こんばんわ、lenlenです
延期になっていたサイテス会議が開催され、リクガメでは兼ねてからの予定通りインドホシガメとパンケーキガメが格上げされました
予期されていたこととは言え、やはりショックですね
諸先輩方が色々と書かれているのでわざわざこのブログで書くのもな、と思ったのですが流石にこんなに話題になっている中、触れないのも変なのでざっくり書かせていただきます
(なるべく簡単に書くので間違っている部分もあるかと思います、実際に飼われている方、登録しようとしている方は環境省のサイトをご自身で確認することをオススメします。また明らかに「これ違うな」というところは優しく教えていただけると幸いです)




まず「格上げされて何が変わるのか?」
今回、付属書Iになってしまったので今後『商業的な国際取引は出来なくなります』

実は今確定なのはこれだけです
ワシントン条約(サイテス)は国際的な取引についての条約なので、規制を受けるのは主に輸出入のことだけです(簡単に言えば今後現地の野生個体が輸入されることはありません)


じゃ登録とかマイクロチップで騒いでるのはなんなの?という話ですが、こっちは「種の保存法」という日本国内の法律の話になります

簡単にいうと「国内外の野生動物を守るために国内での取り扱いを制限しますよ」っていう法律です(他にも生息地保護とかもあるけど)

この法律で定められた生き物を取引するときは個体ごと認識出来る(マイクロチップ等)ようにして登録することが必要になります

種の保存法で保護される生き物=ワシントン条約で付属書Iに指定されている生き物というわけではありません

ですが、「ワシントン条約で付属書Iになった生き物」は種の保存法で保護される対象となります

ややこしいですね

まぁざっくりいうと種の保存法のほうが対象となる生き物が多いよ、ということになります

(もともと「日本はワシントン条約しっかり守ってるよ」ってアピールするための法律だったので、混同してしまうのも仕方ないかな?と思います)


さてちょっと脱線気味になってしまいましたが
「実際のところパンケーキガメとインドホシガメはどうなるの?」というところですが、今回付属書Iの対象生物になったので、「種の保存法」の対象生物にも指定されてしまいます

なので登録やマイクロチップの話が重要になってきます

ホウシャガメのこともあるので断言は出来ませんが、今後海外からインドホシガメやパンケーキガメが輸入されることはほぼありえません

ですが、今現在国内にいるカメたちは引き続き飼育は可能です

しかし今後売買や譲渡、繁殖をさせようと思っている場合は登録が必要となります
(カメの場合は今のところ個体識別がマイクロチップのみなので必然的にマイクロチップも挿れることになります)

逆に売買や譲渡をする予定の無い人は登録しなくてもこのまま飼い続けることができます
麻雀でいう相手のロンパイを抱え込む感じですね
サイテス昇格以前から飼っていた個体であれば死ぬまで飼い続けるということであれば申請等はいりません

…ですが、もしもの事態は考えておくべきです

飼育者がカメより先に死ぬかもしれません
海外に住まなきゃいけなくなる場合もあるでしょう
あるいは繁殖に成功した!という喜ばしい事が起こる可能性もあります

そんな時登録が無いと非常に厄介です
マイクロチップを体内に入れることのリスクは確かにありますが、頑なに登録しない!という方以外は登録した方がいいんじゃないかな?と思います


じゃ登録はどうするの?
という話になるのですが、今のところしっかりしたスケジュールは種の保存法を管轄する環境省からは出てません(まだサイテス会議が終わったばかりだし)

クモノスとかと比べて飼育頭数がかなり多いことが予想されるので、どういったタイムスケジュールで登録を進めていくのかいまいちよくわかりません
(あとマイクロチップを入れるのが難しい幼体とかはいつまで猶予されるのかとか)

ということで今すぐ出来ることは少ないのですが、すぐ出来ることが2つあります

1つは販売証明書を探すこと、と
もう一つは獣医に受診することです

登録の猶予期間があるにしてもサイテス昇格以前から日本で飼っていましたよ、という証明が必要になります
ここ数年で購入した個体であれば必ず対面で販売証明書をもらっているはずなのでまずはそれを探しましょう(お店によっては再発行してくれるところもあるようです)

おそらく日付け入りの販売証明書があれば個人の場合、登録は問題ないと思います


問題は証明書がない場合
保証は出来ませんが、カルテがあれば以前から飼っていた証明になるようです
それだけで大丈夫とは言えないですがマイナスにはならないと思うので、まずは早めに受診しておきましょう

受診をおすすめする理由はもう一つ
いざ登録しようというとき動物病院によってはマイクロチップを挿れてくれない可能性もあります
直前になって焦らないようにお近くの獣医さんがマイクロチップ挿入をやってくれるのか受診がてら確認する方が安心です
(うちは幼体はやりません、というようなこともあるかもしれません)

あとは環境省のHPを確認して詳しいスケジュールが出るのを待ちましょう


そしてパンケやインホシを飼っていない人が気になるのは「他のリクガメも今後格上げされる可能性あるのか?」だと思います
現状すべてのリクガメは付属書Ⅱ以上なので、Iへの格上げは十分考えられます。特に今野生個体がメインのリクガメ(ロシアとか)はより可能性が高いでしょう
一方で我らがマルギナータリクガメはヨーロッパで大量に繁殖されているのでおそらく大丈夫でしょう(ペロポネソスは別)


と言っても手放しで安心できるわけではありません
ワシントン条約でリクガメ全種がまとめて格上げ、なんてことが将来起こるかもしれません
そうでなくても種の保存法でリクガメは全種登録!という事態になるかもしれません


インドホシガメもパンケーキガメもいつか飼いたい憧れの種でしたが、おそらく今後我が家にお迎えすることは無いでしょう
飼育者にとっては煩わしくも感じる面もあるワシントン条約ですが、本来は野生動物を守るための仕組みなので、現地のリクガメたちが幸せになってくれればいいな、と思います


以上、ササっと書くつもりが長くなってしまいました
最初にも書きましたが、あくまでも個人のブログで書いてることなので実際に登録される方はこのブログの内容を信用せず(笑)ご自身でしっかり調べて対応してください


それでは!


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