2017年10月03日

町はでっかい居酒屋ではない

・8月24日
 鳥を見たのライヴ@荻窪Club Doctor。東郷さんが事情により不在の為黒田三四郎さんがサポートで参加。普段よりもストレートなロックっぽさが出た。この日は久しぶりにグンジョーガクレヨンとの競演。組原さんは言うに及ばず、この日は前田さんのベースって凄いな、と改めて実感。ちなみに鳥を見たはこの日をもって活動休止との事。


・8月26日
 生れて初めて京都での弾き語り。演奏、っていうところではその半月前にThe Silenceで行きましたが。京都駅から20分ほどの向日市という所にあるSecond Rooms。後山直大君にブッキングして頂いての出演。全4組、僕以外は皆ユニットやバンド。ステージ上も客席も本当に音が良くてとても楽しかったです。あと、向日市は激辛推しらしいんだけれど、知らずに新福菜館に行ってしまった為に満喫できず。次回に期待。

・8月27日
 翌日は大阪に移動。河嶋浩二さんに誘ってもらって西成の難波屋にて演奏。自分の実兄の知人が多くて面白かった。次回は自分が演奏しないときにも行ってみたいお店。色々な人に忠告されていたにも関わらず、また注文時にお店の人に釘を刺されたにも拘らず、名物のトマト酎ハイを多量に飲み、泥酔。記憶無し。

・9月6日 
 月は明け、新大久保アースダムでバラナンブのライヴ。なんと競演やタイムテーブルが前日まで決定しないという修羅場。The Silenceのツアーでも使ったリッケンバッカーのネックの状態がいよいよアレな感じ。バンドとしての演奏自体はカッコよかったんじゃないでしょうか。藤井君のギターのペグがダメになってしまい、1弦を張らないまま弾いてた。キラキラしない感じが逆に悪くなかった。

・9月8日
 荻窪Club Doctorでサヴァン道企画「サヴァンロック」。チバさんが浅野ヒロノブさんに声を掛け、僕は静岡のAtomicFarmを誘った。よい流れのよいイベントになったのでは。本番の演奏が始まってからストラップが長すぎて弾けない、っていうのはもうヤメにしたい。

・9月20日
 今年2回目のジンギス・パンチ@巣鴨獅子王。楽屋や客席には高円寺で見知った顔が沢山居て楽しかった。そして前回からドラムをたまおちゃんが叩いているのだが、パワーと技術と歌心のバランスがとてもよい。ドラマーだけどフェイバリットミュージシャンとしてボーカリストを挙げるあたり解ってるなあ、と思う。前回の獅子王の帰り道で自宅の鍵を無くして難儀したのだが、今回は無くさなかった。よかった。

・9月24日
 新宿の隠れ家的なバー「Toilet」で吉田和史くんのバンド「夜窓」の企画に出演。楽器も音響設備も全部持ち込んで手作りな感じのイベント。2年半ぶりに松浦湊とも競演できてとても楽しかった。最後に彼らの楽曲を皆でセッションしたのだが立った場所が全く照明が当たらないところで手元が見えずにろくに弾けなかった事は内緒だ。終演後は沢山お酒を吞む。

・9月28日
 亀有KID BOXでよしだよしこさんと2年ぶりの競演。前回とても感銘を受けたのだけれどまたご一緒できて嬉しかった。のんびりとした、よい時間だった。








 斯様にしてこの一ヶ月少しを振り返りましたが、個人的には心身ともに不調だったことが悔やまれます。8月の1ヶ月間で古い友人、歳の近い友人、先輩のミュージシャン、お世話になった店のマスター、と4人が亡くなり、受け止めることで精一杯でした。嘆いたところで事実は変わらないのですが、悲しく、やりきれない気持ちです。
 心がずっとその状態だと身体の不調にも繋がるようで、ここしばらく頻繁に熱を出しては寝込んでいます。が、以前のように落ち込んでしばらく使い物にならない、みたいな風にはもうならないと思います。

 今月も重要なライヴが続きます。

10/4(水)バラナンブ@本八幡ルート14
10/16(月)高瀬大介さんとトーク&ライヴ@高円寺U-hA
10/18(水)サヴァン道@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
10/25(水)バラナンブ@新宿Live Freak
10/27(金)ニューアクション@東高円寺UFO CLUB
10/28(土)未定

 そろそろまたアルバム作りたいなー、とか思っています。作れるといいなあ。
 ま、生きてるうちに会いましょうね。

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2017年08月17日

Psychedelic Holy Summit Tour 2017

 The Silenceに加入してから初のツアーが終了。いやあ草臥れた。

・8/8(火)

 朝、荷物を抱えて吉祥寺のGOK SOUNDに集合、名古屋へ移動。今池の得三での演奏。エレベータ無しの2階。レスリー・スピーカーが重い。競演はこの後全ての日程で一緒に回る秘部痺れとViollenta。近くのホテルに宿泊。

・8/9(水)

 一晩寝てから神戸に移動。途中岡野さんの倉庫に銅鑼を取りに行くがGoogleマップを信用したら絶望的に狭い路地を案内され(こちらは業務用バン)、困っていたら前後左右からクルマがやってきてもうダメだと思ったが無事に任務完了し会場着。競演は秘部痺れとサイケ奉行。サイケ奉行良かったなあ。

・8/10(木)

 広島へ移動。兎に角遠い。会場のクラブクワトロはパルコの最上階。途中、飲み物など買いにコンビニへ行った後店内から会場に行くとすると地元の人にジロジロ見られる。ここでも悪目立ち。競演はthe JAHCAZE、jailbird Y、秘部痺れ。サウンドチェック前にオルガンに電源が入らなくなったが会場で半田ごてや工具を借りて楽屋でバラし、治す。

・8/11(金)

 大阪へ移動。距離が長いのでかなり早めに出発。快調に飛ばすが山陽道でタイヤがバースト。不幸中の幸いで後輪だった為制御不能にはならず待避所に停める。しばらくするとNEXCOの人が来て「社外でウロウロしているとなんかあったと思われるので」と。なんかあったんです。なんかあったが奇跡的に会場のコンパスには定時に到着。競演は .es、Moan、Controlled Death、秘部痺れ。人が沢山居て楽しかったです。

・8/12(土)

 京都へ移動。比較的近いので高速を使わずに。途中巨大なホームセンターに行ってタイヤの補修用具を探すが無い。というかバーストするほど劣化したタイヤは本来補修では無くて交換である。とはいえ早々に京都に到着。外、という名前の会場はこじんまりとしたいいスペースだった。競演は前日に引き続きMoanと秘部痺れ。サウンドチェック前に僕のプリアンプの音が出なくなったが会場で半田ごてや工具を借りてバラし、治す。

8/13(日)

 最終日。とても早く出たがタイヤを慮った慎重な運転と東名高速の大渋滞で遅刻。京都から東京は遠い。とはいえ秋葉原グッドマンに無事到着。競演は僕とジョルジュ、秘部痺れ。楽屋で繰り広げられた数々の酷い会話をココにかけないのが残念。


 そんな調子で移動→搬入→演奏→搬出→寝る、を6日間繰り返すハードな毎日だったけれどとても楽しかったです。皆様おつかれさまでした。毎回録音していたのだけれど、後半に行くに従ってバンドらしい一体感が増していくのは気持ちがいい。個人的には後半に行くに従ってミスが増えたのは改善点(体力が無くなって腕や指がちゃんと動いていない。また、長距離の移動による振動と熱で楽器の状態がドンドン悪くなる)。まあ、もっとがんばりますよ。


 で、来週末(8/26、27)には京都、大阪と今度は弾き語りで行きます。向日市のSecond Roomsと西成の難波屋です。お近くの皆様是非。

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2017年08月03日

うなぎを諦めて

 昨日、友人達が出演するライヴを聴きに行った。そのうち、ギターや歌が達者な人がいたのだが、終演後にお客の一人がいたく感心した、というニュアンスで「以前、何かやっていたんですか?」と声を掛けていた。どういう意味かというと「クラシックの音楽教育を受けていたのですか?」ということ。回答としては特にそういった経験は無く独学です、だったのだがなんだかモヤっとした。
 前回に引き続き「バンドマンあるある」になるのだけれど、世間一般の認識ではクラシック>ジャズ>(越えられない壁)>ロック・ポップス、みたいな序列で演奏技術が語られることが多い。なのでポピュラーミュージックの分野で演奏や歌唱の技術に長けている人はクラシックやジャズの素養があるのでは、と思われるのである。本人の努力や鍛錬、そしてセンスではなくて、そういったバックボーンがあるのでは、と勘繰るあの感覚はどこから来るのだろうか。あれかな、ロックやポップスってバカにされてんのかな。悔しいもんだね。

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2017年07月28日

うなぎも食べずに

 当たり前のことだけれども演奏していない時間のほうが日常では多いし、音楽に関係ない人に関わる機会の方が多い。で、少し自分の事などを話すようになるとかなりの高確率で言われるのが「凄いですね!ずっと夢を追いかけているんですね!」という言葉。またか、と苦笑するほか無いのだけれど虫の居所が悪いとかなりカチンと来る言葉である。企業等に勤めている人にはいい年して髪も切らず月に何度も演奏をしているような人間は「夢を追いかけている」ように見えるらしい。
 こういう人々の思う「夢」っていうのはどんなだろうか。多分動員が増え、レコード会社に声を掛けられメジャーデビュー、リリースした曲がCMやドラマのタイアップで使われてヒット、印税で巨万の富を得る、みたいなやつだろうか。すみません追いかけてません。
 全ての調理師がマクドナルドを目指していますか?という話。なんだけど、少しでもそういう話をすると「じゃあヤマザキさんは何で音楽続けてるんですか?」「デビュー目指してないなら趣味じゃないですかソレ」とか言われて余計に不愉快になることは明白。趣味だったらこんなにしんどいこととっくに止めてるって。身体はきつい、金はかかる、あっちこっちに気を遣い、だけど切り売りするのは自分のパーソナリティ。ある程度の年齢以上で音楽続けている人に夢を追いかけている人なんていないよ。寧ろシビアな現実に毎日震え上がりながら生きている。

 まあ、元々「夢を〜」みたいな事を言ってくる人にはどんだけ説明しても伝わりませんので結局わたくしはことあるごとに「いやあ儲かんないですよげへへ」等と間抜けな愛想笑いを続けるわけです。



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本日池袋鈴ん小屋にて弾き語りソロです。競演は徳網正宗くんと古澤ひかりさん。僕はトリなので21時過ぎ。お待ちしてます。

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2017年07月22日

呼ばれた、みたいな

 高円寺Mission'sというライヴハウスが今年の1月まで中央線の高架下に有って、かなり前から頻繁に出演したり呑みに行ったりしていたのだけれども、閉店してからはそこで知り合った人々ともあまり会わなくなった。スタッフの何人かは他のライヴハウスに行けば会えるし、同じような界隈で演奏してる連中は元々Mission's以外で知り合った相手が多いからあまり気にしていなかった。
 ただ、例えば如何にも高円寺らしい古株のパンクスとかは元々あまり交流が無かったのでMission'sが無くなると共に顔を合わせることも減った。

 で、ふと「あの娘どうしてるかな?」と思った女性がいて。というのも2〜3度くらいしか会ってないのだけれども、初対面の時から服とかメイクとかをやたら褒めてくれたタトゥーだらけのパンク好きの子だった。なんとなく気になってFacebookで探してみた。年齢見たら僕よりも大分歳下で驚いた。もっと驚いたのは既に亡くなっていたこと。
 たった半年の間に、色々あったんだね。

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2017年07月21日

The Silence

 来月の初旬からThe Silenceの関西ツアーがスタートするわけだが、家の近所で3日演奏が続いても身体がしんどいと弱音を吐いている為、旅をしながら6日間ぶっ通しという状況に戦々恐々としている。
 そういえばThe Silenceに加入することが決まったのはちょうど昨年の今頃だった。メモを見ると7/16だったらしい。その日は灰野さんがギターを買いに行くというので一緒に川崎の方まで行っていたのだが電車に乗っていたら岡野太さんからメッセージが来てて「馬頭からメール送ったらしいんだけど届いてない?」って。届いてなかった。その旨伝えたらFacebook経由で馬頭さんから連絡があって直ぐに(その日の夜に)会う事になった。名前はかなり前から知っていたけれど初対面。
 荻窪駅近くの魚こうっていう居酒屋に行って挨拶もそこそこにお酒を呑んで、ああだこうだと人の悪口などを言っているうちに意気投合してそのままメンバーになった。僕は明確に「加入する」とは最後まで言わなかった気がするのだけれど。
 で、成り行きでベースを弾くようになったことはこれまでにも沢山あったけれど(メンバーだけ決まっててベースがいない時など)、最初からベーシストとして誘われたのは人生でコレが初めてだったので一念発起してベースを買うことにした。手持ちのベースはエピフォンのSGベースとダンエレクトロのロングホーン。どちらもとても癖のある楽器。以前よりレコーディングの度に友人のフェンダーを借りていたこともあり遂にフェンダーベース、しかもプレベを買うときが来た!と勇ましく楽器屋に行った所、中古で赤いリッケンバッカーが。お買い上げ。どこで間違えたのか。全部レミーのせい。ちなみにフェンダーに関してはついこの間(5/30)下北沢のリサイクルショップに二束三文で転がっていたのをサルベージしてきました。ネックぐにゃぐにゃに反ってたけどな。
 ドラムの岡野さんが関西在住なのもあってThe Silenceは僕が入ってからまだ5回しかライヴやっていないんだけれど今度のツアーの後は秋の終わりくらいにもライヴが決まっていて年内には録音もする予定なので楽しみです。
 

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2017年07月20日

ボヤッキー

 知っていることが増えてくると陥りがちなのだが、というか自分も度々やらかしてきたので反省しているのだが。
 自分の好き嫌いと物事の絶対的な良い、悪いを混同してはならないよね(というよりも誰も絶対的な良い悪いについて語る資格など持ち合わせていない気がする)。
 それは自分を不快にするものを悪だと決め付け、何故そういった状況になったのかは考えない傲慢さの一端だろう。
 不快な気持ちになった時にその気持ちがどこから来るのか。しばらく考えてみるとそれは自分の独善的なこだわりだったり、つまらぬ嫉妬心だったり、そういったものに由来していることが圧倒的に多い。
 結局全ての原因は自分。生きてて自分のせいじゃなかった事なんて一つもなかった。

 そういうこと。

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2017年07月19日

だからナンなんだ!!

 更新しないならやめちまえ、という気もしますが生存確認に使って下さい。

 5月13日 哀秘謡@新宿JAM

 灰野さんがギターを弾かない哀秘謡。プレッシャー凄かったけれどどうにかやり切りました。蹴られなくてよかった。DJ2741って誰?って思っていたら坂本慎太郎さんだった。総じて楽しい一日だった気がします。

 5月15日 サヴァン道@三軒茶屋HEAVENS DOOR

 モンジ君が脱退してから初のライヴ。ドラマーは小泉さんにチェンジ。へヴィメタボリックドラマーなのでツーバスである。この日は対バンに火取ゆきさんがいらっしゃったのだけれど聴いていたら何故か落涙して、それは歌詞の意味だとかそういった表層的なものではなくて火取さんの声の響きそのものが涙腺をこじ開けたとしか言えない体験だった。

 5月21日 蛸地蔵Special unit@東高円寺UFO CLUB

 蛸地蔵の蛭子君がなんかやらかしちゃってライヴがしばらく出来ないというのでお手伝い。彼らの曲をインストでカバー。対バンにスズキジュンゾさんや亀川さんが居て、久しぶりに話せて嬉しかった。トリは姫路のヒロシさんだったのだけれど、ボヤキみたいな歌でチープなギター、間奏で突然爆音のオルガンという奇矯な音楽だったのだがとても素敵な気がした。

 5月22日 弾き語りソロ@高円寺U-hA

 オーストラリアのDeenaが2年半ぶりに来日してライヴをやりたいというのでブッキング。対バンの'soras(岡本チハルバンド)の二人に「初めまして」
って言ったら前にもお会いしてます、って。情けなくて死にたい。この数日前から咳が酷くてゲフゲフ言いながら歌う。

 5月25日 生れて、すみません@荻窪Club Doctor

 自主企画。昨年は5組出て全部自分が演奏するのをやったら移動から搬入から大変で数日使い物にならなかったので今年はこじんまりと。この日もDeenaに出てもらって、吉田和史×夜窓にも出演して貰った。Deenaは僕が日本語詞を書いた曲を歌ってくれた。マイナーメロディに陰鬱な歌詞でオーストラリアの空気は一切感じない音楽になった。吉田君は普段弾き語りでもやっている曲をバンドアレンジで聴けて楽しかった。僕は最初にソロをやって最後にクインッテット+1。この日はニューアクションのカズミちゃんにフルートで参加してもらった。体調崩したりしてたらどこで何やって貰うかの指示が前々間に会わなくてほぼ行き当たりばったりで演奏させてしまい本当に悪いことをした。相変わらずこの日も咳き 込みながら演奏。

 5月27日 ニューアクション@浅草ゴールデンタイガー
 5月28日 ニューアクション@高円寺グリーンアップル

 浅草のイベントスペースでバーレスクダンスのイベントにニューアクションで出演。翌日は毎月恒例のプレイナイト。

 6月3日 ジンギス・パンチ@巣鴨獅子王

 1年3ヶ月くらいぶりにジンギス・パンチ名義での演奏。今回からドラムが我妻玉緒ちゃんに。ドラマーなのにフェイバリットミュージシャンは?と聴くとボーカリストを挙げるセンスがいい。短い時間だったけれども一生懸命演奏した。正午から22時までのイベントでお客が少ないのは僕らのせいではないよ。

 6月8日 弾き語りソロ@本八幡ルートフォーティーン

 千葉県市川市での弾き語り。このライヴハウスは以前に一度だけ出たことがあるのだけれどよーく思い出してみたら1996年。実に21年前。あの時はベースを弾いてたんだな。今回は自分の歌をひとりで歌いに来た。相変わらず咳が出た。対バンにふれでりっく書院がいたのだけれどもMCでいちいち僕のことをいじるのには苦笑するほか無い。

 6月13日 バラナンブ@高円寺ショーボート

 今年になって名前がついた藤井政英君、南部輝久君との「バンド」。いい感じにグルーヴが出来てきた。南部君にリズムキープを期待してはいけない!。僕はこの日プレベデビュー。ずいぶん遠回りしました。対バンはマリア観音とSLAUGHTERTABLE。SLAUGHTERTABLEはプロレスみたいなノイズ。マリア観音はこのメンバーの演奏ははじめて見た。凄まじかったなあ。

 6月21日 The Silence@荻窪Club Doctor

 The Silenceに加入してもう直ぐ一年経つけれどライヴは少ない。この日は古巣の魔術の庭と対バン。僕が魔術の庭から去った理由が分かる演奏だった。端的に言うと良かった。で、僕が入る隙は無い。

 6月25日 弾き語りソロ@大久保ひかりのうま

 AN INCIDENT AT A STREET CORNER Vol,35。競演は河内伴理君、小森清貴君。伴理君に年明けくらいにソロで対バンをしよう、という話をしていて、その後誰とやりたい?という話になった時に彼が小森君との競演を熱望したという経緯。それぞれのやり方でのソロ、そして最後に3人で「サルビアの花」を演奏。男達の邂逅、っていう感じの美しい時間だった。


 6月28日 山崎怠雅&あをい&じゅん@新宿Live Freak

 あをいちゃんが一度二人を会わせたい、と言って引き合わせてもらったのがぐしゃ人間でベースを弾いているじゅん君。あをいちゃんに言わせると二人とも身長と音がでかい、とのこと。という訳で一回一緒に演奏してみよう、ってことに。ジャックスとかBlueCheerとかやりました。

 6月30日 バラナンブ@新大久保アースダム

 アースダムでは初めてのバラナンブ。この日は藤井君がRomeo'sとのダブルヘッダーで大変そうだった為、僕のSGベース持って行ってもらった。使いずらくてゴメン。アースダムではメロディあるの僕たちだけだった!

 7月1日 山崎怠雅&伊藤昭彦@亀有KID BOX

 亀有フーテナニーVol,7。この日はきんぐさんとデュオ。彼の曲と僕の曲を丁度半々に。競演はらいむらいとのお嬢、ことむらいさん。で、このメンバーなのでお互いのステージが終わった後ガロの曲などを3声でハモりまくる夕べ。楽しい。けれどもだいぶ吞みました。

 7月3日 ソロ@高円寺U-hA

 ソロの演奏もしたのだけれど2月の春日井に続いて日比谷カタンさんとトーク。今回は「ひどい」をテーマに。西郷輝彦の「ローリング・ストーンズは来なかった」とか「子連れ狼」等一緒に演奏しました。お客さんにも喜んで貰えたみたいですが僕は夏ばてなのにいつものペースで吞んでたらすげー酔っ払った。

 7月8日 山崎怠雅グループ@落合Soup

 透過性分子こと岩田さんの企画で落合Soupにて山崎怠雅グループ。お風呂屋さんの地下なので湿気が凄い。暑い。なのに藤井くん(岩田さん、内田静男さんとのトリオで出演)はジャケットをパリッと来ていて偉いなあ、と思った。僕たちは久しぶりのライヴだったので景気よく大きな音を出しましたよ。

 7月17日 サヴァン道@荻窪Club Doctor
 
 第2期サヴァン道2回目のライヴ。小泉さんスピード感出てきたんじゃない?


 こんな具合です。
 今月は7/28の池袋鈴ん小屋までライヴないです。来月はThe Silenceで関西に行ったりします。





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2017年05月10日

サビータ・ナ・畏怖

 昨日灰野さんとスタジオ入った際にお店でエレキを一本借りてアンプ直結でピックも使わず鳴らしてるのを目の前で聴いていたのだけど紛れもなく灰野敬二の音で驚愕。兎に角音のスピードが速い。ミスピッキングも無い。すげー、って思いながら僕は自分のギター弾いてたんだけどボソボソとした鈍重な音でほんとガッカリ。
 思えばむかーし灰野さんのインタビューを読んだ時、自分はボーカリストなので任せられるギタリストが現れたら自分はボーカルに専念する、みたいな事を言ってたんだけど、20年くらい経ってまさか自分がそのポジションになるとは。そして昨日のスタジオでは自分の力不足をまざまざと見せつけられてべっこりと凹んでおります。
 でもさあ。灰野さんのボーカリストとしての魅力を最大に引き出すのならば、あんまり個性的ではない盆暗みたいなギター(僕のこと)の方がいいかも、とか思うとそれはそれでアレではある。古くからの灰野ファンにとってはアレかも知れませんが。アレってなんだ。

 で、20年近く前は不失者に加えて哀秘謡のライヴも頻繁に行われてて、毎回吉祥寺の曼荼羅2に通ったものでしたが、今週土曜に新宿JAMで行われる渚ようこさんのイベントにて久しぶりに哀秘謡名義のライヴがあります。僭越ながらギター弾きます。全力でがんばりますよ。

 週明け月曜は三軒茶屋ヘヴンズドアでサヴァン道(的なやつ)。モンジ君が抜けたのでサヴァン道ではない気もしますが、旧知の仲の小泉真一を迎えてやってみます。どうなるかなあ。競演は愚弁、火取ゆき+石塚俊明、田中眞紀子、砂智子【敬称略)。
 その一週間後の月曜は高円寺U-hAで弾き語り。オーストラリアのDeenaが久しぶりに日本に来るので対バンです。もうひと組、soras'(岡本チハルバンド)さんも出ます。

 で、5/25木曜は荻窪ドクターにて一年ぶりに「生れて、すみません」です。ほんとにすみません。昨年はソロ、魔術の庭、鳥を見た、YTG、YTQとやって楽器も替える、衣装も替える、ってしてたら数日使い物にならなくなったので今年はこじんまりやります。出演は山崎怠雅クインテット、吉田和史と夜窓、Deena。オープニングに少し弾き語りもします。予約受付中。

 おもだった活動はその位かと思ってたら21日日曜にUFO CLUBで蛸地蔵Special unitにサポートで参加することになりました。この日は姫路のひろしNaさんがメインアクト。競演は松居徹(ex.DMBQ)+亀川千代(ex.ゆらゆら帝国)+MUROCHIN(WRENCH)、みみのこと(敬称略)。亀川さんにも、ジュンゾさんにも会うの久しぶりである。

貧乏暇なしである。
ないないづくしでやりきれない。
それでもわたしはいきている。


 

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2017年03月02日

どうにかなるさ

 モダーン・ミュージック代表の生悦住英夫氏、そしてムッシュことかまやつひろし氏に謹んで哀悼の意を表します。






 先週末名古屋方面に行って来た。長年音楽活動をやっているが名古屋で演奏した事は無かったのだ。
 今回は高蔵寺Cafe花音のマスターである元橋泰造さんに誘ってもらって行く事になり、一本だけもアレかと思って臼井康浩さんに相談した所、「なんや」を紹介してもらって2日間の延性が実現。生かされて生きている。

 花音では以前から知人ではあった日比谷カタンさんとご一緒した。お互いのソロ演奏のあと特撮や怪獣についてのトークと数曲のコラボ。とても良い時間になったと思っている。カタンさんの事はまた後日ゆっくり書きます。

 翌日の日曜は名古屋市内の「なんや」で本村ナオミさんとの2マン。全く予備知識無く聴かせて頂いたのだけれど、エレクトリックギターのソロ、時々歌。とにかく音色がキレイで、素敵な音楽だった。僕自身がギタリストなのもあり、ソロギター奏者の人にはつい敵愾心のようなものを持ってしまうのだが、そんなものの出番は全く無い、懐の大きな音楽だった。

 本村さんはZELDAの後期メンバーだったそうだ。僕は寡聞にしてZELDAのことはあまりよく知らなかったのだけれど、これを機会に聴いてみようと思った。「元●●」みたいな肩書きは音楽を聴く時に大した意味は無いけれど、その人の演奏が素晴らしかった時には何かのきっかけにはなりえるのだな、と思った。


 名古屋から帰ってきた翌日2月28日は両国SUNRIZEでサヴァン道のライヴだった。モンジ君が北海道へ移住する準備の為ドラムの活動を自粛すると言い、3月一杯でサヴァン道を脱退することになった。従ってこの日を入れてこのメンバーでの演奏は2回。もったいないなー、と思うけれど誰かが無理をしながら続けることなんて不純だろう。サヴァン道の前に出ていた「リビドーと悪魔」素晴らしかったな。そしてサヴァン道の後に出ていた「Ghetto」も最高だった。Ghettoとは何度も一緒にやっているけれど本当に素敵なバンドだ。音楽そのものも、パフォーマンスも、メンバーの人柄もみんな好き。むこうがどう思ってるかは知らんが。そんな良いバンドに挟まれてサヴァン道はどうだったのかな。写真を見る限り音楽云々の前に変なバンドだ。


 その日以降、風邪っぽいのが抜けず、尚且つ寝違えみたいな肩首の痛みがひどくボロボロなのですがよ。困ったもんだ。困ってても演奏予定が待っています。

・3/8(水)弾き語りソロ@高円寺U-hA w/柳本小百合さん
・3/11(土)弾き語りソロ@大久保ひかりのうま w/小森清貴さん
・3/16(木)弾き語りソロ@亀有KID BOX w/中川五郎さん
・3/21(火)山崎怠雅グループ企画「散歩する惑星vol,5」
@渋谷Lamama w/蛸地蔵
・3/25(土)サヴァン道@高円寺ペンギンハウス
・3/27(月)鳥を見た@高円寺ショーボート
・3/30(木)Ephemeral Rock?(灰野敬二・川口雅巳・山崎怠雅)
      w/藤井政英


 今月もたくさん演奏するねえ。がんばります。

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2017年01月16日

落ち込んだりもしたけど私はカラ元気です

 新年あけて鏡開きも終わり世間はすっかり動き出しており、こちらも既に4本の演奏を終えて早くも疲労困憊である。まだ今年に入って10日余りなのにも関わらず周辺のあちこちで揉め事が頻発しており皆元気なものである。自分自身は穏やかでいたいです。

 7日のサヴァン道が今年のライヴ初めだったのだけれど、久しぶりに対バンしたGhettoがえらくカッコよくなっていてよかった。また観たい。9日は数年前からお友達のmemekoちゃんと高円寺彦六で2マン。お互いの曲を3曲ずつ一緒に演奏した。11日は藤井政英&南部輝久に入れてもらって3人で。お客さん少なかったけど演奏はとても楽しかった。久しぶりに競演したVATOも良い音してたな。
先週土曜14日は鳥を見たのレコ発。一昨年の夏に録音したライヴ音源をああだこうだ言っていじり倒していたらこんなに時間がかかりました。ゲストはこの日を以て10年に渡る不動のメンバーでのライヴは最後となった壊れかけのテープレコーダーズと灰野敬二さん。元々小ぶりな荻窪ドクターがギュウギュの満員になった。壊れかけのテープレコーダーズ本当に美しかったな。いい音、いい演奏、いいメロディ。いつも観ると元気になる。灰野さんは元々ソロの予定だったのだけど1週間くらい前にギター弾いてよ、って言われて僕とデュオでやることに。洋楽カバーを6曲。灰野さんはボーカルとブルースハープのみ。良い演奏が出来たと思いますがああすればよかったこうすればよかったという反省が多数。その反動で鳥を見たはシッチャカメッチャカに弾きまくるみたいな感じになった。このバンドであんなにお客さんに喜んで貰えたのは初めてかもしれない。なかおさんの足腰と耳が心配ですがまだ続きますよバンドは。
 あ、そういえば灰野さんの1曲目が「Song to the siren(Tim Buckley)」だったんですが、やる曲考えてた時になかおさんがTim Buckley大好きだって言う話をしたら「じゃあ、鳥を見たのレコ発なんだからこれ(Song to the siren)やろう。僕からなかお君へのプレゼントだよ」って言って決まったもの。義理を欠かすことのない人。
 あと、これTwitterにも書いたんですけど、灰野さんとのデュオの支度してたらステージ近くのお客さん同士が「あれはダンエレクトロと言って値段が安いんだけど良い音っていうのとはちょっと違った…」みたいな事を話してたので「ダンエレでも腕次第でこんな音が出せるんだぜ!」って自身たっぷりに音鳴らしたらじょり〜んっていう音しか出なくて、まあそうですよね、って思いました。JC-120直結だし。激しい曲のときだけ軽くブースタみたいなやつ入れたけど。

 さて、週明けて本日、1/16(月)は久しぶりに井上順乃介君とデュオをやります。巣鴨獅子王にて。競演は広本晋、波流乱満地獄変+(鼓次郎:和太鼓奏者)、コヤーノバンド、AURAL FIT、愚弁。濃いね。僕らは20:45くらいから。友情とは何だ。

 1/18(水)は今月で閉店してしまう高円寺mission'sに山崎怠雅グループで最後の出演です。2009年10月20日に鳥を見たで初めて出演してから7年ちょっと。本当にお世話になりました。競演はTangerine、ROUGH JUSTICE、雷怒音。僕らは20:40位。がんばって大きな音を出します。

 1/28(土)は亀有KID BOXにて亀有フーテナニーVol,6。今回の出演は僕と吉田和史、山田庵巳、関根悠介の各氏。新年会的に。

 2/4(土)は新宿ソウルキッチンでGregory Page氏の来日公演で競演します。こちらは予約受付中です。

 あと、2月、3月と一騎打ちみたいなツーマンライヴが幾つもあります。物凄く気負っています。

・2/1(水)VS 馬頭將噐さん@阿佐ヶ谷ハーネス
・2/9(木)VS 齊藤さっこさん@池袋鈴ん小屋
・2/25(土)VS 日比谷カタンさん@春日井Cafe花音
・3/11(土)VS 小森清貴さん@大久保ひかりのうま
・3/16(木)VS 中川五郎さん@亀有KID BOX

戦々恐々とするよね。全く気が抜けない。そして自分の活動フィールドの節操の無さにも笑えます。が、笑ってばかりいられない。元気だしていこう。


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2016年12月28日

物言えば唇Somethin'

 先日The Silenceのライヴの前に岡野さんと昔のフラワートラベリンバンドのライヴについて話していた。1曲目のSATORI Pt,1でジョー山中さんの絶叫から始まっていた、という話。それはゾクゾクするくらいカッコよかったろう、しかしながら当時のライヴの様子ってあんまり残っていない。録音とか映像とか。
 で、Youtubeにアップされている野音でのライヴの映像は音と映像が同期していないながらも熱気が伝わってきて凄い、という話に移行。最初はマントを着て歌っているジョーさんが後半はブリーフ一枚で鍛え上げた身体を見せ付ける。何故か象のハリボテみたいなのに乗っかって歌う。目にはギラギラにラメを引きボリュームのあるアフロは7色に染めている。なんてグラマラスでカッコいい!と言った所でハタと気づいた。アフロを7色に染めてラメを瞼に引いたブリーフ一枚の男性が象のハリボテに乗っかっている。あの映像を知っている人はウンウンと聴いてくれるかもしれないが説明だけだと変態の話にしか聞こえない。そしてどうがんばってもカッコよさを伝えることが出来ない。
 人に何かを伝える時はそもそも言葉とは斯様にして無力である、という前提に立たないと間違いが起こる。それは受け取る時も同じ。伝えられる情報量は限られるし、そもそも話し手、聞き手の感情やその時の状況、前後の流れなどで意味は全く変ってくる。
 今年も色々なことがあったけれど結局の所、最も実感したのはそれでしたよ。

 年明けもあちこちで演奏します。伝わるといいな。

★2017年1月7日(土)
サヴァン道@荻窪Club Doctor

年明け一発目はこちらです。競演は横田惟一郎さん、Ghetto。この間呑んだ時に音がでかいとチバさんから苦言を呈されました。

★2017年1月9日(月・祝)
弾き語りソロ@高円寺大陸Bar彦六

ライヴハウスではないのですが方々から評判を聞く彦六に初出演です。数年前からお友達のめめこちゃんの企画。ソロの弾き語りに加えてお互いの曲にちょっと絡んだりします。

★2017年1月11日(水)
藤井政英&南部輝久&山崎怠雅@高円寺ショーボート

3人での演奏はとても久しぶりです。競演はVATO、MEBAE。とても楽しみ。

★2017年1月14日(土)
鳥を見た@荻窪Club Doctor

鳥を見たのCD「The Feedback from Yesterdays」発売記念ライヴです。ゲストに灰野敬二さんと壊れかけのテープレコーダーズを迎えての祝祭。

★2017年1月16日(月)
山崎怠雅&井上順乃介@巣鴨獅子王

久しぶりに井上君と二人だけで演奏します。あんまりノイジーじゃないやつをやる予定。

★2017年1月18日(水)山崎怠雅グループ@高円寺mission's

高円寺mission'sでの演奏はこの日が最後です。自身の名前を冠したハードロックバンドで最後を飾れることを喜ばしく思います。

★2017年1月28日(土)
弾き語りソロ@亀有KID BOX

「亀有りフーテナニーVol,6」です。出演は関根悠介さん、吉田和史さん、山田庵巳さんと僕。あの狭小スペースでこの面子。遅めの新年会だね。

lenoir at 11:47|Permalinkclip!

2016年12月10日

アンプなど

 ここ数回のライヴに自分のアンプを持ち込んでみている。先月のThe Hardy Rocksと山崎怠雅グループ。1970年位のFender Dual Showman。THRの時は会場で借りたマーシャルのキャビネットで鳴らして具合が良かったので自分のバンドの時にはFenderのキャビも持ち込んだ。ヘッドだけなら周囲にペコペコ頭を下げながら電車でも運べなくもないのだがキャビも、となると車で運ぶ他ない。だがそれに見合うだけのものは、ある。
 エレキ楽器はアンプ7割、とか言う話を聞いたことがあるがほんとにそうだな、と思う(勿論、楽器自体がちゃんとしてないといけないのは大前提で音色を決定する要素、という意味です)。多分これ、現時点で一番好きなアンプじゃないか。元々ツインが大好きだったんだけど、ツインよりも(キャビの影響で)厚みのある音が出る。あと、ヘッドルームがしっかりあるのでファズとか繋いでも潰れ過ぎずにキレイに鳴る。
 ただ、大きな音を出すバンド以外では持て余してしまうので、クインテットとかの時の為にプリンストンとか、もうちょっと取り回しのいいやつが欲しいな、とか言い出すと泥沼だな。所得低いのにな。

 今年のライヴはあと4本。アンプ持って行かないやつばっかりです。弾き語り、ベース、ベース、小さなお店。だけどどれもお勧め。

2016.12.10(土)
ソロ@新宿ソウルキッチン
競演:芹田香織、ユウグレ・ウォータルー・ジャグバンド、猫ババ

2016.12.13(火)
サヴァン道@学芸大学アピア40
競演:プレジー三吉ユニット、タカダダクミ的

2016.12.16(金)
The Silence@東高円寺U.F.O. CLUB
競演:Sunday&Cybele、qujaku

2016.12.18(日)
ニューアクション@高円寺グリーンアップル


今日は今年最後の弾き語りです。皆様でどうぞ。image


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2016年11月16日

きろく

 毎日々々が本当に慌しく、また穏やかではないようなことも多く気が荒んで来ると部屋も荒れてくる。週末、ふと気づくと「近所でも有名なゴミ屋敷」みたいな様子になっており戦慄した。
 周囲の人々との普段は気にしないような小さな軋轢の積み重ねや、自身の思い通りにならぬ事の数々が気を抜いていると頭の中を占領し始めるので厄介だ。自分の身に起こる全ての事は誰のせいでもなく自分自身のせいなのはずっと前から分かってはいるがまるで自分以外の全ての人やものや事が挙って自身を責め立て続けているような気がして非常に堪える。結果、自身に余裕が無くなり他罰的な思考になる。とりあえず呑むか。


 先月末から重要なライヴが続いている。何を以て重要とするのかは単なる主観だし、それ以外のライヴが重要ではないのかといえばそんなことは全く無いのだが、その一回のライヴに関わる人への影響、という所だろう。初競演にして2マンとか、加入後初ライヴだとか、とても大きなイベントだとか。

・10/29
 神保町試聴室にてイギリスから来日中のユミ・ハラさんと2マン。お互いのソロに加えてセッションとこの日の為にそれぞれ書き下ろしたデュエット曲。ユミさんが持ってきた「いやいや」という歌がとても楽しかったので今度はレコーディングしたいです。企画してくれた高橋貴子さんありがとうございました。

・11/3
 久しぶりに高円寺U-hAで弾き語り。この日はずっと前から競演したかった斉藤友秋さんとご一緒できて嬉しかった。とても素敵な音楽だった。また、もう一人の競演の黒葛原りつさんも重心の低い、カッコよい弾き語りだった。

・11/4
 The Silenceへ加入後初のライヴが秋葉原CLUB GOODMANにて。GOODMANは出来た頃から何度も足を運んでいるが、実は出演は初めて。PAはGOK SOUNDの近藤さん。自分が演奏する時に近藤さんにPAをしてもらうのは20年ぶり。感慨深い。この日は最近入手してあちこち調整を続けていたリッケンバッカーのベースを使用した。精度が悪くて調整が効かないハードウェアとか、貧弱な電装系とか、バランスの悪い木工とか、値段だけ立派で本質はビザール楽器。弾き難く、反応も悪い。こういう楽器を弾くとエレキベースっていうのはやっぱりフェンダーが考案して完成させた楽器なんだな、と実感する。とはいえ、リッケンやギブソンベースにはその致命的な欠点を補って余りある妖しい魅力と独特な音があるのでやめられない。昔から旧車とかロシアカメラとか、そういうのばっかり手を出してきたので僕にはぴったりですよ欠陥バッカー。けなしてるんじゃないぞ、褒めてんだ。
 あ、ライヴは汗だくでとてもがんばりました。とても楽しかった。

・11/6
 大塚Hearts+でThe Hardy Rocksの3回目のライヴ。大塚のライヴハウス3店舗くらい使って行われるサーキットイベント。こういうイベントは普段自分達を観に来るお客さん以外の人に聴いてもらえるのがありがたい。アップテンポな曲が大目の畳み掛けるようなステージにしたのだけれど皆さんが楽しい気持ちになってくれたらいいな。僕はダンエレ使いました。線が細い、伸びがない、レンジが狭い。





今晩あゝして元気に語り合つてゐる人々も、
実は、元気ではないのです。

近代といふ今は尠すくなくも、
あんな具合な元気さで
ゐられる時代ときではないのです。

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2016年10月28日

少年易老楽難成

 Webで動きが追えないとこの世に存在しないみたいな感じになってきてますよね最近。そこへ来てこのブログである。8月一杯の告知みたいなので終わっている。死んだみたいだよね。死んでいるようなもんですけどね。死んでいた朝に弔いの雪も降るよねそりゃ。

 身辺、色々と動きがありました。その辺の報告を。

 4月に藤井君南部君ヤマジさんと演奏した際、競演の鵺でフルートを吹いていたカズミちゃんに誘われて夏くらいから「ニューアクション」のライヴでギターを弾いています。他のメンバーはサロメの唇から水のさとし君、蛸地蔵からふなもと健佑君。毎月高円寺グリーンアップルでセッションのイベントをやってますので楽器持って遊びに来て下さい。

 7月に元サバート・ブレイズ、現非常階段の岡野さんからメッセージが来て「馬頭からメッセージ届いてない?」って言われて。届いてなかったんですが馬頭さんと連絡とって、その日のうちに呑みに行ってThe Silenceにベースで加入することになりました。元々メンバーだったJanさんが自身のバンドの活動に専念する為に脱退、その後任として。才能あふれる若きイケメンが去り、オカマの盆暗のオッサンが入るという世間のニーズに背を向けた人事。がんばります。そういえば馬頭さんがやっていたGhostも初めて聴いたのは90年代半ばくらいにTokyo Flashback 2だったな。そう考えるとあのコンピに収録されてるバンド、人のうち3つ(Ghost→The Silence、Overhang Party→魔術の庭、灰野さん)に20年くらい経って自分が関わることになったのだから世間は狭い。

 9月の半ばの大嵐が来た晩に福岡さんと2時間くらい近所で話し合って2年半参加した魔術の庭を脱退することになりました。全然揉めたりとかじゃなくて、魔術の庭=福岡さんのやりたいことと、僕のやりたいことが乖離してきたことがきっかけ。2年半とても楽しかったので悔いは無し。また交わることがあれば喜んで参加します。で、それとは別に福岡さんとのデュオはお互いにとても手ごたえを感じているので別途続けることになりそうです。



 直近のライヴは以下の通り。

・10/28(金)高円寺グリーンアップル
 ニューアクションのプレイナイト。セッションイベントなので楽器を持ってみんなで来てね。

・10/29(土)神保町試聴室
 「魔女とFUZZ男」
 イギリスから来ているユミ・ハラさんとの2マンです。一緒に演奏したりします。

・11月3日(木・祝)高円寺U-hA
 以前からとても気になっていたシンガーソングライター、斉藤友秋さんと競演です。もうお一方の黒葛原りつも初めての顔合わせ。とても楽しみ。

・11/4(金)秋葉原CLUB GOODMAN
 The Silence加入後初のライヴです。初加入にしてレコ発ワンマン。音源では僕弾いてませんが。がんばります。

・11/6(日)大塚Hearts+
 The Hardy Rocksの3回目のライヴは大塚で行われるサーキットイベントです。小さい飲み屋が沢山あって都電が走っている大好きな街です。灰野さんと大塚ってなんだか新鮮だな。

・11/17(木)高円寺グリーンアップル
 この日もニューアクションのプレイナイトです。

・11/18(金)渋谷マウントレーニアホール
 「真夜中のへヴィロックパーティ」に今回はThe Hardy Rocksで出演です。金曜夜の渋谷。腹を括って呑みに来て。

・11/20(日)高円寺Club mission's
高円寺ミッションズと山崎怠雅グループの共同企画「散歩する惑星 Vol,4」です。今回は壊れかけのテープレコーダーズと2マン。とても気合が入っております、がんばります。

・11/25(金)高円寺Club mission's
 サヴァン道の自主企画です。このところずっとレコーディングしてたのですが、うまくいけばこの日に先行発売できるかも。乞うご期待。

・11/26(土)新宿ソウルキッチン
 歌舞伎町の怪しいライヴバー、ソウルキッチンでの弾き語りです。今回は競演が全員知らない人。わくわくするね。良い出会いがあるといいな。



 そんな感じで。ではまた。

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2016年08月03日

手錠

 「本物の手錠は内側が刃になっていて逮捕されたものは血を流して痛みに耐えなければならない」という話を幼い頃に友人兄から聞かされて驚愕したのだが何故か今朝それを思い出して「んな訳ないだろ」とひとり呟いた。あの話のソースはどこだったのだろうか。


今月もライヴがたくさんあります。

8月6日(土)
新宿ソウルキッチン
弾き語りソロ

 競演はヨシノリアキ、吉田和史、ICHIKA(敬称略)。昨年秋に一緒に演奏したよっぴーさんと今度は弾き語りで競演ですFrom仙台。吉田和史さんは前回もソウルキッチンでご一緒しましたがとても良い音楽である。ICHIKAさんとは初めてだけど何度か会った事あるな。


8月9日(火)
高円寺mission's
山崎怠雅グループ

 競演は熊のジョン、Vladivostok Powder Genocide、山崎怠雅グループ、WATANABE、吉田俊介(敬称略)。熊のジョンは南部君のバンドか。他は初めての皆さん。なんだかんだ言ってこのバンドのホームはこのお店という気がしております。何も言わなくてもいつもの音にしてくれる。耳栓なんてもって来るんじゃないよ。


8月12日(金)
荻窪Club Doctor
鳥を見た

 今回は自主企画です。青い部屋から始まって高円寺mission'sに出続け、今は荻窪Club Doctorが多くなってきましたこのバンド。競演はエクサピーコとグンジョーガクレヨン。組原さんに会うの久しぶりだなあ。嬉しいなあ。嬉しいのでベルボトムじゃないやつになるでしょう。


8月26日(金)
前橋Cool Fool
弾き語りソロ

 3年半ぶりにCool Foolで歌います。群馬県は前橋の地獄の酒場。「◎ 酒と泪とサワダとイマイとあとなんか ◎」というイベントのようです。僕は「あとなんか」に含まれております。


8月29日(月)
荻窪Club Doctor
山崎怠雅クインテット

 「フィクション」「モノリスと海」のレコーディングメンバーによるクインテット演奏。5月以来です。前回このバンドでドクターに出た時、僕高熱出しててひいひい言いながらの演奏だったのだけどこの日は健康体で望みますよ多分。そしてその日と同じ競演です。らいむらいととご一緒します。


 実は翌日8/30にはソウルキッチンで井上揚水ナイトに出るんだけどらいむらいとのお嬢ことムライさんとはそこでも競演です。なんだなんだ。

lenoir at 11:36|Permalinkclip!

2016年06月21日

酔臥路上君莫笑

 先週から左側頭部がズキズキ痛くてそれと同時に右手の痺れが止まらないのだがこれはなんだろう。昨年から似たような症状があって病院に行ったらストレスですね、とか言われてそのままだったのだがここ数日特に酷い。老化でしょうか。かつて日本では40歳を過ぎると初老と呼ばれたという。つまりそういうことか。人はこうして枯れ、朽ちて行くのである。

 5/25
 高円寺mission'sにて自主企画「生れて、すみません。」を主催。ソロから始まって魔術の庭、鳥を見た、YTG、YTQと5ステージ出ずっぱりで都度楽器も衣装も替えて、みたいな事を。お客さんは喜んでくれたみたいだけど尋常ではなく疲れたので(主に搬入と着替え)来年はやりません。タイトルは太宰から。昔太宰の事が大っ嫌いだったんだけど年月を経て自身のカスっぷりに直面するにつけ他人とは思えなくなってきた。

 5/27
 渋谷マウントレーニアホールにて「真夜中のへヴィロックパーティーVol,5」に出演。学園祭みたいで楽しかったな。ベテランや人気者の演奏が終わった明け方3時半にガラガラの客席にゴウゴウと爆音が響く様は寒々しくも美しかったと思う。今回誘ってくれたサミー前田さんが「明け方の法政学館って感じだったねえ」って言ってて、「真夜中の」「へヴィロック」つったらそういう風にしたいじゃんか、とちょっと嬉しかった。

 6/3
 大久保ひかりのうまで「AN INCIDENT AT A STREET CORNER Vol,29」。もうこのタイトルでイベント初めて10年以上で29回目か。30回目は何しようかね。今回は僕と福岡林嗣さんのデュオ、穂高亜希子さん、夜光虫の3組。僕は久しぶりに人前でピアノを弾いた。

 6/5
 新宿スモーキンブギにてサヴァン道。サヴァン道は今年レコーディングを行う予定。この日の演奏も荒っぽかったけどお客さんには楽しんで貰えたんじゃないかな。ベースアンプがACE TONEのやつで電源入れるとロゴが赤く光るかっこいい楽器だった。見た目がこれで音がもっと好みだったらいいのになー。ジャンクを探して中身総取替えかなあ。

 6/7
 渋谷ラママで弾き語り。どるたんさんや高井つよしさんと久しぶりに競演。初めて競演したミチヲさんがとてもよかった。もう一人の初めましての敏さんはチバさんと知り合いらしい。世の中狭いね。

 6/16
 池袋鈴ん小屋で弾き語り。この日は競演がみな一度ご一緒したことのある人ばかりで和気藹々としていた。徳網正宗君、雨宮弘哲君、中田真由美さん。鈴ん小屋は音がとても良くてそれぞれの歌い手の個性がとてもよく伝わってきた。雨宮君の阿佐ヶ谷の歌、胸に迫るものがあった。落涙しそうになったけどメイク落ちるからガマンした。

 6/18
 高円寺U-hAでバンド編成。バンドで出ます、ってお店に返事した後でいつものメンバーがスケジュール上参加不可であることが判明。ということでこの日だけの編成。伊藤昭彦(Ag,Cho)、浅野廣太郎(Sax)、小泉真一(Dr)そして僕は歌いながらベースを弾いた。自分の歌をベース弾きながら歌うの初めて。とーっても難しかった。たぶんもうやらない(笑)。この日はとても暑くてサウンドチェック終わった後居酒屋行って、メイクしてるの忘れておしぼりで顔バーッと拭きそうになった。あぶない。



 そんな調子でたくさん演奏していますが今月は後3本ライヴがあります。

★6/24(金)高円寺mision's
 ※山崎怠雅グループで出演。出番は21:40ごろ。

★6/25(土)高円寺HIGH
 ※The Hardy Rocksのワンマン。灰野敬二(Vo)、川口雅巳(G)、山崎怠雅(G)、なるけしんご(B)、片野利彦(Dr)。

★6/29(水)高円寺mision's
 ※生音イベントで弾き語りをします。

 みなさまで是非。

lenoir at 23:36|Permalinkclip!

2016年05月10日

もう一度人生を

 前回、昔話に絡めて酔っ払いの独り言みたいなことをグダグダ書いたら色んな人が読んでくれて、共感してくれる人、腹を立てる人、色々いらっしゃったわけなんですが、自分でよく読んだらこれロックの定義、じゃなくて、非ロックの見分け方、みたいな話だよね。もっとがんばります。

 そんな前回のブログから早1ヶ月以上が経ち、色々やったし、自身の状況もドンドン変わっている。1ヶ月なんてあっという間だ。本当に。これをたった12回繰り返したら1年が終わり、1年を10回くらい繰り返したらめっきり老け込んで、それを8回くらい繰り返したら死んでいくのだから人の一生とはちっぽけなものである。

 最近は先輩と演奏することが多かった。4月1日に鬼平ユニットでトシさん(石塚俊明さん)と久しぶりに演奏し、25日には5月で閉店する新宿URGAで藤井君のユニットのライヴにヤマジカズヒデさんが参加し僕もベースを弾いた。28日には灰野敬二さんとの新バンド「The Hardy Rocks」でギターを弾いたし、月があけて5月1日には野澤享司さんと久しぶりに一緒に演奏した。かつて自分がリスナーとして接していた人々と一緒に演奏するというのはなんだか不思議な感覚なのだが、永く続けているとこういうこともあるのだなあ、とシミジミする。5月2日に競演した河嶋浩二さんも年齢は先輩だけどお互い初めて会った気がしなくて楽しかった。
 また、4月29日には久しぶりに小泉真一と同じステージに立つことができた。2009年の5月、捻転時計のワンマンライヴの直前に交通事故に遭って以来、彼がドラムを人前で叩く事はとても少なかったのだけど、今回湾ステージを共に演奏出来た事はとてもうれしかった。事故の直後に病院に行った際、顔に残った痕が生々しく、話しかけても碌に応答も出来ず、目の前のコップすら掴むことの出来なかった彼の姿を見て、もう二度と一緒に音楽を奏でることが出来ないのかと思い涙が止まらなかった。あれから7年が経ってこういう時間が迎えられたのは本当に尊いことである(とはいいつつ、最初のお見舞いの数週間後に行ったら言語だけはすっかり回復していて、だけど全然脈絡なく下ネタばかり言い続けているのを見ておれの涙を返せ、って思ったけど)。


 先日、音楽も、人格も否定されるような事を言われまくって落ち込んだ(というか、それだけ相手を怒らせたこちらが悪いのだけど)。薄っぺらい人間性、薄っぺらい音楽、と。言われなくても分かっている。だけどこれしかやれることはないし、人生で唯一やめることなく続けている事なのだよ。




今月、下記の気の狂った企画を行います。
アコースティック弾き語りソロから始まり、ベースを弾き、エレキを弾き、歌う。
ステージが進むに従ってメイクが落ち、疲弊し、声が出なくなっていくさまをお楽しみ下さい。


★2016.5.25(水)
高円寺Mission’s 9th anniversary & 山崎怠雅企画
「生れて、すみません。」

@高円寺Mission's

出演:
山崎怠雅
(弾き語りソロ)
鳥を見た
(なかおちさと、東郷生志、浅野廣太郎、山崎怠雅)
魔術の庭
(福岡林嗣、ルイス稲毛、諸橋茂樹、山崎怠雅)
山崎怠雅グループ
(なるけしんご、片野利彦、山崎怠雅)
山崎怠雅クインテット
(伊藤昭彦、小池実、浅野廣太郎、井上順乃介、山崎怠雅)

転換DJ:
ハナヲ(from ジンギス・パンチ)

OPEN 18:30
START 19:00

CHARGE:
前売1日券 ¥2,000 / 当日 ¥2,500
20日間通し券 ¥3,500 [+1Drink ¥500]


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2016年04月07日

親父な小言

 ずーっと昔の話。
 当時の友人のバンドを手伝っていた時ライヴハウスに提出するセットリストを目にして強烈な違和感を感じた。曲名の横に曲調や音響・照明への要望を書くところがあるのだが、バラード、ポップ、ロック、と書いてある。曲調=ロック、とはこれ如何に?と。書いた人に聞いた所「8ビートでミディアムテンポ、ディストーションギターが鳴る曲なのでロックでいいんじゃないの?」との事。その要素=ロックではないんじゃないの?と問い質しても、じゃあロックってなんなのさ?タイガがそれをきちんと説明できなければその質問自体ナンセンスでしょ?と返された。確かに。若き日のわたくしは答えることが出来なかったのです。あれから20年くらい時間が経って自分なりに言葉に出来そうなので書いてみる。

 そもそもロックは50年代に白人(ビル・ヘイリー)がリズム&ブルースを盗用したのが始まりで、それをエルヴィス達がよりポピュラーにして、数年遅れでそれらを聴いていた若者達がイギリスでバンドを始めて世界を席巻して、アメリカ人も再度それらを受容して拡張し、全世界的に広まったという経緯がある。元々が黒人音楽の猥雑さ、ワイルドさを如何に再現するかがスタートだったので(昨今の若者がヒップホップに憧れる構造に似てる)、少なくとも上記の「拡張」迄の段階では黒人音楽に対してどのように自覚的な態度をとるか、というのがロックにおける大命題であった。例えばブルース・ロックはロックンロールがポップに展開したものをよりハードコアに先祖帰りさせたものだし、プログレッシヴ・ロックがブルースを全く感じさせないのはロックのフィールドで如何に黒人音楽の影響を感じさせないものを作り出すか、ということに意識的だったからだろう。
 この黒人音楽に対する距離感、という要素は恐らく70年代末のパンクまで連綿と続いている。それは既成のロックへのアンチを標榜したニューヨークやロンドンのパンクス達が意外にも平均年齢が高く、元はサイケデリックを演奏していたり、パブでリズム&ブルースを演奏していた連中だったことが証明している。

 これはロックに先立つこと数十年前にやはりブルースから派生したジャズにも同じ事が言える。コンダクトされる音楽からより自由な表現を目指して60年代にはフリージャズに行き着いたミュージシャン達が目指したのはブルースから遠く離れることだったのではないだろうか。

 つまりは結局ブルース。ブルースに対してどれだけ意識的になっているか。それがロックかどうかの分かれ目だと思う。これは別に精神論なんかではないし、異論反論オブジェクション多々ある事は重々承知の暴論だと思う。だけど僕はこの意見を曲げる気は全く無い。

 例えばおじいちゃんがジャズのレコードで踊っていて、お父さんはウッドストック世代、息子はヒップホップ、みたいなアメリカ人は上記のような事は考えないだろう。何故なら身体感覚で分かっているから。自分が夢中になっている音楽の後ろに気の遠くなるほどの時間をかけて積み重ねられた情報量が存在している事を。
 日本に生まれて文脈を知らぬままに結果のみをただ受容し続けた僕らが物事を理解する為には無い知恵絞って考えるしかないのだ。

 だから上っ面だけ8ビートでエレキが景気よく鳴ってたとしても、そこにブルースが入っていなければそれはロックじゃないのです。ブラシで4ビート叩いてウッドベースがぼんぼん言っててもジャズじゃないのです。で、どこでその違いが分かるのかって聴かれたらいっぱい音楽聴いてくださいとしか言いようが無い。カップめんしか食べたこと無い人にちゃんと出汁取ってるかどうかなんて判断できないでしょ?

 つまりそういうこと。

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2016年03月18日

また来ん春

週刊山崎怠雅

 3月11日(金)
 高円寺misson”sにて山崎怠雅グループ+高円寺mission”s共同企画「散歩する惑星 Vol,3」。今回は僕の歌唱活動の原点である早川義夫さんに出演して頂くことが出来た。イベントの最後に僕たちと早川さんで「いい娘だね」と「堕天使ロック」を演奏。一生忘れないと思います。
 競演はキャスバリズムと殺生に絶望。両者気合の入った良い演奏、良い夜。

 3月12日(土)
 昼過ぎに飛行機に乗り沖縄へ。この日は那覇Barドラミンゴで弾き語り。サトチエさんとチバ大三さんに誘ってもらって実現。沖縄に行くのは20年ぶり3回目。地元の人が言うにはグローバリゼーションの波が押し寄せてだいぶ変わった、ということなのだがやはり本土とは全然違う空気。
 この日聴いたチエさんの「風景」という曲の一節に深い感動を覚えた。僕が言いたい事をチエさんは一行くらいで全部言ってた。もう自分は歌わなくていいんじゃないかな、とすら思った。

 3月13日(日)
 午前中からチバさん、チエさんと沖縄市に移動。途中でおいしい沖縄そばを頂きつつコザへ。この日はZIGZAGというライヴハウスで演奏。昔ながらのライヴハウスの雰囲気。山田ばさらさんにも再会。僕のあとに出演していたEyokoさんがとてもよかった。終演後宿に戻ろうとするも土砂降り。沖縄の雨は冷たくないけれど激しい。翌日帰京。3日間の滞在で4食の沖縄そば。

 3月16日(水)
 池袋鈴ん小屋で弾き語り。昨年7月のグンジョーガクレヨン・谷口マルタ正明さんとの競演以来2度目の出演。この日の競演には昨年にもご一緒したmemekoちゃんもいたし、かつて捻転時計で何度か対バンしたquizmasterのメンバーだった白倉新之助さんもいた。二人とも昼間の予定がいっぱいでサウンドチェックには間に合わなかったけれど、それを感じさせないとても良い演奏だった。誰だって日々の生活は本当に大変だ。それでも一生懸命に自分が良いと思うことを続けていれば必ず誰かの心に届くはず。それを信じてる。



 今週末は福生の老舗ライヴハウスでジンギス・パンチのレコ発イベントです。

2016/3/20(日)
@福生チキンシャック
open 18:30 start 19:00
\2,500(w/drink)

【出演】
ジンギス・パンチ
VATO
ちょんのま解放戦線


lenoir at 13:27|Permalinkclip!
Profile

山崎怠雅

ミュージシャンです。
お酒大好き。

2007年「Fairy Tale」発表。
2010年「Reset」発表。
2012年「サイレン」発表。
すみません。全て売り切れ中です。

2013年12月25日「フィクション」発売。
2014年9月10日「モノリスと海」発売。
2015年9月9日「アンソロジー」発売。

今やっているバンド、今までやったバンド
・安曇山水(1996〜2001)
・eddy(1995〜2006)
・sekt(2005〜2006)
・巛(セン 2001〜)
・捻転時計(1999〜2009)
・ヤブレカブロドバイバイ(2004〜)
・S.R.I.(2006〜2009)
・ジンギス・パンチ(2008〜)
・鳥を見た(2008〜2017)
・The 不謹慎ズ(2008〜2010)
・山崎怠雅グループ(2011〜)
・Hardy Soul(2013〜2014)
・魔術の庭(2014〜2016)
・サヴァン道(2015〜)
・The Hardy Rocks(2016〜)
・ニューアクション(2016〜2019)
・The Silence(2016〜)
・バラナンブ(2017〜)

その他セッション等多数。
2002年からアコースティックギターの弾き語りも始める。

公式Twitter
https://twitter.com/taigayamazaki1

個人的なつぶやき
https://twitter.com/taigayamazaki

Facebookページ
https://www.facebook.com/taigayamazaki123

阪神ファンです。

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