すっかりいろんなことにかまけてる間にまた間が開いてしまいました。職場でもこんなんですがプライベートでもこんなんです。おかげで未だに嫁さんも貰えん。



 まずは何から話しましょうかね、やっぱり今日のコレですか。
「ガールズ&パンツァー ハートフルタンクカーニバル」。ええ、私は見事に落選です。ついでに一挙上映イベントや海楽フェスタ前夜祭に強制拉致をかました東京の友人も高熱でステータスBADだという話なので揃ってスマホ眺めながら現地情報チェックするだけでしたが。仕事しろ。

 で、来ましたね。OVA・劇場版の同時発表。OVAは本編の番外編となる(であろう)アンツィオ戦を、そして劇場版は本編から続く新作を。監督はいずれも水島努さんが引き続き務めるとのことです。制作Pの杉山さん、水島監督、ミリタリー考証の鈴木さん、脚本・ストーリー構成の吉田さん。誰か一人欠けてもおそらくこの境地にはたどり着かなかったであろう、(ミリ作品としては)奇跡的なバランスで成り立ってるアニメなので、とりあえず三名が確定したのは非常に喜ばしい話です。後は水島監督と並んでもう一人他にたくさん仕事を抱えてる吉田さんだなあ。ともあれ現段階では不安なく大歓迎なのであります。これはもうしばらく楽しませてもらえそうなのですが、自分はこの完全に破綻した財政事情を何とかしないと三度目の大洗行きは絶望なのがなあ……。放送終了後も「大洗女子優勝記念」ってことでがっつりイベント打ってた大洗の町、本来の稼ぎどきである海水浴客への対応が本格的になる夏までの間ではありましょうが、半ば「ガルパンテーマパーク」に近い勢いで盛り上がりをみせているとのこと。このアニメを好きな人間としてはぜひもう一度行きたいのですが、……ううむ。



 大洗といえば5/4の「セーラー服と戦車道」の件。大洗で同人誌即売会をやろうという企画ですが、当初募集の40スペースに3倍ちかい応募があり、文化センターをぎりぎり一杯まで使って(ホールの舞台まで使うとかなんとか…)全サークル参加にしたはいいものの、つい先日に開催場所移動とそれに伴う成人向け作品の頒布停止が発表されたとか、何とか。もともとこういう「聖地アニメ」をネタにした即売会を聖地で開催する場合、地元の一般人の方々に不安や疑念をもたれないよう成人向け作品は頒布させないようにするのがセオリーらしいのですが、そこを止めずに開催を告知しちゃったということで「それってどうなの?」みたいな声は一部から上がっていました。ゾーニングで対応するのかと思いきや今回のコレですが、……正直、仕方ないなという気はします。
 単にその場所を映像素材に使っただけというだけの「聖地」でも差し控える行為ですが、大洗と「ガルパン」の関係はもうその域を完全に越えちゃってます。3月、海楽フェスタと同時開催された「ガルパンまちなかかくれんぼ」、参加商店の店先にキャラの立て看板を設置してガルパン民を商店街に誘導しよう、そして大洗の町を知ってもらおうという企画ですが、これなんか予想外に成功しちゃってるっぽいですね。キャラ選定・配置の妙も重なり、平日で100名、休日で300名ほどが訪れるという大洗巡礼客の新たな巡礼コースとして完全に定着し、参加店舗のほうも割り当てられたキャラから「ガルパン」への理解を深めるきっかけになったと。つまり「キャラの立て看板」だったのが、実質的に新たな「看板娘」と機能するようになったケースがけっこう見られるっぽいとかなんとか。
 で、そんな「看板娘」をアレしたりコレしたりアーしたり母音の発声練習させたりウェットアンドメッシーさせたり○×させたりなマンガを売るイベントを、大洗の町で開くとなると……せっかくうまく回ってる町の空気がおかしな方向に歪んでしまうリスクがあんまりにも大きすぎる。そういう結論になるのは避けられないでしょう。町とアニメとの連携がおそらくはイベント計画者の想像を越える域にまでうまく行ってしまったことで、ゾーニングで対処するだけでは済まないモノになったということではないかと思います。まあ、そういうのがやりたければ東京のイベントでやろうや、ってことですかね。
 2月の「ぱんっあ☆ふぉー!」に一般参加した経験から申しますと、「bolze.」さんのゆかりん成人向けコピー本、これが外に溢れ出るほどの長蛇の列を作ったわけでございますが、その頒布が終了した段階で渋滞混雑は大きく減り、入りたい人が中に入れる程度の「混んだ」即売会になってたのが思い出されます。成人向け本で活躍してるサークルさんはけっこうな数の固定ファンを抱えていますが、そのファンがそのままガルパンファンになるかというと必ずしもそうとも言えず、むしろお目当ての作家さんの本を買ったら次の行動に移るほうが多かったのではないのかとも思います。であるなら、今回の「成人向け作品の頒布停止」という決定そのものは正しいものなのかもしれません。ただしこんな時期になってから変更・告知とかはいくら批判されてもしょうがない域の手落ちでしょうけれど。



 少し気分を変えましょう。WoTの話。
 結局グラボを入れました。その結果、これまで「速度優先」「アンチエイリアシング(ポリゴンの縁にあたる部分がギザギザで表示されるのをならす操作)なし」「サイズ大きめ」で選んできた戦闘画面が、一気に「描写最高レベル」「アンチエイリアシングON」「サイズ大きい」にかわりました。具体的にいうと地面に柔らかそうな草が生え、地面によっては履帯が土を巻き上げ煙を立てます。空と風景を水面に移す水地に車体を進めれば穏やかに波が立ち、そして砲弾を食らえば破片がはじけとぶ。一気に戦車らしくなったぜ!
 で、それによって最近手に入れたのが「マチルダ」戦車です。イギリスルートの「重戦車」育成過程の途中なのですが、強力な装甲防御力とクラスを超えた貫徹力を持つ主砲で、出撃して誰も傷つけずに倒されるなんていうマヌケな事態になることだけは避けられています。おもいっきり鈍足なので味方が先に敵とぶつかって戦線を形成した後にやってきて、弱った敵を速射性と貫徹力の高い(その分一発の火力はショボいけど……)主砲でぷちぷちと落としていくこの快感。しかも被弾すると照準がブレるため、速射で相手を封じ込めることもできるため一対一ではそうそう負けはしません。ああ、このフレーズをこれまで英国戦車で言えることなんて一度もなかったから、……嬉しい!! 
 もっとも最近になってWoTクライアントのバージョンが上がったため、MOD類が仕切りなおしになってしまいました。せっかく聖グロリアーナの面々が乗る華やかな戦車にしたのに、元の木阿弥です。



 先日、以前行った「海洋堂ホビー館四万十」に再訪。実は今年のアタマから展示物入れ替えのために長期休館しておりまして、それがようやく3月にオープンしたんですな。もともと行きたがってた同僚を連れてのドライブです。……はっ、俺の青アクア君に俺以外の人が乗ったのってこれが初めてかよ。
 その帰路に買ってきた鯖の干物、うん、今はこれでどんぶり飯をかきこむのがマイジャスティス。大洗のアリサちゃんとことノンナさんとこ……いやいや、「小林楼」さんと「森寅」さんとこで干物の旨さを改めて認識したもんですから、じゃあ地元であるこっちの干物はどうよなんて思ってがっつり買ってきた次第。しかしPC作業のお供の甘味が干し芋で夕飯が鯖の干物、寝る前に「撃破率120%」日本酒をちびりちびりとやりながら干し納豆をぽりぽりって、この行動パターンもうおっちゃん通り越してじーちゃんレベルになってきてないか、おい(笑)




 TRPGリプレイについては当然「ナイツ」「メビウス」それぞれ購入。今回もたいへん面白かったのですが、感想を詳細に書くのは今日はちょっとやめておきましょう。今日は夕食食べたら寝ます。そして明日は思いっきり早起きをすることにしました。今日のこの報を聞いて、もうちょっと、ほんのちょっとだけヲタク方向に散財することに決めましたので。



 それでは、まとまりのない文章ですが本日はこれまでです。