零士サイト

株式会社アートスペースの社長ブログ

松本零士漫画本

電光オズマ  元祖・宇宙戦艦ヤマト

「電光オズマ」 1961年 (23歳当時)講談社・ぼくら2月号~1962年4月号まで全23回 連載。
当初はぼくらの本紙B5版で掲載していたが、その後別冊付録になったようです。(右が本紙サイズ)
主人公は「塚森ススム」、お父さんは塚森博士。
スーパー99の主人公は、沖ススムでしたね。
で、ヤマトは古代ススム。
とにかく徹底しています。
23歳と言うと、今では大学を出て間もない頃です。
松本あきら(零士)先生は、すでに50作以上の漫画を描いています。
驚異的です。このような少年SF漫画を描きつつ、少女漫画も描いています。
24歳で結婚されるころの作品。
お相手の当時の少女漫画界のマドンナ・牧美也子先生とのM/Mプロダクションもこの頃からです。


ozma1

ozma2
ozma3

この古い電光オズマの漫画は入手困難ですが
1972年 虫コミックスから全2巻。
1978年 若木書房から全3巻。
1983年 大都社から全3巻が出ていて、そちらは比較的入手がしやすいです。


下が虫コミックス版。
虫コミ

下が若木書房版。
若木

この電光オズマとともに必ず引用されるのは、「宇宙戦艦大和」が最初に登場するということです。
小学館クリエイディブから発刊された初期SF作品集には
ヤマトの原形の構想ノートで紹介しています。
我々の知るヤマトは、この10年以上も後、と言うことになります。
ですから、松本零士先生が最初にこの名前を使っていると言う事実は間違いの無いものです。
主人公の名前もススム君。この一貫性からしても、宇宙戦艦ヤマトは松本零士先生のものと言える。

こちらがその証拠画像。
大和1
大和2

大和3


そして、これがヤマトの原型だ!
それまでに例を見ない構造をした船・マンモス号。
宇宙戦艦ヤマトの原型としか見えない!

大和4

船首に大きく口を開けた構造。
翼のある船体。
まさに松本零士デザインのヤマトの原型となっていることは明白だ。
裁判官の目は節穴か!
もし、違う人がこれに似たものを描いたなら盗作だ。

ララミー牧場

月刊漫画雑誌「日の丸」に1960年10月号(22歳当時)~1962年10月号まで連載されていました。
8ヶ月分をご紹介。
約53年前です。半世紀。
主人公・ジェスの西部劇。当時テレビで人気のあったララミー牧場の漫画版。
銃好きな先生には、ぴったりの題材。
少女漫画の影響か、どことなく優しい描写の主人公です。
しかし、男らしいところは、後のハーロックに繋がるかもしれません。
登場する女性もきれいです。

img361
img362
img363
img364

足りない6月、7月、9月、12月などを探しています。

さて、明日は松本零士先生を高崎市にご案内します。
2時からトークショー、3時からサイン&記念撮影会です。

スーパー99

少女漫画をこれまでご紹介していましたが、ここらで小休止。
徐々に少年漫画へと移行して行きます。
今後の取り上げ方も、若干前後はしますが、

潜水艦漫画「スーパー99(ナインナイン)」
『冒険王』(秋田書店)において、1964年(昭和39年)11月号から1965年(昭和40年)12月号まで連載されました。
松本あきら時代の少年漫画。(26歳当時)
全部は集めていませんが、7冊所蔵しています。
99-1


99-2

99-3

沖博士の次男、沖ススムが主人公。
九九式小銃で戦う。9が好きなのはこの頃からでしょうか。
大日本帝国陸軍が採用していた銃とのこと。
その後の宇宙戦艦ヤマトに応用されている部分もあるようです。
連載なので、詳細は割愛します。

その後2003年にパーフェクトTVでアニメ放映。
単行本としても秋田書店から出ています。

水色のひとみ

牧 美也子・松本あきら(25歳当時) 「水色のひとみ」 昭和38年~39年 「マーガレット」掲載

mizuiro1

松本零士先生は24歳で、牧美也子先生と結婚されている。
ちょうどその頃の作品。
長編の連作なので、ここではストーリーは割愛。
ただその作風の違いをご覧いただきたい。
いやはや、さすが少女マンガのスター・牧美也子先生。
初代リカちゃん人形の生みの親。
美しさが違いますね! さすが本格的です。
男性漫画家が少女マンガから撤退しなければならなかった理由がわかる気がします。
この少女らしさには太刀打ちできません。

mizuiro02

mizuiro03

明らかにわかるその個性の違い。
同じページに描かれていたこと自体が今となっては貴重です。
ありえません。

この頃は、M/Mプロとして一緒に書かれていた時代です。
しかし、その後、それぞれが締め切りに追われて、
MMプロは自然消滅したそうです。


ゆうれいのバイオリン

松本あきら(20歳当時) 「ゆうれいのバイオリン」  昭和33年9月発行 「少女」9月号付録

yuurei1

松島トモ子(13歳当時)の表紙。
この頃の雑誌「少女」に頻繁に登場する松島トモ子。
売れっ子だったのだろう。

yuurei2
「ゆうれいのバイオリン」
ルリ子の姉・雪子はバイオリニストだった。
しかし、演奏中に死んでしまった。
ある日、お姉さんにそっくりのバイオリニストのコンサートの告知を見た。
生き写しだった。
ところが演奏会を聞いた聴衆は気が狂った。
それは悪魔の指示によるものだった・・・・・・・・・・。
 
予想外の展開が待っていた。

目に★がある初期作品。


プロフィール

leiji_site

記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ