏の思い込みは破綻しているのですが、おそらく、氏は「ドンパチ戦争」を戦争と考えているのか、氏はこの期に及んでも「戦争はない」と主張されるとは思います。戦争の定義の問題でもありますが、私にすれば既に尖閣と言う日本の領土領海領空を状態的に侵犯されている時点で既に戦争は始まっていると捉えることもできます。実際、中華人民共和国は「領土紛争がある」と言う認識の上に行動を起こしているのです。
在日中華人民共和国大使館は「事実無根だ」と主張し、また日本政府も公的に「事実ではない」としています。
日本政府にすれば、特に自民党にすればちょうど選挙もありますし、刺激的なことは行いたくはない、臭い物には蓋をして見ないようにしたいと言う思いもあるのでしょうし、これまで戦後ずっと、触らぬ神に祟りはなし、知らぬ存ぜずでやってきたこともあるからから、見猿言わ猿聞か猿になっているのでしょう。
そこで中国政府を考えてみると、またこれも不透明です。このブログで散々これまで書いてきましたように、中華人民強国人民解放軍は国軍ではなく、共産党の軍隊であり、また軍区、戦区によって分けられた一種の軍閥化もしています。中国がこれまで日本に対して行ってきた挑発は、誰が主導しているのか?
1 軍区戦区が勝手に暴走しているだけなのか?その場合、海警は、軍区戦区の指示命令に従って行動しているのか?
2 軍区戦区が勝手に暴走しているのではなく、また政府主導でもなく、中央軍事委員会が勝手に軍隊、海警を動かしているのか?
3 中国共産党政府が主導して挑発を行っているのか?
以上3点のうちどれなのかをきちんと正確に見極める必要があると思います。
勿論、仮に日本と中国人民解放軍の間で戦闘が始まれば、中華人民共和国政府は立場上対日戦を政府として遂行することになります。しかし、政府の意思ではなく、中央軍事委員会 軍区戦区の暴走が原因であるのならば、中華人民共和国政府との対話の可能性はありえます。しかし政府主導で挑発を繰り返していて、その上で戦端が開かれれば、目に見える形で戦闘の勝敗を決着させなければなりません。
そして、中国政府は日本との戦闘に負ければ、経済問題、民族自治問題、共産党一党独裁問題など中華人民共和国がこれまで抱えてきた矛盾問題が一気に爆発し、国家が崩壊するリスクもあります。だからこそ、文谷数重氏は中国は日本とは戦争はしないと分析されたのでしょう。
中華人民共和国は敗戦後のリスクを理解しているはずなので必ず勝利しなければならない。徹底的にやってくるはずです。
現実は既に始まっています。そして頼りになるはずのアメリカ、文谷数重氏は沖縄から米軍を追い出しても米軍は日米安保を基調に常に日本の味方だと思い込んでらっしゃいますが、今回アメリカは何もコメントらしいコメントすらしていません。
海軍艦艇の領海侵入でも米軍はこれと言って特にアクションはしていません。今の米軍は南シナ海が主になっていますし、アメリカにすれば、「日本の問題は日本が主体的に処理できなければいけないはず」と考えているはずで、「米軍は出て行け、だけど日本は守れ」と言う考えが如何に虫が良いものでしかないというのは分かるはずです。
文谷数重氏は海自の三等海佐であったそうで、それは事実のようですが、私には信じられない。昭和の自衛隊を知っている少し古い人たちならば自衛隊時代に何処かで聞いたことがある小話で「 日本が戦争になった時、米軍が助けてくれなきゃ、日本にいる米軍の家族を人質にしてでも助けてもらう」
自衛隊現場レベルでも昭和の自衛隊は米軍を意外と当てにはしていなかった。そしてしかしながら米軍が居なければ何も出来ない自衛隊と言うのも良く分かっていたのが昭和の自衛隊でした。
日米安全保障とは、本来お互いがお互いを一緒になって防衛するものであるはずで、「米軍は出て行けだけど日本は守れ、そして日本は何もしない」これでは安全保障は機能しません。
「アメリカをどこまで信用できるかどうか?」と言う日本側の問題は良く語られますが、「日本をどこまで信用できるのか?」と言うアメリカ側の問題に関しては日本では語られることは少ない。
南シナ海から東シナ海にかけるラインとはまさに日本の生命線であるシーレーンそのものであり、この海域一帯を中華人民共和国に押さえられれば日本は経済的に中華人民共和国に押さえ込まれてしまいます。だからこそ中華人民強国はこの海域一帯に進出したい。まさに日本にとって経済的にも安全保障上においても生命線です。日本の尻に火がついてる状態で、「中国は攻めては来ない」だとかは無責任極まりない。
アメリカにしてもこの海域一帯を中華人民共和国に取られるということは、日本、台湾、フィリピン、などと言ったアメリカ圏内の国家を失いかねません。だからこそ南シナ海にアメリカは第3艦隊まで出してきています。
しかし、東シナ海と言う日本自身の問題を日本が解決できない。そしてアメリカはそこまで手は廻らない。
これがどういうことを意味するのか?
日本の自衛隊は確かに強い。連度、士気、装備、どれをとっても一流です。しかし、現場のそういう涙ぐましい努力を台無しにしているのが日本を守らない日本国憲法と日本の法律です。
だからこそ中華人民共和国は船を出し飛行機を出してくるのです。
もう既に艦艇に関しては常態化してしまって、日本人は既に驚きもしません。そして戦闘機です、これが続けばまた日本人は驚かなくなります。その段階で尖閣への上陸が始まるでしょうね。中華人民強国人民解放軍海軍陸戦隊による偽装漁民が間違いなく上陸してきます。
そして日本は「遺憾」を連発して終わりです。
こういうことばかりをやっていけば必ず沖縄は、戦闘をしなくても熟した柿が落ちるように中国側に落ちてしまいます。沖縄が落ち、米軍が居なくなれば、台湾も半自動的に中国側に落ちていきます。